オードリー若林 NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDを語る

オードリー若林 NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDを語る bayfm

オードリーの若林さんが2020年3月24日放送のbayfm『ON8+1』に出演して佐藤満春さんと日本語ラップについてトーク。NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDについて話していました。

(佐藤満春)いや、面白い。じゃあ、どんどん行きましょうか。続いての曲はこちらです。

(佐藤満春)かっこいいね!

(若林正恭)いや、今聞いてもめっちゃくちゃかっこいいね!

(佐藤満春)これはもうマイクリレーだね!

(若林正恭)マイクリレーだね。ニトロはウータン・クランっていうグループがUSにいて。それがめちゃくちゃ好きで。それでウータン・クランみたいなのが……でも『証言』っていうZEEBRAさんとかYOU THE ROCK★さんとかの曲もあるんだけれども。

(佐藤満春)うんうん。

自分たちと地続きに感じる

(若林正恭)このニトロが出てきた時はもうね、バンザイ!って。ついに……この曲のPVが牛丼を食べながら牛丼で。あ、うなずいている人がいるけども(笑)。牛丼屋さんでラップをしている映像があるんだよ。それで牛丼を食べてビッグスクーター持っているやつの後ろに乗せてもらって……っていう感じがついに俺たちと地続きでっていう。それが本当に嬉しくて。この時にはクラスメートとかも結構聞いているっていう感じで。

(佐藤満春)ああ、だいぶ認知度が上がってきた?

(若林正恭)これは19ぐらいで。高校は出ていたかな?

(佐藤満春)これ、2000年だね。

(若林正恭)ああ、じゃあもう全然、22歳ぐらいか。この時はハセガワっていう友達がニトロが好きすぎて。スキンヘッドにしてダボダボのジーパンにティンバーランドを履いて。それで東八道路の駐車場のところで……そいつ、車持ってて。すごいカスタムした車で、この曲を流しながら、最近やっと根付いてきたであろうサイファーみたいなことを2人でしていたもん(笑)。

(佐藤満春)へー!

(若林正恭)で、それをテープで録音してたもん。そうそう。そのサイファーみたいなのを録音して車でまた聞いてたもん。

(佐藤満春)それこそこのビートはね、フリースタイルダンジョンだったりとか、いろいろと使われてるよね。バトルビートとしても。

(若林正恭)それで俺は当時、アフロにしてて。だから今のキャラと違いすぎてさ、アフロを出したら毎回、変な空気になるのよ(笑)。で、アフロにして。友達はもう真冬でも広い無地のTシャツに皮のダウンでスキンヘッド。俺はアフロでフードで。それでこれを東八道路で流して。すごい楽しかったな。思い出すな。

アフロにフード、東八道路で聞く

(佐藤満春)青春って感じだね。

(若林正恭)これ、『アメトーーク!』で話してたら引くでしょう?

(佐藤満春)あのね、引くね(笑)。たぶんだから若林くんの、何だろうな? ちょっとね、優男的なイメージが強すぎるんだよ。顔が童顔じゃない? これがもっとなんかヒゲ生えていてロン毛だったら……。

(若林正恭)まあ、違うだろうね。だからみんな色のついたスウェット履いてさ、便所サンダル履いてさ。そんなだったもんね。車持ってるやつはね。

(佐藤満春)だから俺、当時出会っていたら仲良くなってないだろうね。

(若林正恭)いや、でも俺、全然そのみんなみたいな悪いことはしてないから。文系ではあるよ。暗い文系ではあるんだけど。好きは好きだったよね。

(佐藤満春)すごいね。これはでも俺これぐらいでもギリギリ知っているし。

(若林正恭)これはもうクラシックだもんね。これでBUDDHA BRANDとかみたいな時期じゃない? BUDDHA BRANDは知っているでしょう?

(佐藤満春)もちろん。いやー、かっこいいね。

(若林正恭)これは今聞いても……出てきた時、衝撃だったね。それでもう何年かニトロしか聞かないみたいになっていたもん。みんな、周りの友達も。

(佐藤満春)本当? まあ割ともう日本語ラップの金字塔というか。

(若林正恭)それでね、また活動したりしてるのよ。

(佐藤満春)2019年にデビュー20周年で活動再開ということですよね。

(若林正恭)なんかすごい……この曲、やっぱりかっこいいね。PVがね、めちゃめちゃかっこいいんだよね。

(佐藤満春)チェックしたいと思います。メールを読んでいきましょうか。

「ラップ、最近聞くようになったんだ?」と言われる

(若林正恭)だから俺ね、miwaちゃんとのラップのやつとかでね、「ラップ、最近聞くようになったんだ?」って言われたのがめっちゃ腹が立つんだよね! 「俺は14、5の時から聞いてるんだけど?」って思うけど、変な空気になるから。「ああ、そう。最近好きで……」みたいに言ってるんだよね(笑)。

(佐藤満春)フフフ、話も長くなるしね(笑)。

(若林正恭)そうそう(笑)。

(佐藤満春)これ、メールを読みますね。「サトミツさん、若林さん、こんばんは。日向坂46の富田鈴花です」。

(若林正恭)これ、本人?

(佐藤満春)本人です。「……お二方の絡みが音声で聞けるということで楽しみにしています。メンバーの松田好花がサトミツさんの一番弟子ということで羨ましいなと思っているのですが、若林さん。若林さんの一番弟子にしていただけませんか?」という。

(若林正恭)フフフ、いや、富田は俺にとって弟子っていうか、逆にもう師匠だよね。イメージね。だから俺が弟子に取るなんておこがましいよ。やっぱり富田の背中に学んでいる部分、あるもん。バラエティーの姿勢は(笑)。

(佐藤満春)フフフ(笑)。

(若林正恭)富田もちょっと好きなんだよね?

(佐藤満春)ああ、なんかラップ好きだもんね。

(若林正恭)まあでもね、はっきり言ってたかが知れていると思うんだよね(笑)。

(佐藤満春)今日、勉強しているかな? 富田さんね(笑)。

(若林正恭)今の、好きな人のよくないところだけどね(笑)。皆さんに聞いてほしいけど。

(佐藤満春)好きな……その掘り下げ方がまた違うということで(笑)。

<書き起こしおわり>

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