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プチ鹿島とモーリー・ロバートソン パンプス強制反対運動「#KuToo」を語る

プチ鹿島とモーリー・ロバートソン パンプス強制反対運動「#KuToo」を語る 水曜日のニュース・ロバートソン
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プチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で女性にハイヒール・パンプス着用を強制することへの反対運動「#KuToo」について、モーリー・ロバートソンさんと話していました。

(プチ鹿島)私が気になったニュースは「パンプス」。これ、モーリーさんは?

(モーリー)いや、追いかけてなかったです。

(プチ鹿島)実はこれ、女優さんでライターのお仕事もされている方がもともと葬儀場でアルバイトをしていた時期があって。で、葬儀場で働くのって肉体労働じゃないですか。で、「男性は運動靴みたいな身軽に動ける靴でやっているのに、なんで女性だけそんなところでもパンプスを履かなきゃいけないの? これって性差別じゃないですか?」っていう。

(モーリー)ああーっ!

(プチ鹿島)それで「#MeToo」と「靴」をかけて「#KuToo」。

(モーリー)「#KuToo」。「苦痛」ね、はい。

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「#KuToo」=「苦痛・靴」

(プチ鹿島)で、いよいよそれが国会にまで届いたということなんですよ。で、それが一昨日ぐらいのニュースだったんですけども今日、厚労大臣が「業務用必要ならば相当な範囲だ」と容認してしまったんですよ。

(モーリー)なるほど。読めていないね。

(プチ鹿島)そうそうそう。これ、どうですか? やっぱりもう「見かけが」とか「女性ならでは」って言うよりは、特に職場がもう男女で同じ労働をするのであれば、靴なんかこだわらなくてもいいんじゃない?っていう。そこまでの時代に来ているのかなと思うんですけども。

(モーリー)そうですね。「#MeToo」の時もそうだったんだけども、政治の実権はまあオヤジ支配なわけですよね。そこが、実は日本も価値観が多様化している。声を上げる女性が増えているわけですよね。で、BBCが番組のゲストの男女比を思い切って50:50にしようとしたみたいな、そういうような思い切りが日本のオヤジ政治家にも必要な時に来ているという。

大井真理子 BBCニュース・ゲスト出演者男女比50:50プロジェクトを語る
BBCのレポーター・キャスターの大井真理子さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』に出演。2018年からBBCニュースが取り組んできたゲスト出演者の男女比を50:50にするプロジェクトの結果について話していました。

(プチ鹿島)そうですよね。一方で皮肉なのが、またこれクールビズで内閣とかでいつも会議とかやっているじゃないですか。総理大臣とかみんな大臣たちが沖縄のかりゆしウェアを着て、すごく快適に過ごしているんですよね。自分たちは。

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かりゆしウェアの閣僚たち

(モーリー)うんうん。

(プチ鹿島)それ、すごく対照的で。逆に画になっちゃうなって思って。その一方で「いやいや、女性はパンプスを履いてよ」って。

(モーリー)だから要するにね、哲学というかイデオロギーとして線が通っていないんじゃないですかね。要は、「欧米からやってきたこの新たな外来種の『#MeToo』とやらいうもので、なにか前よりもセクハラは厳しいから物の言い方は気をつけなきゃね……」ぐらいに考えて、微調整しかしていない。

(プチ鹿島)だから結局、自民党の失言防止マニュアルっていうのもそういうことで。別になにか「本質的に考えようよ」っていうことではなくて、「これはめんどくさいから言うのをやめておこうよ」っていう。そういうマニュアルじゃないですか、あれは。

(モーリー)うん。だからさっきちょっと申し上げたロンドンのカーン市長とトランプ大統領の対決っていうのはまさにそういうことで。イギリスではまあ、半世紀以上もカリブ海とかアフリカ、インド、パキスタンからものすごい移民が入ってきて。排斥運動とか差別もさんざんあったし、事件もいっぱいあったけども、「ここでみんなで一緒にやっていこう」っていう風に根底から多様性を考え直したし、いわゆるアメリカと同様にイスラム系の原理主義組織によるテロなんかもあったわけですよ。でも、だからと言って「ムスリ=テロ」はダメだよねっていうことで、みんなで非常にハードな議論をぶつけ合って。ハードトークをして、トンネルの向こうに抜けたわけ。日本は議論の席にすらついていないと思います。

(プチ鹿島)日本は相変わらず、麻生さんがかりゆしでリラックスした感じで「いやー、人生100年。自助努力で2000万円ぐらい自分で稼いで」みたいな、そんなことを言って反発食らっているっていう。もう全然何事も動いていない感じがありますよね。

(モーリー)で、それを報じる地上波メディアとか新聞がですね、やっぱり僕は甘噛みしているように思えてならない。権力との対峙っていうの? かならずしもケンカしたり悪口合戦になる必要はないけども、きちんと本質を批判して。表面的な揚げ足取りではなくて、この国のどこに構造的な問題があるのか? それをどうすればよくなっていくのか?っていうのがイギリス式の対話。これをちょっと望みたいところですね。

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「ハードトーク」と「失言防止マニュアル」

(プチ鹿島)だから「ハードトーク」と「失言防止マニュアル」って見事に対極ですよね。「失言」っていうことは「これは言わないでおこうね」っていうマニュアルだから。

(モーリー)それは、先送りでしかない。

(プチ鹿島)ですよね。

(モーリー)で、ハードトークはいますぐ、すべての問題に向き合って、できれば解決策を見出そうとする考え方なので。逆にね、僕は日本の政治に関してはそういう風に失望をすることが多いんですけども、一般の人たちに関してはね、案外話せる人。案外、ここで言っていることをわかってくれる人が増えている気がするんですよ。それを間に入っているメディアがわかっていないと思う。

(プチ鹿島)なるほどね。

<書き起こしおわり>

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