ニセ明(星野源)のお悩み相談「元上司の言葉を気にしてしまう性格を変えたい」(28歳)

星野源 夏バテに効くレシピを語る 星野源のオールナイトニッポン

ニセ明(星野源)さんが2023年11月14日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからのお悩み・質問に回答。「元上司から言われた言葉を気にしてしまう自分の性格を変えたい」という28歳からの相談に答えていました。

(ニセ明)続いての相談。大阪・28歳。「ニセさん、こんばんは。源さんの大ファンである彼女といつも聞いてます」。Thank you! 「元上司から先日、言われた言葉が時間差で気になっています。先日、母校へ会社説明会に行ってきました。初めての会社説明会は惨敗。雰囲気にのまれて思うようにいかず、改善点が残りました。会社説明会の2日後に元上司と会いました。元上司は定年退職し、違う支店勤務ですがその日は用事があってうちの支店に来ていました。以下会話です。(元上司)『母校、行ってきたらしいじゃん。誰か後輩、入ってきそう?』。(自分)『思うような説明ができませんでした。興味持ってくれていたらいいですけど、手応えないっすね』。(元上司)『そうか。まあ、君みたいなのが10人来ても嬉しくないけどな。ワハハッ!』。

この時は笑って過ごしましたが、しばらく経ってからじわじわと心を蝕んでいます。ちなみにこの元上司は僕を含めて若手へのパワハラが原因で、定年退職まであと数年のタイミングで単身赴任を伴う転勤となった過去があります。今は定年退職して再雇用として働いています。その時の憂さ晴らしなのか、ただの冗談なのかわかりません。あんなことがあったのに結局、何も変わってないんだなと思いました。ただ、気にしてしまいます。この気にしなくていいことを考えて勝手に消耗していく感覚(性格)を直すにはどうしたらいいんでしょうか?」。

「Oh, fuck it!」っていうことだよね。うーん、これは、嫌だねぇ。いや、でもね、わかる。こうやって仕事場で、たとえば先輩とか上司とか目上の人にさ、パッて言われたことってなんかさ、流しちゃうよね。受け入れ流し、みたいな。「ああ、そうっすよねー」みたいなことを言っちゃったり。それで全然、間違ってないんだけど。あと、こういうこと言われたら「気にする」でいいです。気にしないっていうのは相当、ポジティブな人だし。あと、たぶん話を聞いてない人だから。そういう気にしない人って。だから、普通に話を聞いちゃって、その意味がわかる人は気にしちゃうのはしょうがないんで、いいと思う。

気にしてしまうのはしょうがない

(ニセ明)でもさ、この人はこれ、もう無理だよ。「無理だよ」っていうか、「君みたいなのが10人来ても嬉しくないけどな」って、すごいことを思いつくなと思うけど。うーん。なんか、こういうことを息を吐くように言っちゃうわけじゃん? 水を飲むように。もうこの人、終わりだよ? この後の人生、終わり。これで赴任単身までさせられたことも、もちろん嫌に思ってるのかもしれないけど。自分がこれをパッと言っちゃう人間だということに自覚的でないということは、もう今後、この人は好かれることはすごい少ないと思いますよ。人生って、意外と長いんだよ?

「こんな言葉を普通に言えてしまう人はこの後の人生、終わり」

(ニセ明)だから、疎まれながら生きていくんだと思いますよ。この人は。でもだから、まあこれがずっと一緒にいなきゃいけない人だったら、しんどいからさ。違うところに移ったりする検討なんかもしたらいいと思うけど。でも、違う場所だからね。一応、違う支店だから、まだよかったかもね。だから、気にしてもいいし。本当に「かわいそうだな」って思っていればいいと思います。うん。と、いうことで……ニセが戻ってきました。そんなわけで、みんなのお悩み受け付けます。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました