大槻ケンヂと吉田豪 モノノフ・勝谷誠彦を語る

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大槻ケンヂさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんとモノノフ・勝谷誠彦さんについて話していました。

(大槻ケンヂ)結局ネットができて俺が残念だなと思うのは、たとえばロックミュージシャンであるとか、ヤクザであるとか、武道家であるとか、宗教家であるとか、そういう人の人生は盛ってナンボだし。その盛ってナンボの武勇伝を聞いて、それを面白がる文化っていうのがあったわけですよ。「まあ、あの人は話半分以下だな。ほとんど盛っているな」って思って、「まああの人が言うなら面白い」っていうやつ。それがネットとかができて、実証できる時代になってからなくなっちゃって。逆にすぐ炎上しちゃうんだよね。

(吉田豪)うんうん。

(大槻ケンヂ)俺、それがいちばん最初に現れたのはね、『喧嘩芸骨法』だと思うんだよね。

(吉田豪)ああー、最後のファンタジー格闘技だった。

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(大槻ケンヂ)堀辺さんなんてさ、みんなを楽しませようと思って『喧嘩芸骨法』とかいろいろ面白いことをやってくれたのにさ。

(吉田豪)もともとがビデオを『ムー』とかから出していた人なんで(笑)。

(大槻ケンヂ)そうそう(笑)。「そこで気づきなよ!」っていうことで。

(吉田豪)フフフ、ジャンルとしてはそっち側の人ですからね。それが……まあ週刊プロレスが持ち上げすぎちゃったせいで。

(大槻ケンヂ)ターザンさんとね。

(吉田豪)ですよね。それなんですよね。

(大槻ケンヂ)それで、俺もお世話になったけど、『フルコンタクトKARATE』の山田編集長とかがツッコミを入れてね。

(吉田豪)何度も言いますけども、山田編集長はああいうエセ格闘技とかにすごい厳しいんですけど、極真のファンタジーとかはすごい信じているじゃないですか、あの人。真樹日佐夫先生のファンタジーもすごい信じているし(笑)。どっち?っていう(笑)。

(大槻ケンヂ)僕、山田編集長はすごく良くしてもらって。一時期、ボクシングを教えてもらったり空手を教えてもらったりしていたんだけど。その後、あれだよね。割と「中国拳法、太極拳はなぜ勝てたのか?」みたいな本とか、ちょっと面白い本をいっぱい出しているんだよね。っていうか山田編集長の話とかって、いいの?

(吉田豪)大丈夫です! フルコン山田の話はセーフ!(笑)。なぜなら、フルコン山田編集長はアイドリング!!!のヲタとして有名で。

(大槻ケンヂ)えっ、本当に!?

(吉田豪)そうですよ。

(大槻ケンヂ)もう、知らないうちにみんなアイドルのファンになっているんだよな!

(吉田豪)あの、USA修斗の人、いるじゃないですか。

(大槻ケンヂ)中村頼永さん?

(吉田豪)そう。中村頼永さんが日本に来るたび、当時アイドリング!!!の話をして。

(大槻ケンヂ)ああ、そうだ! 中村さん、アイドルオタクなんだよね!

(吉田豪)そうそう。あの2人がなぜか……たぶんアイドリング!!!が1回、トラックスーツを着たじゃないですか。朝日奈央が。

(大槻ケンヂ)知らないよ、それ(笑)。

(吉田豪)裏ジャケで朝日奈央がトラックスーツを着ているのがあったんですよ。あれがたぶんあの2人に引っかかって。「おおっ、ブルース・リーだ!」っていう(笑)。

(大槻ケンヂ)そうなんだ! あのさ、ももクロ好きを公言してらっしゃった勝谷誠彦さん。

(吉田豪)はいはい。AKBを腐してももクロを上げる活動をずっとしていた。

(大槻ケンヂ)えっ、そうなの?

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AKBを腐してももクロを上げる勝谷誠彦

(吉田豪)毎回。「AKBは本当にクソですがももクロは素晴らしい!」ってテレビで言いすぎて毎回叩かれたっていう(笑)。「ももクロにハマるのはいいけど、何かを落とすな!」って毎回言われていた人ですよ(笑)。

(大槻ケンヂ)勝谷さんさ、数年前に僕がちょっと通っていたボクシングジムがあって、そこにいっつもいた。

(吉田豪)それは、練習をしていたんですか?

(大槻ケンヂ)練習をされていた。いっつもいた。いっつもいて。で、振り向くと、後ろですごいでっかい女の人がものすごいグイーン!って柔軟をやっていて。それが南海キャンディーズのしずちゃんだったっていう。

(吉田豪)勝谷さんと言えば『労働讃歌』をたぶん誰よりも絶賛していた人で。

(大槻ケンヂ)えっ、本当!? ああーっ、話しかけてくだされば……。

(吉田豪)フハハハハハハッ!

(大槻ケンヂ)そうなの?

(吉田豪)そう。「素晴らしい! あれは日本の労働者が……」みたいな。思想と絡めてすごい絶賛していたんですよ。

(大槻ケンヂ)いや、『労働讃歌』は俺に全然思想がないんだよ。

(吉田豪)フハハハハハハッ! わかってますよ(笑)。

(大槻ケンヂ)もう、「勤労感謝の日にシングルを出すから『働くことは素晴らしい』っていう歌にしてください」っていうオファーがあったんだよ。

(吉田豪)最初から。

(大槻ケンヂ)じゃなければ別に俺、労働を讃歌しないからね。あれはいい曲になったよなー。

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(吉田豪)僕、たぶん前に1回原稿を書いてますよ。

(大槻ケンヂ)なんか、みんなアイドルに行ったね。

(吉田豪)でもよく言うじゃないですか。人間は弱っているとアイドルにハマる説とか。勝谷さんが一時期鬱だったって聞いて、なんか「あっ!」って思いましたもん。

(大槻ケンヂ)ああ、わかる。若い女の子たちがさ、歌い踊っているとなんか、「もう少し生きてみよう」って思うんだよね。うん。

『労働讃歌』を誰よりも絶賛

(吉田豪)あ、読みますね。勝谷さんは「ももクロが歌うのは『働こう、働こう』。それがさいたまスーパーアリーナなどで1万数千人の若い子供たちが『働こう、働こう……働かせてくれ!』って言っているわけだよ。これは大槻ケンヂさんの詞だけど、『俺たちは働きたいんだけど、働く場がないんだ!』と言っているんだ」っていう。

(大槻ケンヂ)そうか。なんだ、話しかければよかったなー!

(吉田豪)っていう、だから「モノノフは無職」みたいな説を提唱していて(笑)。「百田夏菜子はウラジミール・レーニンみたいな人。カラーは赤。左利き。稀代の名演説家にしてアイドル界に革命を起こすリーダー」とか言い出して(笑)。全然違うじゃないですか(笑)。

(大槻ケンヂ)ちょっと誇大妄想が……(笑)。

(吉田豪)そうなんですよ。むしろ百田夏菜子、演説下手ですよ(笑)。

(大槻ケンヂ)自分の中でつながっちゃうんだろうね。わかるなー。

(吉田豪)大変な思い入れで見ているぞっていう。

(大槻ケンヂ)アイドルの子たちはそういう異様な思い入れで見ているおじさん方をどう思ってらっしゃるのかね?

(吉田豪)どうなんですかねー?

(大槻ケンヂ)聞くに聞けないよね(笑)。今度、ぶっちゃけ聞いてみようかな。いろいろね。うん。

(吉田豪)でもまあ、ある程度の年齢の人がアイドルに転ぶのはやっぱり僕はなにか心の隙間的な問題だとは思っていますけどね。

(大槻ケンヂ)そうだよね。宗教だとそこまで行かないしっていう。なんかないかなっていう時に……。

(吉田豪)本当に周りでもいっぱいいましたから。離婚寸前で家庭がボロボロだった人が、やっぱりそこの隙間に入るのがももクロっていうケースがすごいあの時期、多かったんですよ。仕事をした編集者が僕のことをものすごいバカにしていたんですよ。「吉田さん、なんか最近、ももクロとかいうのにハマっているらしいっすね? なにがいいんすか?」とか言われて。「うわっ、めんどくさいなー」って思いながら簡潔に説明したんですよ。アウトロー系の編集者で。で、その数日後にまたメールが来たら、「吉田さん、ハマってしまいました……」っていう(笑)。

(大槻ケンヂ)フハハハハハハッ!

(吉田豪)「帰ってから動画を見たら、みるみるハマりまして……」って。で、そこから通いだして、そしたらすぐに離婚して。そのぐらいでちょうど心の隙間があったんですよね。で、その人が言っていたのがそこからどんどん地下に降りていって。「吉田さん、地下のアイドルを応援すると、鬱が治るんですよ!」って言っていて。やっぱりまず、体も動かすし、横のつながりもできるし。で、必要とされている実感がすごい得られるらしいんですよ。

(大槻ケンヂ)ああーっ!

(吉田豪)「女の子たちは俺たちを必要としている」っていう。で、大声も出すじゃないですか。

(大槻ケンヂ)いや、わからんでもないよ。

(吉田豪)全部いいらしいんですよ。鬱に。とりあえず。

(大槻ケンヂ)でも、わかる。僕もなんかね、もうそれこそ『アニサマ』とかに出ると2万8000人の人がサイリウムを振ってくれてさ。そういうようなある意味幸せな人生だと思うんだけど、でもやっぱりそれでも時々はロンリーになるわけですよ。そういう時、たとえば『乃木どこ(乃木坂って、どこ?)』とかを見るとさ、もうなんか……癒やされちゃうよねー。

(吉田豪)フハハハハハハッ! 『乃木どこ』が(笑)。

(大槻ケンヂ)うん。一時期、連続録画して見ていたよね。

(吉田豪)へー!

(大槻ケンヂ)最近、もうちょっと代替わりしているからわかんなくなっちゃったけどな。

(吉田豪)『乃木どこ』がちょうどハマったんですか?

(大槻ケンヂ)『乃木どこ』、よかったね。『乃木どこ』はいいね。うん。

(吉田豪)フフフ(笑)。

<書き起こしおわり>

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