(R-指定)でもね、RHYMESTERの元メンバーやからてっきりね、音楽番組とかを作られているのかと思ったら、スポーツの番組だったから。「なんでスポーツの番組なんですか?」って聞いたらDr.LOOPERさん、おもむろにタバコを吸いながら。一面ガラス張りから一望できる東京の夜景を見ながら「いやー、俺も一緒に夢を追いかけて。RHYMESTERと一緒に若い頃、みんなでスタートして。結局俺はこっちの仕事を選んだけども、いまだにMummy-Dも宇多丸もDJ JINも頑張っているじゃん? 同世代で一緒にやっていたZEEBRAもキングギドラとかもみんな生き残っていて頑張っているし、君らみたいな若いやつも出てくるじゃん? 俺はヒップホップが好きだし、一緒に切磋琢磨した仲間のことが好きだから。だから俺は音楽番組をやらなかったんだ。あいつらで金儲けをするのは嫌だったから、全然関係ないスポーツの番組をやっているんだよ」みたいなことを言っていて。「うわあ、いいな!」って。
(DJ松永)めちゃめちゃいい話! かっこいい。めちゃくちゃかっこいい!
(R-指定)かっこいい! で、Dr.LOOPERさんが「だから俺は途中でRHYMESTERという活動は辞めたけども、いまだにあいつらが頑張っているのは見ているし。日本語ラップの新しい世代の曲とかもチェックしているし。みんな、本当に頑張っているから俺も違う道を選んだけども、あいつらにも、お前らにも絶対に負けられないなと思ってこの仕事、命をかけて頑張っているよ」みたいなことを夜景を見ながら言っていて。
(DJ松永)最高だな!
Dr.LOOPERの話で胸が熱くなる
(R-指定)俺もめっちゃ胸が熱くなって。「めっちゃいい話、聞けました。俺もそういう風に思ってもらえているの、嬉しいし。そういう風にまた次の世代にも言えるように俺ももっと一生懸命ヒップホップを頑張っていこうと思います!」みたいにDr.LOOPERさんに言って。「いいお話を聞けてよかったです。ありがとうございました。またどこかでお仕事、ご一緒できたらと思います。ありがとうございました!」って言って。「ホンマにいい話を聞いたな」と思って。「俺もそういう風に同じ時代をすごした人とか、同世代とか下の世代に思われるようなアーティストにならなアカンな」と思って胸を張ってご本人登場してきたよ、俺らは(笑)。
(DJ松永)フフフ、本当よ(笑)。あれのおかげで胸を張れたよ。あのゴリゴリのバラエティで(笑)。
(R-指定)せやな(笑)。あの熱い話をDr.LOOPERさんとした後に、胸を張って。「俺も次世代に残していくんや!」っていうことで「テレレレー、レレレレレレー♪」ってMステやったらめっちゃかっこよかったんやけども……(笑)。
(DJ松永)フフフ、そうよ(笑)。いや、本当だよね(笑)。いや、『有吉の壁』もめっちゃ嬉しいよ?
(R-指定)めっちゃありがたい。しかもね、有吉さんもめっちゃ笑ってくださってね。なんか「お前ら、来ると思ったよ!」みたいなことも言っていただいてね。めっちゃ嬉しかったですね。
(DJ松永)いや、本当ですよ。俺らはもうSAMにしかならないのよ。
(R-指定)お前……「SAMにしか」ってヤバいぞ? お前、今日ヤバいぞ!
(DJ松永)フフフ、本当にごめん! 今のはごめん! R、今のはごめんだよ!
(R-指定)フハハハハハハハハッ! お前、BAN三歩手前な?
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 本当にごめん! 業界全体をBANされそうだよ(笑)。本当にごめん!
(R-指定)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)はあ……いや、頑張ろう。SAMさんみたいに頑張ろう!
(R-指定)せやな(笑)。
(中略)
(R-指定)メールを紹介しましょう。
(DJ松永)「かが屋がモノマネをやってる最中に有吉さんが『絶対出てくるよ』とCreepy Nutsの登場をほのめかしていましたが、僕は『天下のCreepy Nutsが100パーお笑いの企画に出るわけがない! 有吉、落ち着けっ!』と温かいお茶を飲んで見ていました。結果、全力投球のCreepy Nutsを見て恥ずかしくなり、『お母さん、テレビ消してっ!』と強めに言いました」。
(R-指定)フハハハハハハハハッ! 100%出るよ(笑)。アホか、出るに決まっているやろ?
(DJ松永)逆にね、あれで出て行かなかったのね、偉そうだよ。
(R-指定)偉そう。態度が悪い。あれで出なかったら。
(DJ松永)だってさ、SAMさんが出て、キンプリの平野さん出て、俺たちが行かないっていうのはどういうことなの? それ、おかしいよ。ただね、有吉さんにね、「絶対に出てくるよ」って言われたのは嬉しかったよね。
(R-指定)嬉しいよな。だって松永さんなんか何度となく有吉さんとご一緒しているんじゃないですか?
有吉弘行さん冠番組に出演する機会が多い
(DJ松永)本当ですよ。有吉ゼミとかも最近、やけにたくさん出させていただいているから。というか、有吉さんの冠の番組に出る機会が多いですよね。よく考えたら我々自体が。ありがたいお話ですよ、本当に。
(R-指定)ありがたい話ですよね。
(DJ松永)ありがたいですよね。本当に。まあでも、本当にあれはめちゃめちゃいい機会でしたよ。
(R-指定)うん。ホンマやね。しかも、一緒にちょっとラップでセッションしたりとかもありつつね。
(DJ松永)本当にね、賀屋さんとかとフリースタイルラップのやり合いみたいな。
(R-指定)フフフ、でもあれよ? 認知度がなかったらそもそも「ご本人登場」っていうのは会議で上がらないわけですから。それを考えると……。
(DJ松永)たしかに!
(R-指定)我々も……(笑)。ちょっと嬉しいよな?
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! まあ、そうね。これからなんかいろいろ自尊心が傷つくことはいっぱいあると思うけど。「ご本人登場したんだ」っていう事実を胸にね、お守りとしてこれから生きていこうよ。
(R-指定)ああ、そうね。お守り。いいね。うん。
(DJ松永)いや、本当よ。もう俺ら、SAMと並んじゃったわけだし。
(R-指定)フフフ、いや、ヤバいって、お前。さっきから。そんなわけないやん! TRF、何枚CDを売ったと思ってんの? 一時代を築いた人やで? すごいんやで?
(DJ松永)Rさん、メールが来てるんですけど。「松永さん、『俺たちはSAMにしかなれない』とのことですが、SAMさんの所属するのこれまでのCD売上枚数、2170万枚」(笑)。
(R-指定)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)「……ちなみもデビュー2年で1000万枚売っています。お前らが、SAMさんになれるわけないだろ! 一生深夜3時にしがんでいろ!」(笑)。
(R-指定)フハハハハハハハハッ! その通りや! ナマ言ってすいませんでした!
「ナマ言ってすいませんでした!」
(DJ松永)ナマ言って本当にすいませんでしたっ! 2170万枚? 2170万……もう俺、わかんないよ! なんか、小学生の数字遊びなの? わかんないわ、俺。
(R-指定)冗談みたいな数字やな。しかもデビュー2年で1000万枚? すごい!
(DJ松永)すごいな。これ、深夜3時にしがんでられたらいい方よ。我々は。
(R-指定)いや、ホンマやで? すごいよ。ホンマに。いや、TRF、エグいな!
(DJ松永)エグいね。いや、よっぽど……本当に頑張らないといけませんよ。音楽番組にさ、なんでこんなに呼ばれないんだろうね?
(R-指定)だってあれよ。これ、おかしい。TRFさんはね、デビューから今まで、音楽番組に出倒しての、バラエティも出るという。この幅の広さ。
(DJ松永)あの人たちって上がった人たちだからね。
(R-指定)せやな。すごいよな。
<書き起こしおわり>