（DJ松永）でも他に、あれじゃないですか？ 『あゝオオサカdreamin’ night』がシングルで、他の楽曲も収録されているじゃないですか。他はソロ曲ですかね。
（岩崎諒太）あとはソロ曲ですね。
（DJ松永）それぞれお三方のソロ曲。
（岩崎諒太）それと、ドラマパートが。
（DJ松永）ドラマパートがあって。他、どなたが楽曲制作されているんですかね？
（岩崎諒太）自分のソロ曲（『Tragic Transistor』）は作詞がHIDADDYさん。韻踏合組合の。それで作曲がALI-KICKさん。ALI-KICKさんは他のヒプノシスマイクの楽曲も……。
（DJ松永）ああ、以前からやられてるんですか。すげえ。そうなんだ。まあお二方。ヒップホップ界の大御所ですよ。本当に説得力のある方。本物の方です。韻踏合組合のHIDADDYさん。韻踏合組合っていう大阪の、まあ本当にいちばんの大御所と言っても差し支えがない。その韻踏合組合という昔からいるラップグループがいて。その中の中心人物のHIDADDYさんですよ。体に刺青がいっぱい入っていてね（笑）。
（岩崎諒太）フフフ（笑）。
（DJ松永）力こぶに「武」っていう刺青が入っています（笑）。
（岩崎諒太）かっけー！
（DJ松永）で、足の裏に「韻」っていう刺青が入ってます！
（岩崎諒太）あっ！
（DJ松永）「韻」を踏んでいるんですよ。すごくないですか？
（岩崎諒太）すげえ！
（DJ松永）足の裏に「韻」っていう刺青が入っているんですよ。でも、よく見ると土踏まずに入っているんですよ。
（岩崎諒太）踏んでない……？
（DJ松永）踏んでいないんですよ。フハハハハハハハッ！
（岩崎諒太）踏んでいないところに入っているんだ！
（DJ松永）そう。踏もうと思って踏み切れてないんですよ。かわいい、HIDADDYさん。かわいい（笑）。
HIDADDY「韻」のタトゥー
（DJ松永）ALI-KICKさんはROMANCREWというヒップホップのトラックメイカー兼ラッパーですけども。ALI-KICKさんも提供されているんですね。
（岩崎諒太）そうでなんですよ。
（DJ松永）あと、DirtyOrangeっていうトラックメイカーも提供していませんか？ DirtyOrangeって、それこそポッキーのCMソングとかも作っています。三代目J Soul Brothersとかの。シェアハピの。
（幸坂理加）ああ、はいはい！
（DJ松永）で、今回そのDirtyOrangeがどついたれ本舗の曲（『FACES』）も作っていますけども。DirtyOrangeって実は俺と同い年で。新潟出身で友達なんですよ。
（幸坂理加）おおーっ！
（DJ松永）で、東京に上京したタイミングも一緒で。「お互い東京で一花咲かせようや！」って言い合っていた仲なんですよ。だからそのDirtyOrangeがポッキーのCMソングを造った時、「お前、やったな！」っていう話をして。で、定期的に……そんなに頻繁には集まらないですけども。定期的に会って近況報告とかする仲なんですけども。だからどついたれ本舗のクレジットを見た時に「おいおい、DirtyOrangeいるじゃん！」って思って。ちょっと胸アツになりましたよ。これ。で、衣装とかって決まってたりするんですか？ ライブする時の衣装とかって。
（岩崎諒太）前回……4thライブのライブ衣装は向こうでご用意していただいたものなんですけども。もう自分のが漫才師っていうことなんで。上下がオレンジのチェックのスーツ。
（DJ松永）それは『あゝオオサカdreamin’ night』のジャケットに書いてあるそのままの衣装を着られるっていうことですか？
（岩崎諒太）完全には一緒じゃないですけども。まあ、似たようなイメージのものなんですよ。で、次のライブがどんな衣装になるのかはまだ……。
（DJ松永）ああ、そこはまだなんですか。楽しみですねー。
（岩崎諒太）本当にそのまんまになるのか、またすごいザ・漫才師が来るのか。
（DJ松永）そうですよね。そうか。漫才師役なんですもんね。キャラクターとしては漫才師と詐欺師とあとは教師ですよね。その3人で組んでいるっていう……そこらへんのストーリーってどうなんですか？ オオサカ・ディビジョン内のストーリーっていうのは？
（岩崎諒太）はい。ドラマトラックとして入っているんで。
（DJ松永）ああ、そこは聞いてのお楽しみですか？
（岩崎諒太）そうなんですよ。まあ、自分がやっている漫才師とその教師が元相方、コンビなんですよ。
（DJ松永）ああ、元コンビなんですか？
（岩崎諒太）で、いま、簓はピン芸人としてやっているので。そこの……。
（DJ松永）ああ、それ以上は……（笑）。
（幸坂理加）聞いてのお楽しみということで（笑）。
（岩崎諒太）そこがどうなるのか？っていう。お楽しみのCDが。
（DJ松永）あと、R-指定は結構歌詞を緻密に作るタイプなんですよ。だからいろんな仕掛けやギミックが歌詞には入っていて。だから、曲が発表された後にTwitterとか見ていたら、やっぱりみんな考察をするんですよね。
（岩崎諒太）そうですよね。すごいですよね。
ヒプノシスマイクリスナーたちのリテラシーの高さ
（DJ松永）すごい！ で、考察が……Rが仕込んだ仕掛けをみんな気づく、気づく。結構気づかれないこと、多いんですよ。R-指定って緻密すぎて。でも、ヒプノシスマイクのリスナーの方たちってやっぱり、そこらへんのリテラシーがすごい高いみたいで。もうみんな、気づく、気づく。韻を踏んでいるところとか、マーキングして。その画像がネットで出回っていたりとかして。すごいな！って。もう全部の歌詞を母音に分解して（笑）。
（岩崎諒太）「ここでこういう風に踏んでいますよ」みたいな。
（DJ松永）「こことここがこう踏んでいる」とか。踏んでいるところも色分けしてたりとかしていて。すごいですよね。R-指定も嬉しいと思いますよ。本当に。
（岩崎諒太）本当に素晴らしい。
どついたれ本舗の踏み方えげつなさ過ぎてあかん(まだあるなら教えて偉い人) pic.twitter.com/vB5qKrTjdT
— ? (@palette64626) October 24, 2019
（DJ松永）ライブではそのドラマパートとかあったりするんですか？
（岩崎諒太）ライブではドラマパートはないんじゃないかな？
（DJ松永）楽曲披露に終始するという。
（岩崎諒太）ただ、キャラクターごとの関係性だったりとかもあるので。その点はMCで……っていう感じですかね。
（DJ松永）いや、でもレコーディングに立ち会いたかったな。立ち会えなかったのがすごい残念。お話を聞いていたら、他の楽曲とかはレコーディングね、HIDADDYさんとALI-KICKさんのソロ曲には立ち会っていたっていうことでね。そこではディレクションとか、あったんですか？
（岩崎諒太）ありましたね。
（DJ松永）どんなディレクションだったんですか？
（岩崎諒太）ALI-KICKさんからは「テンション、もっと上げようか？」みたいなのとか。HIDADDYさんはあの、かぶせるところ、あるじゃないですか。
（DJ松永）ああ、ラップの。ダブルに声を重ねたりとか。
（岩崎諒太）そこをもう実際にやっていただいて。
（DJ松永）その場で。「こうかぶせてくれ」とか。
（岩崎諒太）そうなんですよ。もう、すごかった。伝わってくるものが多すぎて。
（DJ松永）へー！ どうですか？ HIDADDYさん。会ってみて。なかなかパンチ強めな……（笑）。
（岩崎諒太）強め……（笑）。いや、本当に街中では会いたくないなっていう（笑）。
（DJ松永）「街中では会いたくない」（笑）。でも、めっちゃいい人なんですよ。
（岩崎諒太）本当に。すっごい優しい。
（DJ松永）Creepy Nutsとかも、それこそRがずっとお世話になっていて。いい先輩なんですけども。そうか。そうなんですね。じゃあ、ちょっとここで改めて曲の宣伝を……。
（岩崎諒太）はい。楽曲『あゝオオサカdreamin’ night』、本日発売となりました。CD、各ソロ曲とディビジョン曲、ドラマトラックも入っておりますので。ぜひみなさん、お買い求めくださいますようお願いいたします！
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（DJ松永）CDも出ているし、配信もリリースされていますよね。
（岩崎諒太）はい。いろんなところで配信されてますので。
（DJ松永）お好きなところで……ということで。いや、本当に今日はありがとうございました！ 本日のゲストはヒプノシスマイク、オオサカ・ディビジョンのリーダー、岩崎諒太さんでした。ありがとうございました！
（岩崎諒太）ありがとうございました！
（幸坂理加）ありがとうございました。
＜書き起こしおわり＞