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星野源『ケムリクサ』を語る

星野源『ケムリクサ』を語る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で最近ハマって見ていたアニメ『ケムリクサ』について話していました。

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(星野源)そしてやっぱり今週はなんと言ってもですね、『ケムリクサ』ですよね。僕、ドームツアーが終わりまして。それまでもいろいろと集中をしておりまして、なかなか……ライブとライブの間にちょっと落ち着いた時間などはあったりしたんですけど。やっぱりなんだかんだ言ってもライブ中で気は抜けなかったので、あんまりなにかをたくさん見たりとか、ゲームやったりとか、もちろん映画を見に行ったりもできないし。なにかを摂取するということがあまりできなかったんですよね。

なので、ドームツアー終わって。福岡公演が終わって家に帰ってきて、やっとなんか……達成感もすごいあったし。この間のNHKの星野源スペシャルもね、収録とかもそのあとにあって。あれ、すごいいい番組でしたね。見た見た。すごいいい番組でしたね! フフフ、先週見れていなかったんだけども。びっくりした。すごいいい番組でしたね。

星野源 NHK『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』を語る
星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でNHK総合で放送された『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』について話していました。

うん。あれ、なんかよかったな。2時間半、インタビュー撮ってよかったなって思って。使われたのは15分ぐらいでしたけども。よかったですよ、あれは。いろんな人にぜひ見ていただきたいなと思いました。NHKオンデマンドとかで見逃し配信、あるのかな? たぶんあると思うんですけど。もし気になったらみなさん、チェックして見てください。

それでその収録とかもあったんですけど、その頃ですね、「やっとだ。やっと見れるよ……」って思って。ずっと見たかったのが『ケムリクサ』っていうアニメだったんですよ。で、MXでもやってたんですけど、Amazonプライムで毎週公開されていくという。それでいつでも全話、Amazonプライムに入ってれば見れるっていうことで。

それでその時点で公開されていた……今年の1月から放送開始だったんですけど。その時点で放送されてたものを毎晩ですね、ちょっとずつ見るという。それでどん兵衛の「キイロそば」を食べながらですね、毎晩……まあキイロそばってういか、本当は関西だしの方のきつねそばだったんですけど。まあ、ちょっとキイロそばっていうのはわかっている人だけわかってくれればいい!っていう感じなんですけども。そのどん兵衛がCMをやってるんですよ。『ケムリクサ』とのコラボレーションで。それで出てくるそばなんですよ。

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どん兵衛キイロそばを食べながら毎晩見る

で、そのキイロそばを食べながら、毎晩2話ぐらいずつ見るっていうのが非常に楽しい時間で。それで、毎晩楽しみにして。そこで普通の放送のタイム感に戻りですね、毎週楽しみにしておりまして。先日、最終回を迎えまして。もう本当に面白かったですね。で、なんかその話をちょっとしたいなと思って。『ケムリクサ』のなんとなくのお話、本当にいちばん最初の話をすると、ものすごい暗くて雲がかかってる……もうなんか荒廃した、滅んだ後の地球っぽい場所なんですけど。

朝とか夜はあるんだけど、全然空も晴れないし、ずっと暗いんですよ。その中を6人の姉妹が水を求めて旅をしている。その中で「わかば」という男の子と出会うっていうところから始まるストーリーなんですけど。なんかね、できればのいろんな人にまっさらな気持ちで見てもらえたらなと思うので。もちろんネタバレとかしたくないので詳しくは言わないので。もし全ネタバレ、もう全く知らないで見たいって人はいま、ちょっとしばらく耳を塞いで「ああーっ!」って言っていてください(笑)。

ちょっとね、ネタバレしないようにしようとは思うんですけど。なんかちょっと感想を言うとね、どうしても核心に触れそうになっちゃうんで。このストーリーはどうしても。ええと、なんかね、毎話……普通、たとえばアニメって毎話、たとえばストーリーがあって、次の話はどんなだろう?って進んでいくと思うんですけど。何ていうか、毎話は少しずつ違和感があるんですよ。ストーリーの中に。「あれっ?」っていう。

で、その違和感がなんだろう? 本当にちょっとした違和感で。「なんかこれ、不自然じゃない? これ、ちょっと普通だったら不自然だよね?」っていう風にちょっと思うぐらいの。「まあ、でもアニメだし。まあまあまあ……こんなこともあるかな?」みたいなことがですね、全部伏線だったりするんですよね。そういうのが話が進んでいくほどに、「あっ、これ伏線だったんだ!」とか、「ああ、これはここに繋がってるんだ!」とかっていうのが全部、張り巡らされていてですね。ものすごく……登場人物が異様に少ないアニメなんですけど、ものすごく考えられて作られたアニメだなと思いながら見て。

それでいわゆるアニメのテンプレっていうのかな? 「これ、よくあるよね。アニメのこの感じ」とかっていうのが、それも全部「アニメだからこうなんだ」とかじゃなくて、全部ちゃんと理由があるっていう。なんかそういうところまで気が配られてる作品ってあんまり見たことがなくて。それで謎が少しずつ、本当に少しずつ明かされてくんですけど。そのスピード感っていうのが僕、ものすごく心地よくて。

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作家性が強い作品を見るのが気持ちいい

なんか、すごい作家性が強い作品だなと思うんだけど、なかなかこういう作家性が強い作品っていうの見たことが、僕はあんまり最近はなくて。その作家性の強さみたいなものを見るのがすごい気持ちいいっていうのと、その作家性がちゃんと見る人、お客さんのことを裏切らないっていうか。ちゃんと見てる。自分勝手に作家性を主張してるんじゃなくて、見てる人たちよちゃんと包むように作家性が発揮されてるっていうのが、とてもかっこいいなと思いながら見ておりました。

これ、でもなんて言ったらいいだろう? ネタバレになりそう(笑)。まあ、たぶん大丈夫だと思うけど。1話の時点で登場人物がある感情になると周りにキラキラって出てくるんですよ。で、そのキラキラっていうのが僕はいちばん最初の違和感で。キラキラっていうのが、もちろん文字じゃなくて、キラキラした表現として出てくるんだけど。「こんなこと、する?」っていう、いわゆる漫画でするような表現。で、「キラキラってなるんだけどこれ、普通するかな?」っていうのがいちばん最初の……「でも、まあアニメだし、するのか」みたいなのが違和感だったんですけど。

それが、もうなんて言うんだろう? 本当にものすごーく大事なことになってくるっていうのも、なんかね、もう見たことがないっていう。で、その僕が途中までサブテーマかなと思っていた部分なんですけど、そのことが「あれ? これはサブテーマじゃない!」ってどんどん思い始めて、最後にドーン! みたいな。もういま何を言っているのかわからないと思うんですけども(笑)。

すごく本当に大事なメッセージとして、見てる人の中に残るという。で、もうどんなひどい世界でも、大事なのってやっぱりそれしかないよねっていう、自分が普段思ってるようなことがアニメの中でものすごくストレートにズバーン! と入ってきて。最終回はもう本当に「すげえーっ!」って終わった瞬間に言ってしまうという。本当に素晴らしい作品でした。「本当にそうですよね!」っていう。なんかそれがだから、もう全然荒廃した地球なので。いまの日本とかね、地球とはちょっと違うような感じがするけど、ものすごくいまと似てるっていう。いまの世の中と似てるって思いながら僕は見てて。

でも、やっぱりそれだよね! もう本当、それしかないよね!っていう。なんかそういう気持ちになって非常に勇気をもらえる、ものづくりをする人としても勇気をもらえるし、いまを生きる人間としてもすごく暖かいものと勇気と愛みたいなものをもらえる、すごい素晴らしい作品だなと思いました。まあ、どうしても中身が言えないんで、あれだと思いますが。もしちょっとでも気になった方がいたら、ぜひいまからで見れますので。みなさんぜひ『ケムリクサ』を見てみてください。

<書き起こしおわり>

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