PUNPEE 宇多田ヒカル『Laughter in the Dark Tour 2018』を見に行った話

PUNPEE 宇多田ヒカル『Laughter in the Dark Tour 2018』を見に行った話 SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で宇多田ヒカルさんのライブツアー『Laughter in the Dark Tour 2018』を見に行った話をしていました。

お送りしたのは『1999(B&C Remix)』。こちらは『30代はほどほど。』っていう2年前にあった宇多田ヒカルさんが『Fantome』で復活した際に年末にやったVRの特番で自分がDJを3、40分やったんですけど、その時にかけさせていただいたエクスクルーシブになります。

メッセージです。「2時間だけのバルタン星人」。フフフ、まんまとそのメロディーで読んじゃいましたね(笑)。「2時間だけの……♪」ってありましたね。会社員の方。「PUNPEEさん、こんばんは。いつも楽しく聞かせていただいております。先日、宇多田ヒカルさんのツアーに参戦してきたのですが、本当に終始鳥肌で最高の2時間でした。まさに『2時間だけのバカンス』だなと、思わずライブで終わって突っ込んでしまいました。

PUNPEEさんもいるかな?って思いましたが、いない代わりにおかずクラブのゆいPさんがいまいた。PUNPEEさんがいろんな曲のイントロで使っている『P』が頭の中で流れました。そんなこんなで宇多田ヒカルさんは日本を代表するアーティストだと実感した1日でした。PUNPEEさんは行かれたこと、ありますか? また、最近行かれた他ジャンルのアーティストなどいれば、教えてください」。はい。

先日初めて……12月9日にですね、千葉の幕張メッセに宇多田ヒカルさんの『Laughter in the Dark』のツアーの最後に行かせていただきまして。実はこんだけファンを公言しておきながら、初めてライブに行くっていう(笑)。その前に『30代はほどほど。』で目の前で見るっていう貴重な体験をさせてもらったんですけども。

『30代はほどほど。』

うちの両親は昔やっていた『ヒカルの5』っていうライブにたしか行っていたような気がする。で、行って初めて見させていただきました。すげー感激で、いろいろと感慨深いものがあって。うん。なんかこう、人となりというか、宇多田さんの人間性がもうコンプレッサーで前に出てるみたいな。サチュレーションで温かみが加わって前に出てる、そのヴィンテージ・アナログ機材を通しているみたいな感じのあったかさが……なんだろう? お客さん、見てる人もそれと一緒に作り上げていく感がすごい素晴らしいライブでした。

で、なんかやっぱり全部かっこよく歌い上げてるんですけど、最近作った曲の方が何かしっくり、心情だったりとかいまの心の状況がリンクしてるような、すごい歌いやすそうな感じがしてて。やっぱり常にずっと、その日記みたいに作品を落としているっていう感じの人なんだなって思っていたら、『Automatic』とか『First Love』とかもすごいかっこよく歌っていて。すごく感慨深かったです。なんかラップしたりとかもしていて。

『Too Proud』の2バース目の外国の人がラップしてる部分を自分でラップしたりしてたっすね。「○○、××、△△……♪」っていうフロウでやっていて。なんか「ビートたけしさんが昔、男と女が出会った時がいちばんいいって、なん、かで、言っ、てた……♪」みたいにラップしてて。「おおっ、すげー!」って。宇多田ヒカルさん流のラップが聞けてよかったです。かっこよかったっす。で、帰りは『Laughter in the Dark』のTシャツとパーカーを買って帰りました。ありがとうございましたっていう感じでございました。

で、デビュー当時噂で流れていたことを思い出したんですけど。ファーストシングルの『Automatic』と『time will tell』、どっちをA面にするか、当時迷ったみたいな。なんて言っていたんだっけな? 『time will tell』が割とメジャーコードで、『Automatic』はマイナーコードで。言ったらこう、デビューとかで最初にメジャーコードっていうのを大体持ってくるみたいな。明るいコード進行。マイナー進行はちょっと暗め、みたいな。

で、『time will tell』の方が割とメジャー的な進行を『Automatic』よりもしているから、そっちを最初にA面にしようかすごい迷ったっていう噂を聞いたことがあって。でも、たしかラジオ番組で最初に『Automatic』が結構流行っちゃって。それでそっちをA面にしたみたいな話を聞いたような記憶を思い出して。ふと、それをインターネットで検索してみたんですよね。「『time will tell』 ラジオ」ってやったら、まだその99年にスタッフの人が書いていたブログが全部残っていて。

1999年のが。リニューアルしたけど、その時のが残っていて。そこに書いてあったのが、「デビューシングル出して間もないこの人を好きなあなたは多分、これからずっと真のヒッキーマニアだ」みたいなことを書いていて。「うおーっ、これ、20年前に書いたやつがまだ残ってるんだ!」っていう。結構インターネットのすごさっていうか。っていうか、こんな時からそういえばインターネット、あったよねっていうのを思い出したり。帰った後にしていました。

その後に『DEEP RIVER』っていう自分がいちばん好きな3枚目のアルバムとか聞いててふと思ったんですけど、この『DEEP RIVER』の時って、結構ある程度境地に達していたのかな? とか思いながら当時、聞いていたんですけども。いま、振り返ったらこれ16年前のアルバムで、年齢がまだハタチとか19みたいな。けど、この『DEEP RIVER』で19とかハタチって結構……「ああ、まだそんなだったんだ」とか思いながら。『光』とかを書いたのがその年齢だったんだって考えると結構、「うわあ、俺、なにやっていたんだろう? 30何年間……」とか思いながら、またふと最初の方の気持ちに戻らされたりとかしていました。

というわけで、またライブがあったら行こうと思ったりしておりました。ありがとうございました。メッセージ、滋賀県の男性の方。「PUNPEEさん、5lackさん、こんばんは」。今週は5lack、いないけど。「……僕はいま、絶賛金欠中なんですが、5lackさんが先日リリースしたアルバム『KESHIKI』を向こう1ヶ月の昼飯代で買いました。とても良い曲ばかりでこのアルバムを聞いている時は空腹も忘れられると思います」。フフフ、ありがとうございます。ご飯の話もしたし。

5lackとPUNPEE 料理を語る
5lackさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』に出演。PUNPEEさんと最近ハマっている料理について話していました。

『……PUNPEEさんはもう聞きましたか? PUNPEEさんからひとつ、お褒めの言葉をいただきたいです」。ありがとうございました。ご飯を我慢したお礼と言ってはなんですが、CDとステッカーをお送りします(笑)。というわけで、最後は先ほどの宇多田さんつながりでクリスマスも近いということで。『Merry Christmas Mr. Lawrence』をかけようと思うんですけど。それはその流れだとわりかしスムーズな普通の流れになってしまうので。プラグノートさん。a.k.a Yusuke Nakamuraさんの『Merry Christmas Mr. Lawrence』を。ちょっとレゲエっぽい感じのアレンジのカバーで終わらせてもらおうと思います。

というわけで、あなたの親愛なる隣人の凡人、板橋区のダメ兄貴。退屈しのぎの退屈な30分でした。年末ゆったり、お体に気をつけて。インフルエンザの予防注射を早めに受けましょう。というわけでPUNPEEでした。サヨナラ、サヨナラ……。

Plugnote a.k.a Yusuke Nakamura『Merry Christmas Mr. Lawrence』

<書き起こしおわり>

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