佐久間宣行 ラジオマニアの大将の寿司屋に再び訪れた話

佐久間宣行 ラジオマニアの大将の寿司屋に再び訪れた話 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

佐久間宣行さんがニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でラジオマニアの大将のいるお寿司屋さんに再び訪れた際の模様をトーク。大将の狂信的クルー化について話していました。

(佐久間宣行)それと、今週もう1個あったのが、ちょっと3週間前ぐらいにラジオで話した……お寿司屋さんの話をしたと思うんだよ。ラジオマニアの寿司屋で、とにかく客も結構ラジオマニアが集まる。で、とにかく店主がラジオを聞いていて、握りが遅いっていう。握りながらラジオの話をしちゃうっていうところに久しぶりに今週、行ったんですよ。2ヶ月ぶりぐらいに。

で、前に行った時は『荒川強啓デイキャッチ!』の終了に怒り、『たまむすび』リスナーのピエール瀧さんへの愛を語り。それで伊集院さんが『オールナイトニッポン0』に来るか来ないかの時期だったんだけど、「伊集院は約束を守るよ」って言ったり(笑)。まあ、とにかくおじさん、楽しそうだけどもラジオへの愛が強いのね。

佐久間宣行 ラジオマニアの寿司屋の大将を語る
佐久間宣行さんがニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でたまに訪れるお寿司屋さんのラジオマニアの大将の話をしていました。 (佐久間宣行)それでもう1個、最近あった話としてお寿司屋さんの話なんですけど。ちょっと郊外に安くて美味...

で、そこに2ヶ月ぶりに行ったら、まあこの2ヶ月の間、もう俺のラジオを聞いていたんだろうね。ガラッと開けた瞬間に直立不動で立ってて。「船長、お帰りなさい!」っていう。フハハハハハハッ! いや、もう違う。これはもうリスナーの悪いところ、出てるぞと。他のお客さんいるから。これ、ラジオのノリを外に持ち出すってもうご法度じゃん? フハハハハハハッ! それをもうやり始めてんのよ(笑)。

で、「最初、何にします?」「じゃあ、ビールで」って。そしたら、ビールを注いでくれて。「佐久間さん、乾杯しますか?」「いやいや、乾杯って何?」「この間、タイトルコール、間違えたでしょう? 一部昇格、おめでとうございます!」っていうわけ。だから俺がタイトルコールで『オールナイトニッポン0』っていい忘れたやつを覚えていて、それをさらにいじってくるんだけど。もうこっちはキョトンだからね(笑)。

「船長、お帰りなさい!」

これね、「こいつ、聞き込んでんな!」っていうね。とにかく俺のラジオを全部聞いていて。握りながらね、「佐久間さん、クルーにちょっといじられすぎじゃないですか」って。「おめーだよ!」っていう(笑)。「でもまあ、クルーと言えばまあ俺もクルーだからな。っていうか、俺はもう専門のシェフだから……『ONE PIECE』で言えばサンジみたいなもんですよね。中トロです」って言うんだけど、いや、もうジジイなのよ(笑)。全然若くない、たぶん50を超えているんだよ。そんなサンジ、いねえよ!って思いながら。

もうそれで握りながら、1握り2ラジオのペースでしゃべるわけ。そして、最後の中盤あたりは「佐久間さん、これ次はいよいよ、あれを出しますよ」って言うから「なにを出すのかな?」って思ったら「アニサキス入りのサバ」っていう。俺が人間ドックでアニサキスを取ってもらったっていう話をしたのを覚えていて、それをギャグにしてるんだけど。それはもう寿司屋のギャグとしてはダメじゃん? フハハハハハハッ! 「ウソウソウソ!」って言ってくれたけど(笑)。もうフリートークをくまなく聞きすぎているのよ。

「ウソウソウソ、トリ貝です」って出すんだけど(笑)。もうちょっとその……「このリスナー、めんどくせえな」って思い始めて。で、もう目の前で総集編が繰り広げられてんのよ。俺はもう仕事のことを忘れたくて寿司屋に来てんのに、なんで俺のフリートークの総集編を目の前で見せられてんだ?っていう状態になっているのね。で、さっき発表したけどもオークラさんの話に一緒に行った人となっていて。

「佐久間さん、今度オークラさんが出るって本当ですか? オークラさんが言っていました」「ああ、そうなのよ。オークラさん来てもらって、こういう話をしてもらおうと思って」って言ったら、ちょっと遠くから。他のお客さんに寿司を出してるのに「3人目のバナナマンことオークラね」って(笑)。「いじられてるけど、本当は結構すごいオークラね」って。もうフジモンのガヤなのよ。フハハハハハハッ! 遠くから言うフジモンのガヤなのよ、もう(笑)。

「うわあ……」ってなって。「今日、すごいよね」って言ったら、俺と一緒に寿司屋に来ていた常連客の中の1人が「いや、佐久間さん、この間俺1人で来た時の方がもっとひどかったですよ」「なにが?」って。この大将が来る客、来る客、特にちょっとお笑いのこと、ゴッドタンとかを知ってそうな客を見つけると、「佐久間のラジオは聞いたのか?」って言うんだって。俺がいなくても(笑)。で、「佐久間さんのラジオ、面白いぞ!」っていう話をして、「聞いたことないです」って言ったら、「Radikoっていうので聞けるから。いますぐスマホ、出しなさい。Radiko、ダウンロードしなさい」って言って(笑)。Radikoをダウンロードしないと、握らないんだって。フハハハハハハッ!

Radikoダウンロードが終わらないと寿司を握らない

だからRadikoのダウンロード待ちで握らないっていう(笑)。「だからこの人、無理やりなんか若い夫婦にRadikoをダウンロードさせてましたよ」っていう常連客のチクリがあったわけ。で、もういよいよだなと思って。もうちょっと、クルーっていうか狂信的なクルーすぎてもう『ONE PIECE』じゃないのよ。『マッドマックス』なのよ(笑)。もう俺がイモータン・ジョーなわけよ(笑)。だからもう怖えなって思って。大将の顔を見るのがちょっと怖くなってきて。こうやって食べながらパッと顔を上げたらもうキラキラした顔で俺の目の前にいて。「いやー、俺は船長が一部に上がるまで握り続けないとな」って言うんだけど……もうヤベえなって思って。フハハハハハハッ!

で、もうこれは今日は早々に帰ろうと思って。でも、お寿司はすげえ美味いから。「美味かったな! 帰ろう」って思って。「ごちそうさまでした」って言ったらバババッて走ってきて。もうバッサバサのノートをバッと出して。「いや、次の予約を……」って(笑)。『ペット・セメタリー』なのよ、もう。ホラーになってきていて。「逃さないよ!」っていう感じで「予約……」って言うから。「いや、わかりましたよ。次、俺が時間が空くの、8月か9月ぐらいかな? いつ取れますか?」ってバーッと見たら、「そうっすね……いや、3ヶ月待ちですね。10月なら」って。超人気店だったっていう。フハハハハハハッ! めちゃくちゃな人気店だったのよ。めちゃくちゃな人気店でそんな狂信的なことやっちゃダメよっていう(笑)。

<書き起こしおわり>

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