（秋元康）やっぱりね、なんかこの、なんだろうな？ 昔ね、ザ・ベストテンをやってる頃に沢田研二さんの中継に立ち会ったんだけど。その時に森本さんっていう、森本千絵ちゃんのお父さん。
（佐久間宣行）ああ、森本千絵さんっていう、今で言うと世界的なデザイナー。ミスチルとかを全部やっている。その森本千絵さんのお父さんが？
（秋元康）沢田研二さんのマネージャーだったの。その時に、アンコールになったら誰よりも先に「アンコール！」って。マネージャーの森本さんが。
（佐久間宣行）マネージャーが。ああ、なるほど！
（秋元康）これがやっぱり……だから本当に森本さんはアンコールしてほしかったんだよ。
（佐久間宣行）なるほど。沢田研二の曲を真っ先に聞きたいんですね。マネージャーが。
（秋元康）そうそう。それがやっぱり売れるんだよね。
（佐久間宣行）うんうん。なるほどな。へー！
（秋元康）素敵だよね。
（佐久間宣行）それは素敵ですね。
沢田研二さんのライブを父とみにいった。父は昔マネージャーをしていたから、ジュリーが６６才になっても歌い続ける姿をみて、とても幸せそうな目でみていた。興奮して歌い踊っていた。その姿をさらにみて、ジュリーと、支えてきた皆さんの姿に感動してしまった。尊敬します。心から。
— 森本千絵 (@morimotochie) July 13, 2014
（秋元康）だから佐久間の周りにはこれだけのね、ファンが。
（佐久間宣行）「ファンが」っていうか、まあいじられているかもしれないですけども。まあまあ、ニッポン放送と作家の福田と、まあ面白がってくれるスタッフはいるんですけどね。
（秋元康）だってもうニッポン放送ではさ、佐久間は財産だからね。
（佐久間宣行）ちょっと待ってください（笑）。
ニッポン放送の財産、佐久間宣行
（秋元康）いや、本当に。びっくりしたよ、俺。すごいなと思ったもん。だってさ、テレビ東京だってロビーで入ったところのポスターは主力じゃん。
（佐久間宣行）そうですね、はい。
（秋元康）まず主力を置くでしょう？ それが、佐久間だよ？
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ そうなんだよな。この会社、頭おかしいんだよ。ニッポン放送は。なんで俺のポスターを貼っているんだろうな？
（秋元康）すごいよね。
（佐久間宣行）僕、恥ずかしくて正面が開いていても裏口から入るんですよ。もうちょっと恥ずかしくなっちゃって。
（秋元康）そのうちにね、キャンペーンとしてはやっぱり、ほら。よく電話を取るとさ、「ニッポン放送です」とかっていうのが「佐久間宣行のニッポン放送です」みたいに言うようになるよ（笑）。
（佐久間宣行）フフフ、ちょっと待ってくださいよ。秋元さんが言うと洒落で乗っかる人が絶対に出てくるから。恐ろしいんだよな（笑）。
（秋元康）だってその方が面白いじゃんね。
（佐久間宣行）まあまあ、そのノリみたいのありますね。だから本当に……。
（秋元康）早くミュージックソンは佐久間でやってほしいなと思っているんだよ。今年は。
（佐久間宣行）去年、キスマイですからね（笑）。
（秋元康）いいじゃん。もちろんジャニーズさんと佐久間が一緒にやるとかも。
（佐久間宣行）ジャニーズと僕が一緒にやるんですか？（笑）。24時間？
（秋元康）いいよな？
（佐久間宣行）そうか。まあたしかになミュージックソンなんてもう本当に一番の夢だからな。一番の夢……「一番の夢」がラジオじゃダメなんだよ（笑）。俺、ゴールデンでテレビやりたい！ ゴールデンでお笑い番組をやるのが夢。危ねえ、危ねえ（笑）。
佐久間宣行、朝のワイドショーの顔に
（秋元康）それは俺がテレビ東京のね、小孫さんっていう社長とちゃんと詰めているのは、佐久間を今、テレビ東京の朝のワイドショーのね。情報番組の……。
（佐久間宣行）俺の知らないところで詰めるの、やめてもらっていいですか？
（秋元康）朝の帯番組っていうのを。これ、生でさ。佐久間が……でもずっと、オールナイトニッポン0はやるんだよ。やるんだけど、それでも爽やかに「おはようございます！」っつって。ねえ（笑）。
（佐久間宣行）それが秋元さんの夢ですか？
（秋元康）俺の夢（笑）。
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ ちょっと待ってくださいよ。秋元さんの今後やってみたいドリームエンタメ。今後やってみたいことっていうのをいろんな方にお聞きしているんですけども。秋元さんのドリームエンタメってなんですか？
（秋元康）もう、佐久間だよ。
（佐久間宣行）いや、おかしいよ（笑）。好きすぎですよ、それは（笑）。
（秋元康）うん。大好きなんだよ、佐久間が（笑）。
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ 「佐久間が大好きなんだよ」って言い始めちゃうと、ちょっと……（笑）。
（秋元康）佐久間の可能性をいろいろ感じるんだよ。だから今、日本テレビにも一生懸命言っているのは、『アナザースカイ』で佐久間をやれっていう。
『アナザースカイ』出演計画
（佐久間宣行）いや、もうおかしいじゃないですか。テレ東の社員が『アナザースカイ』に出る？ あとこれ……うーん、秋元さん。喫茶店でお茶してる時に言ってるんじゃないんですよ？（笑）。電波に乗っているんですよ？
（秋元康）絶対に面白いと思うんだよね。そうやって……そういうね、やっぱり言霊っていうのがあるから。そうやって佐久間のことをみんなが言葉にした時に叶っていくんだから。
（佐久間宣行）それは……ええっ？ 僕が『アナザースカイ』に出たり、ミュージックソンをやったりするのはこれ、最終的にどういうことになるんだろうな？
（秋元康）やっぱり佐久間が……だからラブアンドピースでしょう。平和だよね。
（佐久間宣行）ああ、最終的に僕が活躍するということで平和になるってことですか？
（秋元康）そうだよ。だからノーベル平和賞だよ。
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！
（秋元康）そりゃそうだよ。だって。
（佐久間宣行）いや、ちょっと待ってください。いつの間にかニッポン放送の社長がめちゃくちゃ外で笑ってるからね。恐ろしいよ、今。
（秋元康）だって佐久間を嫌いだとか、佐久間の悪口を言う人はいないんだからさ。
（佐久間宣行）まあまあ、今のところモメたことはあんまりないですね。
（秋元康）だからそれはいいんだよ。それはだからみんなが佐久間を見ると勇気が持てるっていうさ。俺はね、だからニッポン放送とサンリオが開発をして。「サクマくん」みたいなキャラクターのね。やっぱりキティちゃんみたいなやつを。
サンリオが「サクマくん」キャラクターを開発
（佐久間宣行）ちょっと待ってくださいよ。キャラクタライズするっていうこと？ 44のおじさんを？
（秋元康）そうそう。だってさ、ほら。くまのプーさんみたいなのとかももう泣いてる子供もその佐久間を見せると笑っちゃうみたいなさ。
（佐久間宣行）なるほど。そうなるともう責任重いな。私生活から何から、ちゃんとしないと。
（秋元康）そうだよね。お前、本当に不倫とかダメだよ？ それはアウトだよね！
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ キャラクターですもんね。それは絶対にダメだな。キャラクターになっちゃうんだから。
（秋元康）くまのプーさんみたいなもんだからさ。
（佐久間宣行）これ、恐ろしいのはね、違うの。秋元さんが半分本気、半分冗談だと思うんだけど……。
（秋元康）いや、本気だよ。
（佐久間宣行）これね、面白がる人がたくさんいるから本当に恐ろしいよ。ということで、もうそろそろお時間ですか？ あっという間だね。いろんな話が聞けたけど。
（秋元康）いやいや、佐久間の話をまた聞きたいよ。いっぱいね。
＜書き起こしおわり＞