ハライチ岩井 液晶ペンタブで腱鞘炎になった話

ハライチ岩井 液晶ペンタブで腱鞘炎になった話 ハライチのターン

ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で液晶ペンタブを購入して絵をぶっ続けで書いたおかげで腱鞘炎になってしまった話をしていました。

(岩井勇気)最近ね、ちょっとネットで買物をしまして。

(澤部佑)ちょくちょくしてますね。通販でね。

(岩井勇気)ペンタブってわかる?

(澤部佑)わからない。

(岩井勇気)パソコンで絵を書くやつなんだけど。なんの略かはわからないんだけどペンタブっていう。でも、正確には液晶ペンタブっていうやつを買ったんだけど。

(澤部佑)それはなに? タブレットみたいな?

(岩井勇気)俺が買ったのは18インチぐらいのやつなんだけど。で、液晶があって、それをパソコンにつないで。で、パソコンの中のお絵描きツールみたいなのを起動してそこに反映させるのね。

(澤部佑)で、そっちに書くとパソコンにも?

(岩井勇気)そうそう。だから専用のペンでそのまま液晶に書けるのよ。で、それを昔からほしかったのをどこかのタイミングで買ってみようと思っていて。でも、なにを買ったらいいのかわからなくてさ。で、妹がペンタブを持っていたなって思い出して。で、あいつは同人誌とかをコミケで出したりしているから。

(澤部佑)兄妹揃って(笑)。ああ、似た者兄妹なんだね。

(岩井勇気)すごいんだよ。なんか漫画とかも書けるの。ペンタブって。だってもう、そのスクリーントーンみたいなの、昔は買わなきゃいけなかったんだけど、もう液晶の中だから、無限だから。

(澤部佑)もう選んで押してポンッて?

(岩井勇気)そうそう。すごいんだよね。で、聞いてさ、「最近このペンタブが流行っていて、このコスパでこの性能すごいっていうのでネットでバズったやつがある」なんて言うのを聞いて。それで買ったんですけど。一応5万ぐらいのやつね。

(澤部佑)高っ!

(岩井勇気)いや、そんなに高くないんだよ。液晶ペンタブの中でも。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)でさ、それが来て。ちょうどイラストを書いたりする仕事があって。それで買ったのもあったんだけど。それでデザインをしたりしていたんですけども、まあ楽しいんだよね。これが。

(澤部佑)へー!

(岩井勇気)絵もパーツごとに書けるわけ。で、パーツごとに違う紙に書いて、それを重ねて一枚絵みたいな感じにしてくれるの。だから、塗りつぶしたりなんかしても違うパーツのところは塗られなかったりして。

(澤部佑)なるほど!

(岩井勇気)そうそう。紙だと下のパーツのところ、うつらないじゃん? でも完全に透き通って見えてるからめちゃめちゃ書きやすいのね。本当にTシャツのデザインぐらいのイラストだったらもうすぐに書けちゃう。だからすっごいきれいにさ、拡大して細かく書けたりもするから。

(澤部佑)ああ、その一部分だけ?

(岩井勇気)そうそう。で、修正したりしてすげーきれいに書けるのよ。で、すっごいさ、本当にずーっとやっちゃうわけ。それをやっていると。

(澤部佑)フフフ、まあそうか。もともと好きなんだもんね。絵を書くのもね。

(岩井勇気)で、この間昼に仕事が終わってさ、「なにすっかな?」なんて思ったけど、「ああ、家でペンタブでイラストの宿題、終わらせよう」って思って。家に帰って3時ぐらいからパソコン開いてペンタブでカリカリ書いてさ。絵を書いていたんだけど。もうなんかさ、ああでもない、こうでもないって。「ここ、ちょっと太い方がいいか?」「ここの曲がり方はちょっと違うから、手書きでなめらかに書いて……」みたいなのをやっていたら、たぶん俺、本当にだから絵を書くのが好きなんだろうね。夜の11時ぐらいになっているのよ。気づいたら。

(澤部佑)ええーっ!

(岩井勇気)「うわっ、もうこんな時間になっている!」って思って。熱中して書きすぎちゃってさ。8時間ぐらいずーっとやっちゃっているのよ、俺。

(澤部佑)フハハハハハッ! 取り憑かれてるじゃん。

(岩井勇気)なにも食わないで。「ああ、もうこんな時間だ……」って。でもさ、もう少しだけやろうと思ってさ。そこからまた1時間ぐらいカリカリ書いていたんだよ。

(澤部佑)いや、すごいな。

ぶっ続けで8時間以上書き続ける

(岩井勇気)そしたらさ、ずーっと右手で書いているからさ、まあ疲れてはきているなっていう風に思っていたんだけど、楽しさが勝っているから気にしないで普通に書いていたら、いきなり書いている途中でコップの中の水があふれたみたいな感じでさ。手の肘から先がビキビキビキッ!ってなっちゃって。

(澤部佑)ええーっ!?

(岩井勇気)もう内側から激痛が走って。「うわっ!」って。もうピキーッ!ってなっちゃって。

(澤部佑)限界を迎えたんだ。

(岩井勇気)「ひ、ひゃーーっ!」って。

(澤部佑)フハハハハハッ!

(岩井勇気)急にビキビキッ!ってなって。「ひゃーーっ!」ってなって(笑)。

(澤部佑)漫画のキャラクターみたいな声を出すな(笑)。

(岩井勇気)もうのたうち回っちゃってさ。なんか軽い腱鞘炎みたいになっちゃって。急に。

(澤部佑)そんな急になるの?

(岩井勇気)なんかちょっと疲れてきているな。そろそろ限界かな?って思っていたらビリビリッ!ってなって。「ひゃーーっ!」って。

(澤部佑)わかったよ、わかったよ。その描写。細かい描写。

(岩井勇気)で、そっからもうペンも持てないの。ペンも落としちゃって。で、指も曲げたら痛いみたいな状態になっちゃってさ。もう右腕が疲弊しすぎちゃっているの。

(澤部佑)使いすぎ?

(岩井勇気)パンパンになっちゃって。もう小6から中1男子ぐらいの疲弊の仕方だよ(笑)。

(澤部佑)ど、どういうこと?(笑)。

(岩井勇気)オナニー覚えたてみたいな(笑)。

(澤部佑)やりすぎて、もう?(笑)。

(岩井勇気)っていう感じになっちゃって。「ああ、もう1回休ませなきゃ」ってなって。1時間、2時間ぐらい休んだんだけどさ。2時間ぐらいたって「もう大丈夫かな?」って思って。携帯を持って「とりあえずLINEでも返すか」って思って打っていたらまたビキビキッてなってさ。「ひ、ひゃーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! いや、わかったよ。そいつ、出てくるんだよ。

(岩井勇気)っていう風になっちゃってさ。もう右腕が使い物にならないわけ。もう本当にブランってなっちゃってさ。黒龍波を撃った後の飛影みたいになっちゃって。

(澤部佑)フハハハハハッ! まあ、そうね。もう使い物にならないね。

(岩井勇気)で、俺はもう結構左手が下手だから。何をするにも。もう本当になにもできないみたいな。

(澤部佑)そうか。生活が。

(岩井勇気)で、本当にヤバくてさ。袋のラーメンをお腹が空いたから作ろうと思ってさ。鍋に水を入れて。水をパンパンに入れて右手で持ったらピキピキッてなって。「ひ、ひゃーーっ!」ってなって(笑)。

(澤部佑)わかったよ(笑)。その描写、怖いんだよ。

(岩井勇気)なってさ。「ああ、痛え……」ってなって。で、食べて。

(澤部佑)ああ、なんとか作れたのね(笑)。

(岩井勇気)とりあえず作って食べてさ。で、歯磨きをしようと思って歯磨きをしててさ。で、奥歯を細かく磨こうと思ってやっていたらピキッ!ってなって。「ひ、ひゃーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)何回やるんだよ(笑)。毎回、初回みたいな声が出てるじゃねえか(笑)。

(岩井勇気)そう。で、「ああ……もう風呂入ろう」っつって、風呂で髪をシャンプーで洗っていたらさ、ビキビキッてなって。「ひ、ひゃーーっ!」(笑)。

(澤部佑)新鮮さを忘れないな(笑)。

(岩井勇気)で、蛇口をひねっていたらビキッ! 「ひゃーーっ!」(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! なんだよ、こいつ(笑)。何回出てくるんだよ。

(岩井勇気)で、「もう出よう」って思って髪の毛をタオルで拭いていたらビキッ!ってなって。「ひ、ひ、ひゃーーっ!」って。

(澤部佑)ああ、ちょっと「ひ」が増えている(笑)。

(岩井勇気)「はー……」っつって。で、綿棒で耳を掃除していたらビキッ! 「ひゃーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)お前、やめろよ! もうわかるだろ? 「ひゃーーっ!」ってなるの、わかるだろ?(笑)。

(岩井勇気)「ああー、ヤバい……」ってなって。で、リビングに行ってテレビをつけて。でもテレビの音が大きいなと思ってさ、リモコンで音を小さくしようとしてボタンを1、2、3回押したぐらいでビキッ!ってなって。「ひ、ひゃーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)「1、2……」は行けたの?

(岩井勇気)3回目を押したらビキッてなっちゃって。「ひ、ひゃーーっ!」って。

(澤部佑)わかった、わかったよ! わかったから! 1リモコンで2回、「ひゃーーっ!」やっちゃってるから。

(岩井勇気)で、本当にボールペンの芯を出そうと思ってピキッと押したらさ、「ひ、ひゃーーっ!」ってなっちゃって。

(澤部佑)いや、なるよ。もう、なるんでしょう?

(岩井勇気)うん。で、もう痛くてうずくまっちゃってさ。

(澤部佑)そんな痛いんだ?

(岩井勇気)もうすっげー痛くて。それで。「ああっ……」っつって。で、しばらくして立とうと思って床に手をついたらビキッ!ってなって。「ひゃーーーーっ!」って。

(澤部佑)結構長くなってきてるじゃん。悲鳴も。

(岩井勇気)そうよ。

(澤部佑)まだわかってないの? それ、なんでやっちゃうのよ?

(岩井勇気)そうなんだよ。で、お香を焚こうと思って、ライターで火をつけようと思ってシュッとやったらピキッとなって。「ひゃーーっ!」って。

(澤部佑)右手でやるなよ!

(岩井勇気)で、もう寝ようと思って。

(澤部佑)ああ、それがいいや。

(岩井勇気)で、目覚まし時計をセットしようと思ってカリカリやっていたらビキッ! 「ひゃーーっ!」。

(澤部佑)フハハハハハッ!

(岩井勇気)で、もう寝ますっていうことで寝たんだけど。で、もう手を休ませなきゃっていうことで、とりあえず枕を使わずに。枕を手のところの先の方に置いて。ちょっと高くして。

(澤部佑)ああ、なるほどね。

(岩井勇気)高くすりゃあ大丈夫かなって。で、寝てさ。それで6時間ぐらい寝て。それで起きてさ。「ああ、朝か……」って思って起き上がろうと思ってベッドに手をついたらビキッ!ってなって。「ひ、ひゃーーっ!」(笑)。

(澤部佑)ええーっ! 寝たのに?

(岩井勇気)「なんでだよぉ~! 治ってねえよ~!」(笑)。

(澤部佑)ああ、ずーっと痛がっている(笑)。

まだ治っていない

(岩井勇気)で、もうダメだと思って。病院に行こうと思ってさ、ネットで整形外科を調べたんだよ。で、結構出てきたんだけど、どこも……その日が祝日だったから。「うわっ、やってねえじゃねえかよ! ひゃーーっ!」って。

(澤部佑)あ、それ違う。それ違う。それ、違うでしょう? いままでのとは。

(岩井勇気)っていう風になってさ。「もうダメだ……とりあえず、仕事に行かなきゃ」って思ってその日のスケジュールを見たらもう3件くらい仕事があるのね。「ひゃーーっ!」ってなって。

(澤部佑)それは違うんだよ。メンタルの「ひゃーーっ!」だから。いまの2個は(笑)。

(岩井勇気)「ダメだ……」って思って。「いけるかな?」って思って。で、キッチンを見たら昨日の洗い物をし忘れていてさ。「ひゃーーーーっ!」って。

(澤部佑)フハハハハハッ! それはお前が悪いからさ(笑)。

(岩井勇気)で、冷蔵庫を開けたら朝食べるものがなくて「ひゃーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! 「ひゃーーっ!」癖がついちゃってるじゃん(笑)。

(岩井勇気)外を見たらちょっと雨が降っていて「ひゃーーーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)「ひゃーーっ!」癖(笑)。

(岩井勇気)で、右手も痛いから。結局湿布を貼ろうと思って。右手に湿布を貼ったら冷たくて「ひゃーーっ!」(笑)。

(澤部佑)それは違う。全然違うよ(笑)。

(岩井勇気)で、家を出て駅に行ったら乗りたい電車に間に合わなくて「ひゃーーっ!」(笑)。

(澤部佑)もう「ひゃーーっ!」のハードルが馬鹿になっちゃっているから(笑)。

(岩井勇気)で、ちょっとだけ遅刻しちゃって「ひゃーーっ!」。スタッフも「ひゃーーっ!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! 広まってっちゃってるじゃん(笑)。

(岩井勇気)っていうね、感じで大変でした。

(澤部佑)フハハハハハッ! 最後、上手いこと「ひゃーーっ!」を使ってくれよ!

(岩井勇気)本当に、本当に大変でした(笑)。

(澤部佑)いや、最後に「ひゃーーっ!」。上手いこと……まとめの「ひゃーーっ!」を!

(岩井勇気)もう……大変でした(笑)。

(澤部佑)なんだったんだよ、いままでの(笑)。

<書き起こしおわり>

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