吉田豪と河村唯 Ground Zero・KAWAMURAを語る

吉田豪と河村唯 Ground Zero・KAWAMURAを語る SHOWROOM

元アイドリング!!!の河村唯さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと父親で元Ground ZeroのKAWAMURAさんについて話していました。

(吉田豪)一応僕、スナックうめ子は基本、毎年見ていますよ。

(河村唯)えっ、なんで?

(吉田豪)「なんで?」ってTIFで。

(河村唯)えっ、どこにいるんですか?

(吉田豪)いやいや、シレッと僕、ステージ横とかで見ていますよ(笑)。

(河村唯)言ってよー! 私、吉田豪さんはここ、はじめましてなんですよね。なにをしゃべったらいいのかって……。

(吉田豪)そうなんですよ。実はニアミスはすごいしていて。そして結構見ているんですけども。

(河村唯)ええっ? 言ってくださいよ!

(吉田豪)結構見ているんですけど、会釈ぐらいしかしていないっていうか。面識もないんで。そうなんですよ。そういう関係だったんですよね。

(河村唯)そう。吉田豪さんは知っている。私は知っていました。で、吉田豪さんもたぶん知っていました。

(吉田豪)もちろん、もちろん。お父さん(バンド・Ground Zero、KAWAMURA)の話、しょっちゅうしていますよ。だからTIFにお父さんが出た時、たぶん誰よりもがっついたのは僕ですよ。ヤベえ!」って(笑)。

(河村唯)アハハハハハハッ!

(吉田豪)で、写真を撮ってもらおうとしたら、僕一応スタッフのパスを下げているのに「写真、ダメですよ!」って言われて(笑)。

(河村唯)ええーっ、そうなんだ!(笑)。

(吉田豪)スタッフに止められて(笑)。

(河村唯)いやいや、お父さん、そんな感じだったのか。

(吉田豪)ギターを背負っているお父さんとすげえ写真を撮りたい!って思ってめちゃくちゃがっついて。もちろん当たり前ですけどCDもアナログも持っていますよ。

(河村唯)えっ、こんなの出していたの、お父さん?

(吉田豪)「こんなの出してたの」って……(笑)。Ground Zero。

(河村唯)なにこれ? 衝撃なんだけど。えっ、レコード出してたの?

(吉田豪)当たり前ですよ。そういう時代ですよ。

(河村唯)えっ、中を見てもいいですか?

(吉田豪)もちろん。なんの問題もないですよ。

(河村唯)えっ、ヤバッ!

(吉田豪)お父さんのこと、どれぐらい認識してるんですか?

(河村唯)これを見て、「オバケ」って言っていて。

(吉田豪)えっ、「オバケ」? 顔が怖い?

(河村唯)ちっちゃい時。それだけで。だから別に曲も聞いたことがなかったし。

(吉田豪)お父さんは当時、髪は長かったんですか?

(河村唯)いや、私が子供の時にはもうハゲてました。

(吉田豪)フハハハハハハッ! もうこの状態ではなかった?

(河村唯)だからこれを見て「オバケ」って思ったのかな? 髪で遊びすぎたみたいな。

(吉田豪)フフフ、痛めつけすぎた(笑)。

(河村唯)あんまり言っちゃいけないけど。えっ、なに? すごいじゃん、お父さん!

(吉田豪)お父さん、すごいんですよ。どのぐらいわかっているのかなんですよ。『SKULL THRASH ZONE』という素晴らしいオムニバス盤がありまして……。

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(河村唯)えっ、これってどうやって開けるんですか?

(吉田豪)開かないんですよ。レコードっていうやつは開くやつと開かないのがあって、これは開かないやつで。

(河村唯)はっ、なにこれ? 歌詞カード?

(吉田豪)中に歌詞カードと盤が入っているっていう。

(河村唯)歌詞カードのシステムがあるの? えっ、なにこれ。キモッ!

(吉田豪)「キモッ!」って(笑)。本当に知らないんだ(笑)。

(河村唯)なんか、すごくきれいですね。保存状態が。しかも、英語で書いてある。

(吉田豪)英語ですよ。

(河村唯)本当に英語、しゃべれる?

(吉田豪)『Gate Of Death』しか知らないんですね?

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(河村唯)知らない。『Gate Of Death』もだってね、このお父さんの企画をやってくれたから知っただけで。全く聞いたことはない。

(吉田豪)全然わかっていない。

(河村唯)あ、すいません、これ。楽しかったです。

(吉田豪)全然、全然。だから当然、リアルタイムで僕、高校生の時に聞いていて、『SKULL THRASH ZONE』という素晴らしいオムニバスがあるんですよ。

(河村唯)ああ、みんなでやったやつ。Xとか。

Xと肩を並べるバンド・Ground Zero

(吉田豪)そうです。XとかDOOMとかJURASSIC JADEとか、もうとにかく素晴らしいバンドがいっぱい入っている中にお父さんが普通に入っているんですよ。

(河村唯)はー、知らなかったです。あ、でもそのみんなでやっているっていうのは知っていました。

(吉田豪)Xとかと普通に肩を並べるレベルのバンドだったんですよ。

(河村唯)そうです、そうです。それだけ。

(吉田豪)それだけ。以上?

(河村唯)うん。なんか別に娘だからすごさもわからない。

(吉田豪)家庭でどのぐらいのメタル感はあったんですか?

(河村唯)ああ、でもどうなんだろう? 遊んでもらった記憶は特になく。

(吉田豪)なんかお父さんも言っていましたね。手をつないだりとかも気恥ずかしさが……みたいな。

(河村唯)ただ、遊んではくれていて。音楽を聞くデッキの音量をめっちゃボリュームをブワーッと上げて。「ダダダダダダダッ……♪ いくぞーっ!」って言って、そのままソファーに転がり込むっていう遊びを……。

(吉田豪)ダイブごっこ?(笑)。フハハハハハハッ!

(河村唯)していた記憶はある。すっごい楽しかったです、それ! 妹と一緒に「いくぞーっ!」とかって言って。お父さんが一緒にこうやって、ソファーに行ったらみんなでソファーに行くみたいなのをやってくれた。それはすごい楽しかった。

(吉田豪)フハハハハハハッ! 楽しそうですね(笑)。

(河村唯)公園とか行くよりも楽しかったです。

(吉田豪)スラッシュな感じの遊びをしていたんですね。

(河村唯)で、お父さんってこういうもんなんだなって思っていました。

(吉田豪)ヘドバンをやらされていたとか聞いたことはありますよ。

(河村唯)ああ、そう。そんな感じ。だからその時、みんなで遊ぶ時に……。

(吉田豪)頭を振ってダイブして。ダイブぐらいの遊びをしていた家だったっていう。

(河村唯)そうです、そうです。それが普通だと思っていたら、だいぶ違うみたいで。

(吉田豪)フフフ(笑)。お父さん、その頃はもう音楽をやめていた?

(河村唯)もうやめてました。お父さんはお父さん。娘。……なんにもしゃべることがない。どうしよう?

(吉田豪)大丈夫ですよ(笑)。ここをひたすら掘るわけじゃないんで。全然大丈夫ですよ。

(河村唯)お父さん、わかんないな。ごめんなさい。

(吉田豪)なんの問題もないですよ。全然、全然。気にしないでください。ひたすらお酒を飲んでくれればいいですよ。雑談なんで。

(河村唯)ああ、ありがとうございます。いただきます。

ドクロTシャツ事件

(吉田豪)あの、アイドリング!!!時代にそれこそドクロのTシャツを着てのトラブルとか、あったじゃないですか。そのへんはお父さんの流れだったりするんですか?

(河村唯)そうかな? でも、どうなんですかね。自分の好みですけども。なんか骨が好きで。

(神原孝)血だよ、血。

(吉田豪)(コメントを読む)「血なのかな?」って。

(河村唯)ああ、血かな? 血なんですかね? 音楽が好きなのは血かなと思います。でもドクロも……もしかしたら血なのかもしれないですね。お母さんも着てました。

(吉田豪)お母さんもドクロ。お母さんもメタル系の?

(河村唯)どっちかって言ったそうだったんですかね? わかんないですけども。とにかくお母さんもドクロが好き。私のドクロが好きだから地元のジャスコとか行く時にドクロのTシャツで。おしゃれして。

(吉田豪)家族も「いいねえ、ドクロ」みたいな感じで(笑)。

(河村唯)そう。「私は白のドクロ、お母さんは黒のドクロ」みたいな。

(吉田豪)フハハハハハハッ! ドクロの家族で。

(河村唯)ドクロ家族。

(吉田豪)それをアイドリング!!!で着ていったら、「それはない」って?

(河村唯)怒られた! 怒られました、もう。

(神原孝)門澤に?

(吉田豪)門澤さんに怒られたんですか?

(河村唯)ううん。森さん。森さんに激怒されて。

(神原孝)「お前に言われたくねえよ」って(笑)。

(河村唯)本当に。当時思いましたね。いまだったら「あ、すいません」ってなりましたけども。当時は「お前に言われたくねえよ!」って(笑)。結構とんがってましたね(笑)。

(吉田豪)まあね、とんがっていたイメージがすごい強いじゃないですか。アイドリング!!!時代。

(河村唯)フフフ、なんか「都会のもんに負けちゃいけねえ」みたいな。やっぱり。

(吉田豪)「上京した以上は……」って。

(河村唯)そう。最初はありましたね。

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