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渡辺志保 J. Cole『MIDDLE CHILD』を語る

渡辺志保 J. Cole『MIDDLE CHILD』を語る INSIDE OUT
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渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でJ・コールの『MIDDLE CHILD』を紹介していました。

(渡辺志保)というわけで、ここでちょっとオープニングチューンを早速かけたいと思うんですけでも。今週のオープニングチューンはもうこれにするって決めてた曲がありまして。J・コールが新曲『MIDDLE CHILD』をリリースっていうことで。『MIDDLE CHILD』ってまあ本当にそのままだけど「真ん中の子」ということですね。で、J・コール自身は別に「MIDDLE CHILD」じゃないらしいんだけども。上にお兄さんがいるだけとかだったかな?

なんだけど『MIDDLE CHILD』ってどういう意味でつけたタイトルかというと、ズバリっていう感じだけど、そのヒップホップシーンにおいて上の世代と下の世代のねちょうど間に入るのがJ・コールの世代ということで。それで『MIDDLE CHILD』というテーマの曲をリリースしましたというところです。で、J・コールと言うと、去年『KOD』というアルバムをリリースしましたけれども。

その中にも『1985』っていうタイトルの曲があって。そこで「これはたぶんリル・パンプのことを言ってるんだろうな」とか「XXXテンタシオンのことを言ってるんだろうな」みたいな、そういうちょっと若い世代に対してガチッと説教をするわけじゃないんだけれども、「これはちょっといろいろと先輩として思ってることとか心配に思ってることがたくさんあるんだろうな」みたいなことををラップしてましたよね。

渡辺志保 J.Cole『KOD』を語る
渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でJ・コールの最新アルバム『KOD』についてトーク。その中から話題曲『1985 (Intro to "The Fall Off")』について話していました。

で、その後に実際にリル・パンプをね、自分のスタジオに招いて。そこでインタビューを取ったりもしてたんですけども。なので、J・コールっていうと去年からちょっとそういう下の世代にも一言言いたいぞ、みたいなそういうヴァイブスを全面に出していたわけなんですけども、今回2019年の第一弾のシングルとしてこの『MIDDLE CHILD』を出した。で、たとえばセカンドバースなんですけど。ここでラップしてるのはいちばん最初のラインが「I’m dead in the middle of two generations(2つの世代に挟まれて俺は死んじゃっているわ)」っていうのを歌っていまして。

で、「自分は弟でもあり、兄でもある。21サヴェージとスタジオに行ったかと思えば、次はジガ(ジェイ・Z)と一緒にランチに行く予定がある(Just left the lab with young 21 Savage I’m ’bout to go and meet Jigga for lunch)」みたいな。本当にその世代と世代をつなぐブリッジ、橋渡しをしている役割と言えばいい言い方なのかもしれないけど、逆に言うと上からも下からも突き上げられてしまっている。それがJ・コールの世代なのかなというのを……というか、本人でもそういうことを思っていんだなって思いましたね。

リスナーとしてはやっぱりJ・コールの世代ってケンドリック・ラマーとかさ、あとはミックステープでのし上がったワーレイとか。そういう人がいる世代っていう認識で。あとはもちろんドレイクがいるっていう感じですし。シーンをバリバリ引っ張ってっているイメージがあるけれども、当の本人はやっぱりその上の世代、下の世代のことをすごいいろんな意味で気にしてるんだなと思いまして。で、またこれがすごいいろんなところ、各方面からの反響を反響を呼んでいるというところです。

ちなみにJ・コールと言いますと彼はドリームビルというレーベルを率いる存在ですが、こちらも話題になっているのが『Revenge Of The Dreamers III』という彼がいろんな、もうオープンマイクの製作盤というか。全米中からいろんなミュージシャンを呼んで音源の制作をするっていう、もう壮大なプロジェクトも進んでおりますから。こちらの動向も非常に楽しみなところですし、今年J・コールが1年を通してね、どんな動きをするのかも非常に楽しみなところです。というわけでどんな曲に仕上がっているか、ここで聞いてもらいましょう。J・コールで『MIDDLE CHILD』。

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J. Cole『MIDDLE CHILD』

はい。いま聞いていただいておりますのはJ・コールの新曲『MIDDLE CHILD』。ちなみにビートはT・マイナスですね。で、もっと言いますとこの曲はリリースされてすぐにちょっとカニエ・ウェストへの当てつけではないか?っていうラインがいくつか散見されたというところも話題になったと付け加えておきます。バース1で「このロレックスは俺のダチのドレイクからもらったものだ(Just put the Rollie right back on my wrist This watch came from Drizzy, he gave me a gift)」とか、さっきもちょっと言いましたけども。

あえて「ジェイ・Zとランチに行く」みたいなラインを挟むことで、まあ言わずもがなドレイクやジェイ・Zはそれぞれカニエ・ウェストといま、不仲と言われてますので。そこへの仲良しアピールをすることによってこれはカニエ・ウェストに向けた軽い攻撃ではないのか?っていう憶測も飛んでますが……なんか私としてはあんまりそんなカニエをどうこう気にするような、そんなアーティストでもないような気もしますし。ちょっと深読みのしすぎでは?って思うこともあるんだけど。でもわざわざ「ドレイクと仲良し」ってアピールをするのとかは、なんかもしかして裏があるのかな?って思った次第です。

まあね、きりがないし、真相はわからないっていう感じなんですけども。まあ、そういった感じのことがありました。

(DJ YANATAKE)最近、カニエさんはあれですよね。日本の繊維会社に未払いで訴えられちゃったり。あとはカニエ、ロッカフェラをいま、訴えているよね?

(渡辺志保)そうなんですか?

(DJ YANATAKE)そうそう。なんか『The Blueprint』の時の契約がどうの……みたいな話をいましていて。

(渡辺志保)へー。さかのぼりますね。まあでも、日本の繊維会社とのやつはさ、あれは別にカニエ個人がどうこうっていう話ではないと思いますけども。ブランドとしてね。

(DJ YANATAKE)でも常になんか渦巻いているというね。

(渡辺志保)話題に事欠かないというね、それがカニエ・ウェストという感じです。ちなみにちょっと前、先週かな? 『Yandhi』っていういまカニエが作っているという噂のアルバムのフェイク・トラックリストがネット上に出回っていて。私も「えっ?」って思ってすぐにスクショをしたんですけども。絶対にこれはフェイクだろ?っていうか。流出したトラックリスト……紙をiPhoneで撮りましたみたいなのが流出していたんだけど。いちばん上にレーベルのロゴがバーッと並んでいるんだけど、並びがデフジャム、デス・ロウ、エピック、あとはロッカフェラとかが並んでいて。意味がわかんないじゃないですか。

(DJ YANATAKE)うんうん。

(渡辺志保)いま、ロッカフェラからカニエの曲が出ることとか絶対にないし、デス・ロウもなんでデス・ロウがあるのかもわからないし。エピックのロゴもあったけど、エピックってソニー傘下じゃないですか。で、デフジャムはユニバーサルだから絶対にそこは交わらないところだし。逆にG.O.O.D.ミュージックのロゴとかはなくて。たぶん本当にフェイクで誰かが作ったんだろうなって感じなんだけど。でもまあトラックリストを見ると本当にそれっぽいというか。プシャ・T・とドレイクと一緒にやっている曲があったりとか。あとね、なんかすごいXXXテンタシオン フィーチャリングにR.ケリーの名前とかもあって……。

(DJ YANATAKE)それはもうフェイクじゃん。

(渡辺志保)そうそう。でも私も一瞬「ええっ?」って思ってしまった。そんな風に私も釣られそうになってしまったわけなんですけども、そういうことがあったということです。

<書き起こしおわり>

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