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プチ鹿島 安倍政権の新型コロナウィルス対策・新聞記事読み比べ

プチ鹿島 安倍政権の新型コロナウィルス対策・新聞記事読み比べ 文化放送
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プチ鹿島さんが2020年3月5日放送の文化放送『くにまるジャパン極』に出演。安倍政権の新型コロナウィルス対策について、新聞記事を読み比べながら紹介していました。

(野村邦丸)前回のご出演が2月5日でした。そこから1ヶ月経ちました。この新型コロナウィルスに対応する安倍政権、あるいは日本国政府。随分風向きが変わった行ってきましたか?

(プチ鹿島)そうですね。最近流行りの言葉で言うと「フェーズが変わった」っていう。それはもう政権を見る視線、もしくは報道もやっぱり変わってきたなっていうのは僕、新聞13紙をチェックしてみて思います。たとえばこれ、2月29日の日刊スポーツ。朝刊のスポーツ紙ですね。一面なんですが。デカデカと「安倍政権ふざけるな!!」っていう……もう日刊ゲンダイかと思ったんですけど。

(野村邦丸)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)日刊スポーツなんですね。まあその理由として、たとえば「丸投げ休校措置の要請翌日 自治体任せ『柔軟に判断を』」って。まあ「言ってることが違うじゃないか。丸投げじゃないか」っていうこともあったり。まあ麻生さんについて「麻生財務省『つまんないこと聞くねえ』」っていう。あとは「イベント縮小求めた日に首相補佐官立食パーティー」とか。まあいろんな案件が先週の土曜日時点であったので。もう日刊スポーツが「ふざけるな!!」って。

日刊スポーツの日刊ゲンダイ化

(野村邦丸)まあ安倍政権と距離を置いている朝日新聞と同じグループっていうこともあるんでしょうけども。

(プチ鹿島)でも朝刊スポーツ紙ですかね。これが夕刊紙だとね、皆さん1日仕事してちょっと塩分もほしいなという時に塩辛い辛口の論調、刺激的な論調は合うんですけども。朝からこの論調。それで僕、気になって日刊ゲンダイも調べてみたんですよ。そしたら日刊ゲンダイは3月2日付けで「安倍辞めろ」っていう。まあ通常営業でしたね。

(野村邦丸)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)「地方反乱」っていうことで。なんかもう朝刊スポーツ紙の日刊ゲンダイ化っていうのもここ最近、とみに感じますね。僕は常々「世の中が乱れている時は朝日新聞と東京スポーツが同じ一面になる」って言ってるんですよ。つまり、もうそれしか報じることがないから。テロ事件とかあるじゃないですか。だいたい朝日と東スポが同じ一面の時は世の中が乱れている時なんですが、朝刊紙が夕刊紙みたいになってきたっていう。その刺激的な言葉……まあ、でもこれは「不満だ。それが今の世論だ」と捉えてこういう一面になったんでしょうね。そこは感じましたね。

で、今日のお話しするテーマなんですけども。もちろんこの新型コロナウィルスの記事なんですが。まあウィルスって見えないから不安じゃないですか。不満も貯まる。ただこのウィルスがきっかけで期せずして見えてきたこともあるということですね。つまりこの政権の7年間の態度というか振る舞いというか。今、まさにそこに明細書が突き付けられてるんじゃないか?っていうことをひとつずつ、キーワードで検証していこうと思うんですが。

(野村邦丸)はいはい。

(プチ鹿島)たとえば今の政権の「情報発信」ですね。情報をどう発信してるか。もっと言うと、今までももきちんとした説明をしてこなかったことが突っ込まれてきたけど、まさに今、このウィルスがきっかけでそういった態度が見えてきてるんじゃないかということなんですが。先週の木曜日、学校の一斉休校の要請を発表しましたよね? で、あれは政治判断ですよね。専門家の意見は聞かなかったっていうことですから。だから僕、それが政治判断なら政治判断でいいと思うんですよ。だけど、その際には速やかにそのプロセスとかその決断に至った理由を先頭に立って会見して教えてくれないといけないですよね? ところが、実際に会見は土曜日。

しかもあの会見の内容、気のせいか今、流行りの無観客会見にも見えたんですけどもね。もう30分ぐらいで打切ってしまった。じゃあなんでこんなに説明をしないのか? もしくは表に出てくるのが遅いのか? それを読み比べてみますと……たとえば翌日の記事。これ、朝日新聞。「首相周辺はこう言ってる」っていうんですね。「首相周辺は『首相が会見をやったらやったでどうせ批判される』と語り、対策の困難さが批判となって首相に向かうことを懸念していた」っていう。

小中高校の休校要請の2日後の会見

これ、考えてみると今まで厚生労働大臣の前面に立って情報を発信してましたよね? それでようやく、ああいう大きな決断をしたんですけど、会見はその決断の2日後にしたという。で、実はもっと遡ってみると、似たような予兆を感じる記事がありまして。これも2月19日の記事なんですが。

1月末から2月頭に中国にチャーター機を派遣しましたよね? あの時の政府の判断を検証した記事なんですが、こういう見出しなんです。朝日新聞の2月19日。「ネット上に批判。政府二転三転」っていう記事があって。これ、どういうことかというと政府の対策がコロコロと変わることについて、官邸幹部の証言が載ってるんですね。官邸幹部が言うには「『ネットでこう批判されているぞ』『テレビの全チャンネルで言われている』――こんな官邸幹部の反応が、政府の新型肺炎への対応に影響していると官邸関係者は証言する」っていう。

つまり、自分たちの政策とかの対策の前に、「世の中がどう言ってるか、メディアがどう言ってるか」で実は右往左往しちゃって、対策がコロコロ変わっているっていうのがもう2月中旬ぐらいの記事に書いてあるわけですよ。だからある意味、一貫してますよね。それで更に会見の翌日。土曜日の翌日の記事に戻りますが毎日新聞。これにもちょっとぎょっとしたんですが。元々、与党からは当然そのウィルスの感染拡大に伴う国民の不安が広がってますよね? だから首相が説明すべきだという声が上がっていたんですって。ところが首相官邸はそれに「応じられない」と突っぱね続けたっていう。

(野村邦丸)えっ、与党側が?

(プチ鹿島)与党内部から「会見して説明した方がいいんじゃない?」っていう。だけど、それを突っぱね続けた。だから土曜日の会見をする前の話ですね。なぜなら、「たとえば衆議院での来年度予算案審議の最中に質問でウィルス対策のみならず、桜を見る会や東京高検の検事長の定年延長問題。そこまで質問が及べばダメージを受けかねないと政権が懸念したためだ」っていう。だから結局これ、今までの7年間の説明をしてこなかったことが今も続けてるんだなっていう。だから先月の出演の際にも言いましたけど。

プチ鹿島 スポーツ新聞の社会面の魅力を語る
プチ鹿島さんが2020年2月5日放送の文化放送『くにまるジャパン 極』に出演。野村邦丸さんとスポーツ新聞の社会面の魅力について話していました。

小さなこと……まあ僕は「小さなこと」とは思いませんけど。桜を見る会とかモリカケとか。ああいったことをちゃんと説明しないで対応をしてきたのが、もし大きなことがやってきた時に本当に説明できるんですか?って。それこそ伊藤惇夫さんもおっしゃってましたが「神は細部に宿る」っていう……その細部に宿るものが今、出てきちゃってるわけですよね。それで実際に大きなことが出てきたら、もうそれに対峙せざるをえない。じゃあそこでどういう態度を取ったか? なかなか説明しない。会見を2日ぐらいのばす。そして実際に行った会見も予定調和の内容で30分ぐらいで打ち切る。「まだ質問があります!」って江川紹子さんとかがね、おっしゃっていたのに打ち切って帰っていったっていう。

それでみんな、あれを見てぎょっとしているんですけども。でもやっぱりつぶさに見てきた者からすれば「これ、今までと全く同じ対応なんだけどね」っていう。だから大きなこと、しかもウィルスだから。みんなの身に迫ることだからみんな、今は注視・注目をしているんですけども。みんな、ちょっとぎょっとし始めてきているっていう。それは、世の中でもありますよね。

今までと全く同じ対応をしている

で、ちょっと読み比べの掘り出し物としてご報告をしたいんですけども。麻生さんが「つまんないこと聞くねえ」っておっしゃいましたよね。あの発言……要は共働きの家庭に支障が出ることとか、その後の政府の対応について聞かれて「そんな当たり前じゃねえか」っていう意味で「つまんないこと聞くねえ」なんですけども。その前日に麻生さんが何を言ってたか?っていう記事があって。これが毎日新聞の2月28八日に載ってたんですが。

27日の夕方、首相は記者団を前に一斉休校要請を表明しましたよね。で、記者団が退席した後、首相の正面に座る麻生さんは口を開いてこう言ったんですって。「共働きの家はどうなるんだ?」っていう。

(野村邦丸)麻生さんが言ったんですか?

(プチ鹿島)そうなんです。だから記者が退席して身内しかいなくなった時に。「共働きの家はどうなるんだ?」っていう。要は独断で異例の対応に踏み込んだ首相への苦言だったっていう。これを頭に入れてください。つまり、その翌日に記者に「つまんないこと聞くねえ」って言いましたけど、麻生さんが記者に聞かれたことというのは前日、自分が首相に言ったことと同じだから。それでイラっとしちゃったっていう。

(野村邦丸)はー!

(プチ鹿島)つまり、「つまんないことではない」っていうのは百も承知だから。でも、それを敢えてまた聞かれたからまた、ああいう対応をしてしまったのかな?っていう。

(野村邦丸)まあ麻生さんのキャラクターだったらそういうことなのかな?

(プチ鹿島)だからこう読み比べてみると、あの時に麻生さんがイライラした相手っていうのは果たして記者だけだったのだろうか?って僕は思うんですよね。「ほら、俺は言っただろ? こんなにマスコミが騒いでるし……」っていう。だから僕、あの「つまんないこと聞くねえ」発言は擁護はしませんけど、前日の麻生さんが総理に「共働きの家はどうするんだ? 一斉休校って困るじゃないか。そんなことを独断で決められたら」っていう。詰めてたっていうんですよね。

(野村邦丸)これ、今日の伊藤惇夫さんもおっしゃっていたし、結構いろんなメディアでも伝えてますけど。今回、安倍総理と総理の秘書官である今井さん。このお二人で決めたっていう風に言われてますよね?

(プチ鹿島)そうですね。だからこれ、面白いのがじゃあ本当に安倍政権、安倍内閣。僕は「バーベキュー内閣」なんていう風に毎日新聞で名付けたんですけども。本当に安倍さんが頼りにしている右腕は誰なのか?っていうことが今回、浮き彫りになったわけですよね。

バーベキュー内閣

だってもう萩生田さんなんて文部科学大臣なのにその学校の一斉休校について、当日知ったっていう。それで実は菅さんも直前に聞いたっていう。そうすると、やっぱり首相と菅さんて最近折り合いが悪いのかな?って、そういう下世話な妄想も浮かぶんですけども。それで今井尚哉さん。首相補佐官の言うことを聞いて、まあ2人で判断したというのが今回浮き彫りになってきてるんですよね。そこなんですよ。

ここまでは「説明をしない」っていうキーワードでお伝えしましたが、次。二番目のキーワードは「公私混同」。これも7年間、ずっと言われてきたことですよね。これも今回のウィルスのせいで出ちゃっている。たとえば小泉進次郎さん。「不要不急」だったのに新年会に出ていましたよね? あれも実は2月16日の政府の会議で座長が「不要不急ってたとえばどういうことですか?」って聞かれて。

「まあ新年会とかですかね」って答えていて。で、小泉進次郎さんはその会議を休んで自身の後援会の新年会に出ていたっていうことで。政治家に取ってはやっぱり後援会の新年会というものは不要不急どころか、あの人気者の小泉進次郎さんでも出ないといけない大切なものなんだなっていうことが期せずしてわかってしまったという。

(野村邦丸)うんうん。

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