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小袋成彬 ブライトンで過ごした週末を語る

小袋成彬 ブライトンで過ごした週末を語る MUSIC HUB
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小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中でイギリス南部の港町ブライトンで過ごした週末について話していました。

(小袋成彬)今週はですね、週末にブライトンという街に行ってきました。限りなくフランスに近いイギリス南部の港町ですね。ブライトンの話は前にしたかもしれないんですけど、すごく音楽が盛んで。LGBTにも寛容で非常にリベラルな人たちが集まるエリアです。僕は1回、フェスで行ったことがあるんですけど、まあ今回は友達の家に泊まるっていうことで行きました。まあブライトンはね、前回行った時はフェスだけしか行ってなくて。後は海岸沿いを歩いただけなんで、あんまり街の様子は知れなかったんですけど。

今回は割とね、丘の方……神戸みたいに港町なんですけど、山肌にこう家がポンポンとあって。その上の方のエリアで僕は週末を過ごしてました。で、電車でロンドンの中心部からまあ1時間ぐらいで行けちゃうので、実はそこからロンドンに通勤してる人も何人かいるらしくって。だから朝の電車がめちゃめちゃ混むらしいんですよ。すごく良いエリアです。鎌倉に近いですかね。感覚的には。海も近くって、穏やかですごくオープンな街でした。

で、1日の土曜日に泊まって日曜の夜に帰ったんですけど。そこにね14歳の少年がいてね。トムってやつだったんですけど。トムがめちゃめちゃまあ恥ずかしがり屋で、いいやつで。ギターを練習してまだ2ヶ月ぐらいらしいんですよ。で、僕がミュージシャンだっていうのに結構興奮してたらしくって。で、どうも初めてね、先週かなんかに地元のバンドのライブを見に行ったんですって。その「ライブを見に行く」という行為が初めてだったらしいんですけど。そのバンドよりもフォロワーが多かったっていうんで、すごい興奮してたらしくて。めちゃくちゃ恐れ多いんですけど。

まあ、そんなこともあり、トムと過ごしていたら、なんかね、彼が買ったばかりの安いギターにそのマスキングテープで「FENDER」って書いて、そのヘッドのところに貼ってるんですよ。これがめちゃくちゃ、なんだろう? 「キュンときた」と言うかね、青春を感じました。これがいちばん大切なものだよな。あの14歳ごろのひたすら音楽に熱中すると感じとか、「いいギターがほしいな」と思って簡易的に作ってみたりとか。ああいう、なんだろうな。すごくピュアな気持ちを久々に思い出させられて、めちゃくちゃいい旅でしたね。

で、すごいギターを弾いてるトムに結構感化されて、ちょうどいまスタジオに来る前にギター屋の前を通っちゃったんで、ギターを1本買っちゃいました。いちばん安くて、家でちょろっと弾けるやつ。夢中な感じを思い出したくて、いちばん安いギターを買いましたね。これでまたなんか録ってみようかなと思ってます。ということで、そんな素敵な週末を過ごしたわけですが、今日は新譜を2曲紹介した後ですね、こっちで聞いてすごく良かったなと思った曲を何曲かかけようと思います。まず1曲目、Esperanza Spalding『Thang』。

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Esperanza Spalding『Thang』

お聞きいただいたのは、Esperanza Spalding『Thang』。すごく歌もうまいんですけど、耳のいい方は「ベースも上手いな」と気づいた方もいるかもしれません。アメリカの女性のベーシストなんですよ。そもそもベースが上手くてめちゃくちゃかっこいいので、ライブ映像を是非チェックしてみてください。いっぱい出ると思います。Esperanza Spalding。

コントラバスも弾いたり、アコースティック系のベースも弾いたりするので、めちゃめちゃかっこいいです。いまね、ハーバードで教授やってるんですよね。音楽部門の。向こうで教授をやれるぐらいの超スーパープレイヤーのEsperanza Spaldingでした。最近、やっと地元の友達もちょっとずつ増えてきて、会話の半分以上が英語になってきたんですけど。そうそう。ブライトンに行った時は政治の話になって、いろんなことを教えてもらいましたね。政治用語を。こっちでね、政治の話をすることはあまり憚られないので、気持ちよく楽しくできるんですけど。

ブライトン自体はね、すごくリベラルな街なので、もちろんブレグジットに反対している人の方が圧倒的多数。僕が行ったエリアは、その通りは98%、99%ぐらいはブレグジット反対らしいですね。そんな中でね、育っていく子供ってやっぱりすごく多様性を理解しながら世界に出て行くので、羨ましいなって思いますね。政治の話をした時にそのブレグジットがとにかく反対だっていう話をしたんですけども。まあ、僕は反対も賛成もないというか、投票権がないので意見しか言えないんですけど。

僕にとってはね、日本人なので「国が変わるっていうこと自体がもう希望だよ」っていう話はね、彼らに伝えたんですけどね。まあ、彼らにとってはそんなこと、知ったこっちゃないってことかもしれないですが。そんな話で盛り上がりましたね。2曲目に行きます。RHYE feat. Olafur Arnaldsで『Patience』。

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RHYE feat. Olafur Arnalds『Patience』

お聞きいいただいたのはRHYE feat. Olafur Arnalds『Patience』でした。RHYEが新曲を出したのを最近、知りまして。聞いたら僕のすごく好きだポストクラシックのOlafur Arnaldsがフィーチャリングされたので聞いちゃいました。このね、冒頭から入ってるピアノのダンパーノイズがね、すごくいいんですよ。ダンパーノイズって何かっていうと、ピアノを弾いた方ならわかるかと思いますが、ダンパーっていうものがピアノの下についていて。足元のフットスイッチみたいなものですね。

ひとつはミュートをだったり、ひとつは盤自体を横にずらす機能があったりするんですけど。主に出した音を踏んでいる間は伸ばす足元のスイッチをダンパーっていうんですよ。で、ダンパーってもちろん足で鳴らすので、その靴の音とか、そのダンパーそのものがガコッていう音がね、入っちゃったりするんですけど。それがダンパーノイズっていって。それをね、非常に効果的にというか、使っていて。めちゃくちゃかっこいい曲だなと思いました。

ずっとね、ここ最近のRHYEの新譜はそういう生音感の中でも非常にライブ感のある音作りをするのがすごく上手くって。いっつも感心しながら聞いていますし。Olafur Arnaldsはね、たぶんアイスランドのポストクラシカルの天才ピアニストですから。そういう2人のね、いいエッセンスがめちゃくちゃよく出てる曲だったなと思って聞きました。うん。すげえいい曲なので是非聞いて下さい。

<書き起こしおわり>

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