吉田豪さんがBUBKA 豪STREAMでコンバットRECさん、編集長サミュLさんと、元AKBの48の前田敦子さんにインタビューした話を語っていました。
(コンバットREC)豪ちゃん、なんか前田敦子さんの取材したって噂が・・・
(吉田豪)急にそこ行くの?っていうか、前田敦子の取材をしたんですけど、取材したって君たち読まないじゃん?俺の記事。
(REC)いや、遅れて読むよ!指原(莉乃)のは、読んだ。
(吉田豪)指原の話、え?そんなことしたんだっけ?ぐらいの感じで終わったじゃん。
(REC)指原のはあの後、ちょっとマズかったなと思って、漫画喫茶行って。漫画喫茶にあるから。バックナンバーが。ananの。さっそく読んだら、すげー面白かった。
(吉田豪)でしょ?
(サミュL)俺もじゃあ今、amazonで買います!
(吉田・REC)(笑)
(吉田豪)読んでないんだ。読むって言ってたよね?
(サミュL)いや、僕名古屋だったんで。
(吉田・REC)(笑)
(吉田豪)まだ出た。
(REC)もう帰って来てんじゃん!名古屋anan売ってない説。
(サミュL)ananの・・・あれ、いつのやつでしたっけね?あ、これ?
(REC)面白かったよ。っていうか、指原が良かったね。指原、あれって直しとかも無く?
(吉田豪)一箇所ぐらいだよ。選挙の話を、より指原がサバサバと話してたから、それが問題があるってことで、俺が話してる風に直された。
(REC)でも何て言うの?あんなによどみなくしゃべれる人って、なかなかいないよね。話してることがさ、全部言おうとしてることがはっきりしてるよね。
(吉田豪)はっきりしてる。そして、筋が通ってる。
(REC)そうそう。なんかさ、やっぱりアイドルの人のインタビューとかってさ、1個ずつのやり取りはそんなに意味がなかったり、ぼんやりしてるものが多くて。全体でなんか見えてきたりするじゃない?もう、1つ1つの答えに全部答えが入ってる。理路整然としてるよ。
(吉田豪)最初からもう、『だってね、指原さんの今回の選挙の順位、衝撃的というか。正直こうなったの、もう恋愛禁止とかいいんじゃねーか?みたいなことだと思うんですよ』って言ったら、『私もそう思います』みたいな感じで。かぶせてくるのがすごいもんね。
(REC)っていうか、もうOKになっている前提でしゃべってた。
(吉田豪)っていうか、『そもそも今、あるのかどうかもわからないですが』ぐらいの話をしてるのが、すごかったですよ。
(REC)ただ、これ(豪STREAM)見ている人はとっくに読んでるし。とっくに終わった2ヶ月ぐらい前の話なんだけど(笑)。いま読んだばかりでしてるし、いま買ってるやつがいる(笑)。
(サミュL)俺、いまショッピングカートに入れた。
(吉田豪)まあでも、その時も秋元康への絶大な信頼感には驚いたよ。
(サミュL)信頼関係が。
(REC)読んでないから。だって(笑)。
(吉田豪)多少チクリと入れつつも、でもやっぱりあの人がやることは正しいみたいな、絶対の信頼感があって。それは前田敦子にもすごい感じて。
(REC)あ、あっちゃんもそうだった。
(吉田豪)すごかったね。
(REC)あっちゃんもそうなんだ。
(吉田豪)やっぱりなんだろう?身近にもっと憎みやすい大人を配置してるんだと思うんだよね。たぶんね。で、秋元康憎しにはならないような、うまいシステムが出来てるんだと思う。
(サミュL)あ、なるほどね。
(REC)もしくはさ、事務所。
(吉田豪)ああ、事務所内とかでね。
(REC)事務所、おなじプロダクションだから。そっちにもしかしたらなんか、イライラする原因があったりするのかもしれないですね。もしかしたら。
(吉田豪)秋元康の考えてることは正しいし、あの人がやることに乗っていけば間違いないだろっていう風に2人ともハッキリ言い切り・・・
(REC)まあただ、1番かわいがられた人と2番目にかわいがられてる人だからね(笑)。
(吉田豪)かわいがられてない人はモヤモヤしてるかもしれないけどね。
(REC)愛されてるナンバー1とナンバー2だからね。あそこ。
(吉田豪)っていうかその前田敦子に関しては、いま原稿書いてるところだからあんまり言えないんだけど・・・
(REC)どうでした?まず、緊張感みたいなのはあった?本人がピリピリしてる感じとか。いまはそんなでもないって、よく言うじゃん?
(吉田豪)うん。大変だったのはね、その前がラジオで。そっから直で行って、ちょい早めぐらいに着くな、ぐらいに思ってたんだけど、携帯見たらものすごい留守電が入ってて。なにかと思ったら、取材が巻きで、どんどんどんどん巻きになってるから、早く来てください!みたいな状況で。
(REC・サミュL)ああー!
(吉田豪)俺は一切悪くないのに、行ったら、まだ来ないんですか?みたいな空気になってて。
(REC)待たせちゃったんだ。
(吉田豪)そう。俺、全然予定時間の30分ぐらい前には入ってるんだけど。
(REC)でもあっちはちょっとイラッとしてる状態?
(吉田豪)まだですか?みたいな、スタッフはそういう空気。
(REC)ご本人は?
(吉田豪)ご本人は、まあでも無表情な感じで。えっ?どうしよう?な感じで、でもいつもの感じで聞いてたんだけど。当然新譜の発売に合わせたインタビューだから。
(REC)ああ、ミュージックビデオ、見ました。はいはいはい。
(吉田豪)そうそうそう。『タイムマシンなんていらない』。だったから、久しぶりだね。スタッフの人に、3・4回怒られたよ。『歌の話をもっと聞いてください!AKBの話はやめてください!』って。
(REC)あ、そうなんだ。いまそういうモードなんだ。
(サミュL)歌の話?媒体、何ですか?
(吉田豪)いや、歌の媒体なんだけど。
(サミュL)ああ、そっかそっか。
(REC)でも、とは言えさ、それ事務所の人じゃなくてレコード会社の人?
(吉田豪)レコード会社かな?
(REC)でも本人も別にね、歌手だと思ってないし。自分のこと。歌も歌いますけど、歌手じゃないです、だから。本人は別に、そんなでもないわけでしょ?
(吉田豪)だから本人が言ってたのは、音楽を本気でやろうとして辞めた人に申し訳がないっていうのはあるんだよね。AKBをそのために辞めた人たち。私が歌を中心でやっちゃうと申し訳ないって。
(REC)あ、もっと歌の話を聞け!って言われて聞くと、こんなことやってて申し訳ないって(笑)。それ、裏目ってる(笑)。
(吉田豪)そう。そもそもうまく行ってない。
(REC)レコード会社の人も裏目ってる。
(吉田豪)そんな言いながら、音楽にはそんなにこだわりがある人じゃないから。
(REC)歌を聞けって言われて聞くと、歌手活動を否定する言葉が出てくると。
(吉田豪)否定っていうか、全然求められることやりたいし、やるんだけども。乗るのはやっぱり映画の話なわけじゃない?
(REC)まあ、そうだよね。
(吉田豪)そこにそもそも間違いがあるんだけどね。
(サミュL)あの、ウチ(BUBKA)なんかそんな媒体じゃないんでいいんですけど・・・
(吉田豪)(タイムラインを読む)『キリストは超えてましたか?』。これ、唯一NGぐらいの質問だよね。
(サミュL)あ、そうなんですか?
(吉田豪)最後に聞いたら、スタッフから怒られたという。
(サミュL)(笑)。えっ、本人は答えるんですか?
(吉田豪)いや、苦笑いみたいな。
(サミュL)本当、ああいう曲のプロモーションのための取材だからしょうがないんでしょうけど。いや、作曲してる人とか作詞してる人に聞くのはいいけど。本人つくってないのに、その人に今回の新曲なんですけど・・・って聞くのって、すごい筋違いな気がしちゃって。
(REC)テーマは?とか言われても、困るよね。聞きどころは?とか。
(サミュL)聞きどころとか言われても。
(吉田豪)作り手に聞くしかないんだよね。ミュージシャンだったらいいけど。
(REC)『とってもノリがいい曲なんで、みなさん是非楽しんでください』みたいなことしか言えないよね。
(サミュL)『今回のサビで、みんなで合わせられるなにかがあって・・・』とか。もう聞いても面白くないじゃないですか。
(吉田豪)だから、本当に全然関係ない話とかをひたすらしようとしてたんだけど、何度か怒られたっていうやつ。
(サミュL)(笑)。結構、ガチ怒りなんですか?
(吉田豪)『AKBの話はやめてください!』って3回ぐらい、素で言われたよ。なつかしいな、これって。内田有紀の時、すげー怒られたなって(笑)。『映画の話、聞いてください!』みたいな。
(REC)でもじゃああれだ。ご本人はそんなに怒ってはなかった。
(吉田豪)本当印象的な話を1個バラすと、『正直、選挙のあたりとか、あの頃本当心配してたんですよ。(AKBを)辞める前。特に映画とかで裏側とかを見てると、大丈夫なのか?っていう。僕の周りとかもみんな本当、心配してて。心配のあまり、秋元康さんとかにも、メンタルケアとかちゃんとした方がいいよ!って直言した人間もいるぐらいで・・・』みたいな話をしたら、笑いながら、『ハハハ・・・変わってますねー。』って(笑)。
(一同)(爆笑)
(吉田豪)ええっ!?心配したのに!っていう(笑)。『だって変わってるじゃないですか、そんなのー(笑)』みたいな感じで。鼻で笑われた(笑)。俺たち、あんなに心配したのに!っていう。
(REC)(爆笑)。まあまあ、そういう人なんだろうね。
(吉田豪)そして、そういう人だったから、なんとかなったっていうね。
(REC)でも、本人が1番変わってる人感は、話してて伝わってきた。
(吉田豪)変わってるっていうかなんだろうね?本っ当に誰もが心配したあの時期のことを、その調子で語ることへの衝撃を受けたよ。
(REC)まあね。でもちょっとやっぱり、ズレてるよね。感覚がね。普通の人とはね。
(サミュL)いや、だってあの映画を見て心配しない人、いないと思いますよ(笑)。
(REC)あれは誰でも心配する。
(吉田豪)あんなプルプルプルプルして。
(サミュL)ふと目を、パッと見ると、だいたいもう過呼吸になっちゃってるじゃないですか。
(REC)もしくは壁にぶつかって、ブツブツブツブツ・・・
(サミュL)そう(笑)。
(吉田豪)誰もがハラハラしてたあの時期のことを。『ハハハ・・・』みたいな感じで。
(REC)まあ、覚えてないのかもしれないけどね。
(吉田豪)『あの頃と変わってないですよ』みたいに言われて、どう見たって変わってるじゃないですか!っていう。
(REC)本当、楽しそうだよね。
(サミュL)そうですよね。いま、やりたいことやれてますからね。
(吉田豪)っていう感じでしたよ。あと、面白かったのが、インタビューはそんな感じで終わって、その後撮影だったんだけど。撮影がすごいかわいい感じで撮ろうとしていて。本当、まゆゆ(渡辺麻友)がハマるみたいなシチュエーションっていうか。あの、羽根とかが用意されて、羽根をフーッ!って吹いてみたいなのとか、かわいい写真を撮ろうとしてるんだけど。とにかく撮影入ってからずーっと表情がゼロで。『フー・・・』。これぐらい(笑)。
(サミュL・REC)(爆笑)
(吉田豪)すごいことになってて(笑)。カメラマンが、『すみません。もうちょっと楽しそうにしてもらえませんか?』って。それがすごいツボに入った。ものすごい楽しそうなシチュエーション。
(REC)らしいっちゃ、らしいよね。
(吉田豪)らしい。面白かった。
(サミュL)言われたら、さすがに笑うんですか?
(吉田豪)まあそれなりに、多少楽しそうにするけど。でもまあ、これだね・・・
(サミュL・REC)
(REC)まあでも、それがらしいんだから。らしさだから。
(吉田豪)前田敦子だ!って思った(笑)。
(REC)そういう無防備なところが、やっぱり面白いんだよね。飾らないっていうかね。
(サミュL)やっぱり計算してないですからね。
(REC)どうでした?好きになった?
(吉田豪)っていうか、うわー、前田敦子だ!これを味わえて良かった!っていう感じだね。
(REC)むき出し感。
(サミュL)だってもうね、いまのあっちゃん自体は割とメインストリームよりもちょっと。割と端の方行ったりもしてますもんね。伊賀大介さんとかね。あのへんなんか。
(吉田豪)だから共通の知り合いの名前を出したことで、敵じゃない感をアピールして。まあなんとかなった感じ。
(REC)そうだよね。伊賀さんとよくお仕事されてる。
(吉田豪)マキタ(スポーツ)さんだの、(水道橋)博士だのなんだの。全部。ぜーんぶこっちですよって。
(サミュL・REC)(笑)
(吉田豪)そういう側の人間なんで!って。敵じゃないですから!っていう(笑)。ビビんないでください、みたいな。全然そういうんじゃないんで!って。ひたすらそういうやり方(笑)。
(サミュL)そうですよね。そういうだけで、だいぶかわりますもんね。どうしてもなんかね、吉田豪さんっていうとおっかない・・・
(吉田豪)こっちのことは知らないだろうけど、よくわからないライター来たなみたいな、いぶかしげなモード。遅刻してきたぐらいのモードでいるだろうから。遅刻してないのにっていう。
(REC)でも聞いてると、結構ハッピーな現場ではあったっていう感じなのかな?やっぱりね、過去聞いた話だとね、本当に胃が痛くなる話がいっぱいあったけど。ぜんぜんそういうのじゃなかったっていうこと。
(吉田豪)テレビの現場の人とかからも、ハラハラする話はいっぱい聞いてきたけどさ。
(REC)1つ間違えたらね、沢尻(エリカ)の時みたいになるのかな?っていうか。
(吉田豪)なんかあるとトイレにこもって出てこなくなる話とか、いろいろ聞いてたからさ(笑)。でも1番スリリングっていうか、ヤバイと思ったのが、釣りの話になって。釣りが好きで、特典映像で釣りやってるんでしょ?みたいな話で『釣りの話を聞いてください』って言われて。で、その時ちょうどスタッフとバカ話してて、釣りの話も聞いてくださいって言われたあとで、『釣りと言えば僕も全然釣りとか10年ぐらいやってなかったんですけど、哀川翔さんに呼ばれて去年釣りやって・・・』って言った時に、哀川翔さんが『前田敦子、挨拶しねえ!』って言ってた話、俺どっかでしたな?って(笑)。
(サミュL・REC)(爆笑)
(吉田豪)ヤベー!俺、いま何て話してんだ?っていう(笑)。とんでもない地雷踏んだ!って思って。一瞬、自分の中で凍りついた。『前田敦子とか挨拶しないの、何なの?あれ?』って哀川翔さんがボヤいてた話を、なんか俺大阪かなんかの番組で話たわって(笑)。
(REC)そして今、ここでまたしてるみたいな(笑)。
(吉田豪)『何なの?あれ?俺にケンカ売ってるの?』って言ってたから、『違いますよ、ケンカ売るわけないじゃないですか!疲れてるんですよ!』みたいな。いろいろフォローしたっていう話が(笑)。『なんで哀川さんにケンカ売るんですか?売るわけないじゃないですか!』っていうね。
(REC)でも聞けば聞くほど歌の話はしてないっていう(笑)。
(サミュL)たしかに(笑)。
(吉田豪)そう。町山(智浩)さんの話もしました。
(REC)町山さんとだって、WOWOWの何かでね・・・
(吉田豪)共演したけど、町山さんの本は読んでないからね。
(REC)あげたんでしょ?
(吉田豪)町山さんの本、持って来て町山さんのサインをもらったんだけど。読んでないって。
(REC)まだ読んでないんだ。
(吉田豪)まだどころか、活字の本を読み通したこと、水道橋博士の『藝人春秋』が生まれて初めてだっていう。
(REC)でも読んだんだ。博士の本。
(吉田豪)あれは初めて読めたっていうね。
(REC)面白いもんね。あれね。
(サミュL)人の話だしね。
(REC)豪ちゃんの本はなんかプレゼントしたの?
(吉田豪)しないよ!読むわけないもん!分かってるもん、そんなの。
(サミュL)(笑)。プロレスラーインタビュー集、渡してくださいよ。弊社から出てる。
(吉田豪)指原は『元アイドル!』、読んでくれたけどね。
(REC)あー!さっしーはちゃんと読んでくれそうだよね。
(サミュL)吉田さんがらみの本だと、あっちゃんは何を読んでくれるかな?
(吉田豪)指原はあれ読んで、『アイドルは昔から壊れるものなんだって思いました』みたいな。
(サミュL)あ、感想まで言ってきたんですか?
(REC)読んだ上で。すげーな!プレゼントしたのが、『セメント!!スーパースター列伝』とかでもちゃんと読んできそうだよね。指原。今日会うからっていうだけでね。いまだにanan読んでない人とは大違い(笑)。
(サミュL)いやいや・・・ショッピングカートに入ったんでね。
(吉田・REC)(笑)
(吉田豪)まだ決済もしてないからね。カート入れただけだから。
(REC)なんとでも言えるよ。『今は買わない』に入れたりとか(笑)。
<書き起こしおわり>