小袋成彬 2019年5月「最近見つけた誰も知らなそうなおすすめ楽曲」を語る

小袋成彬 2019年5月「最近見つけた誰も知らなそうなおすすめ楽曲」を語る MUSIC HUB

小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中で「最近見つけた誰も知らなそうなおすすめ曲」と題して7曲、紹介していました。

(小袋成彬)このラジオはですね毎週、放送その前週の週末に収録していることが多くてですね。今日も実は先週の土曜日に収録してるんですけど、夏が来ました。ヨーロッパにも。非常にですね、カラッとしていて日差しも柔らかくて。もうめちゃくちゃ最高ですね。これからいよいよ夏が来るとですね、すごくもっと最高の日和になるらしいので、すごい楽しみです。

友達からですね、南仏に行ったという連絡が来て、その写真をもらったんですけど。向こうは26℃ぐらいあるらしくて。夏本番でしたね。写真の感じも。こっちで写真撮ると結構ね、いろいろと日本に比べてすごく絵になるんですよね。なぜかっていうと、町並みも含めてその日光の感じが違うんですよ。もちろん日本の日光の感じ、日差しとヨーロッパの日差し、あるいはアフリカの砂漠の日差し、それぞれ違いますから。露光とか色味感も含めてやっぱり違う写真が撮れるんですよね。それは面白いなと思います。

本当、夏……イギリスはみなさんのご想像通り雨や曇りが多いので。晴れてくるとですね、こんなに人がいたんだ!っていうくらい、公園にわらわらと人が出てくるんですよね。で、みんな裸になって日向ぼっこしてるっていうのがすごくピースで最高です。

そんな中、今日はですねと……そうそう、この1週間ね、仕事漬けで特にあんまり話すことがないなと思っちゃったので。最近見つけた曲を、誰も知らなさそうな曲をかけようかなと思ってます。

ちょっとね、ほとんど今日は喋らないです。7曲も用意してきたので。ちょいちょい小さい情報が入れつつ、どこで見つけたなんてのも入れつつ紹介していこうと思います。では1曲目、行きます。Big Thief『From』。

Big Thief『From』

(小袋成彬)Big Thiefはラフ・トレードっていうイギリスにある老舗のレコードショップで紹介されていて。先月のそのレコードショップの月間ベストアルバムみたいなのを毎月発表しているんですけども。それに選ばれていた新人バンドです。Big Thief。2曲目に行こうと思います。beabadoobee『Disappear』。

beabadoobee『Disappear』

(小袋成彬)3曲目に行こうと思います。Kenn Igbiで『Roads』。

Kenn Igbi『Roads』

(小袋成彬)このKenn Igbiは僕がSpotifyでプレイリストをずっと更新していて。いいなと思った曲をずっとそこに入れてるんですね。で、そこにね、アフィリエイトみたいなのを入れていて。世界各国から「自分の曲を宣伝したい」っていう人から連絡が来て。それを紹介したらいくらかもらえるみたいなシステムがあるんですけど。まあ、ほとんど……なんだろう。もちろんプロじゃないから素人なんですけど。その中でも唯一ね、この人の曲だけはめちゃくちゃ引っかかっちゃって。思わず紹介してしまいました。

ラジオでもいま、こうやって紹介してる次第です。そしたらですね、Instagramでつながって。ちょっといま、いろいろとやり取りをしているところです。

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ROADS. #music #artist #producer #rap #animation #art

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思わぬ形で……「メディアで見た」とかそういうわけでもなく、SNSで見かけたでもなく、そういう謎のね、アフィリエイトのシステムからつながるっていうのはなかなか不思議なものですね。でも、すごく才能がある。いい声で、いい歌詞でいいグルーヴなので、是非チェックしてみてください。4曲目、行きます。Noga Erez『Dance While You Shoot』。

Noga Erez『Dance While You Shoot』

(小袋成彬)これ、友達の教えてもらったんですけど、衝撃でしたね。でっかいスピーカーで聞くと音の粒がよく見えて面白いです。テルアビブの女性シンガーらしいです。

(中略)

(小袋成彬)J-WAVE『MUSIC HUB』、小袋成彬がナビゲートしております。さっきですね、電車に乗ってきていま、スタジオに着いたんですけど。本当にいろんな人がいるっていうのは承前なんですあg,何してるかな?っていうのはね、あんまり気にして見たことがなかったんですよ。で、最近、携帯を見ている人の画面をよく見るようになって。まず、携帯をいじってる人はそんなにねいないんですね。2割、3割ぐらい。日本だとほぼ8割、9割ぐらいは携帯をいじってますけど、こっちだと2割、3割くらいですね。

ロンドンの電車内での人々の行動

で、これはね、ひとつ大きな理由があるのは、ロンドンの地下鉄って電波が入んないんですよ。なのでチャットしたいとか、あとWebでネットサーフィンしたりっていうのはできないんですよね。で、携帯を開いてる人が何をしてるのかな?っていうと、アプリをやってる人が非常に多いですね。なんかすごいツムツムみたいなパズルアプリとか。あとは同じ割合で映画ないしは何かしらの映像を見てる人は非常に多いですね。

たぶん事前にダウンロードしておいて見てるんだと思います。次点で音楽ですかね。音楽を聞いてる人がいちばん……どうだろうな? まあまあ多いかな? 全員同じぐらいですかね。僕の印象としては、そのゲームをやってる人が非常に多いなというイメージでした。

あとはですね、雑談したりする人もいますし、犬を連れてきてもいいので。犬がちょこんと前に座って、それを撫でたりして会話が始まるっていうことはもう頻繁ですね。見かけないことはないっていうぐらい、ありますね。それはまあ地下鉄もそうなんですけど、あとはオーバーグラウンドっていう地上を通る電車があるんですけど。そこはもっと開放的で。もちろん電波も通りますし。音楽を流すやつがいたり、あとは酒を飲んで談笑してる人もいっぱいいますね。本当に……まあまあ、みんな誰も気にしないんで。すごく僕は心が楽なんですけどね。じゃあ、5曲目に行きます。Lungs『Allday』。

Lungs『Allday』

(小袋成彬)6曲目に行きます。Collard『Murder Murder』。

Collard『Murder Murder』

(小袋成彬)最後の曲になります。Beat Detectives『New Sex Tape』。

Beat Detectives『New Sex Tape』

(小袋成彬)というわけで、今日は最近見つけた誰も知らなさそうな曲というテーマでお送りしました。そうなんですよ。実は「しゃべれることが全然ない」っていうのは誰も知らないし、バイオグラフィーもないので、どこの人かとかっていうことを推論で言うしかなくて。そこはね、LAベースだったりテルアビブベースだったりっていうのはどこかの記事で書いてあったりするんですけども。

どんなルーツでどんな制作環境で……っていうのが全然出てこないんで。本当にしゃべることも特にできないっていう(笑)。フェイクニュースになっちゃう、広めちゃうことになっちゃうんで。ということで、今日は珍しく音楽多めな回になりましたが。来週はちょっとゲストも呼んでみようかな、なんて思っていますので。乞うご期待ということで。

<書き起こしおわり>

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