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星野源 『Pop Virus』歌詞とミュージックビデオを語る

星野源 『Pop Virus』歌詞とミュージックビデオを語る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でアルバム『POP VIRUS』についてトーク。表題曲『Pop Virus』の歌詞やミュージックビデオについて話していました。

さあ、『POP VIRUS』から曲をかけてお話をしていこうなんて思いますが、先に感想メールを読んでからかけようかな? まず表題曲を先週、先々週にかけましたけれども。『Pop Virus』という曲からメールを紹介していこうと思います。埼玉県の方。「『Pop Virus』、普通に聞くとかっこいい曲ですが、歌詞をよく見ると源くんの音楽やこのアルバムに対する覚悟や信念が現れているように思います。昨日のライブで合唱になったこともあってアンセムのようにも聞こえてきました。MVもいままでの源くんにない感じでいちばん好きなMVです」という。ありがとうございます。

愛知県・25歳の方。「アルバム『POP VIRUS』、リリースおめでとうございます。『Pop Virus』、聞かせていただきました。ラジオやFNS歌謡祭でも聞いていましたが、アルバムの1曲目として緊張しながら聞くともっと『Pop Virus』の魅力を感じることができました。弾き語りから始まり、どんどん楽器が増えていくのが、音から始まって広がっていった人類の文化の広がりを感じ、とてもワクワクしました。これからどんどん聞いて『Pop Virus』を、音を、私の中に広げていきたいと思います」。ありがとうございます。

新潟県の方。「『Pop Virus』を聞きました。1回目に聞いた時はラブソングかなと思って聞きました。ですが2回目、3回目と聞いていくうちに、この曲は源さんがどれだけ音楽を好きか、愛しているかを歌った曲なのかなと勝手に受け取りました。源さんの人生に音楽は欠かせないもので、どの音も永遠に私たちの人生にも欠かせないものになっていく。音楽そのものを感じる曲でした。これからも私の人生に源さんの音楽が永遠にあり続けます。本当に素敵な曲をありがとうございました」。こちらこそ、ありがとうございます。

これ、どうしよう。ちょっと先に曲に行っちゃった方がいい気がするね。これ、曲に行ってからまた、感想をメールなども読んでみたいと思います。それでは聞いてみましょう。アルバムの表題曲です。星野源で『Pop Virus』です。

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星野源『Pop Virus』

お送りしたのは星野源、3年ぶりのニューアルバム。本日発売です。『POP VIRUS』の中から1曲目の表題曲『Pop Virus』をお送りしました。ありがとうございます。この曲、どんな話をしていこうかね……。これ、なんかさ、先々週にかけた時に、「ちょっと曲の話を解説するなんていうのはちょっと野暮だよね」っていう話は、もう常に、基本的には全部に思ってるんですけども。うーん。まあちょっといろいろメールなどを読んでいて、なんて言えばいいんだろう? あの解釈をね、っていうか「これはすごいわかりやすいだろう」って思って俺、言わなかったの。すっごいわかりやすいから、こんなわかりやすいことを言うのはあまりにも野暮なんじゃないかと思って。そしたら、わかっている人が全然いなくてびっくりしたっていうか。

「あっ、ええっ? マジで!? そんな受け取られ方、しちゃう?」みたいな。びっくりしたっていう。あの……やっぱりなんかね、ラブソングっていうか。対女性的な感じのラブソングとして聞いてる人が結構感想であって。「えっ、マジで? そういう風に受け取っちゃう?」っていうのは結構ショッキングだったんですよね。だからさっきね、メールでくださっていた「音楽への……」っていうことで全然もう当たってる……「当たってる」と言うとあれですけど、そういうことですね。

で、このアルバムは『POP VIRUS』というタイトル先につけてからアルバム曲などを結構作り出していて。この『Pop Virus』という曲はですね、音像とか全体のイメージはいちばん最初に思いついた曲です。「この感じを次のアルバムではやりたい。1曲目にこの感じをやりたいんだ!」っていうのを1年ちょい前に思いついて、「これをやるにはどうしたらいいか?」ということをずっと、ちょっとずつ考えながら作っていった曲です。

なんで、その後に歌詞を考えるぞとなった時に、それはもうアルバムのタイトルも決まっていて。「どうしようか?」ってなっていた時に、ポップウイルスっていうものがどんどんあるように思えてきたんですよね。なんかもう歌の中に、音の中に。もうすごい昔からポップウイルスっていうものがあって、それが本当にいろんな人に伝染していってどんどん繋がっていて。そしていま現在につながってきているんじゃないか。そして、この先もどんどんとそのポップウイルスっていうのは続いていくんじゃないかという、なんかそんな気が本当にしてきて。そういう気持ちも込めて歌詞を書いていたらこんな感じになったっていうことですね。

本当に僕たち、音楽を作っていますけど。リスナーとして聞いてる時は本当に「楽しい」とか「これ、かっこいいな」っていう感じだったですけど、改めて思うと音楽ってやっぱり特殊で。「音源」っていうものが残っていくっていうのは本当に特殊な職業だなっていう風に思います。で、音源が残らなくても、歌い継がれていったり、演奏して継がれていくものだったりするので。なんか本当に自分が作ったその「一拍」っていうのが本当に何十年も何百年も残っていく可能性がある。それがすごく素敵だなという風に思っていて、なんかこういう曲を書きました。

なんでね、ぜひ歌詞を読みながらこのアルバムを聞いていただけるとより楽しめると思いますので。これね、もう随時宣伝を挟んでいきますよ! 今回はもうパッケージも最高ですから。歌詞カードをぜひ読みながら、CDを手に入れていただいて。曲を聞いていただければと思います。よろしくお願いします。

POP VIRUS (CD+Blu-ray+特製ブックレット)(初回限定盤A)(特典なし)
Posted at 2018.12.19
星野 源
ビクターエンタテインメント

ミュージックビデオの感想も来てます。神奈川県の方。「『Pop Virus』、ミュージックビデオを拝見しました」。ちょうどね、先週の放送の次の日にYouTubeで公開されましたけども。見てない人はぜひ見てくださいね。めっちゃいい感じのができました。「……曲だけ聞いていろいろと想像していましたが、印象がガラッと変わりました。源さんがポップウイルスとなり、乗っている電車の乗客にどんどんウイルスを感染させていく様が少し怖かったです。最後にまた最初に戻って、隣の外国人の人をチラッと見るところで終わるのもまた怖かったです」。なんで恐いんだろう? そんなに怖い?(笑)。そんなに怖くないでしょう、別に(笑)。ああ、そう。へー、面白いね。

「……ミュージックビデオを見た母が『これは音の擬人化みたいだ』と言っていたのですが、MVを見て私もそう思いました」。ああ、なるほどね。それ、面白いね。うん。東京都の方。『Pop Virus』、ミュージックビデオを見ました。冒頭は暗い洋画の中にいるみたいな感覚で、まるで舞台はニューヨークの地下鉄。映画でいうと『セブン』とか『ファイト・クラブ』。あの電車にモーガン・フリーマンが座っていてもおかしくないと思うほど、ダークなイメージでした。ビートに合わせて稲妻のように光ったかと思えば、急に漆黒の闇の中に連れ込まれるような展開は見ていてすごくゾクゾクしました。

2コーラス目、源さんが手すりをクルッと一回転したらガラッと電車内の雰囲気が変わりましたね。みんな自由に体を揺らし、源さんもだんだん笑顔やステップが弾けてきて、ダークの映画の雰囲気から一気にパーティー感に包まれ、電車内に温かい世界の広がりました。明るいままで終わらなかった『Pop Virus』の世界、またダークな日常へ戻るかのようなエンディングを迎え、ミュージックビデオ数分間でいろんな感情の変化を与えてもらいました。

『Pop Virus』の歌詞、どういう意味なんだろうとずっと考えておりましたが、ミュージックビデオを見せてもらって世界観とか明と暗のイメージを掴むことができたと思います。源さん、最高にかっこいい『Pop Virus』ミュージックビデオを作ってくださり、4ありがとうございました。これから何度も何度も見ますね」という。ありがとうございます。

そうですね。そうそう、これね、「ニューヨークの地下鉄」って言ってくれてるんだけど。あと、ニュースとかでも「ミュージックビデオは外国の地下鉄を舞台に……」とかって書かれてたんですけど、僕はあれ、実は異国ってあんまり思ってなくて。あれは僕、日本だと思うんですよ。なんでかって言うと、あれはすっごいリアルに作られていて。もう僕、美術を見て本当に感動したんだけど……あれは一応セットで。スタジオの中でやっていて。で、電車がリアルの電車を使ったセットっていうか。そういう風になっていて。

でも、いわゆるセット用の電車なんで車輪とかはないんですけど。その電車は、実は外から見ると山手線なんですよ。緑のバーがあって。で、中に入るとあんな感じになっていてすっごい面白いんだけど。で、僕が最初に座っているところからどんどん進んでいくんですけど、進んでいったところは山手線なんだけど、僕が座ってるところは田園都市線なんですよ。実は。田園都市線と山手線が繋がってる電車なんですよ。で、それを内装を美術の人がああいう風にしてくれて、めちゃくちゃかっこいい電車にしてくれたんだけど。

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未来、または違う世界線の日本の電車

だからあれ、僕の中では未来の日本だったり、もしくは違う世界線の日本っていう……割と人種がぐちゃぐちゃに混ざっていて、落書きもすごいしてあるっていう。もしかしたらこういう日本、こういう田園都市線があるかもしれないっていう。やっぱりあれ、中に入ってみるとわかるんだけど、結構居心地がいいんですよ。きれいな電車の汚れって気になるけど、あの中の汚れってまったく気にならないっていうか(笑)。

なんか電車の……たとえば雨の日とか、汚れてしまったりするときれいな電車だと逆に気になったりするんだけど。もうあの中はなんていうか落ち着くっていうか(笑)。なんかね、すごいいい空間で。こういう……別に全部がこうなれとはまったく思わないけど、こういう部分があってもいいんじゃないかな?って思いながら撮影をしていて。すごい居心地がよかったんですよね。

で、みんな、日本に住んでいる外国人キャストのみなさんがもう楽しそうで。隣の人が西アフリカの人だったんだけど。名前は聞けなかったんだけど、西アフリカの彼とかはもう10年、日本にいて。日本語がペラペラで。西アフリカ生まれでその後にフランスに住んで、その後にいま日本に来てます、みたいな。日本語ベラベラで、すごい楽しそうにしてくれて。で、みんな楽しそうに音楽に乗ってくれたのもあって。

なんかこうこういう景色…垣根がないっていう感じかな? もちろんね、いろいろとめちゃくちゃ大変な問題がありますから、そうはならないと思うんだけども。まあ、音楽っていうもので結構本当に……まあみんな仕事で来てるんだけど、みんな全然仕事っていう感じがしないっていうか。「この曲、いいね!」みたいな感じですごい言ってくれて。なんか、すごい楽しかったんですよね。

だからあれは僕の中では、もしかしたら可能性としてありえたかもしれないどこかの日本の景色みたいな。その田園都市線と山手線が繋がっているっていうのもなんか面白いっていうか(笑)。そうそう。そんな感じでした。あれ、でも電車用のセットだから、もしかしたら中は山手線じゃないのかもしれないけどね。外観だけそうなのかとか、よくわからないんだけども。僕、電車が全然詳しくないので。ちょっとね、伊藤大地くんに今度聞いてみようと思いますけども(笑)。そんな感じでした。

(中略)

(星野源)先ほどね、『Pop Virus』のね、曲の話とミュージックビデオの話をしましたが、メールが来ました。神奈川県・女性の方。「ミュージックビデオの電車のセット、すごいですよね。ライトの瞬きなんて電車が本当に動いてるみたいです。美術さんの細かいところのこだわりがあるセットなんですね。田園都市線と山手線のコラボなんて鉄オタが黙っていないよ」と。なるほど。ありがとうございます。

続いて、「あの電車のグラフィティーがどこの言語にも属さないように書かれているのが本当にすごいです」。あ、そうそう。そうなんだよね。何が書かれてるのかわからないように、わざと書いているという。なんでリアリティーが逆に出ないように書かれてるっていう感じなんですよね。そこらへんもね、なんかすごく僕は好きなところです。

で、曲の感想。東京都・17歳の方。「改めて歌詞に感動します。何気ない日常の中で何か心に残るものを探していくような、そしてその手がかりが音楽なんだろう。そんな風に感じました。僕も音楽に助けられることが多々あります。この曲にもこれからたくさん助けられそうです」という。ありがとうございます。嬉しいね。

(中略)

(星野源)さて、『Pop Virus』ミュージックビデオに関して。「てっきり本物の電車だと思っていたので、セットだと聞いて驚きました。私も乗ってみたい。感染されたいって思いながら見ています。どんよりとした暗さの中なのに思い思いに体を動かしている姿や、赤の他人なのに音楽というウイルスでつながっているシーンで不思議でした」。そうですね。いやー、撮影は本当に楽しかったですね。

あ、そうそう。実はあれね、誰も乗ってないバージョンも撮ったの(笑)。僕1人だけでやってるっていうバージョンも撮って。それも結構面白かったんでね、どっかでなんか、ミュージックビデオ集とかが出る際には入れられたらなと思ってるんですけど。それ、監督がすごい気に入ってくれて。「これ、なんかいいっすね」って。カラコレ、ちゃんとそういう編集の作業まで全部してくれて見せてくれたんですけど、すごいよかったです。

<書き起こしおわり>

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