吉田豪と荻野可鈴 夢みるアドレセンス最大の危機を語る

吉田豪と荻野可鈴 初対面の人に自分の職業を説明する面倒くささを語る SHOWROOM

夢みるアドレセンスの荻野可鈴さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと夢みるアドレセンスが解散の危機に直面した際の模様を振り返っていました。

(吉田豪)まあね、アイドルがすごい盛り上がっている時代にいい感じでデビューして。行けそうな空気、最初からすごい出てましたよね。ある程度までは。

(荻野可鈴)そうですね。だからある程度、恵比寿のリキッドルームぐらいまではパーン!って行ったんですよ。800人。

(吉田豪)なかなか行かないですよ。リキッドルームは。そもそも。

(荻野可鈴)そうなんですよ。リキッドルームまではパーン!って行って、そこからも勢いはちょっと落ちつつも、中野サンプラザとか東京国際フォーラムとかやらせてもらったんですけど……まあ、もう若くもないし。歳も3年、4年と重ねていく上で、やっぱり慣れ始めていた時に、インディーズからメジャーデビューが決まって。で、そこからまた『Bye Bye My Days』っていう曲を出して。で、注目していただいて。

(吉田豪)うん。

(荻野可鈴)で、そこからいろいろとあり、スーツで謝って……。

(吉田豪)「いろいろあり」(笑)。

(荻野可鈴)いろいろあり。

(吉田豪)なにがあったんでしたっけ?(笑)。

(荻野可鈴)アハハハハハッ! まあ、いろいろとあり……もうお酒がないと語れないかもしれないですわ(笑)。

(吉田豪)フハハハハハハッ!

(荻野可鈴)なんですけども。

(吉田豪)まあ、あれですよね。ちょっとメンバーの方がやらかしちゃった系が。

(荻野可鈴)まあ、自爆ですよね。よろしくないですね。

(吉田豪)まあ、現代っぽいトラブルがあって。

(荻野可鈴)トラブルがあって、爆発して。で、こちら側がスーツで謝り。で、新メンバーが増えたみたいな。

(吉田豪)フフフ、だいぶざっくり言いましたね(笑)。

(荻野可鈴)アハハハハハッ! まあ、でもそんな感じですよ。

(吉田豪)でもそのゴタゴタしている時の感情っていうのはどんな感じだったんですか? まあ、ちょっと自爆……。

(荻野可鈴)でもそれが年末だったんですよね。騒動がバレて。

(吉田豪)ざっくり言っちゃうと、まあ裏アカでいろいろと書いていたようなことがバレちゃったっていう。

(荻野可鈴)裏アカでいろいろいとああだこうだ書いていたことがバレてしまって。

(吉田豪)それが企業案件まで絡むような、ちょっと大人が怒りそうなやつで……っていうね。

(荻野可鈴)だから今回、めちゃめちゃ気をつけてます。

(吉田豪)フハハハハハハッ! 企業案件は気をつけないといけない!

(荻野可鈴)気をつけないといけない。なので、気をつけているんですけど。まあ、バレてしまったと聞いて「これはヤバいな!」って。で、2月にツアーが決まっていたんですよ。で、メンバーが1人、喉の病気療養に入っていて。なので、メンバーが1人減っている状態だったんですよ。5人から4人になっていて。で、メンバーがもう1人、やらかしで活動自粛しますみたいな。それで3人になっちゃった。「ああ、もうこれは終わったな」って思って。

(吉田豪)結構危機的な状況でしたよね。

(荻野可鈴)危機でしたよ。もうやめる/やめないのところまで行きましたから。そのツアー自体を実施するかしないかっていうところまで行っていて。で、スタッフさんが取った判断が「実施する」という方だったんで、3人でやったんですけど。まあ、大変でしたね。でも、もちろんできる喜びの方が強かったですけども。缶が飛んできてもいいなって思っていたし。

(吉田豪)それぐらい怒っている人がいるんじゃないかって。

(荻野可鈴)そうなんですよ。だから、夢アドの2月のツアーはめちゃめちゃ太いBONDSの人がいて(笑)。

(吉田豪)フハハハハハハッ! ヤバいやつが来るかもしれないぞって?

(荻野可鈴)そう。だから客席とステージの間にムッキムキのボン!っていう人がいて。こうやって立っていて……っていうのはありましたけども。まあ、そんな冷たい言葉をかけてくる人もいなくて。みんな「がんばれ、がんばれ」って言ってくださって。

(吉田豪)まあ、あの状況で残っているメンバーに文句はないですよ。そりゃあ。

(荻野可鈴)フフフ、そう言ってくれたのがすごくうれしくて。

(吉田豪)残った人たちはなにかしたわけじゃないし。

(荻野可鈴)そうですね。なんですけど、まあ連帯責任なので。グループなので。「ヤバいな」とは思いながら、でもやっぱり休んでいるメンバーが「戻ってきたい」って言っていたから、その場所は守らなくちゃいけないなって思って。まあ、ひたすらがむしゃらにですよね。

(吉田豪)3人の時に、メンバーは当然話し合いとかしますよね? 「これからどうする?」みたいな。

(荻野可鈴)そうですね。でも、やっぱりうーん……みんな最初はそれこそ3人、ヤバいんじゃないか?って言っていて。で、決まった時にはもう、逆にあんまり話さなかったかもしれないですね。やる気を出すのはそれは当たり前だ。自分たちがいまできることをやるのは当たり前のことだから、もうとにかくがむしゃらにぶつかっていく。壁をぶち壊すみたいな感じで戦いましたね。本当に、戦いましたね。うん。

(吉田豪)あの時期は本当ね、しょっちゅう、毎日のように地下アイドルまとめサイトとかでね、情報がまとまり続けていた時期がありましたからね(笑)。「大変そうだな」っていう。

(荻野可鈴)アハハハハハッ! いろいろありましたもんね。本当に。ねえ。あの時期はでも大変だったなー。うん。でも、意外と「やる」って決まってからは前向きでしたけども。やれることの感謝の方が大きかったので。うん。やれました。

(吉田豪)あの時、さっきコメントでも流れていたけど、テレビのドキュメンタリーみたいなのにも出ていましたよね? 見ましたよ。

(荻野可鈴)ありがとうございました(笑)。「テレビで泣く」って超ベタで嫌なんですけど。泣いてましたね。あの時は。うん。大変でしたよー。

(吉田豪)正直、夢アドぐらいのキャリアのグループがいま、ちょうど大変な時期というか。今年なんか特に次々と解散したりとか。

(荻野可鈴)ああ、そうですね。ベビレちゃんとか。

(吉田豪)かなり危機的な状況を乗り越えたっていうイメージなんですよね。それも含めて。

同じぐらいのキャリアのグループの解散が相次ぐ

(荻野可鈴)でもやっぱり焦りはありますけどね。やっぱりベテランの、10年以上やっているようなアイドルグループの方が解散をしたりとか。メンバーが変わっていたりとか。それこそ同期の、ほぼほぼ一緒にデビューしたぐらいのベビレちゃんが、あんだけ上手いこと波に乗っていたのにいきなりプツッて解散したりとかしてて。「あ、夢アド、大丈夫なのかな?」っていうのは。

(吉田豪)心配になりますよね?

(荻野可鈴)はい。もうめちゃめちゃ心配ですよ。

(吉田豪)あれぐらいの事務所であれぐらいの代表曲もあるグループでダメなの!?っていう。

(荻野可鈴)そうなんですよ。「『夜明け』くれ!」って言いましたからね(笑)。

(吉田豪)フハハハハハハッ! ラジオで言ってましたね(笑)。

(荻野可鈴)「解散するなら『夜明け』くれ!」とかって(笑)。「じゃあ『ファンタスティックパレード』くれるならいいよー」「いいよいいよ、あれるけど返して」とか言ってましたけど。あと「ファン、くれ!」とも言いましたけど(笑)。

(吉田豪)フフフ(笑)。ベビレゲストの時のラジオ、聞いてましたよ。

(荻野可鈴)ありがとうございました。「ベビレちゃんのファン、全員くれ! 1万円で買い取るから!」とかって言っていたんですけど。まあ、だから焦りはありますよ。やっぱり。ベビレちゃんが解散しちゃったらね。私の中ではベビレちゃんがここらへんだったら自分たちはここらへん(ずっと下)ですからね。っていうレベルなんですよ。私の中では。

(吉田豪)うん。TIFでトリとか飾れるレベルのグループがダメなの?っていう。

(荻野可鈴)そうそう。あんだけ盛り上がるグループがダメだったら、もうダメかもしれないって思ったけど……まあでも、いまこの続けていけるという現状がある限りはがんばんなきゃいけないなと思いつつ、自分の年齢も23歳なんで。さすがにじゃあ、「あと5年やったら28か……28とか25までに売れなかったらアイドルっていうのは本当にしんどくなるな」って思って。自分の中で。それこそね、AKBさんとかはもう売れているし、名前も誰に言ってもわかるし。だから28とか29とかまで続けていて「すごいな!」って思いますけど……いまのこの状況でじゃあ27、8まで続けて……っていうのはちょっとしんどいものもあるし。

(吉田豪)うん。

(荻野可鈴)だからそろそろ本気を出さなきゃ……本気を出すのは遅すぎますけども。まあ本当の本当の、まあ仕事に全部捧げてもいいぐらいには思っていますね。

(吉田豪)もう一段、二段上にいかないと続けてはいけない。まあ、そうなりますよね。

(荻野可鈴)そうですね。なので、結構本気出してがんばってますね。

(吉田豪)アイドルの仕事というか、アイドルの話を聞いていて本当に毎回思うんですよ。やっぱり続けていけるかどうかって、ちょっとでも右肩上がりの空気があるかどうかっていうのが重要で。ある程度、現状維持みたいな状態だと、僕らは大人だからそのぐらいでもできるけど、このぐらいの年齢の子がいろんなことを我慢しながらその状況で続けるのって難しいんですよ。絶対に。どこかで心が折れる。

(荻野可鈴)そう。とにかくやっていることが正しいのか間違っているのかもわからないから、不安なんですよ。これを続けていたら、じゃあ売れるのか?って言ったら、その答えは誰も知らないし、わからないじゃないですか。

(吉田豪)誰かが正解を出したからってそれを真似しても正解かどうかわからない。

(荻野可鈴)そう。だし、やっぱりやり方もいろいろとあると思いますけども。だから自分でもやっていることが正解なのか不正解なのか、それこそ売れるだけじゃなくて、自分の人生においても正解か不正解かわかんないから。まあ、不安はありますけど……不安でやる気なくやっていてもしょうがないし。同じ時間を使うんだったら死ぬ気でやって後悔しないアイドル人生を送った方がいいんじゃないか?って思っていまはやっていますね。

(吉田豪)やっぱりベビレとかを見て、さらに覚悟を決めた部分があるわけなんですね?

(荻野可鈴)なんか変にアイドル界を背負っちゃう気がして。自分が。「やってやんなきゃいけない!」みたいな。

(吉田豪)最初の話と全然違うじゃないですか!(笑)。

(荻野可鈴)そうそうそう。そうなんですよ。なんか「アイドル界、やってやんなきゃいけないな。ナメられてんな、他の業界に!」みたいなくらいには思っていますけども。

(吉田豪)へー! 「アイドル」って言われたくなかった人が、なぜかそういう謎の責任感が出てきた?

吉田豪と荻野可鈴 初対面の人に自分の職業を説明する面倒くささを語る
夢みるアドレセンスの荻野可鈴さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと初対面の人に自分の職業を説明することの面倒くささについて話していました。

(荻野可鈴)そう。宿命を背負ってしまって。でも本当に、いきなり1ヶ月後に好きな推しているグループがなくなるって言われた時のファンの方の反応を考えたら、すごい悲しくなるんですよ。だから、じゃあいま私にもファンの方がいらっしゃって、「私が辞めるって言ったら相当悲しむんだろうな、いま辞めたら……」って思うから。で、夢アド解散ってなったら少なからず1人ぐらいは悲しんでくれる人はいると思うから。

(吉田豪)1人よりは多いと思いますよ。そりゃあ。

(荻野可鈴)なので、そういう方を悲しませないように、続けていけたらいいなとは思っていますけど。でもいまの現状自体は全く満足していないです。

(吉田豪)でもオタがタフなのがね、悲しむ人はいっぱいいると思うんですけど、悲しんだ直後にたぶん他のグループに普通に流れるっていう(笑)。

(荻野可鈴)そうそうそう! ありがち、ありがち(笑)。だから結局やめられないんですよね。アイドル好きは。わかる、わかる。

(吉田豪)「俺も一緒に引退!」とはならないっていうね(笑)。

(荻野可鈴)そうそう(笑)。「続けていきたい」みたいな人はいるので。まあ、そういう人がプラプラしていたら、夢アドに来てくれたらいいなとは思っていますけども。まあ、難しいですよね。いろいろと。

<書き起こしおわり>

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