小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中で『100日後に死ぬワニ』について話していました。
(小袋成彬)J-WAVE『MUSIC HUB』、小袋成彬がナビゲートしております。これもね、バンドキャンプで買ったんで、リンクを貼れないんですけども。『Scumbag Unity』という曲です。Jon Sableという人ですね。
最近のトピックで言えばね、ワニさんがね、ついに100日目に亡くなってしまいましたね。ワニさん。ずっと見てたわけじゃないんですよ。俺、80日目ぐらいに知って。「ああ、こんなのがあるんだ」と思って見て。それで何かね、ずっと追っていた人はね、100日目になっていきなり商品化したから文句言っている人がいましたけどね。まあまあ、その気持ちもわからんでもないって感じですけどね。
pic.twitter.com/JeuKFdSiRihttps://loft.100wani.com/— 100日後に死ぬワニ 公式 (@100waniOfficial) March 20, 2020
まあまあ、そういう売り方なんでしょうから、いいんじゃないですかね(笑)。面白かったな。ああいうコンセプトとか……なんか、あんだけ抽象度の高いもので人を引きつけるって何かがあったんでしょうね。時代に沿っている何かもあったんでしょうね。その「100日」っていう、その時間の感覚? あれがもし「50日」とかだったら、あんまり流行ってなかったのかもしんないし。何かその時間間隔とか色合いとか、思わぬ方向に話が持っていくようなポテンシャルがあるあのストーリー感とか。あれがマジでクールだな、アートだなってなんか思ってたんですけど(笑)。
それでいきものがかりが……しかもいきものがかりが歌うとかなって、「マジか?」って思ってそのYouTubeを開こうと思ったら、その日本のレーベルのコンテンツ制限でこっちは見れないんですよ。「なんなんだよ?」みたいなね。
「100日後に死ぬワニ」× いきものがかり「生きる」
でも、すごく楽しいコンテンツをね、ありがとうございました。あれ、見ていて楽しかったな。俺もすごい想像したり……あれ、何で好きなのか?っていうもうひとつの理由があって。これは超個人的な話なんですけど、なんか人間を見ようと思った時に、その人自身というよりはなんかキャラクターに称えて見た方が俺は曇りなくその人のことを見れるんじゃないか?っていう風に最近、思い始めたんですよね。
たとえば、「仕草とかが犬っぽいな」と思ったら、そこから愛しさを探していくみたいな。そういう人の好奇心の持ち方って面白いなと思って。だからワニさん見ていて、限りなくその人間の心理に近いじゃないですか。それでがなんか愛しさにつながる……あの行動が愛おしさにつながってるのは全部、ああいうキャラクタライズとか、何か空想の世界の中で生きてるからなんじゃないかなってふと思い始めて、興味が湧いているんですよ。すごい。
ぬいぐるみとかキャラクターもそうだな。この話、しましたっけ? 『Once upon a time… Life』っていうアニメがあるんですよ。Netflixとかにも上がっていて、すごくかわいいアニメなんですね。たとえば、その酸素が体の中に肺で取り込まれて、ヘモグロビンがいて、その酸素を運んで細胞に……みたいなプロセスをアニメーションで、かわいいタッチで描くですよ。で、ウイルスとが出てくると、その人間のね、スペースシップに乗ったみたいな人間みたいなのがピュンピュンピュンッてミサイルを撃ってウイルスを撃退するみたいな。「これが免疫力だ」みたいな。それがね、すごい分かりやすくていいなって思ったし。
『Once upon a time… Life』
ただわかりやすいっていうよりはなんかすごくアーティスティックな方向で人類をこう高めてるというか。なんかね、人類の発展に貢献しているような感じがして超いいなってすごい思ったですね。ぜひ、Netflixに入ってる人は見てください。俺ね、マジで今、Netflixwを絶対見ないようにしてて(笑)。もうコロナの隔離中……僕は全然症状は何にもないし元気なんですけど。政府が「出るな」って言うんでね。もう本当にヒマなんでね。Netflixはマジで見ないようにって……(笑)。
あと、話したいことはあったかな? ワニさんの話もしたし……ああ、そうだ。またコロナの話ですけども。コロナ自体の話というよりは、ゴールデンウィークにね、ちょっと親が遊びに来るっていう予定があったんですけど、来れなくなって残念で。俺もだんだんだんだんいろんな煽りを食らい始めてるんですが。なんかポジティブな面も結構あるなと思っていて。
なんて言うんだろう? まあ1回ね、全部の機能がストップするっていうことはなかなかないですから。この際ね、働き方改革みたいなのもね、一気に押し進められたなっていうのはね、まあいい面を見ればね、あるような気がするんですよね。僕も、特に学校現場とかね、僕は学生の頃は野球部で夜まで部活やってたけど、そういうのとかも全然できなくなっちゃってるっていうか。なんかね、学校の現場もすごい大変らしいんで。それが1回リセットされてしまった状態から始まるっていうのがね、むしろチャンスなんだなと思いました。
日本企業の副業解禁の動き
あとは、なんか僕の社会人の友人の中で結構な割合で副業がOKになった。無期限でOKになったとか。そもそも副業がOKになったよっていう会社が増えたみたいですね。増えたみたいですっていうか、割合が結構あるんですよ。結構っていうのは僕が知っている中でも5、6人はいて。なんかね、そのムードを感じますよね。副業OKみたいな。すごく良いことだなと思いまして。またどんどんどんどん社会は変わってますから。今までの日本のやり方と全然ダメかもしれないんで。なんかそういう副業OKっていうところから始めていくってすごく、なんか人間がクリエイティブになっていいなってすごい思うんですよね。
いいこともあるんだなっていう風に思いました。とはいえ、こっちはもう今、洒落にならん状況ですから。UKもね、イタリアと同じそのパンデミックの曲線、感染者数を描いているので。どうなるのでしょう? これはね、月曜日に収録しているので、また金曜日には……本当、わからない。4日後、世界がどうなってるか分からないってすごいことだよな。これで学ばないといけないですね。いろんなことをね。うん。
<書き起こしおわり>