星野源 NHK『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』を語る

星野源 NHK『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でNHK総合で放送された『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』について話していました。

(星野源)そして昨日、月曜日。NHK総合にて『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』が放送されました! ありがとうございます。ツアー完走直後に収録したロングインタビューとともに2月27日、28日に開催しました僕、星野源の東京ドーム公演から厳選されたライブ映像を公開しました。ということでね、見てくださった方がたくさんいまして。メールがめっちゃ届いてます。ありがとうございます。

長崎県の方。「昨日、NHKで放送された『星野源スペシャル POP VIRUS ライブ&インタビュー』を見ました。僕も源さんのライブに応募したのですが、残念ながら外れてしまい、ライブに行くことができませんでした。しかしそのライブの映像、そして源さんのインタビューが見れるということでテンションがブチ上がりました。ライブの映像、そして源さんのインタビューを見て、いろいろなことを考えたし、それを言葉にしたいけど何て言っていいのかわかりませんでした。

でもこれだけは言えます。本当に素敵で最高でした。いまはただ、それしか言えません。そして昨日の映像を見て、ライブに行けなかった悔しさが増しました。ライブに行けた方々、本当に羨ましすぎます。人生初のライブは源さんのライブだと決めているので、今度こそは源さんのライブに行きたいです。源さん、本当にツアーお疲れ様でした。ずっと応援しています」。ありがとう。嬉しいメールですね。

そうだよね。本当にね、来られなかった方もたくさんいらっしゃるので。なので見てもらえて本当に嬉しいです。ありがとうございます。大阪の方。「昨日、見ました。私は事情があってライブには参加できなかったのですが、『歌を歌うときは』が1曲目だったと知ってライブに行けなかった悔しさが増していたので昨日はテレビで見ることができてすごく嬉しかったです。しかも部屋の電気を消して見ていると本当にライブ会場にいて、源さんが目の前で歌っているような感覚になるんです。少し遅れてこんな形で『POP VIRUS』ツアーに参加できるとは思ってもみませんでした。ありがとう、NHKさん。ありがとう、源さん」という。こちらこそ、ありがとう。

続いて。静岡18歳の方。「初めてメールを送らせていただきます。拝見させていただきました。躍動感と多幸感が伝わってくるライブ映像。源さんが言葉をひとつひとつ、つむぎながら今回のライブを語るインタビュー映像。盛りだくさんであっという間の45分でした。僕は今年、大学を受験し、精神科に通うほどに心を病みながら、なんとか進学する大学を決めることができました」。おめでとうございます! じゃあ新生活にね、ねぶり棒を差し上げます! おめでとう。

「……受験のご褒美にと応募した2、3月のドームツアーもことごとく落選し、勉強を頑張る力は尽きて、自己嫌悪と無力感に苛まれながら、実習室から逃げ出して、塾の非常階段でうずくまる地獄のような日々でした」。頑張ったね! 偉い! すごい! 「……それこそ一時期は源さんの曲すら聞くのがしんどいくらいに病んでいました。今回、源さんのライブの曲を改めて聞いて、そんな受験期をぼんやりと振り返りながら、いろいろなことを考えました。『いかれた季節』『虚しさのダンスフロア』『ただ生きていて踏まれ潰れた花』『霧の中で朽ち果ててもさまよう』、まさにそんな感じに『続く日々を奏でながら』、一生懸命生き抜いたんだな、俺……なんて思いました。

受験が終わった時は『雲が避けて日の光があたり照らす』ような感覚を覚えたものです。最後の曲『Hello Song』では、これからの大学生活へのワクワクで胸がいっぱいになり、曲ラストの源さんの言葉。『いろいろあるけど、また会えるなら笑顔で会いましょう』で目頭が熱くなりました。テレビ画面でこれだけ気持ちが沸き立つのです。これをドームで見れた人たち、あんたたち超幸運だよ。羨ましいです。31日に地元浜松から東京の大学の寮へ引っ越します。素敵な仲間と笑顔で会えることを、そしていつか新たなライブの時に源さんに笑顔で会えることを願っています」。いやー、素晴らしい。素晴らしいメールをありがとうございます。嬉しいですね。

愛知県32歳の方。「源さん、昨日の『星野源スペシャル』見ました。ドームライブを思い出しました。ギリギリまで仕事をしていたのですが、リアルタイムで見たかったので、ここ数年でないくらいの全力疾走で電車に乗り、5分前に帰宅しました。全力で走った甲斐がありました。ドームライブの映像を見た時は本当にドームでのライブを思い出し、またドームでは見られなかった細かい表情なども見られて感動しました。また『アイデア』や『POP VIRUS』の制作風景も垣間見られて、こんな感じで作ってるんだなと、とても興味深かったです。あとインタビューもすごく素敵でした。2時間半以上も収録した中の厳選に厳選を重ねた部分だけの放送だったので、フルでインタビューを見たくなりました。じっくり聞きたくなりました。

インタビューで印象的だったのは『ライブを通して伝わってるのが分かった』と言ったことです。私もそれを聞いて、源さんの伝えたいことがこちらに伝わっているということが源さんに伝わっているんだってことが分かって嬉しかったです。源さんはあのインタビューでどのようなことが印象に残っていますか?」ありがとうございます。僕ね、あれなんですよ。まだね、見れてなくて。ちょっと仕事してまして。なんですけど、いろんな人からメール来て。「感動した」っていうようなメールをいただいて嬉しくて。なんでインタビュー、どの部分が使われているのかまだよくわかってないっていう。

2時間半収録したインタビュー

なのでちょっと見てからね、いろいろとしゃべれたらと思ってはいたんですが。なんだろうね? 印象的なこと。なんかね、すごい楽しかったですよ。しゃべっていて。なんか本当に気持ちの良い状態でしゃべれたというか。本当にね、そのツアー自体がすごく楽しくて、達成感もものすごくあったので。うん。本当に自分にしかできない、このチームにしかできないことができたっていう実感が、その来てくれたみなさんの顔を見て、すごく実感できたっていうのがあって。なんかすごくね、「やったぞ! 俺はやったんだ!」っていう、なんかそういう気持ちの中でライブを終えられたんで。

話しててもすごく楽しかったです。もう一通読もうかな? 長野県の17歳の方。「『星野源スペシャル』を見ながら、ライブの時をしみじみ思い出していました。意識が飛びそうなくらいめちゃくちゃに踊って叫んでいたのをいまだに鮮明に覚えています。源さんの曲のミュージックビデオをよく見るのですが、それに寄せられたコメントの中に日本語ではない言葉で書かれた感想をよく見ます。海を越えようと、言葉が変わろうと、源さんの思いが届き、いろんな場所で違う人たちが踊り狂っているのを想像すると、音楽というものの可能性の大きさにワクワクゾクゾクします。力をたくさんもらっています。これから心の底から応援しています」。ありがとう。

もう一通。女性の方。「番組中で『自分に酔っている音楽は作りたくない』というコメントが印象的でした。自分に酔うのではなく、対峙してその中の一握りの大切なことを歌にしてくれるから、音楽のことを何も知らない私も惹かれるのだと思います。なぜかわからないけど、テレビを見ながら涙が出ました。クソみたいな世の中で、それでも歌にしたいと思える美しいことがこれからも源さんの周りにたくさんありますように。またライブに行かせていただきます」という。ありがとう。素晴らしい! 嬉しいですね。

<書き起こしおわり>

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