吉田豪 清竜人楽曲特集書き起こし

吉田豪選曲 変わり種 大瀧詠一楽曲特集 bayfm with you

吉田豪さんがbay fm『with you』で清竜人さんの楽曲を特集。堀江由衣さんを中心として、清竜人さんが提供した楽曲を紹介していました。

(松本ともこ)じゃあ今日のデイリーwith you。『ホントのところ』の特集、どなたなんでしょうか?

(吉田豪)はい。清竜人特集という。

(松本ともこ)清竜人さんはFMラジオをお聞きの方はよく知っている方がいるということなんですが。私はね、あんまりよくわかってないですね。

(吉田豪)でもそれぐらいの知名度だと思います。えっといま、『インモラリスト』っていう曲がかかてるんですけどね。これは声優の堀江由衣さんに提供した楽曲のセルフカバーで。

(松本ともこ)あ、そうか。セルフカバーしてるんだ。

(吉田豪)これで知名度あるかな?ぐらいの。大阪出身のシンガーソングライター。現在24才。14才から曲を作り始め、2009年デビュー。まあ、変わった人ですよ。ビジュアルの変化を見るだけでも変わったっていうのがすごいわかりますけど。長髪の繊細な感じな人だったのが、いま完全にチンピラですからね。

[リンク]清竜人Google画像検索結果

(松本ともこ)えっ、やっぱり?私、ちょっとさっきプロフィールみたら、私の記憶にない人が。

(吉田豪)知らない人が写ってましたよね(笑)。『ウシジマくんみたいな人がいるな』と思ったと思うんですけど。違うんですよ。急激に変わった、まあ捉えどころがないんですよ。本当に。

(松本ともこ)初期は持ってた。持ってた。

(吉田豪)最初は、ああいう繊細なビジュアルで。英語で弾き語りみたいな感じの。悪くはないけど、そんなに引っかからないぐらいの感じの人だったんですよ。僕、まあ堀江さんに曲提供したぐらいで知って、買い始めて。

(松本ともこ)なんで気になってるんですか?

(吉田豪)変化がすごいんですよ。で、『PEOPLE』っていう3枚目のアルバムが本当によくて。僕、あの現代の小沢健二『LIFE』だと思っているぐらいに。

(松本ともこ)本当に!?

(吉田豪)それ級の名作ですよ。

(松本ともこ)疑っちゃいけないんだけど(笑)。

(吉田豪)思いっきりいま。『本当に!?んなわけないでしょ!』みたいな(笑)。

(松本ともこ)ちょっと待ってよ!

(吉田豪)いや、でもそれ級にいいですよ。いや、LIFE以上にLIFEですよ。本当にLIFEを歌ってる。『愛と死』みたいなものをテーマに。人の一生を歌っているような感じで。

(松本ともこ)じゃあ、そこまでおっしゃる。聞きたい!

(吉田豪)すげーいいアルバムだと思ったら、そこからの変化が激しくて。まあ、その次のアルバムがいちばん話題になったんですけども。『MUSIC』っていう、ヒャダイン的っていうか。まあ、ドラマなんですよ。芝居が入って曲が入って、みたいなのが次々と繰り返されるような。で、ライブで1回、完全再現してるんですけど。楽曲のその異常な情報量とか含めて、本当ヒャダインさんに通じるものがあるんですけど。それより、より変質的っていうか。より狂気を感じるっていうか。イッちゃってる感じですよね。

(松本ともこ)へー。

(吉田豪)で、僕ライブ見たら、まあすごかったですよ。1回見に行ったんですけど、客席に背を向けてパソコンをいじって。その間、シーンとしてるんですよ。シーンとしている間、ずっと背中向けてパソコンをいじって、もう1回前を向いてすごいハードな演奏が始まって、またシーンとして後ろを向いてパソコンをいじって、みたいな。マイペースな、不思議なライブ。そういう感じの人なんですよね。

(松本ともこ)そんな人の中から、今日ここで聞くのはなんですか?

(吉田豪)LIFE級の名作って言ったそのPEOPLE収録の曲を1曲聞いてください。『おとなとこどものチャララ・ララ』。

(松本ともこ)こう、なんか変わった感じですけども。『おとなとこどものチャララ・ララ』。

(吉田豪)メロディー・チューバックさんっていう、本当に子どもを起用したデュエットなんですけど。たぶんこれの延長線上で、ものすごい大量のゲストを入れたMUSICっていう曲に至るんですけど。これで話題になったのに、この次のアルバムが会場限定でアコースティックみたいなの出した後で、つい最近出た新作の『WORK』っていうのは、また本当もう別のすごい世界行っちゃってて。日本語と英語を無理やり融合させた。ちょっと1曲目の『Zipangu』の歌詞を読むだけでも、『世間はEleven o’clock Good childはお寝んね In ZipanguはSleep disorder』みたいな。難解な。こういうのをものすごいファンキーな曲にのせた。まあ、いままでの路線を期待する人はえっ!?って思うような。掴みどころがない人なんですが。そんな人が提供したシングルが、本日発売。ちょうど出てて。

(松本ともこ)本日。提供したものが。

(吉田豪)そうです。ちょうど昨日フラゲで買ったものがどっちも素晴らしかったんで。それを流したいなと思っての、その特集で。

(松本ともこ)わかりました。じゃあお願いしましょうか。

(吉田豪)じゃあ1曲目は、あれですね。でんぱ組の『サクラあっぱれーしょん』っていう本日発売のシングルがあるんですが。これが初回限定で、メンバーがそれぞれ好きなアーティストにたのんだ曲がカップリングに入っていて。メンバー盤がものすごい限定で、発売前からプレミア価格でアマゾンで売られたりしてて。ヤバい!と思って昨日フラゲしに行ったわけですけど。それのねむキュン盤に入っている曲が清竜人曲ということで。聞いてみますかね。夢眠ねむで、『あのね…実はわたし、夢眠ねむなんだ…』。

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(松本ともこ)ちょっともっと聞いていたいぐらい刺激を受けます。

(吉田豪)異常な情報量ですね。

(松本ともこ)すごいですね。彼が提供した曲ってことなんですよね。

(吉田豪)作詞作曲。

(松本ともこ)詞もでしょ?

(吉田豪)詞もです。

(松本ともこ)多才!すごい感性ですね!

(吉田豪)歌詞がどうかしてるんですよ。自分のアルバムでも、象目線のラブソングとか(笑)。象がいつも来てくれる女の子に向かって歌うラブソング。まあ、変わった人です。

(松本ともこ)ね。いろんなところの感性なんだな。

(吉田豪)そんな。たぶんこれ、即売り切れになりそうな。今日リリースなので、早めに動いたほうがいいと思いますね。

(松本ともこ)もう1曲。

(吉田豪)そうですね。堀江由衣さんの提供で話題になった人なんですが。その堀江さんの『秘密』っていうアルバムに『インモラリスト』以外にもう1曲、提供曲があるんですが。これが素晴らしく良くて。ライブで異常な盛り上がりになっている。こちらも聞いてみようかなということで。堀江由衣で『CHILDISH LOVE WORLD』。

(松本ともこ)堀江由衣さんの『CHILDISH LOVE WORLD』でした。

(吉田豪)そしてもう1曲、いけるということで。本日、そんな堀江さんもニューシングルが出たということで。これがまた、タイトル曲とカップリングも清竜人さん提供。

(松本ともこ)なに?もうそんなにいい関係なんですか?

(吉田豪)いい関係ですね。

(松本ともこ)作ってほしいっていう気持ちがあって、彼がそれに。

(吉田豪)まあ、いまの曲とかライブで異常な盛り上がりですからね。あの、『フレーフレーほっちゃん』って彼女にコールを送るところとか。お客さんが、もうみんなでシャウトですよ。泣けますよ。

(松本ともこ)その時、吉田豪はどこにいるんですか?

(吉田豪)僕、見たことがないです(笑)。ライブは。ライブは行ってないです。

(松本ともこ)行ってそう。本当?あ、曲いってくださいっていうのが。

(吉田豪)そんなニューシングル。『The World’s End』。

(松本ともこ)好きです!この曲。

(吉田豪)素晴らしいですよね。

(松本ともこ)今日リリースのニューシングル。『The World’s End』。堀江由衣さんです。

(吉田豪)僕、昨日なんの事情も知らないでタワーレコード行って。PVが流れていて、いい曲だなと思って買ったら清竜人だったっていう(笑)。知らなかった。

(松本ともこ)なにその、心の呼び合いっていうか(笑)。やっぱりそうだったんだ、竜人みたいな。清竜人特集ですよね。今日ね。気がついたらこんなに彼の提供楽曲がキラキラしていて。なんか改めて。私、えーっ!?って言っちゃったけど。もう1回、ちゃんと曲、聞いてみますよ。

(吉田豪)ちょっと僕、あげましょうか?買い直しますよ。

(松本ともこ)本当ですか?またそうやって私の図々しさが。そうですか?すぐ聞いてみたい!じゃあちょっと・・・

(吉田豪)僕、レンタル落ちの買っちゃったんでね(笑)。今度はちゃんとしたの、買い直します。DVD付きを。

(松本ともこ)じゃあちょっと、聞かせていただきたいと思います。

<書き起こしおわり>

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