吉田豪と白幡いちほ アイドル運営とアイドル報酬問題を語る

吉田豪と白幡いちほ 友達・ゆるめるモ!あのを語る SHOWROOM

白幡いちほさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。実際に運営として劇場版ゴキゲン帝国などを手がける白幡さんが吉田豪さんとアイドル運営やアイドル報酬問題などについて話していました。

(白幡いちほ)でも、難しいですよね。チェキね。うち、でもチェキもめっちゃ出るけど。基本、チェキだけどTシャツもすごい出ていて。

(吉田豪)「人の金で焼肉食いたい」。

(白幡いちほ)CDよりも全然売れているし。

(吉田豪)そうなんだ。

(白幡いちほ)そうなんですよ。

(吉田豪)買ってますよ、ちゃんと。通販で。

(白幡いちほ)ありがとうございます。私、豪さんに「あげる、あげる」とか言っていて。

(吉田豪)まあ、その時はできてなかったんだよね。

(白幡いちほ)そう。その時、手元になくて違う焼肉Tを持っていったんですけど。

(吉田豪)ゴミ、売ってるもんね。

(白幡いちほ)ゴミ、売ってる(笑)。ゴミなんかでも最初はふざけてボケのつもりで売るじゃないですか。ゴミでガチでマネタイズしようとか本当に思っていないから。最初、正月のライブで福袋を売ろうってなって。よくあるじゃないですか。アイドルの福袋とか。でも、福袋だけじゃつまらないから、逆にもう1個反対のものを売りたいなと思って。

(吉田豪)どうしようもないやつを。

(白幡いちほ)そうそう。反対……ゴミ袋だなって思って。アイドルのゴミ袋を売りますってやったらいちばん売れて。即完して。

(吉田豪)あのね、ヲタってそういう性質なんですよね。みんながほしがらないものにどれだけ金を払うかが自分の忠誠心を示すっていう(笑)。

(白幡いちほ)だし、それを面白いっていうことをちゃんとわかっている。

(吉田豪)そしてすぐにそれをTwitter上に晒して……みたいなことをしたいわけで。

劇場版ゴキゲン帝国名物・ゴミ袋物販

(白幡いちほ)そうそうそう! でも中には私物が入っていると思っている人がいて。でも本当に入れてないから。

(吉田豪)警戒するよね、それはね(笑)。

(白幡いちほ)フフフ、私物は一切ゼロでガチのゴミしか入れてなかったから。「ゴミしか入ってねえじゃねえかよ!」とかって。「だからゴミ袋だっつってんじゃん!」っていう(笑)。

(吉田豪)もっと生々しい何かとか入っていないかって……あのね、売るかよ!(笑)。

(白幡いちほ)フフフ、でもそれで毎回、ワンマンのたびにゴミ袋とかって売っていたら、「ゴキ帝名物のゴミ袋、絶対ほしい!」とかってなって。みんな買って、「自分のゴミは○○でした」とかってツイートしているっていう(笑)。「誰のゴミかわかる方、いますか?」とかってTwitterで(笑)。「このゴミは○○のでしょう」とかって。なんでわかるんだよ、お前みたいな。面白い。その瞬間、お楽しみのためにみんなたぶん……1袋500円とかなんで。

(吉田豪)まあね。十分に元が取れるっていうね。500円分は笑いを取ったぞと。

(白幡いちほ)そうそう。500円分は楽しんでくれているのかな?っていう。で、こっちも実際にガチでゴミが捨てれるから、いい(笑)。分別がよくわかんないやつとかは、売るゴミにするっていう。乾電池とか(笑)。

(吉田豪)多少のサービスはしてるの?

(白幡いちほ)ええっ? 全然してないっすよ。

(吉田豪)ちょっと切った髪の毛を入れておこうとか。

(白幡いちほ)いや、DNA系はダメっていうルールなんで。でも、衣装の切れ端とかはたまに入れたりする。それは結構いいゴミ。普通に。で、ガチで本当に「うわっ!」みたいなゴミは、ホットアイマスクの目につけてない部分のやつとか。

(吉田豪)食べ物系は流石に入れてないよね?

(白幡いちほ)うん。入れてない。

(吉田豪)なるほどね。でも、それこそ芸人経験があって、最初に普通にアイドルグループを地下でやって、それでセルフに流れたっていう経緯がある人だから、いちばんそういう最近話題のアイドルの金銭問題とか語れる人じゃないですか。

(白幡いちほ)ねえ。本当に面白かった。あの時の豪さんのTwitter(笑)。

(吉田豪)フハハハハハッ!

(白幡いちほ)超おもろかった。マジで。

(吉田豪)一連のRTとか。いろんな人が晒してくるんすよ。晒せてないやつも結構あって。ヤバすぎて。僕の知っているグループ、知ってる運営の告発みたいなエグいやつ。

(白幡いちほ)うわーっ! でもそのへん、豪さんはさじ加減をわかっているから……(笑)。

(吉田豪)本当にヤバい人はTwitterでは表面に出ていない。つまり、表面上はおとなしくしているけど、僕にだけなんか送ってくるみたいなのが本当にヤバいやつ。

(白幡いちほ)ヤバすぎる(笑)。

(吉田豪)「ああ……僕はあの人、信用できると思っていたんだけど、そんなことしていたんだ……」みたいな。

(白幡いちほ)でもそれも、どっちの意見も聞かないとわからない問題とかもあるじゃないですか。でも、そのへんも豪さんはわかり手だから。わかっている。

(吉田豪)運営サイドの愚痴も聞いたりするんでわかるんですよ。だから「アイドルにプロ意識がない」っていう話もわかるんですよ。それは、ねえ。本当にバイト感覚で「今日、行かなーい。辞めるー」みたいな子がいるから、ある程度厳しくしなきゃいけないっていう愚痴もわかる。

(白幡いちほ)そこのリスクも背負っている部分、ちょっとお金を渡すのは怖いから、その分は運営資金に回しておきたいなとか。すごいわかる。

(吉田豪)その愚痴はわかるっちゃあわかる。

(白幡いちほ)難しい問題だなって。

(吉田豪)それこそ、事務所の下で地下をやって、その後セルフで自分が運営になってっていう両方の経験をしていると、たぶんアイドル側の愚痴もわかるし、運営側の愚痴もわかるっていう。

(白幡いちほ)そう。どっちもわかる。本当にどっちもわかるから。

(吉田豪)しかも、だからテレビで見た限りではメンバーに結構ちゃんと払っているじゃないですか。

(白幡いちほ)いや、結構払っている。めっちゃ払っているよ、私。すごい払っている。本当にありえないぐらい、理解できないぐらい払っている(笑)。

(吉田豪)意外とアイドルがそんなにもらっていない問題っていうのは今回僕、オープンにしたじゃないですか。

(白幡いちほ)私、逆にたぶんあげすぎていて。

(吉田豪)たぶんそう。

(白幡いちほ)あげすぎていてよくないことも起こっているなって思うし。

基本的にアイドル報酬問題は一桁万円

(吉田豪)わかる。僕が今回……だからずーっと言っているのが、たぶん基本はアイドル、地下も地上も。ぶっちゃけ地上も一桁万円です。地上もそんなにもらえてない。

(白幡いちほ)本当にそう。

(吉田豪)で、地下の基準……これ、よく言っているのが姫乃たまさんが本を出した時、「地下アイドルの平均収入は12.7万円」って書いていたけど、絶対にそんなことはないっていう風に当時、発売記念イベントの時も僕は言っていて。それはソロアイドルとかのアンケートが多くて。ソロは当然、かかわる人がいないからバーンって上がるわけですよ。

(白幡いちほ)うんうん。そりゃあそう。

(吉田豪)「たぶん3万から7万だろう」とは言っていて。

(白幡いちほ)うんうん。ああ、リアル。7万、結構リアルですね。

(吉田豪)って言っていたんだけど、今回こうやっていろんな人からDMが来たら、思ったよりもノーギャラ、もしくは2000円とかが多いっていうのが現実。

(白幡いちほ)ええーっ、マジ? 悲しい……(笑)。

(吉田豪)2000円とか本当、子供の小遣いじゃないですか(笑)。

(白幡いちほ)なんか、でも全然わからなくもない。その運営さんの気持ちも。実際にその2000円のアイドルのグループがどれぐらい対バンで動員できるの?って思ったら……(笑)。

(吉田豪)そこなんですよ。だから「安い」って言っているけども、実際にどれぐらいの位置のグループかにもよるじゃないですか。

(白幡いちほ)でも、人気がないのはその子が悪いからじゃないと思うし、運営の責任もあると思うし。だから、「もらえてない」って不満に思うのもわかるし。で、実際に「今日何人とチェキを撮ったから○○円」っていうのがわかっちゃうから(笑)。

(吉田豪)そうなんですよね。見えすぎるんですよね。お金が。

(白幡いちほ)見えすぎる。だって「10人と撮ったら(1000円×10で)1万円、運営に入ってるじゃん」って思うから。

(吉田豪)「えっ、それで私、(月収)2000円?」とかなりますよね。

(白幡いちほ)そう。思う。それは全然わかる。

(吉田豪)そりゃそうだ。

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