ハライチ澤部『笑ゥせぇるすまん』「老顔若体」を語る

ハライチ澤部『笑ゥせぇるすまん』「老顔若体」を語る ハライチのターン

ハライチの澤部さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』ラジオクラウドでお気に入りの『笑ゥせぇるすまん』エピソード「老顔若体」を紹介していました。

(澤部佑)いかがですか。大丈夫ですか、岩井さん。体調は?(※ハライチ澤部さんは娘さん2人のインフルエンザ罹患)

(岩井勇気)俺はもう葛根湯を飲んでいますからね。最近、気づいたんですよ。葛根湯はもう万能薬だっていうことを。

(澤部佑)俺もでも、飲んでるんだよ。

(岩井勇気)ほらー!

(澤部佑)えっ?

(岩井勇気)なりかけてるってことじゃーん!

(澤部佑)違う違う違う! いやいや……。

(岩井勇気)なんだよ、こいつー!

(澤部佑)違う、違う。麻黄湯みたいなの、ありますよね?

(岩井勇気)うわー、ヤバいよ。俺、もうこのラジオの前に飲んだからね。葛根湯ね。

(澤部佑)いやいや、なりかけてるじゃん。そっちも。

(岩井勇気)違う。そういうことじゃないんだよ。私はもう、疲れた時に飲んでいます。葛根湯を。知ってた? 葛根湯って肩こりに効くの。

(澤部佑)えっ?

(岩井勇気)すごくない? 肩こりに効くのよ。頭痛にも聞くし。肩にも効くの。

(澤部佑)そんなの、書いてある? 効能として書いてある?

(岩井勇気)書いてある。ほら。

(澤部佑)えっ? うわっ! 「風邪の引き始め、頭痛、肩こりに」。本当だ!

(岩井勇気)だから俺、肩こりがすごいからさ。飲んでいるの。これ、すごくない? 葛根湯。

(澤部佑)ああ、別になにもなくても? 効いてるの?

(岩井勇気)効いてる。すごいよくなる。肩こり。これ、本当に強めの葛根湯がほしいわ、俺。満足できなくなっている。

(澤部佑)ほら、もう! 来るよ、喪黒福造が!

(岩井勇気)フフフ(笑)。

(澤部佑)葛根湯ストロングみたいな(笑)。

(岩井勇気)「えっ、あるんですか?」って。

(澤部佑)ああ、もうチョロいじゃん。一発だよ。「普通の葛根湯じゃあもう、効かないようですねえ」。

(岩井勇気)「はあ……効かなくなってきてるな、はあ……」

(澤部佑)「えっ?」

(岩井勇気)「あっ!」

(澤部佑)かぶっちゃった(笑)。喪黒福造、しゃべるタイミングがかぶっちゃった。

(岩井勇気)フハハハハハハッ! ちゃんとしてくれよ、喪黒福造(笑)。

(澤部佑)「えっ?」

(岩井勇気)「あっ、なんすか?」

(澤部佑)「ど、どうぞ……そちらから、どうぞ」

(岩井勇気)「いや、なんか言われようとしたじゃないですか」

(澤部佑)「いや、ああ、じゃあ、か、葛根……」

(岩井勇気)「葛根湯……その……はい、ジャンガジャンガジャンガジャンガ……」(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ! やんないわ! 喪黒福造が「はい、ジャンガジャンガジャンガジャンガ……」って(笑)。葛根湯ストロングみたいなね。

(岩井勇気)「えっ、えっ、あっ、えっ?」。喪黒福造が「えっ、えっ、あっ、いや……ドーン!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ! 焦ってパニクって「ドーン!」ってやったったよ、もう。最低だよ(笑)。俺のさ……これ、毎週喪黒福造の話になっちゃうけども。俺が気になっていたやつ、あるじゃん? シャワーを浴びていたら髪の毛とかが抜けちゃって……っていうやつ。見つけたわ。

(岩井勇気)なに? どの回?

(澤部佑)ええと……「老顔若体」。なんかサラリーマンのおじさま。60代ぐらいかな? 結構なおじさまがゴルフに行っていて。昔からずっと「若い」なんて言われてね。で、ゴルフも上手で。いろんなおじさまたちにさ、「すごいね、やっぱりね、○○さんは」なんて。でも、どうしてもやっぱり体が……「はあ、お腹も出て、たるんできちゃっているな。昔はムキムキだったのに……はーあ。もう、そろそろ鍛えなきゃ! 本気で鍛えよう!」ってジムに行ってさ。

(岩井勇気)うん。

(澤部佑)もう、マシンをバンバンやるんだよ。いろいろと。そしたらもうバキ! ボキッ! バキーン!ってとんでもない効果音で肩とかを痛めちゃうんだよ。「はあ、またやった。これではダメダメだ……」って言っていたらそこにやっぱり喪黒福造さんね、登場して。「どうしました? 鍛えたいんですか?」って。

(岩井勇気)その時さ、喪黒福造は普通のスーツ?

(澤部佑)普通のスーツよ。

(岩井勇気)たまにさ、喪黒福造も筋トレしているとかさ。

(澤部佑)ああ、ある! ランニングしたり筋トレしたりっていうね。

(岩井勇気)ビーチでジュース飲んでいるパターンとかさ。おちゃめなやつ。

(澤部佑)あるある! でもそれはジムから出てきたところ。だからもう外でスーツ姿。で、「これをお使いください」って。鉄アレイみたいなのを。喪黒福造の顔が描かれた。口と目が描かれた鉄アレイ。「これを持って『マッスル、マッスル! 俺の体はムキムキ!』みたいに唱えながら筋トレを毎朝してください。シャワーを浴びる時に……」みたいな。「なんだよ、そんなの必要ない!」みたいに言っていたんだけど、結局持って帰ってさ、やるんだよ。

(岩井勇気)へー! やるんだ。

(澤部佑)「マッスル、マッスル!」って。そしたらもうみるみるうちにムキムキになってね。で、もうゴルフをさ、またいろんな同僚のおじさまたちと行って。そうすると300ヤードぐらい、バコーン!って。

(岩井勇気)へー! ゴルフ、多いんだよね。『笑ゥせぇるすまん』って。A先生、たぶんゴルフ好きなんだよ。『プロゴルファー猿』も書いてるし。

(澤部佑)で、「300ヤード!」「いやあ、もう若さは大事ですよ、ハッハッハッ!」って走りながら。打ったことろまで走っていったらいきなり喪黒福造ね。また。ゴルフ場のど真ん中で。「どうですか? 調子よさそうですね」「ああ、もちろんです。ありがとうございます!」「ただ、あんまり遊びすぎないでくださいよ。女性とはしゃいで遊びすぎないでくださいよ……」みたいな。「そりゃあ大丈夫ですよ! 女よりも私は自分の体と恋してますからね。ワッハッハ!」みたいな。

(岩井勇気)うん。

(澤部佑)そしたらその夜ぐらいにキャバクラ行っているんだよ。そのおじさんが。そして、「すごい。若くて素敵ね!」みたいな。キャバ嬢が。「うん。あっちの方も若いからね! ワッハッハ!」「本当?」みたいな。

(岩井勇気)ああ、調子に乗って。ヤバいヤバい。

(澤部佑)「試してみる?」みたいなさ。それでホテルに行っちゃうんだよ。で、ホテルに行って「うおおーっ!」みたいな。バンバンバンッ!ってホテルの外観で明かりが下からバンバンバンバンッ!って……(笑)。

(岩井勇気)ああ、いい演出だね。

(澤部佑)建物の明かりがバンバンバンバンッ!ってついて絶頂を迎えるみたいな。「ああーん!」みたいに絶頂を迎えて「もう、ダメ……」みたいな。女性が。「ふっ、ふっ、フハハハハハハッ!」って。

(岩井勇気)フフフ、すごい調子に乗っているじゃん(笑)。

(澤部佑)そうそう。で、シャワーをその男の人が浴びに行ってさ。そしたらシャワーを浴びて、女性が起きて。「私も入っていい?」なんて。それでその女性がシャワーを浴びている時に髪の毛が全部抜け落ちて。顔面がどんどんボロボロになっていっちゃう。で、体はムキムキなんだけど、顔面だけシワシワシワ……って。むっちゃくちゃ気持ち悪いの。髪の毛もボロボロ抜け落ちて。で、女性が「キャーッ!」みたいな。で、ホテルの外で喪黒福造がなんか言っていたの。最後。

(岩井勇気)フハハハハハハッ! それ、覚えておいてくれよ……(笑)。

(澤部佑)最後、ちょっと忘れちゃったんだけど。なんか言っていたわ。あっ、メールが来てる?

(岩井勇気)なに?

リスナーからの解説メール

(澤部佑)(メールを読む)「澤部さん、岩井さん、こんにちは。先週のラジオクラウドで澤部さんが『笑ゥせぇるすまん』で思い出に残っているとおっしゃっていた、最後にシャワーを浴びていると毛が抜けてガイコツみたいになってしまう回ですが、『老顔若体』という回ではないでしょうか。この回は年齢が70代にもかかわらず顔は50代に見えるという社長が肉体の衰えを気にしているところに喪黒福造が現れ、マッスルアレイという鉄アレイを勧めます。このマッスルアレイは『マッスル、マッスル。私の体ムキムキになーれ!』と念じながら使うと体が若返るという代物です。

体が若返り調子に乗った社長は『若い女性と恋をすると精力を失い大変なことになる』と忠告をされていたにもかかわらず、クラブのホステスと関係を持ってしまいます。ホテルでの事が済んだ後、社長がシャワーを浴びていると体は若返ったままなのにどんどんと髪と歯が抜け落ち、最終的に老人のような顔になります。最後に喪黒福造が『体が若返った分、顔にシワ寄せが……いやいや。顔がシワシワになってしまうのです』と言って終わるのですが、僕も澤部さんと同じく社長が老人になった顔が強烈に記憶に残っていました」という。これだ。

(岩井勇気)そこが大事だったじゃん。

(澤部佑)ここ、全然覚えてなかったんだけど(笑)。これだ。

(岩井勇気)だから、顔は若かったんだけど、その顔もおじいちゃんになっちゃったっていうね。

(澤部佑)でも体はさらにムキムキで。

(岩井勇気)逆になっちゃった。

(澤部佑)そう。その分、顔が……っていう。もう本当、この顔が怖かったんだよ。めちゃくちゃ。それがちっちゃい頃、強烈に記憶に残っていたんだよ。

(岩井勇気)じゃあちょっと、1個いいですか? いまので思い出した回。

(澤部佑)フフフ(笑)。

(岩井勇気)もう本当になんのクラウドかわかんなくなっちゃったけど(笑)。

(澤部佑)これこれこれ!

(岩井勇気)あっ、これ見たことあるわ! うん。怖いね。

(澤部佑)もう体は戸愚呂みたいでさ。

(岩井勇気)120%の。

(澤部佑)ムキムキなんだけど、顔がもうガイコツ。シワシワみたいになっちゃう。

(岩井勇気)ゴルフで思い出したんだけどさ。ゴルフが上手くなりたいっていう人で。女子にバカにされているんだよ。すげー。

(澤部佑)ありそうだな、それ。

(岩井勇気)「お前、全然上手くねえじゃねえかよ」みたいにすごいバカにされて。会社でもすげーいじられたりしていて。「クソーッ!」ってなっているところに……で、なんか神社かなんかで素振りの練習をしていて。で、喪黒福造が来て。「いいことを教えてあげますよ。嫌な人の顔を思い浮かべて球を打ってごらんなさい。この球を嫌な人の顔だと思って打ってごらんなさい」って言ったらパコーン!って打てるの。「うわっ、これで行けますわー!」って感じなんだけど、ゴルフコンペみたいになのに社長陣とかと行く時にその先輩もいて。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)でも、その先輩にバカにされて。すごいなんか緊張をしちゃって。で、もうなんか、「いつも通り打てないかもしれない……」みたいな感じになって。「ヤバい、ヤバい……そうだ。喪黒さんが行っていた嫌な人の顔。嫌な人の顔……」って思い浮かべて。「あの、上司の顔……上司の顔を思い浮かべるんだ!」って言っていたら、その上司の顔をクラブでバコーン!って叩いて。

(澤部佑)ああーっ! あっ、俺、それ覚えてる!

(岩井勇気)これ、超怖いやつ。

(澤部佑)超怖いね。怖い!

(岩井勇気)で、血みどろになって終わるの。

(澤部佑)怖っ! なんだよ、お前! すげえいい話を持ってるな、やっぱ。あれは? 教訓は?

(岩井勇気)えっ?

(澤部佑)喪黒の教訓は?

(岩井勇気)教訓っていうか、それはなんかやっぱり怖い回だね。

(澤部佑)教訓なしパターンね。でもそれをさ、本当のアドバイスしているもんね。喪黒福造は別に(笑)。純粋なアドバイスだもんね。最初は。

(岩井勇気)「嫌な人の顔を思い浮かべて……」って。

(澤部佑)みたいなさ。そしたらもう、その人はかかっちゃったんだね。

(岩井勇気)最終的にその人の顔をクラブでバコーン!って。

(澤部佑)うわっ、怖い!

(岩井勇気)やっちゃうんだよ。怖い怖い。

(澤部佑)なんていう話なんだろう? いい話だな、それも。

(岩井勇気)これ、いい話だよ。うん。

(澤部佑)喪黒福造、『笑ゥせぇるすまん』の話をするの、上手いな。お前。

(岩井勇気)フハハハハハハッ! 俺、だいぶ簡潔に話せるでしょう?

意外と難しいエピソード紹介

(澤部佑)うん。やっぱりムズかったな。喪黒福造の話。最後もやっぱり覚えてないとダメですもんね。『笑ゥせぇるすまん』は。『笑ゥせぇるすまん』語り-1グランプリあったら、岩井行けるんじゃない?

(岩井勇気)行けるかもね。

(澤部佑)たぶん。強いと思うよ。

(岩井勇気)『笑ゥせぇるすまん』芸人、やってくれないかな?

(澤部佑)ああーっ、ありそうだね。こう、いろんな面白いの、あるしね。

(岩井勇気)面白いの、ある。

(澤部佑)いけそうだな。はー。

(岩井勇気)終わります?

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)フフフ(笑)。2話紹介して終わりっていう(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ! クラウドで『笑ゥせぇるすまん』を2話紹介して終わりっていう(笑)。『笑ゥせぇるすまん』のラジオ(笑)。

(岩井勇気)「見ろよ、『笑ゥせぇるすまん』!」っていうことになっちゃうからね(笑)。

(澤部佑)はー(笑)。ということで、アマゾンプライムで現在も見れますので、ぜひご覧ください(笑)。

(岩井勇気)『笑ゥせぇるすまん』コラボラジオじゃねえかよ(笑)。

(澤部佑)ぜひご覧ください、みたいなね。

(岩井勇気)タイアップラジオじゃねえかよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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