武田砂鉄 赤江珠緒とPanteraの共通点を語る

武田砂鉄 赤江珠緒とPanteraの共通点を語る アシタノカレッジ

武田砂鉄さんが2023年3月24日放送のTBSラジオ『アシタノカレッジ』の中で最終週を迎える『たまむすび』についてトーク。赤江珠緒さんとバンド・パンテラの共通点について話していました。

(武田砂鉄)ここでお知らせです。来週はTBSラジオ『たまむすび』が最後の放送週ということになりますが。私は27日、月曜日に……もう最後の月曜日ということになりますけど。出演することになりました。これまでずっと小田嶋隆さんが担当してきた「週刊ニッポンの空気」が最終回ということで。最後はどんな放送になるのかということで。私の手元には『たまむすび in 武道館』のDVDも到着しておりますのでね。これをちょっと週末に見て、最後に赤江さんにいろいろとお伝えしたいと思っておりますけどもね。

今日はちょっと選曲コーナーも、これはやっぱり赤江珠緒さんに捧げないといけないなと思いまして。赤江さんの名言、たくさんありますけどね。『たまむすび』、今週の火曜日のおばあちゃんのつぶやきのコーナーでも総集編が流れてましたけど。『たまむすび in 武道館』でも、ガチャガチャが設置されていて。僕は買えなかったんですけど。あとでリスナーの方が何個か送ってくれましたが。赤江さんの名ゼリフアクリルキーホルダーっていうのが発売されてました。

まあご自身の発言がキーホルダーになるって、なかなかないパターンだと思いますけど。この名ゼリフの中では、僕は個人的には「扇風機の前で死ぬと寝る」っていうのが非常に好きなんですけど。よく知られてる赤江さんのセリフとしては「3秒前は過去」っていうセリフがありますね。どんなミスがあっても、それはもう過去なんだという、こういう潔さをなかなか持てずにいますけど。

「3秒前は過去」(赤江珠緒)

(武田砂鉄)この「3秒前は過去」って、どっかで聞いたセリフだな、態度だなと思いまして。今週末、メタルファンが一堂に会する『LOUD PARK』というのが開催されて、僕も行くんですけど。トリを務めるのが、パンテラというバンドで。パンテラの『A New Level』という曲にですね、こういう歌詞があるんですね。「過去は忘れろ。現在形こそが動き続けていくんだ(Forget the past, present tense works and lasts)」と。これはまさに赤江さんの「3秒前は過去」と同じ態度なんですね。

パンテラと赤江珠緒の姿勢というのが一緒だった。歌詞は、こういう風に続くですよ。「台無しにされ、破壊されて、唾を吐きかけられ、踏みつけられめちゃくちゃにされ、弱い奴らに指をさされてきたけど、古い日々に新たな人生が取って代わる。試練にも怯えることなく。古い日々に新たな人生が取って代わる(Got shit on, pissed on, spit on, stepped on, fucked with Pointed at by lesser men New life in place of old life)」という。パンテラと赤江珠緒の姿勢が全く同じだということがわかりました。

ちなみに、このパンテラのフィリップ・アンセルモという人は以前、この番組にゲスト来ていただいた矢部太郎さんが憧れた人だという。これもまた驚きでしたけど。日曜日に、パンテラを見て、月曜日に最後、赤江珠緒さんに挑むということで。こちらを聞いていただければと思います。パンテラで『A New Level』。

Pantera『A New Level』

<書き起こしおわり>

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