R-指定さんが2020年5月19日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でCOMA-CHI『東京非行少女』をを紹介していました。
(DJ松永)さあ、ではRさんの日本語ラップ紹介コーナーにまいりましょう。
(R-指定)はい。今日紹介したいのはCOMA-CHIさんというラッパーですね。
(DJ松永)お、COMA-CHIさん。そういえば、まだだったね。
(R-指定)そうなんですよ。COMA-CHIさん。KEN THE 390さんとかTARO SOULさんとかと同門で。Da.Me.Recordsというところで活躍していた女性ラッパーの方なんですけども。まあCOMA-CHIさんが出てきた時は衝撃的というか。マジでラップがキレキレに上手くて。そしてシンガーとして歌も歌えるっていう。
(DJ松永)歌、めっちゃ上手いんだよね。
(R-指定)めっちゃ上手いですから。COMA-CHIさん。
(DJ松永)当時は今よりも女性ラッパーって少なかったからね。
(R-指定)まだ当時は少なくて。その中で、結構MCバトルとかでもガンガン優勝したりしていて。で、MCバトルで優勝しつつ、楽曲もどんどんとリリースしていくっていう感じで女性ラッパーの代表格として……。
(DJ松永)当時、マジですごかったよね。
(R-指定)マジですごかった。そんなCOMA-CHIさんがその勢いのままメジャーデビューした作品で『RED NAKED』というアルバムがあるんですけども、その中から紹介したい曲が『東京非行少女』。まあ「非行少女」っていうのが「フライガール」的なことがかかっているのかな? で、「飛行する」っていうのと「非行する」みたいな。その『東京非行少女』を紹介したいんですけども。歌詞は後から説明するのでまずはちょっと聞いてもらいましょうか。じゃあ、COMA-CHIで『東京非行少女』。
COMA-CHI『東京非行少女』
(R-指定)はい。ということでCOMA-CHIさんの『東京非行少女』ですけども。
(DJ松永)懐かしいなー。
(R-指定)いいですよね。これはね、当時俺がすげえと思ったのが渋谷でがっつり遊んでいるザ・渋谷の若者のラッパーっていうのを女子の、Bガール的な目線から……ちょっとギャルっぽい、ちょっとやさぐれたギャルの子がラップを始めたみたいな世界観なんですね。この歌詞は。だから結構、「スカート丈なら膝上15 パンツ見えても注文つけんなセンコー」とか、そういう感じのちょっとヤンチャなギャルが……。
(DJ松永)たしかに。あの時代、スカート丈は短かったもんね。もうちょいギャル文化が残っていたもんな。
(R-指定)そのギャル文化で育った子が渋谷、宇田川町とか円山町とかに行っている。そんな子がそのままラップした感じっていうのが俺的には新鮮やったんですね。
(DJ松永)たしかに。なかなか他にないよね。この感じは。
ギャル視点でのラップ
(R-指定)で、ラップもめちゃくちゃ上手いしね。このオフビート感とか。で、サビも「東京非行少女」とか「相当異常情緒不安定」とか韻の踏み方もかなりきれいなんですよね。
(DJ松永)COMA-CHIさん、マジで上手いよね。
(R-指定)マジで上手いっすからね。COMA-CHIさんで『東京非行少女』でした。
<書き起こしおわり>