星野源さんが2025年5月27日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でツアーで北海道・札幌を訪れた際にエスコンフィールドHOKKAIDOで日本ハムファイターズの試合を観戦した際の模様を話していました。
(星野源)で、なぜエスコンに行けたかと言いますと、僕がその野球を……すごい今、野球に興味があってっていう話をした回があったんですよ。数ヶ月前に。そしたらですね、エスコンフィールドの広報の方でいいいのかな? 広報の方から番組に手紙が来まして。その方がですね、「ぜひ、いつでもお越しください。北海道にお越しの際はぜひ」ということで招いてくださったんですよね。で、「いや、いいんですか?」みたいな。僕、すごいずっと注目してたんですよ。エスコンフィールドには。
なんでか?っていうと、もちろんその野球にすごく興味が出て。いろいろ見だすようになる全然もっと前から、それこそ6年前のツアーぐらいから日本ハムファイターズのことをすごく考えるようになって。「考えるようになって」っていうか……(笑)。「恋ですか?」みたいな感じなんだけど。なんでかっていうと僕、札幌ドームでライブを前回のドームツアーでやった時、札幌ドームで満杯になることってすごい特別なことで。すごく嬉しかったんですよ。だからなんか、会場を当日、練り歩いてたんですね。で、その客席も……僕、だいたい初めての会場に行くと、客席まで全部見るんですよ。
歩いて行って、一番遠いところの一番見にくい席とか。あと、機材開放席っていって、機材を実際に置いてみて「ここのお客さんは見えるね。でも、演出は見づらいから」っていうので注釈付きで売るんだけどで。そういう場所って大抵、見にくかったりするからそういうところにも行って、どんな風に舞台が見えるかっていうのを全部、見るんですよ。
で、そんな感じで客席にも行くんだけど、いわゆるその舞台があるようなフィールドっていうか。フィールドも客席だから全部、練り歩いたんですよね。で、もちろんその下には芝があるので。野球場なんで。なんだけど、その上に客席をやるので上に被さっているものがあるんだけれども。それを鑑みても、すごい硬いなと思ったんですよ。
で、「この硬い中で野球をやるの、すごい大変なんだろうな」っていうところから、日本ハムファイターズへの思いが始まっていて(笑)。で、その札幌ドームを拠点とするところから新しい北広島のエスコンフィールドに移転するというか、場所を移すみたいなニュースもずっと見てたんですよ。野球そのものの興味を……だから、むしろそれが出発点ぐらいの感じっていうか。その、日ハムへの思いみたいなのがなぜか最初にあって(笑)。こういうタイプってたぶん、僕だけだと思うんですけど(笑)。この導入。
でもそれで、だからあれだ。エスコンの広報の方っていうか、日本ハムファイターズの方からご連絡いただいて。手紙をいただいて。「いつでも見に来てください」って。で、「いいんですか?」っていうので、それで北海道の札幌に行く日の数日前に行って。北広島の方に行って。で、そこには宿泊施設もあるんで。もちろん、お金は払いましたよ? それは招待とかじゃなくて、ちゃんとしっかりお金を払わせていただいて宿泊をしつつ、試合を観戦させていただいたと。
エスコンフィールドの素晴らしさ
(星野源)で、本当に素晴らしい球場で。楽しくて楽しくて。それこそ、「えっ、ちょっと待ってください。フードコートがこんなに……こんなに広いんですか?」みたいなことから「えっ、ちょっと待ってください。全部の廊下から試合が見えますね?」とか、なんかそういうところも含めてなんて面白いんだと。で、僕はでも行ったらその手紙をくださった方が実は昔、違うお仕事をしていて。僕に取材をしたことがある人だったんですよ。すっごい昔に。
それこそたぶん10数年前に取材を……インタビューをした人じゃないんですけど、取材の場にいた人で。なんか、ずっと僕の活動とかを知ってくださっていて。だからラジオも聞いてくださっていて。「ああ、そうなんですか」なんて言って。で、その中を案内してくださって。「こういう風に、こんな施設があって」とか。いや、本当に面白いよね。ホテルがもう球場の中にあって。泊まりながら、そこから試合が見れる。あと、その下にはサウナがあって。サウナに入りながら試合が見れるんですよ(笑)。
だから客席の横から、サウナに入ってるおじさんの裸が見えるんですよ(笑)。上だけね。もちろん上だけなんですけど。「うわっ、入ってるわー!」みたいな。なんて面白い場所なんだと。で、僕もそこを見させていただいてね。そしたら、そのお手紙をくださった方が「こちら、どうぞ」って。「えっ、なんですか?」って言って開けたら、ユニフォームをくださったんですよ。日本ハムファイターズの。
「うわっ、嬉しい!」と思って裏返して。「誰のかな? どの選手の番号かな?」と思ったら「GEN」って書いてあって。「6」って書いてあって。背番号が「6」だったんですよ。「6枚目のアルバム出たからだ。すごっ!」って思って。それで肩のところを見たら「Mad Hope」って刺繍が入っていて、それが超かっこいいの。「えっ、これはもうファンにならない理由がない……」って(笑)。
日ハムファンにならない理由がない
(星野源)その前のラジオで「まだ推しの球団とか、ないんですけど」って言ったんですけど……これは、囲い込まれている(笑)。はならないわけにはいかない、みたいな。あともう僕は勝手に新庄さんがずっと好きで。で、その興味をひっ引かれるきっかけになったのが僕、誕生日が一緒なんですよ。新庄さんと。もちろん、年齢は全然先輩なんですけど。新庄さんの方が。だから、なんか妙にずっと意識してるっていうか。なんか、やっぱり物心がついてからとか、高校生の時とかなんか、自分と誕生日が一緒の芸能人とか有名な人とか、調べるじゃん? そこに新庄さんの名前がずっとあって。「ああ、あの面白い人。面白すごい人だ」みたいな。そういうのもあって。
まあ、そんな風にね、球団の方にも迎えていただいて非常に嬉しかったですね。なんで、また行きたいなと。で、この番組そのプロデューサーの林くんとかもともと、野球の番組をやってましたから。あと、その人は寺ちゃんの知り合いでもあるよね。当番組の作家の寺ちゃんの知り合いでもあるので。で、なんかその方にいろいろ話してたら「いや、寺坂さんとよかったらいつか、うちでラジオでも」っておっしゃっていただいて。「いいんですか? いつでも行きますよ」みたいな。みんなで行きたいですよね。ねえ。
で、林くんは中継でこっちのスタジオに……和rわ。そんなことはないですね。みんなで行きましょう。もう、だから嬉しかったです。非常に。なので非常に楽しく見させてもらいました。なんで、前はね、ツアーに行った時はなるべく外に出ないようにして……みたいに言っていたけど、それは今も変わってないんですよ。
バンドメンバーはみんなで一緒にご飯に行くんだけど、僕は行かないようにしてです。だからいつも寂しいんですけど。いつも1人なんですけど。ライブが終わるとすぐ、1人なんですよ(笑)。チーン……っていう。なんだけど、その日だけは、その日だけはちょっと観光っていうか、させていただいて。非常に幸せだったなという思い出でございます。
(中略)
(星野源)ああ、事業企画部の方でした。広報じゃなくて、日本ハムファイターズの事業企画部の方がお手紙をくださって実現しましたということですね。非常に素敵な場所だったし、楽しみですね。これからね、駅も近くにできるようらしくて。なんかもう、いろんなのを建設してて。楽しそうな場所だなと改めて思いました。
エスコンフィールドで野球観戦、素晴らしい体験だったみたいですね。僕もまだエスコンフィールドは行ったことないので、星野さんのお話を聴いてさらに興味が出てきました。今シーズン中にはエスコンフィールド、行ってみたい!
