星野源『夜のボート』を語る

星野源『夜のボート』を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で松尾スズキさんの映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌となった自身の11年前の楽曲『夜のボート』について話していました。

(星野源)僕、星野源が11年前に製作した楽曲『夜のボート』が10月25日(金)公開の松尾スズキさん……ボス。ボスこと松尾スズキさん監督作品、映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌に決定しました! メールが来ているので読みたいと思います。東京都の方。「朝から松尾さんの映画の主題歌に源さんの11年前に製作した曲『夜のボート』が決まったという発表があり、とても驚きました。

ソロデビューより前の曲はどのような曲なのか、とても気になりいまからとても楽しみです。映画はR-18指定とのことですが、今日誕生日なので見に行けます。初のR-18指定の映画、いまからとても楽しみです。誕生日に嬉しい発表をありがとうございます」。おお、おめでとうございます。じゃあ、バースデーねぶり棒を差し上げましょう。おめでとう!

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で番組の新ノベルティグッズ「ねぶり棒」に対する反響について話していました。

じゃあ続いて熊本県の方。「源さんが11年前に製作した曲『夜のボート』が松尾スズキ監督作品映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌に決定、おめでとうございます。今回は新たにレコーディングを行ったそうですね。聞ける日が待ち遠しいです。しかしリリースの予定はないそうで……星野源のオールナイトニッポンで流していただくことはできるのでしょうか?」。なるほど、そうですね。

『夜のボート』という曲はですね、2008年。もうね、そんなに経ったんですねえ! はーっ! 2008年に松尾スズキ作・演出の舞台。舞台作品でですね、『女教師は二度抱かれた』という作品がありまして。そこでですね、主演が市川染五郎さん。当時のお名前ですね。それと大竹しのぶさん……大竹しのぶさんが主演。その舞台でですね、僕は出演者としても出させていただいておりましたが、その時にですね、その舞台の音楽を全部製作してたんです。音楽担当というか。

なので、出演をしつつ音楽も曲作りしておりました。その舞台の中で流れる曲というのはですね、歌に関しては松尾さんが作詞をして。それで僕が曲を作る。編曲もさせていただくみたいな感じでですね、深く関わった舞台です。

『女教師は二度抱かれた』

その中で僕がですね、市川実和子さんと2人でデュエットした劇中歌があって、それが『夜のボート』という曲で。松尾さんがたぶん気に入ってくださってたんだと思うんですけど。僕も結構というか、とても好きな曲でですね。たまにふと思い出すような感じで気に入っていたメロディーだったんですけど。

その曲をですね、今回映画の主題歌で使いたいっていう風に松尾さんが言ってくださってですね。なので、その時のいわゆる舞台で流した時には音源を流したんじゃなくて生で歌ってたので。今回は1人で最初から最後まで歌うようにレコーディングをし直しました。で、今回の『夜のボート』は僕の弾き語り+石橋英子さんによるフルートとコーラスという感じになっております。すごくしっとりしていて、いい感じのものができたんですけど。

あれ? これを録っていたのって去年の末とかだっけ? 違ったっけ? なんかそんな感じだった気がする。なんか割とバタバタしている中で録ったんですけど、非常になんか素敵なものができたなと思っていてですね。とはいえ、ちょっとかなり昔の作品なんで、リリースっていう感じでもないなと思っていて。なので、映画に行くと聞けるようという感じで。でも、R-18指定作品なんで、18歳以下の人が見に来れないんですよ。で、「お父さんお母さんとか保護者と一緒に行くのもダメなんですか?」って聞いたら「ダメなんです。R-18は」って。

そもそも、保護者と一緒に見に行く感じの作品でもないという話にさっきなりですね。「そうですね」っていう話になったんですけども。R-18なんで、たぶんこの番組でも流させてもらうことにはなると思います。なので、それはそれでぜひお楽しみにしていただければと思います。でも、ちょっと先、10月なんで。ぜひ映画も見に行ける方はぜひ行っていただければと思います。

もうその作品、完成をしてから曲を改めて録音し直したんですけども。「ああ、R-18だ!」っていう感じっていうか。もう、すごいんすよ。いまの時代、これをやる?っていう、もう……グッチョングッチョンです。擬音にするならもうグッチョングッチョンの映画です。なので、しっかり……これから予告編とかもたぶん流れると思うんで。「行けるぞ!」っていう方はぜひ見に行っていただいて。

「映画はグッチョングッチョンです」

「源さんが主題歌だから気軽に見に行こう」っていう感じはやめた方がいいと思います(笑)。中身を見て大丈夫だと思ったらぜひ、がっつり見ていただいて。そしたらさらにその主題歌がハマると思いますから。すごく、映画もめっちゃ面白いと思います。もちろん笑いもありますし、いろんなものがある映画ですけど。

そこにですね、『夜のボート』ってすごい切ない曲なんですよ。それを合わせる松尾さんっていうのが、すごい松尾さんだなっていうか。カオスと切なさを一緒にするっていうあたりがですね、すごく松尾さんっぽくて好きだなと思いました。なのでぜひみなさん、お楽しみに! サイトなどもあるそうなので、ぜひチェックしてください。

<書き起こしおわり>

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