小袋成彬 ロンドン市民の新型コロナウィルスへの反応を語る

小袋成彬 ロンドン市民の新型コロナウィルスへの反応を語る MUSIC HUB

(小袋成彬)こっちもその市民がね、ある層は政府に対して非難轟々ですね。結構ね、ソーシャルメディア上でもよく見かけますね。まあ僕は傍から見るに結構ちゃんとコントロールしているなというか。まあ自信を持って、ちゃんとコマンドがあって。方針があるようには見えているし。僕もその政府がやろうとしていることは理解が出来るので。今、みんなが注目をしているしね。それで国を導く人としてどういう対処を……どういうタイミングでどういうことを言うんだろう?ってすごく気になって見ちゃったりもするんですが。まあ、僕は元気です。

あの俺、ラジオでしゃべろうと思っていることを日頃から最近、メモしているんですよ。ちょっと真面目にラジオに取り組もうと思って。それを今、見返しながら一発録りでラジオを録っているんですけどね。いや、8割ぐらいは何を書いているのかわからないですけども1個寝、「ああ、そうそう! 言いたかった!」っていうやつがあって。「ティッシュってすごいよな」って書いているんですよ。

ティッシュはすごい

ティッシュってすごいんですよ。俺、コロナのせいで結構ナーバスになっていて。いろんなものを「ああ、あそこを触っちゃった。電車のボタン、触っちゃったわ」とかってなっていて。「菌が……」とかって思っちゃうんですけども。どうしてもね。なんか、ティッシュを取った時、箱ティッシュの方ですね。これ、1個をシュッと引いたら次のやつが自動的に出てくるようになっているじゃないですか。で、あれを「便利だな」ってずっと日頃から思っていたんですけども。あれってよく考えたら、次のティッシュを触らずに、次のやつが出てきません?

要は前のティッシュを引っ張るだけで次のティッシュが触ることなく出てくるってすごいことだなって思いません? あれって一番清潔じゃないとダメで。俺はパソコンを拭いたそのアルコール除菌のをさらに拭う時にふと思ったんですよ。「うわっ、ティッシュすげえ!」って思って。ただそんだけなんですけどね(笑)。ただ、本当にそれだけだわ。ティッシュはすごいよ。何度も言うけども。結構気づかなかったこと、いっぱいあるんだよね。むしろ学んだことの方が多いかもしれないね。

ああ、でもちゃんと……まあ、いいや。俺が言いたいのはコロナで学んだこと。俺、ちょうどね、イギリスに住んでるんで日本からの、自分のこっちの会社で稼いだものは日本からだとしてもそのままね、自分の会社にもちろん入れてるんですけど。そのね、ポンド建てにすると今ね、1ポンドが130円台とかになっちゃったんですよ。先週かな? そうするとね、まあ微々たるもんですけどね、ちょっとお得だっていうことが分かって。

仕事や資産を分散させた方がいい

やっぱり金融資産はね、分けた方がいいんだなっていうのは思いましたね。僕もちょっと、結構ダメージは食らってますけど。まあリスクは分散しておいた方がいいんだなっていうのは思いますもん。あのね、ひとつのものにすがっちゃダメ。依存しちゃダメなんだなっていうね。収入源とかもね。リアルな話ですけど。僕はね、たまたまいろんなところにあったからよかったけども。いやー、勉強になりますね。

あとね、その不確実な脅威に対してね、怖いものとかに対して、その初期対応っていうのはね、思い切った方がいいんだなって思いました。傍から見るとね、やっぱり日本はうまくやってるなって思うんですよ。うまくやってるなというか、いろいろね、不運も重なっちゃったりしていますけども。うん。少なくともヨーロッパ諸国よりは最初からね、国民が自助努力によってね、収まったんで。本当にすげえ民族だなってちょっとね、誇らしくなりましたもん、俺は(笑)。そう。

でも、だから今、あんまりね……もちろん感染者もいますけど。まあヨーロッパほどひどいことにはなってないっていう。これは誰の手腕かとかいう話ではなくて、そういう行動をしたことで目に見えて結果が出ているっていうのは僕はそこは評価すべきところだなって思いますね。まあ、これから学べることはやっぱりね、危ないと思ったら先に手を打っておけっていうことですね。

危ないと思ったら先に手を打っておけ

で、やっぱりね、あとは常に5手先を見る。そうだね。2手先までを語る。それは大事。語る役割がね、今は欲されているんじゃないですかね。あと、そうですね。結構デマも流れてますもんね。僕はね、デマはデマってわかった時点で情報が流れてくる……ソーシャルにっていうか、そういうのをちゃんと見ている友人の情報が入ってくるので。なんかあんまりデマに踊らされるということはないんですけど。やっぱりいろんな方がいますから。今、そうやって……「ああ、こうやって世の中が動いてるんだ」ってやっとね、28になって冷静に見れるようになったんですよ。

その関わる人も本当にいろいろな人だし。たとえばイタリアの人の友達が最近、できたんだけど。イタリアの友達は、もう家族がミラノにいて。まあ厳密に言うとミラノよりもちょっと北だから大丈夫だって言ってたんだけど。なんかね、もう封鎖されちゃってるし。結構ね、自分がウィルスを持っているかもしれないから。みんな結構、戦々恐々としてるっていう。そのバイブスを感じるとね、「ああ、いろんな人がいるな」って思うから。ねえ。

こういう時に僕はね、個人としてどうするか?っていうのを今までずっと考えてたんですけど。まあ会社も大きくなるし、自分だけじゃなくてね、その中で……人を束ねる位置において、どういうことを言えばいいんだろうか?っていうのをいろいろ模索してる感じですね。うん。なんかそういうフェイズに来た気がする。ということでJ-WAVE『MUSIC HUB』、今日流した曲はTwitterにリンク張ってます。本当ね、今週もめちゃくちゃ曲を聞いて。「これがいいだろう」っていう超厳選したいいやつなので、ぜひチェックしてください。Twitterにリンクを貼ってます。そしてRadikoでお聞きの方はぜひシェアもよろしくお願いします。

あ、そうそう。最後にイギリスに比べて本当、比較の話ですよ。日本の人たちはちゃんと自助努力によってピークを抑えているように見えてるし。たぶん日本の中の人はそれをね、「ああ、ちょっと嫌な空気だな」って思うかもしれないんだけど。俺らからしたらすげえなって感じなんですよ。どっちの空気も感じるから。でもロンドンからしたら「また西洋か……」っていう言う人もいるんだけど。少なくとも比較してみると、国民性も違うけど。なんかすごいなって思うんですよ。

それがみんなでできる。とにかくすごいなって思うんですよ。マジで。なので自信を持ってここからは状況も見えてくることが多いと思うので。まあ科学を信じて。自分を信じて。もう少しで春が来ますので。絶対に。頑張ってきましょう。手洗いをしましょう。『ハッピーバースデー』の歌を2回。これがね、うちの政府からの見解です。「『ハッピーバースデー』を2回、歌おう」っていう。すごい国だよ、こっちは。こっちは元気で頑張ろうと思います。

<書き起こしおわり>

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