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小袋成彬 ロンドンの物流・再配達受付システムを語る

小袋成彬 ロンドンの物流・再配達受付システムを語る MUSIC HUB
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小袋成彬さんがJ-WAVE『MUSIC HUB』の中で移住したロンドンで体験した物流の再配達受付システムについて話していました。

エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」

(小袋成彬)そう。驚いたことシリーズでいえば、あれだな。再配達。物流の再配達が面白くて。まず基本的に、こっちの物流はダメです。荷物がボコボコになって届きますし、「届けた」って言っているのに届けてない場合があったり。トラッキングされてないのに勝手に届いてたりっていうのがあって。僕も日本から送られてきたスピーカー、片方がね、なかなか届かなくて、たらい回しにされていて。2週間遅れて届いたと思えば、もう傷だらけで来たんで。めちゃめちゃいいスピーカーだったのに。もうめちゃくちゃショックでしたね。

で、話は戻りますけど、再配達をお願いする時にいちばん驚いたのが、日本だと再配達受付に電話をして、音声案内に従って手元のテンキーで数字を打ち込むじゃないですか。で、こっちは違っていて、自動の音声機能なんですよ。いわゆるSiriみたいなもので。「あなたの名前は?」って聞かれてそれに答えると、そのままもう入力してくれるんですよ。

だから再配達の受付番号も口で言えば、もうそれで対応してくれるんですよ。で、「いつのいつまでに届けてほしい」とかっていうのも全部、音声認識で再配達受付してくれるんですよね。これは結構僕は驚きました。そんなに難しい技術はないはずですけど。たしかにこれ、日本になかったのは不思議だなとは思いましたね。

(中略)

(小袋成彬)お聞きいただいたのはNOTSというバンドで『Half Painted House』でした。

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NOTS『Half Painted House』

NOTSはメンフィスの女性バンドですね。メンフィスはテネシーのいちばん西、西端にある都市です。州都のナッシュビルよりデカいということで有名なんですけど。そのメンフィスのバンドですね。いま、新譜が出てて。まだこれ、先行公開の曲が『Half Painted House』なんですけどけど。アルバムがそろそろ出るはずなので。フル公開で。ぜひぜひチェックしてみてください。

こっちに来て、いいことも悪いこともいっぱい体験したんですけど。とにかくいいなって思うのは、なんかね合理主義的なところなんですよ。結構面白い対比があって。たとえばサウナに行った時、そのサウナの入場のパスワード忘れちゃって。まあ、共通パスワード……自分でパスワードを入力して、オートロックさせるっていうシステムだったんですけど、それを忘れちゃったというか、うまくいかなくって。

そしたら店員がバーッと来て、みんなが見てる目の前で共通のアンロックキーを押して「はい、どうぞ」みたいな(笑)。なんて言うんだろう? まあ「リスク管理が甘い」とも言えるし(笑)。「開けてもらってなに言ってんだ?」っていう感じだけど。まあ、合理主義的だなっていうところはすごく感じるんですよ。街の至るところでも。

たとえば、Amazonの話でも、「届けられなかったら近くの人に届ければいいじゃん」とか。そういう……あと、書類の不備があっても全然大丈夫。銀行口座を開くにも……まあ、銀行口座はちょっと厳しかったけど、携帯とかね、めちゃくちゃ楽でしたね。そしたら、僕は日本の法人のクレジットカードを持っていて。それが突然使えなくなっちゃっていて。いろいろと調べてもらったら、どうも銀行の口座からの引き落としができてない。

どうしたもんかな?って思って調べてもらったら「銀行の振替用紙のTokyo Recordingsっていうところのふりがなが書いてないから引き落とせませんでした」って言っていて。これは日本だな!って思いましたね。なんせ僕、そもそもオンラインでアプライしましたから、紙ベースでふりがなが書いてなくても、なんか電話なりなんなりで確認してもらえればよかったんですけど。まあ、それが書いてないからカードが使えなかったっていうね、結構……まあ、真面目だし、ちゃんとしてるんだろうけどあまり合理主義的ではないなっていうのはその対比のエピソードとして面白かったですね。

あとは何だろうな? メシね。メシはすごい……まあ、マズくはないけど。「ダシ」っていう概念がないんですよ。こっちは。だからハンバーガーとかソーセージとかは美味いんです。雑に作れるやつは。あとサンドイッチとかね。でも、なんかブイヨンの概念があるものはそんなにね、美味しくないっすね。繊細じゃないというか、味に奥行きがないんですよね(笑)。

もちろん、高いお金を払えば美味しい料理屋はいっぱいありますから、総じてマズいとは思わないんですけど。たとえばね、家で料理する時とか、日本の感覚では味覚を再現しようとはできないですね。みりんなり酒とか、そういう細かい調味料があんまりないんで。あるにはあるんですけど、その概念としてないから食材もね、そういうのが全然合わないんですよ。

あと、白米もあんまり美味しくないんだよな。うん。ちょっといま、いろいろと研究して、いろんな品種を試してるんですけど。日本のあのね、モチモチの白い短い太い米を食べようと思うんじゃなくって、もっとジャスミン米とかそういうものの美味しいやつを探った方がいいのかなって思う時はあります。はい。4曲目に行こうと思います。Jamila Woodsで『EARTHA』。

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Jamila Woods『EARTHA』

お聞きいただいたのはJamila Woods『EARTHA』。シカゴのシンガーで、この人も、もうそろそろアルバムが出るんですが。シカゴのラッパーのSabaもフィーチャリングされてます。たぶんシカゴ界隈で横のつながりでやってるんだなとは思うんですが。まあ新進気鋭のシンガーでございます。

あと、そうそう。いろんな音楽のクラスターがこっちにはいて。もちろんドラムンベースはドラムンベースで好きな人たち。で、テクノはテクノの人たちで集まるし……っていう。割と住み分けは結構はっきりしてるんですけど。もちろん、単純な音楽ラバーっていうのもいて。その人たちはやっぱりね、東ロンドンに集まってるなっていうのを感じました。

僕がたまたま高校の先輩がこっちに移住してて。当時からめちゃくちゃイケてる先輩で。かっこよかったんですけど。その人にいろいろ教えてもらって、Giant Stepsっていう新しくできた、あれは何だろうな? 週末だけやってるイベントがあるんですよ。まあ、箱なんですけど。1階にレストランもあって。で、2階がめちゃくちゃいいスピーカーを置いた、ライブスペース、DJスペースなんですけど。

で、基本的にそこの人たちはね、もう音楽が超大好きなんですよ。レコード文化で。たとえば、僕が「こういうアルバムを作ってるんだよ」って言っても、「えっ、レコードある?」としかまず聞かないんですよ。「Spotifyは?」とかじゃないんですよね。「レコードはある?」って聞く文化で。これは面白いなと思いました。

で、こっちにあるリイシューレコーズ……いわゆる昔のレコードをもう1回作り直して販売するっていうリイシューレコーズ、レコード会社がいっぱいあるんですけど。「レコード会社」っていうか、何て言うんだろうな? リイシューレコーズとしか言えないな。まあ、そういう組織、会社がいっぱいあって。

で、日本語の名前を冠したものが結構あるんですよ。昔の日本のアンビエントの人とか、あとは何だっけな? 「Mukatsuku Records」ってういのもあったり。リイシューレーベル、割とロック中心だった気がするんですけども。日本産のもの、音楽っていうものが何か注目度がピークに来てるなっていうのはめちゃくちゃ感じますね。

<書き起こしおわり>

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