(星野源)続いて……東京都の方。「ポップカルチャー、自分が好きだと思うことはポップだということ、私も川勝さんの本から学びました。川勝さんのお話、ありがとうございます」ということで。ありがとうございます。そうですね。なんか一緒に旅行に行かせてもらったりもしまして。なぜか川勝さんの故郷に2人で行くという(笑)。ご親族の方にご挨拶をさせていただいたり、温泉に行ったりさせてもらいましたね。とってもお世話になりました。あと僕のファーストの『ばかのうた』っていうアルバムの中にライナーを書いてくれているのが川勝さんですね。
是非皆さん、これを機に川勝さん、初めて知ったよという方がいたら、ぜひ本をチェックしたりだとか。いろいろと調べるだけで「あっ、こんなところにも関わってるんですか!」っていう。
#川勝正幸 さん
「ポップ中毒者の手記」#POPVIRUS #星野源 #星野源ANN pic.twitter.com/m7mYm8deKw— みりんねこ (@mirinneko1129) 2018年10月23日
だって、あれですよ。細野晴臣さんのアルバム『HoSoNoVa』っていうタイトルを考えたの、川勝さんだからね。対談中に「ボサノバ、いまやってるんだ」「ああ、じゃあホソノバですね」って言った一言がタイトルになった、みたいな。そういうこともあったような。たしか、そうだった気がするんだけども。
それとかですね、あとは小泉今日子さんの一連の活動を影で支えていたとか。アイドル時代の、すっごいいろんなことをやって、もうなんていうか超痛快な、パンキッシュだった頃っていうか、いろんなことをやって伝説を作りまくっていた頃の小泉今日子さんのところに川勝さんがちょっと入っていたりとか。いろんなことを知れると思うんで、もしよければ是非、チェックしてみてください。
岡山県の方。「『POP VIRUS』、予約しました。ジャケット、本当にかっこいいです。きれいな花で動脈と静脈を表現しているところ。驚きとグロテスク感にゾクゾクしました。本当に美しくててあたたかくてグロテスクという言葉がピッタリだと思いました。吉田ユニさんのアイデアはいつもワクワクと生命力をもらっています。ジャケット、曲、全てがとてもとても楽しみです」。ありがとうございます。ぜひみなさんね、手にとっていただきたいし、もちろん配信でも発売されますから、ぜひ曲だけでも聞いていただきたいと思います。『POP VIRUS』、12月19日発売でございます。
あと……「ポップウィルス」という言葉、川勝さんの本に出てきましたが。その「ポップウィルス」という言葉は本当に前書きにちょろっとしか書いてないんですよ。あと、表紙にアルファベットで「POP VIRUS」ってちょっと載っているぐらいで、本文には全く出てこないっていう。
なんかそういうのもあって、見逃しそうな感じはあるんですけど。で、川勝さんが言っていた「ポップウィルス」っていう言葉の使い方と今回の僕の『POP VIRUS』っていう使い方はちょっと微妙に違うは違います。僕は自分の去年の経験だとか、今回の曲のコンセプトをとか、いろんな言葉を含めて『POP VIRUS』という言葉であったりもするので。「完全に川勝さんの言葉をいま、僕が表現するんだ!」っていうことでは実は全然ないです。でも、そういう共通点があって、自分が思いついた時に「っていうかもともと川勝さんが言ってくれていた」という、そういうのもあって。川勝さんの、なんだろうな? うーん。なんかずっと、恩返しができていないっていう思いがあるんですよね。
だからそういうのもあって。これを機に川勝さんという人を知ってもらえたらうれしいなっていうのもちょっとあります。そんなわけで、『POP VIRUS』。12月19日に発売でございます。何度も言います。何卒、よろしくお願いします。(ささやくように)予約受付中でございます……。ねえ。本当に、全部予約していいんですよ。全部予約していいんです。4種類、あるんです。内容は画質が違うとかブルーレイ、いろいろありますけど、一緒なんですか。でも、全部買っていいんです。ねえ。聞かなくてもいいです。買ってください! 高田純次です! フハハハハハッ!
『POP VIRUS』は全4種
「適当手帳」を発売した時の名言ね。「買って。開かなくていいから」っていう(笑)。「10冊買って。読まなくていいから」みたいな。聞かなくていいから、買って(笑)。はい、そんな感じでーす。ありがとうございました。
<書き起こしおわり>