星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でUAさんの『甘い運命』を紹介。さらには作曲・編曲の朝本浩文さんについても話していました。
「甘い運命」UAで本日のスタンド7はオープン!
私も甘い運命がいいです。
どうも甘辛で。 pic.twitter.com/vnsThpvodr— 船木 かおり (@cinefil_kaori) 2018年7月30日
(星野源)文京区の方。「私のおすすめのイントロクソやべえ曲はUAさんの『甘い運命』です」。これはね、そうですね。「……学生の時に大好きな人に誘われて初めて行ったのがUAさんのライブでした。最初のスネアの響きとギターのかっこよさ、その後の甘いサビの多幸感。この曲を聞くと、その人の横顔が蘇ります。幸せがそばにありますように」ということで。じゃあ、聞いてみましょう。UAさんの『甘い運命』です。どうぞ。
UA『甘い運命』
いやー、最高ですね! これはちょっと今週……いつもにも増して激戦な気がします。では、どの曲をフルでかけるのか? CMの後で。
(CM明け)
(星野源)じゃあ私、星野源。フルでかける曲を1曲、選ばせていただきました。悩みました。今日の1曲は、これです。どうぞ!
お送りしたのはUAさんで『甘い運命』でした。この曲もこれ、見たら97年でした。21年前。すごいね。なんかもう、さっきの中谷美紀さんの曲(『MIND CIRCUS』)もなんですけど、21年前はこういう曲たちがいわゆるJ-POPの1位とかになったわけですよ。すごいクオリティーの時代ですよね。
この曲は作詞はUAさんで、作曲・編曲は朝本浩文さんっていう方がされていてですね。もともとMUTE BEATというバンドにいた方で、その後にRam Jam Worldというユニットをやられていた方なんですけど。
朝本浩文さんっていう方は僕の世代は多分すごく、UAさんもそうですけど、いろんな場所で接したことがある音楽家の方で。でも、2年ぐらい前かな? 亡くなってしまって。
何て言うんだろう? 表にものすごく名前が出てくるタイプの人ではなかったんですけど、日本の音楽史というものの中でですね、本当にものすごいクオリティーの曲をたくさん生み出された方でですね。ちょっとこれを機に、すごく素敵だなと思った方は是非、「朝本浩文」という名前で検索して、どんな仕事を残されてきたのかというの見ていただければと思います。
で、今回はいろんな曲、4曲とも最高でしたけど。あれですよ。「かけないから(その曲は)よくない」っていうことでもちろんなくですね、これで大事なのは「ああ、この曲、好き」っていう曲があったら、またそれを聞くきっかけになるっていうのがこのコーナーの良いところで。あと、「(曲自体は)知らなくてイントロがよかったのにな」っていうのは、知らない曲を知るということで。なので、自分で調べて買ったりするという、そういうきっかけになる、とてもたくさん曲がかけれるコーナーだと思うんで。
やっぱね、普段はあんまりたくさん曲がかけれないですから。是非、自分で調べてみて気に入った方はね、購入してみてください。それがまた後々、音楽にちゃんとお金が行きますからね。是非、チェックしてみて下さい。UAさん、もう知らない人もいるのかな? 俳優の村上虹郎くんのお母さんです。知らない人も多いんだろうな(笑)。そうか。でもあのね、UAさんを知らない方は……知っている人がほとんどだと思いますが、もし知らない方がいたら、是非調べてみてくださいね。
<書き起こしおわり>