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ハライチ岩井 はじめての書店回りを語る

ハライチ岩井 はじめての書店回りを語る ハライチのターン
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ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で出版したエッセイ本のサイン書きのためにはじめての書店回りをした際の模様を話していました。

(岩井勇気)エッセイ本を出版しましたんで。はじめて書店回りというのをやってきましたよ。私は。

(澤部佑)フフフ、先生じゃん。本当に。なんですか? 書店回りっていうのは。

(岩井勇気)書店に行きまして、自分の書いた本が置いてある書店でその本にサインをしていくという。

(澤部佑)それはサイン会じゃなくて?

(岩井勇気)サイン本を作って。

(澤部佑)それをそのまま売るっていう?

(岩井勇気)サイン本の方が売れるから、書店はありがたいみたいなのをやるんですけども。もちろん、出版社がアポを取ってくれてやるんですけど。でも、作家によってはいきなり1人で書店に行って「僕の本にサイン、書かせてください」ってやる人もいるんだけど。南海キャンディーズの山里さんとかもやっていたっていうんだけど。でも、それはすごくない? いきなり書店に行って「僕の本、ありますよね? サイン、しますよ」ってさ。

(澤部佑)いや、すごいシステムだけどね。

(岩井勇気)なんか自分でやっていたらさ、何様なんだよ?って思うじゃん(笑)。

(澤部佑)一見、そう思うけどね。でもまあ、やっぱり読んでもらいたいってね。

(岩井勇気)いや、実際に山里さんもアポもなんにも取らずに行くから、書店に「結構です」って断られることとかあったらしいのよ。

(澤部佑)ああ、そうなんだ。えっ、厳しいね。ダメなんだ?

(岩井勇気)ダメらしいよ。そんなことをされたらもうさ、折れちゃうじゃん(笑)。

(澤部佑)「ああ、結構です。ダメです。急には……」って言われたらね。

(岩井勇気)だから勇気がいるなって。だけど俺は今回、出したばっかりだしさ。大きい書店にアポを取って行っているから。その場合はもう書店側からしてみたら売れるから。もう先生扱いで本当にいい待遇をしてくれて。

(澤部佑)出版社がちゃんと連絡を取って行っているわけだもんね。

(岩井勇気)そう。「ありがとうございます!」って。普通に「岩井先生」って呼ばれるのよ、もう(笑)。

(澤部佑)うわっ! それってやっぱり、ちょっと気持ちいいの?

(岩井勇気)うん。まあ、どんどん「先生」になっていくよね(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ!

(岩井勇気)言われれば言われるほど。で、お茶を出してくれたりなんかしてさ。で、だからその日は都内で7店舗、回る予定だったんですよ。それで朝、家を出てさ、駅に向かって。で、なんにも食わずに出たから駅の中のニューデイズに行ってさ。それでハムのパンと飲むヨーグルトみたいなのを買ってさ。駅のホームの端のベンチに座ってモグモグ食べていたんだよ。そん時にちょっとふと思ったよね。「あれ? 俺、先生だよね?」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! それはちょっと先生に染まりすぎちゃっているな(笑)。

(岩井勇気)「なにをホームの端でハムパンを食べて……」って(笑)。

(澤部佑)いや、若手芸人だから別にいいんだよ(笑)。

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駅のホームでハムパンを食べる先生

(岩井勇気)「先生だよな? こんなやつがいまからサイン本を書きに行くのかい!」って思ってね。で、電車に乗って駅に着いてさ。書店に着いたら出版社、新潮社の人が……女の人なんだけど。たぶん40代半ばぐらいかな? で、「おはようございます」なんてさ。その人がもう結婚もしていてさ、息子もいるんだけど。俺への接し方がもう母目線っていうか。

(澤部佑)ああ、なるほど、なるほど。

(岩井勇気)その日も俺の服を見てさ、「岩井さんっておしゃれさんだねー」って言ってくるの。本当におしゃれだと思った人には「おしゃれさん」ってあんまり言わないよね?

(澤部佑)フフフ、たしかにね。

(岩井勇気)「おしゃれさん」っていうのはあんまりおしゃれだとは思っていない人か、「私にはわかんないけど、がんばってんねー」みたいな感じのニュアンスじゃん? で、その人がさ、「今日、大丈夫? 7店舗回るけど?」なんてさ、言われて。「大丈夫っすよ。サイン書くだけでしょ?」なんて。俺もさ。

(澤部佑)なんでそんな言い方すんの?

(岩井勇気)そんな感じでちょっと冷たく言ったらさ、「もう本当にムカつくよねー」って俺に言ってくるのよ。あのさ、息子の友達じゃないんだよ?(笑)。俺、息子の友達じゃないですよっていうね。

(澤部佑)そんな感じだね(笑)。

(岩井勇気)で、ナイキの薄っぺらい知らないスニーカーとか、その人が履いてるの。あのさ、母って知らないスニーカーを履いてるじゃん?(笑)。

(澤部佑)履いている。たしかに。

(岩井勇気)母って知らないスニーカーとか履いているよね。「なんなの、それ?」っていう。

(澤部佑)全く知らないメーカーの知らない靴の時もあれば、知っているメーカーなんだけど……。

(岩井勇気)知らない型の靴みたいなの、履いているよね。で、前の時も俺が取材を受けている感じ……でも俺、取材の時とか結構ぶっきらぼうな感じで言っていたりするから。「なんか岩井さんの取材の感じ、誰かに似てるんだよね……」ってずっと言っていて。

ハライチ岩井 エッセイ本の取材日を語る
ハライチ岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で自身初のエッセイ本『僕の人生には事件が起きない』の取材を連続で5件受けた取材日の模様を話していました。

(澤部佑)うんうん。

(岩井勇気)「あ、わかった。若い頃の中田ヒデだ!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! なんだよ、それ?(笑)。

(岩井勇気)なんかちょっと嫌だなって思って。若い頃の中田ヒデ、ちょっと嫌じゃない?

(澤部佑)とがりまくっていたからな。若い頃の中田ヒデはね。

(岩井勇気)っていう風に言われたりして。だからその日はさ、友達のお母さんと書店回りなわけ。で、俺は小5ぐらいの感覚なのよ。その人からすると。その態度からしてみると。で、友達のお母さんと最初の書店に入ってさ。バックヤードに通されてさ。その日、本を出版したTT兄弟がそこでサイン本を作っていて(笑)。

(澤部佑)ええっ? そんなこと、あるの? サイン本……?

(岩井勇気)バックヤードに行ったら、TT兄弟がいて。絵本をその日に出していたらしくて。

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書店回りでTT兄弟と遭遇

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(澤部佑)ええーっ?

(岩井勇気)「うわっ、TT兄弟だ」って思って。

(澤部佑)バックヤードにTT兄弟?

(岩井勇気)あの格好で。Tって書いたTシャツに短パンで。で、TT兄弟の左の方。IKKOじゃない方。TT兄弟の。和泉元彌の方(笑)。

(澤部佑)長田さんね。「TT兄弟の」っていうか、チョコレートプラネットのね。

(岩井勇気)まあTT兄弟ね。なんか本当にTT兄弟ってあんな明るい感じでテレビに出ているじゃん? 裏ではすっげー感じ悪いんだよ、TT兄弟。

(澤部佑)フハハハハハッ! そんなことないよ。明るいよ!

(岩井勇気)あいつら。なんだろう? これ、言っちゃいけないのかな? 本当にいっつも笑顔でテレビに出ているけど、裏ではニコリともしないからね。あいつら。

(澤部佑)えっ? 人気者だよ。子供たちには。「TT兄弟の」っていうか、チョコレートプラネットね。

(岩井勇気)もう無言でTT兄弟、サインを書いてんの。全然Tとか探していないからね、あいつらね。棚とかのTとかあるだろうに。全然「見つけた!」とか言わないし。

(澤部佑)いや、違うよ。TT兄弟っていうキャラだから。

(岩井勇気)よく見てみ? あいつらTT兄弟。めっちゃ目つき悪いから。

(澤部佑)いや、まあ普段はそりゃあ……。

(岩井勇気)本を出したからかな? 本を出したから、そうなったのかな? 「TT兄弟先生」になっちゃったのかな、あいつらは?

(澤部佑)いやいや、チョコレートプラネットとして売れて……。

(岩井勇気)もう「先生」なんだよな。もはや。

(澤部佑)いや、芸人だから。そんな、暗いよ。別に。

(岩井勇気)だからこの話は本当にこのラジオだけでとどめておいてほしいんだけど。TT兄弟ってあれ、キャラでやってんだよ?

(澤部佑)いや、そうなんだけども。数秒前に俺、言っていたから。

(岩井勇気)キャラでやってんのよ。明るめのキャラ。普段は全然、暗め。TT兄弟は、普段は暗いの。

(澤部佑)「TT兄弟は普段は暗い」とかじゃなくて、「チョコレートプラネットがやっているTT兄弟」だからね。

(岩井勇気)TT兄弟のプライベート、めっちゃ暗いの。

(澤部佑)違う違う違う! TT兄弟っていう人たちが本当は暗いとかじゃないのよ。チョコレートプラネットがやっている……。

(岩井勇気)あいつらは本当に暗い。あいつら、全然兄弟っていう感じも出してなかったしね。全然2人でしゃべってなかったし。怖いよ。あいつらは。

(澤部佑)兄弟じゃないからね。

(岩井勇気)TT兄弟、普段は明るい人たちじゃありません。ねえ。どこかでバレると思うよ、これ?

(澤部佑)いや、チョコレートプラネットだから。ずーっと間違っているのよ。根本が。

(岩井勇気)そしたらさ、TT兄弟についている、あっちの出版社の若い男の営業の人がさ、「ああ、そちらも書店回りですかー?」みたいな。

(澤部佑)本当にそんな言い方だったか?(笑)。

(岩井勇気)そんな感じなんだよね。ちょっと威圧の大きめの声のトーン。「そちらも書店回りですかー?」みたいな。

(澤部佑)「そちらも書店回りですか!」でしょう?

(岩井勇気)いやー、そんな感じじゃなかったね。本当に。でさ、こっちの友達のお母さんがさ……。

(澤部佑)フハハハハハッ! こっちは友達のお母さんと来ちゃてるからな。

(岩井勇気)「そうなんですよー。そちらも出版、おめでとうございます」みたいな。こっちもなんかちょっと、そんな感じなの。

(澤部佑)そんなの、あるの?

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出版社同士のかまし合い

(岩井勇気)「いえいえ……」みたいな。ちょっとなんか戦慄みたいなのがその時に走ったんだよね。「ああ、そうか。出版社同士はこれ、かち合った感じなんだ?」って。そしたら向こうの営業の人がさ、「どうです? 一緒に写真とか撮って上げてもいいですか?」みたいな感じで言っていてさ。「なんかカマしてきてるな」って。

(澤部佑)いやいや、「どうです? 一緒に写真でもどうですか?」ってことでしょ?

(岩井勇気)で、友達のお母さんもさ、「ああー、いいですね?」みたいな。

(澤部佑)ヤバいよ、おっぱじまりそうだな、本当に……。

(岩井勇気)俺は思ったよ。「がんばれ、友達のお母さん!」って(笑)。「トモキのお母さん! トモキのお母さん!」って(笑)。

(澤部佑)誰だよ!

(岩井勇気)わかんないけど(笑)。「トモキママ、がんばれ!」って思っていたよ。で、TT兄弟もこっちを睨みながらさ、去っていったのよ。店舗をね。でさ、俺もその後で本100冊ぐらいさ。

(澤部佑)ああ、そんなに書くの?

(岩井勇気)いや、俺も「全然いいですよ。ある分だけ持ってきてください」って言ってサーッと書いてさ。俺、サインを書くの早いからさ。で、次の店舗に行ってさ、そこでもたくさん書いて。書いたら、そこの次の店舗とかは専用のテーブルみたいなのを置いて。入り口とかに棚を作ってくれたりなんかしてさ。

(澤部佑)ああ、岩井のスペースというか?

(岩井勇気)そう。「ありがとうございます」って。で、次の店舗に行ったらそこは大きい書店だったから、応接室みたいなところに通されてさ。「ありがとうございます、先生」みたいな。そこに本が山積みになっていて、それを書くっていう感じだったんだけど。だからもうせっせとサインを書いていたら書店の人がさ、「本当にたくさん書いていただいてありがとうございます」みたいな。「実は今日ですね、隣のお部屋でも違う先生が書いてくださっていまして……」「誰ですか?」「TT兄弟さんです」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ!

(岩井勇気)またTT!

(澤部佑)ついて回るな、TTが。

(岩井勇気)「TT兄弟を探そう」になっちゃってんのよ(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! 「Tを」じゃなくて「TT兄弟を」(笑)。

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「TT兄弟を探そう」

(岩井勇気)で、バッとその部屋に行ったらさ、TT兄弟がお茶を飲みながらダルそうにサインを書いてんのよ。

(澤部佑)ダルそうに(笑)。ちゃんと書いてるでしょ!

(岩井勇気)あいつら、本当にそんな感じじゃないのよ。ああいう感じじゃないからね。もう座り込んでさ、ガニ股ですっごいダルそうにサインを書いていてさ。こっちを見て「なんや?」みたいな(笑)。TT兄弟の左の方が言ってきて。「うわっ、怖! 関西弁なんだ、普段TT兄弟って……」って。あいつら、関西弁なのよ。

(澤部佑)チョコプラね。

(岩井勇気)「見せもんやあらへんさかい! あんまり見ていたら、おどれのはらわた引きずり出してTを探したろかい!」って言われて。

(澤部佑)怖い……(笑)。

(岩井勇気)このぐらいのやつだからね。TT兄弟って。あいつら。で、逃げるように次の書店に行ってさ。

(澤部佑)フフフ、「はらわた、はらわた……」って(笑)。

(岩井勇気)はらわたを引きずり出されて、腸をTの形にして「T!」ってやられちゃうから。怖いよ、あいつら。で、次の書店に行ってさ。そこの地域担当の新潮社の営業の人が来ていて。で、サインを書いた後にさ、「次の書店までちょっと時間があるんで、お茶でもしましょうか?」って。書店の中に喫茶店みたいなのが入っているんだよね。で、営業の人とその友達のお母さんと3人でお茶をしていてさ。そしたら営業の人がわなわなしてさ。「すいません……しばらくちょっと時間があるんで、本を買いに行ってきていいですか?」って。本当、嘘みたいだなと思って。

(澤部佑)すごいな。本好きなんだな。

(岩井勇気)本、好きすぎない? ちょっと。で、「マジで本が好きなんですね」って。それで言ってから気づいたんだけど出版社の人に「マジで本、好きなんですね」ってなんか失礼だったなって(笑)。

(澤部佑)それのプロだからね。

(岩井勇気)でさ、また次の書店に行ってさ。そこでは「岩井さんの本、すごくよくて。本当にありがとうございます」なんて。書店の人が言ってきたんだけど……その人、又吉さんが最近出した『人間』っていう本のTシャツを着ていてさ。「なんだろうな……」って。

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(澤部佑)いいじゃん、別に! それは着るでしょ、別に。

(岩井勇気)で、もう本当に1日、先生扱い。600冊以上書いたかな?

(澤部佑)ええーっ! 大変!

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書店回りを終えて……

(岩井勇気)「うわー、大変だったな」なんて思って。でも全部、待遇がよくて。「先生なんだ」っつって。それで7軒回ってさ。最後、東京駅近くで終わったんだよ。それでまあ、「お疲れ様でした」なんて別れて。それで「ラーメン食って帰ろうかな」なんて。東京駅近くのラーメン屋に入ったわけ。そしたらなんか、食べていた時に後ろにカップルがいたんだけど。コソコソ言っているんだよね。「ほら、あれ。誰だっけ、誰だっけ?」「わかんない……」みたいな。俺のことだと思うんだけども。

(澤部佑)うんうん。

(岩井勇気)でも、ちょっとデカめの声で。「聞こえてるな……」みたいな。「あれ、なんだっけ? ちょっと出てこないわ」みたいな。彼氏の方が「なんかたぶんバンドの感じの人じゃない?」みたいな(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ!

(岩井勇気)そしたら彼女の方が「ああ、たぶんそうだ。そうだね」なんて言っていたから俺はさ、「もっと本を売るのとお笑いをがんばろう」って思ってさ(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! そうだな(笑)。

(岩井勇気)「俺は先生でもお笑いの人でもないんだ……」って、なっちゃったんだー(笑)。

(澤部佑)「バンドの人じゃない?」って(笑)。

(岩井勇気)「お笑いと本、がんばろう」って思ってね。

<書き起こしおわり>

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