オードリー若林とCreepy Nuts 長年ラジオをやり続けることを語る

オードリー若林 Creepy NutsにMステの感想を伝える Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

オードリー若林さんが2020年9月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』にゲスト出演。Creepy Nutsの2人と長年ラジオをやり続けることについて話していました。

(DJ松永)でも結構、長年ラジオやってるじゃないですか。俺らから、すげえ若者感をビンビンに感じるんですか? 「オープニングにめちゃめちゃ生命力を感じる」って言ってくれてるじゃないですか。

(若林正恭)感じる、感じる。

(DJ松永)そうなんですか?

(若林正恭)うん。やっぱりなんか、なんていうんだろうな? まだ満たされきってない話とかって、やっぱり勢いがあるじゃない? やっぱり、なくなってくるよ。怒りとかが。

(R-指定)そういう話を、松永が言ってるようなことを若林さんが言うのはやっぱり変だ、みたいな話を先週……。

(若林正恭)いや、違ってきて。でも、そういうの……だって考えたらさ、今から10年後ぐらい? 40って。40になってさ、「Mステで歌詞、間違えた!」って言えなくない?

(R-指定)言えないですよ(笑)。

(DJ松永)「ちゃんとしろよ」って思う(笑)。

(若林正恭)40で歌詞を間違えたらマジで「ちゃんとしろよ」ってなるでしょう?(笑)。

(DJ松永)「まず、覚えてこいよ。笑いにして逃げるなよ」って思う。めちゃくちゃ思う(笑)。

(若林正恭)そうでしょう? 40でRが遅刻して……とかさ。でも、1個思うのは最近、Creepy Nutsって食い物の話、結構するじゃん? 食い物の話をラジオでし始めたら、もうラジオパーソナリティーとしては上がりだよね。

(DJ松永)いや、上がりが早えな!(笑)。

(若林正恭)食い物の話をゆったりしたりするじゃない? あれ、結構ベテランの域よ、もう。

(DJ松永)ああ、本当ですか?

(若林正恭)食い物ってそうなのよ。どの世代でもしゃべるじゃん? 食い物って。で、「食い物の話してるな」と思って舌打ちしながら運転しているんだから(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 「こいつ、早くも食い物の話してるな」って?(笑)。

(若林正恭)「なんか小麦粉についてすげえ広げてるな」とか思って。

(R・松永)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)最近、小麦の話、すげえ広げた記憶がある(笑)。

(若林正恭)そうそうそう。

(DJ松永)でも若林さんもラジオを10年聞いていると、マジでテンションが時期によって全然違いますもんね。

(若林正恭)それは俺、自分ではわからないのよ。

(DJ松永)わからないんですか?

(若林正恭)全然わかんないよ。自分って。

(DJ松永)ああ、そうなんですか? でも、前にも言いましたけど、春日さんの変化が超如実ですけどね。

(若林正恭)言ってたよね。この間ね。やる気ある時とない時の(笑)。

やる気のなかった時期の春日

(DJ松永)数年前の春日さんとかキレちゃってるのかな?っていうぐらい……でも、リアルタイムで聞いてると何も感じないのよ。やっぱり過去のラジオを遡って聞いたりとかしていて。初期のやつとかはもうめちゃくちゃあの人、テンションが高いんですよ。その流れで数年前のやつを聞くと、差がすごいんですよ。出ますよね。本人のその時期のテンションが。

(若林正恭)だからあいつ、例の春日事件のちょい前あたりって、クラブのVIP席とかでシャンパンとか飲んでいた頃って本当にやる気がなかったもんね。

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)だからね、そういうのってあるんだよな。人間って。なんか長年やってると毎日に刺激がなくなっちゃって。俺、中学2年の時にあいつがクラブのVIPルームに行くなんて思いもよらなかったからね。

(DJ松永)でもそれ、ショックだったりします?

(若林正恭)ショックだったね。六本木の社長の友達に長財布とかもらっていて。

(DJ松永)いや、もうそれ、ベタなやつじゃないですか。ベタによくない東京のかぶれ方っていうか。

(若林正恭)モンクレーのダウンとか、もらってたからね。六本木の社長に。

(DJ松永)あの人、めちゃめちゃ買えるじゃないですか(笑)。

(若林正恭)そうなんだけどさ。でも、なんかそういうのってまず、想像しない? 「この今の忙しさが5年続いたら、なんかちょっとそういうところに行き始めちゃいたくなる」とかさ。

(DJ松永)どうなんですかね?

(若林正恭)どうなるんだろうね? でも、圧倒的にモテる時期とか来たら2人、どうなるんだろうね。

(DJ松永)いや、本当っすね。

(R-指定)でも俺はホンマにに出会った頃からずっと松永見てるとやっぱり最近、かっこよくなってるんですよ。見た目とかが。髪型とか服装とかがかっこよなっていて……ちょっとちゃうな?って。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)いいじゃねえかよ! お前、喜べよ! 相方の進化に(笑)。

(R-指定)ちゃんと男前になってるんすよ。

(DJ松永)えっ、嬉しい。

(若林正恭)だってこのラジオって本当にアイドルとか共演者の女の人、聞いてるもん。Creepy Nutsのラジオを。

(DJ松永)えっ、マジっすか? なんですか? その朗報。

(若林正恭)うん。聞いてる。マジで聞いている。で、ちょっと遅れてやってきてさ。でも俺、2人はそのモテ期を俺、モノにできないと思うんだよね。

(R-指定)ちょっと待ってくださいよ!

(DJ松永)モノにさせてくださいよ!(笑)。

(若林正恭)やっぱりエンジンが軽トラのやつって、中学の時からずっと軽トラだから。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! 「エンジンが軽トラ」(笑)。

(DJ松永)でも、本当にそうなんですよね。マジで(笑)。

(若林正恭)「ワーッ!」ってモテて、向こうも言ってほしいんだけど、言えないまま時間が過ぎていくと思う。俺はそれを楽しみにしているよ(笑)。

(DJ松永)フフフ、でも、本当にそうなると思う。車の形ってあんまり変えられないですもんね。

(若林正恭)あのね、パーツはつけられるんだけどね。ホイールとかは変えられると思うんだけど、エンジンは変わらないと思うんだよね(笑)。

(DJ松永)本当、そうだよな。若林さんもたぶん変えられなかった側の人だから(笑)。

(若林正恭)うん。変えられないでちょっと世の中をざわつかせただけだから(笑)。

(DJ松永)そうそう。一瞬ね(笑)。

(若林正恭)一瞬ざわざわさせてね、みんなに気を遣わせたっていう(笑)。

(R-指定)そういうね、年代ごとで違うっていうのはホンマにこれ、何回も言うんですけども。めちゃめちゃヒップホップアーティストと一緒やなって思うんですよね。やっぱり俺も、ずっとガキの頃から聞いていた般若さんとかを今、戻ってその時期のを聞いたら「ああ、この時期はこういう気持ちやったんやろうな」とか。「逆のこの時期は結婚した時期のラップや」みたいな。ずっと流れで聞いてるとわかんないですけど今、改めてそこに飛び飛びで戻って聞いてみるとめっちゃわかるってのは……。

(若林正恭)年表にするとね。でも、2人だってそうでしょう? だって『オトナ』っていう曲を出してるんだよ? それで5年前とか6年前に遡ったら、だってタイトルがね。『たりないふたり』を出したのが7年、8年ぐらい前?

(R-指定)いや、あれは2016年っすね。

(若林正恭)2016年!?

(R-指定)リリースが2016年で作ってたのが2015年とかかな?

(若林正恭)そうだっけ。5年前か。

(DJ松永)若林さん、10年やっていて「行きたくないな」って思った時とかないんですか? 「やめたいな」とかやる気がなくなった時とかは? ラジオを。

(若林正恭)それはね、正直ね、一度もないだけど。

(DJ松永)えっ、そうなんですか?

(若林正恭)びっくりしたのが、いやー、本当に言いたくないけど、本当に3ヶ月ぐらい前。「眠いな」って思ったのよ。はじめて。もう眠かったことなんてないし。

(DJ松永)えっ、ないんですか?

最近、はじめて「眠いな」と思った

(若林正恭)もちろん、あのオールナイトニッポンを一番大事にしてるから。なんか「大事にしてる」っていう気持ちもわからないくらい。当たり前だから。その、なんだろう? ギンギンなのよ。ギンギンなのも気づいてないの。で、3時で終わったって眠くないし。だけどね、本当のおじさんの体力でなんか「眠い」って思ったの。「眠い」って思って、その後に事務所に怒りがわいてきたよ。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! いや、自分がやってるんですよ。今、言われてもびっくりしますよ(笑)。「おい、なんで1時からやらせてるんだよ!」って(笑)。でも、それまで眠くならなかったっていうのが衝撃なんですけども。

(若林正恭)一度もなかった。3時はさすがにあるの? 「眠い」とか「今日はちょっとキツい」っていうのは?

(DJ松永)いや、俺はなんかRの時から「眠いな」って思ってます(笑)。「いや、おかしいだろ? こんな夜中に仕事とかさ……」って思いながら(笑)。「ありがたいけど……」って(笑)。

(若林正恭)結構なんか叫んだりしているよね?(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 躁状態に入るんで(笑)。

(R-指定)エナジードリンクを2本ぐらい飲んでな。

(DJ松永)そうそう。神経を飛ばすんで。

(若林正恭)でも、それで行けるでしょう? だからCM中とかに「ああ、めっちゃ疲れてる」とか思って。ガクッと来るんだよね。もうこんな話、嫌だけどね。

(DJ松永)ちゃんと来るんですね、それが。

(若林正恭)そう。来る。

(DJ松永)Rは眠くなった時、ある?

(R-指定)俺は逆にこの時間が……めちゃくちちゃ夜型やから。だから朝の仕事が……だからラジオは眠くなることはないですよ。逆に、もうすごい一番いい状態の時にやらせてもらっていて。

(若林正恭)3時とかが一番頭が回るんだ(笑)。

(R-指定)それが18ぐらいの時から続いているんで。だから逆に俺たち、忙しくなってきたら朝の仕事とかが出てくるとか。CM撮影とか。朝からとか、あるじゃないですか。その時がなんかしんどいというか。「ああ、こういう仕事もするようになったんやな」っていうのがあって。

(若林正恭)それは朝とかさ、そういうので共演者が結構ビッグになってきたらさ、Rもちゃんと起きるのかな? 女優さんとCM撮影の日とか。

(DJ松永)この間、この人、般若さんに呼ばれた武道館の入りはなんか誰よりも早く、1時間前に入ったらしいですから(笑)。

(R-指定)それはオーバーよ(笑)。

(若林正恭)フフフ、そこはやっぱりあるんだ(笑)。

(DJ松永)明らかに般若さんのやつだけめちゃめちゃ早く入るじゃん?

(R-指定)もう最終的には「寝ない」っていう選択肢を取りますね。「これ、ヤバいかも?」って。落ちちゃう時はありますけども。たしかに般若さんの時は早かったな。

(DJ松永)森さんから言われたもん。「Rがありえないぐらい早く入ってきているんだけど?」って。

(若林正恭)遅刻できないっていうやつ、あるもんね。うん。

(DJ松永)春日さんとかないんですか? 遅刻みたいなの。

(若林正恭)あいつ、だから……いやだから本当、結婚する前のあのへんの、それこそ本当に春日事件のところだけど。遅刻とかしてたよ。

(DJ松永)えっ、なんでそんな生活態度に出るんですか?

(若林正恭)それでちょっとびっくりしたんだけども。酒臭かったりしたんだよ。楽屋で。

(DJ松永)ええーっ! でも、イメージわかねえ。

(若林正恭)それで俺も、だからあの春日事件の後に後悔したけど。なんか言えないんだよね。相方なのに。「言ってくれな」みたいなオーラが出てるっていうか。だからなんか、最近になって漫才がしっかりもう1回やりたいみたいなこと言ってくると、本当に殺したくなるんだよな。

(R・松永)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)俺の中ではやっぱり長財布とかが浮かんでくるから。

(DJ松永)シャンパンとかが(笑)。「都合がいいな」っていう?

(若林正恭)都合がいい。だから2人はないとは思うけど。

(DJ松永)まあ、なかなかそういうところ、想像がつかないな。Rがそういうところ、クラブのVIPみたいなところに行くって。

(若林正恭)遊び方ね。

<書き起こしおわり>

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