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武田砂鉄 通常国会閉幕直前・積み残しされた10個の問題を振り返る

武田砂鉄 通常国会閉幕直前・積み残しされた10個の問題を振り返る 大竹まことゴールデンラジオ
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武田砂鉄さんが2020年6月16日放送の文化放送『大竹まことゴールデンラジオ』に出演。6月17日に通常国会が閉会されるのを前に、未解決のまま積み残された問題を10個、リスト化して振り返っていました。

(武田砂鉄)それで明日で国会が閉幕するっていうことで。このまま幕引きでいいのか?っていうことを話したいんですけど。もちろん、ダメなんですけれど。これだけでいくつもの疑惑が宙ぶらりんになってる状態で終わってしまう。謎だらけで終わるということで。テレビドラマだったら抗議が殺到するぐらい何も解決されてない状態ですけれども。年始に国会が始まった時っていうのはコロナの話はまだ出てこなかったわけなので。

その時には夏にオリンピックの予定があったということなので、そもそも政府が提出する法案の数というのも絞り込んでいた。ただ、状況が一変して……まちなみに3.31の時に民主党政権はこの国会の会期を70日間延長して8月末までやった。その後、2週間だけ閉じて9月にも18日間。10月から51日間というのをやって、ほぼ通年の形で国会を開いていたわけですね。

(大竹まこと)それでも片付かない問題がたくさん出てきましたからね。それだけやってもね。

(武田砂鉄)それでそもそも、この日本国憲法53条では、衆参いずれかの4分の1の議員の要求で臨時国会を招集しなきゃいけないっていうのがあるんですけれども。これ、6月9日に辻元清美さんが「臨時国会をやるんですか?」ということを言ったら安倍さんはそれ対して「仮定の質問に答えるのは差し控える」という、いつもの言い方ですけれども。それについては言及をしていないということなんですが。

まあ、でもこれだけの問題が宙ぶらりんになってますからね。強いて言えば、この補正予算の使い道がはっきりしていて、各種経済対策が滞りなく進んでいるのであれば、もしかしたらその可能性はあるかもしれない。まだわかるんですが、でも全くそんな状況にになっていないわけですよね。今、緊急事態宣言は解除されましたけども。今日も東京で新たな感染者が27人出たという速報が入りましたけれども。

第2波、第3波がどういう風に来るか分からない中で、本来であれば会期を延長して国会を開けておくべきだと思うんですよね。国会による行政監視っていうのがこれだけ必要な時期もないという風に思うんですけれども。ただ、森山国会対策委員長は「閉会後もそれぞれの委員会を適時適切に開きますよ」という風に、まあ閉会中審査を行う考えを示してますけども、それも定かではないという。

10兆円の予備費問題

で、どういう問題が残ってるか?っていうと、やっぱりまあ補正予算の中で10兆円もの予備費をどういう風に使うのか? これはリーマンショックとか3.11の時の数倍に及ぶ巨大な予算で。本来であれば毎年度は100兆円の予算規模のうち、予備費は0.5%(5000億円)程度なので、10兆円だと通常時の20年分ってことになりますけども。この10兆円のうち、野党が要求してようやくその半分、5兆円の使い道が決まって。

雇用調整助成金などの個人への給付に1兆円、中小企業への持続化給付金、家賃支援などの事業者への給付に2兆円。地方に向けた医療・介護の体制強化に2兆円。その他の半分の用途は分からないんですけれど。まあ決まっている半分についてもここ数ヶ月の流れを見てみると、どうしたってこれは怪しさ満開というか。疑ってしまうというのはしょうがないところで。

(太田英明)しかもすごいざっくりとした数字ですよね?

(武田砂鉄)かなりざっくりですよね。

(大竹まこと)しかもあれでしょう? その5兆円とかっていうのは政府が決められるんでしょう?

(武田砂鉄)そうですね。そのまま「これに使います」ってことになればそのように使われることになるので。で、この間、この番組のずっとやってるでしょうけれど。持続化給付金であるとか、GoToキャンペーンの事務委託の話が出ていて。安倍さんが一昨日、ニコニコ動画の特別番組……これ、まあニコニコ動画に出るのがやたらとお好きなんですけれど。「安倍総理が新型コロナ対応についてみんなの質問に答える生放送」っていうのにご出演をされて。その持続化給付金の中抜き疑惑というのがずっと浮上してるわけですけども。

持続化給付金・中抜き疑惑

安倍さんがそれになんと答えたかというと、「それぞれの分野において得意な企業がいる。得意なところに再委託をすると説明を受けている」という言い方をして。まあこれだけ今、徐々に全体像を明らかになっている時に「得意な企業にやっているので」って、それはなにが得意なんだろう? 「中抜き」が得意なのかな?っていう皮肉はあったりもするんですけれども。でもまあ、この言い訳はなかなか通じないだろうと。

で、例のサービスデザイン推進協議会の再委託の20億円の差額というものについても安倍さん、最近こういう言い方をするんだけど。「15億円は振り込み料に使ってます。そういう実費が発生しなきゃお支払いしないんですよ」っていうことを言ってるんだけど。じゃあ、そもそもその決定プロセスはどうだったのか? そして、そもそも再委託する必要性があったのか?っていう話をしなくちゃいけないと思うんだけれども、そういった細かいところについては話をしない。

で、この2次補正予算にはこの持続化給付金事業で更に850億円の追加事務委託費っていうのも計上されてるわけですね。これ、どこが委託を受けるかのかとか、国会を閉じてなんとなく忘れた頃に、もしかしたらまた同じことをやるんじゃないか?っていう風に、どうしても疑いを持ってしまいますよね。

(大竹まこと)サービスデザイン推進協議会、2度見に行ったら、もうそこには人がいなかったっていう?

武田砂鉄 持続化給付金問題・サービスデザイン推進協議会を語る
武田砂鉄さんが2020年6月12日放送のTBSラジオ『ACTION』の中で持続化給付金事業の委託を経産省から受けたサービスデザイン推進協議会について話していました。

(武田砂鉄)そうですよね。普通はもうちょっとカモフラージュするにしてもね、1、2週間やっておくべきだという風に思うんですけど。

(大竹まこと)そう。1週間ぐらいやれよと思うけどね。

(武田砂鉄)そういうアドバイスをする人がなぜかいないんですよね。翌日ぐらい、行きますよね。それはね。それが不思議なんですよね。

(大竹まこと)映画とかのセットだってもうちょっと取っておくよ。撮り直しとかするかもしれないからね。うん。

(武田砂鉄)あと、そのGoToキャンペーンの大きすぎる事務委託費っていう。これ、最初は3095億円だったんですけども、これは批判を受けまして上限の2200億円にするっていうことだったんですけども。この委託の公募もまもなく始めて、夏休みのできるだけ早い時期に重視するっていう風に言ってるんですけど……これもまた、あと1、2ヶ月しかないんだけれども、このお金の動きがどうなるのかはよくわからない。国会を閉じちゃったら。で、布マスク……僕、まだ来ないんですけど(笑)。

(太田英明)「ほぼほぼ終わりだ」という風に菅さん、言ってましたよ?(笑)。

(武田砂鉄)まだ来ないんですけど……。

(大竹まこと)もう来ないよ。

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