吉田豪さんがニッポン放送『プチ鹿島と長野美郷GoodJobニッポン』で有名人のお宅訪問の話しをしていました。その中で、ビッグダディ林下清志さんのお宅での取材について語っていました。
(プチ鹿島)あの人、どうでした?ビッグダディって、今年会われたじゃないですか。実際、どんな感じ?
(吉田豪)自宅、行きましたよ。想像以上に自宅がチープな感じの(笑)。
(プチ鹿島)だってあの人、小さいんですよね?
(吉田豪)すごい小さいです。ぜんぜんビッグじゃない。
(プチ鹿島)157センチ。ぜんぜん知らなかった。知ってた?157センチですよ。僕らと同じ身長。
(吉田豪)常に、お子さんと奥さんと一緒にいるから、あんまり小ささが伝わらない。
(プチ鹿島)微妙なカメラアングルがトリックなんですよ。だから、奥さんもっと小さい。
(長野美郷)あ、そうなんですね。
(吉田豪)ビッグダディ、意外ですよね。僕もだから正直、見てなかったんで。特番も。オファーされてどうしよう?って思ったんですけど、ビッグダディが僕の本とか読んでるって聞いて、じゃあ行きますよ!ってことで、自宅まで行ったんですよ。そしたら本当に、『美味しんぼ』とか『ゴルゴ13』とかしか並んでいない本棚に、僕の本が入ってるんですよ(笑)。
(鹿島・長野)(笑)
(吉田豪)コンビニ用の安い本に並んで、僕の本があるっていう。すげー!っていう。それと、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』っていう本とか。あの人、プロレス・格闘技が大好きで。僕のプロレスラーのインタビュー集とそれが並んでるんですよ。
(長野美郷)へー!
(プチ鹿島)それ、やっぱりあのドキュメンタリーで僕、カメラマンだったらそれ、外すもんね。なんかイメージ、違うから。
(吉田豪)なんかよくわからない。ノイズですもんね。そこね。
(長野美郷)あれ?ってなりますもんね。
(プチ鹿島)だって現実が、こっち側の人かな?って思っちゃうから。
(吉田豪)行ったら入り口にみちのくプロレスのポスターとかパンフがガンガン貼ってあって。娘さんが、手作りのノートがあるんですけど、それに好きなプロレスラーをパソコンで検索して、プリンターでカラーでプリントしたのを切って、どんどんどんどんスクラップを作っているんですよ。みたいな。で、子供たち同士でプロレスごっこを始めて。現代の日本でプロレスごっこする子供って、いないですよ。
(プチ鹿島)いないですよ。
(長野美郷)たしかに、なかなかいま、いないと思うんですけど。
(プチ鹿島)実際ね、柔道をやっているから。そういう、子供たちにもやらせたいっていう。昔懐かしいお父さんであることは間違いない。
(吉田豪)息子さんも柔道をやって、娘さんも柔道をやってるんですけど。いま、娘さん3人と息子さん1人で。女ばっかりだから、息子さんがちょっと女性側に押されているっぽくて。僕、行った時に『友達、できたのか?』みたいな話を雑談でしていたんですよ。そしたら、1人だけ女の子の友達が出来て、小説の貸し借りをしてるって聞いて。掘り下げてったら、それがボーイズラブの小説で。
(プチ鹿島)(爆笑)
(吉田豪)ボーイズラブ説が浮かんできて、みたいなのにつながっていくんですよ。『女のニオイ、しないぞ』みたいな(笑)。
(プチ鹿島)これは豪さんの想像ですか?いまの、これ。
(吉田豪)いや、でもボーイズラブ読んでいるのは間違いないです。で、娘さんとかもちょっと疑惑の目で見ているのは事実ですね。『あいつ、おかしいんじゃないか?』みたいな。
(長野美郷)なるほどですね。女勢力が強そうですね。
(吉田豪)ちょっとお父さんへの反発とか、あったのか?とかね。あまりにも男が強すぎてね。
(プチ鹿島)ってことは、あのドキュメントがいかにビッグダディの世界をドキュメントとは言っても、みんなが創り上げたかっていう。これ、悪い意味で言ってるわけじゃないよ。ビッグダディファンタジーっていうのに、ずっと染まっていたかっていうことですよね。面白い。やっぱり。
(長野美郷)そうですね。イメージと違うってところが、これだけ聞いただけでも、ええーっ!というところがたくさんあるってことは・・・
(吉田豪)ビッグダディ、面白かったですね。
<書き起こしおわり>
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