吉田豪さんがニッポン放送『上柳昌彦・松本秀夫 今夜もオトパラ!』に出演。西野亮廣さんとのTwitterバトルの話と、タレント本を収集する面白さの話を語っていました。
(上柳昌彦)それからね、いろいろ来てるんですよ。
(吉田豪)他にもあるんですか?
(上柳昌彦)(メールを読む)『吉田豪さん、少し前に電車内の痴漢を無くす方法についてキングコングの西野さんとTwitter上で論争を繰り広げたようですね。Twitter上でバトルすること、あるんですか?』っていう。
(吉田豪)論争はよくありますね。で、西野さんとはバトル、何度目かわかんないぐらいですよ。
(松本秀夫)なにが、そのバトルに?
(上柳昌彦)電車内の痴漢を無くす方法について、どうバトルになるんだろう?
西野亮廣さんとの論争
(吉田豪)それはわかりやすく言うと西野さんが突然、『電車の痴漢は吊り革を増やせばなくなる』みたいなことを。『全て解決する』ぐらいのことを書いていて。『えっ?全て解決はしないですよね?』っていうか。『痴漢も痴漢冤罪もなくなる』みたいな感じで。『冤罪は減るかもしれないですけど、痴漢は減らないんじゃないですかね?』ぐらいの返信をしたら、そこからのバトルが始まって。
(上柳昌彦)はあ、はあ。
(吉田豪)それが僕、死ぬほど忙しい時で。『あと1時間ぐらいで原稿入れなかったら落ちるっていう時に僕、何をやってるんだろう?』と思いながら次々と返信をしてたっていう。そしたらそれが即ネットニュースになり、みたいなね。
(松本秀夫)特に落とし所、結論が出たわけではなく?
(吉田豪)あの、これは平行線だと思ったんで。西野さんの方が僕より電車に乗っているみたいだったので、『いいです!それで譲ります!』みたいな感じで(笑)。『終わりましょう、さよならー!』っていう(笑)。
(上柳昌彦)仕事がありますからね。(メールを読む)『毎週吉田豪さんの話、楽しみにしています。吉田豪さん、たくさんのタレント本を収集されていると思いますが、どこに保管してあるんですか?倉庫なんか借りてるんですか?一体、吉田豪さんってどんな部屋に住んでいるのか、興味があるんですよね。よかったら、教えてください』って書いてあります。
(吉田豪)タレント本とタレントグッズ用の部屋を借りていてっていう感じですね。
(上柳昌彦)あー。
(松本秀夫)これはじゃあ、別の場所ってことですか?
(吉田豪)別ですね。家の近くに借りていて。
(上柳昌彦)そこにザーッと?
(吉田豪)50音順に並べて。
(上柳昌彦)ああ、50音順に。
(吉田豪)でも、仕事のたびに抜いたりとかして、どんどんまた整理されなくなるから、そのたびに誰か雇って整理してもらうみたいな。
(松本秀夫)それはご本人じゃあ、やらないですね。
(吉田豪)もう無理です。
(上柳昌彦)何冊ぐらいあるんですか?いま。
(吉田豪)4000は超えていると思います。もっとあると思いますね。
(松本秀夫)これ、でも1つのなんか、展示物として開催したら、それなりの価値があるものじゃないですか。
(吉田豪)価値があるのも何冊か混じってますけどね。何冊かぐらいだと思いますよ。あの、並ぶことに意味があるような。よく見ると背表紙が違うとか、微妙なバージョン違いとか。レコードマニアとかに近くなってるんですよ。
(松本秀夫)ああ、おんなじものでも。
(吉田豪)ダブって買っちゃったなってヘコみながら、本棚に挿してみると、『あれ?帯が違う、これ!』みたいな(笑)。
(上柳昌彦)それぐらい集めている、タレント本を収集してる人って、他にいますかね?
(吉田豪)そんなにいないから、そっちに行ったんですよね。隙間だったんで。もともとだから、こういう仕事を始めた時に、書評とかって結構本が出た時って、リリースっていう要は紙資料を送ってきて。だいたい紙資料だけ見て書くんですよね。雑誌の人とかって。
(上柳昌彦)はあはあはあ。書評を。読まないで。それもすごいな。
(吉田豪)意外とそういうのが多いんで。これはちゃんと読めば、しかも、あんまり人が読まない方にいけば隙間になるだろうって行ったのが・・・
(松本秀夫)なるほどね。
(上柳昌彦)タレント本って、ねえ。古本ライターの岡崎さんも言っていたけど、消費して捨てちゃうもんだから、そんだけカッチリ持っているってことは、これはある種、価値があって。展示物としての価値は僕はあると思いますよ。昭和から平成の、ある種の記録ですからね。これね。
(吉田豪)完全にファンに向けてしか書いてないんで、隙だらけなんですよ。よく言うんですけど、ブログはもうちょっと第三者が見ることを想定して、警戒して書いてるんですけど。タレント本はなにも考えてないですからね。
(上柳昌彦)タレント本で炎上した人って、数人しかいないですからね。
(吉田豪)そうなんですよ。
(松本秀夫)宝庫なわけですね。
(吉田豪)ネットとかでも、わざわざ本を買って叩く人って、そんなにいないんですよ。タダで読めることでしか炎上はしないんで。
(松本秀夫)それだけに、『おお、こんなことまで書いてあるよ!?』というのが。
(吉田豪)『うわー、隙だらけのことをこんな時代に書いてる!』みたいなのが、意外と現代でもあったりするんですよ。
(上柳昌彦)ありますか?
(吉田豪)ここ最近とかでも、こんなもんネット上で書いたら一発でアウトみたいなことを普通に書いている人がいるんで。っていうのを探すのが面白いです。
(上柳昌彦)ということで、まだまだ吉田豪さんのね、活躍が期待されるわけでございます。
<書き起こしおわり>