Creepy Nutsのお二人が2020年7月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』Mixchannelの中でPUNPEE『夢追人 feat. KREVA』についてトーク。KREVAさんの存在感について話していました。
(DJ松永)あのさ、『サントラ』がリリースされた日にさ、PUNPEEさん feat. KREVAさんの曲がYouTubeで公開されて。
(R-指定)はいはい。
(DJ松永)PUNPEEさんのEPもリリースされて。聞いたけどやっぱりKREVAさんってかっけーよな!
(R-指定)すげえよな。
PUNPEE『夢追人 feat. KREVA』
(R-指定)なんか、もちろんPUNPEEさん最高やねんけど。その曲もちょっとどこかでかけたいよな。
(DJ松永)そうだね。PUNPEEさんも超最高。間違いない。
(R-指定)で、PUNPEEさんは最高。それで、KREVAさんの出てきた瞬間のそのラップの足腰の強さ。やっぱりエグいな。KREVAさん、たしかに誰と客演してもホンマにラップの足腰が強い。
(DJ松永)強いよね。本当に「足腰」っていうかもう「幹」ね。芯がぶっとい感じ。「なに、あの安定感?」みたいな。
(R-指定)だからPUNPEEさんがやっぱりかなり気持ちいいラップというかメロディーやから、よりそのKREVAさんの立っている、ドシンとした感じが際立つみたいな。
(DJ松永)すごい入り組んだこととか複雑なことをしているわけじゃなかったじゃん?
(R-指定)そう。シンプルやねんな。
(DJ松永)でも、それでかっこよく見せれるすごさっていうのはあの人、すごいよね。あと、あのミュージックビデオを見て本当にKREVAさんの所作、えげつないなと思った。
(R-指定)エグいな。
(DJ松永)もうラップをしていない時にあんなにかっこよく見せれる人、いる?って思って。
(R-指定)たしかにな。
(DJ松永)本当、あの人って一時代を築いて、一時期のスタンダードを作ったじゃないですか。それで本当に一時期、みんなラップをしようとするとKREVAさんになっちゃう時期って存在したじゃないですか。はっきりと。
(R-指定)2011年か。
(DJ松永)2011年ぐらい(笑)。
(R-指定)明確にそんぐらいやな。そんぐらいの時期に日本語でしっかりした発音でラップを聞き取れるような感じでかっこよくラップしようとしたら、どうしてもKREVAさんに似てしまうっていう時期があったんすよ。そんぐらい。
(DJ松永)もう正解を叩き出しちゃったから、そうなっちゃうみたいな。だからいろんな……歌唱としてもそうだし、所作。ライブの所作も「これは完全にKREVAさんじゃん」っていう人がめっちゃ多かったんだよね。
(R-指定)せやな。だから、ホンマに不良やなくて聞き取れる日本語でラップ。それでかっこよくってなったらもう、どうしてもKREVAさんになってまうみたいな時期が。
(DJ松永)もう超偉大だよな。
(R-指定)すごいよ。
(DJ松永)すごい。だから本番前にも言っていたけどさ。「かつてKREVAだった俺たちへ」でさ、もうKREVAさんを語る企画っていうのがマジでできるんだよね。
(R-指定)できるな!
「かつてKREVAだった俺たちへ」
(DJ松永)で、いろんな……もう多いからさ。KREVAさんを通った人。影響を受けた人って。
(R-指定)もちろんたぶん俺らもそうやし。だからみんなで集まって。「いつ、KREVAさんに影響を受けましたか? いつ、そこから離れて自分だけのスタイルを見つけました?」みたいな。それ、楽しいやろうな。
(DJ松永)楽しいよ! 本当に俺らの世代も多いし、あと上の世代も多いしね。
(R-指定)多いな!
(DJ松永)この人も影響を受けた。この人も、この人も……って。
(R-指定)それ、楽しいな。楽しいし、その影響を受けた人がそこからKREVA離れして自分の道を見つけたターニングポイントや瞬間みたいなのを聞いたら泣くんちゃう? マジで。
(DJ松永)泣くな! 熱い話ができるよ! なのでいつか、どこかでやりたいな。
(R-指定)「かつてKREVAだった俺たちへ」。行きましょう
<書き起こしおわり>