PUNPEE 50 Cent『21 Questions』とさだまさし『関白宣言』を語る

PUNPEE 50 Cent『21 Questions』とさだまさし『関白宣言』を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で50 Cent『21 Questions』とさだまさし『関白宣言』の共通点について話していました。

21 Questions

もう1通、メッセージがあるんですけど。東京渋谷区の女性の方。「こんばんは、楽しく聞かせていただいております。つい先日、村上春樹さんのラジオを聞いていたら『自分の葬儀の時にかけてほしい音楽はなんですか?』という質問に『生きてる時、たくさん音楽を聞いたので死ぬときぐらい静かの方がいい』と答えてらっしゃいました」。かっこいいっすね。「死んでしまった前提なのでちょっと不謹慎なのですが、面白い質問だと思いました。PUNPEEさんだったらどんな音楽をかけてほしいですか?」という質問なんですけども。

自分も静かな方がいいかなとか、お盆で最近お墓参りとか行っていてやっぱり落ち着くじゃないですか。あの感じの、線香の匂いとか静かな感じがしたんですけども。やっぱり、なんだろう。最近、結構人に求められてっていうか、人がいるテイでやるDJももちろん面白いんですけど、やっぱりあんまり人がいないところで楽しんで30人ぐらいで聞く感じとか。小さいところでのDJって結構好きで。なんか盛り上がりも3人ぐらいが「イエーッ!」って言ったりするぐらいっていうDJ。

この前も、だからその100人ぐらいいたんですけどその『GRINGO』の感じ、パーティーの感じが結構久しぶりに面白くして、朝6時ぐらいまで……本当に3時ぐらいに帰ろうと思っていたんすけど、6時までいちゃったっていう。で、自分もかけて盛り上がるし、やっぱり「この世代といえば、この曲をかけて盛り上がった時はない」っていうぐらいの感じの曲あるんですけど。それを1曲……だから葬式の時も小さい音とかでDJとかしたいっすね。っていうか、自分の葬式なのに自分がDJしたいっていうか。「もうちょっとかけていいっすか?」みたいな感じで、なんかクーラーが効いた部屋とかでやりたいですね。みずみずしい感じっていうか。というわけで、自分が好きな曲。全然ストーリー性、リリックとかはあんまり合わないですけど。『21 Question』という50セントとネイト・ドッグの曲です。どうぞ。

50 Cent『21 Questions ft. Nate Dogg』

お聞きいたのは50セント『21 Questions ft. Nate Dogg』でした。全然、「自分の葬式の時に……」とか言ったんですけど、関係ないですけど。『世も奇妙な物語』……まあいいや。この『21 Question』っていう曲なんですけど、「21の質問」っていう曲で。何の質問か?って言ったら「もし、もし、もし……」っていう、そういう感じの曲なんです。多分なんかやっちゃった人が刑務所の中にいて、自分の好きな女性に電話をかけて……みたいな。

「もし俺がお金一文無しになっても俺といてくれるか?」「もし俺が25年の刑でも待っていてくれるか?」みたいな。その質問が『21 Question』っていって、それを曲でずっと言っていくっていう曲なんですけど。そのceroの『Traffic』のの時に『お嫁においで』っていう加山雄三さんの曲をリミックスした自分の曲があるんですけど。それの途中に、なんかいつも同じ歌い方で歌ったら面白くないから、さだまさしさんの『関白宣言』っていう曲をオーディオ・ツーの『Top Billin’』っていう曲の「ドッツッ、ドッツッ、ドッツッ、タタタタッ、ドッドッドドドドドッ♪」っていうドラムにして。

そこに「お前を嫁に♪ もらうう前に♪」みたいな、ちょっと『お嫁においで』とかけて少し挟んでみたんですよね。その歌詞を。なんで「ダサい曲は聞くな♪ ストリートから目を離すな♪」とか。まあ、自分もあんまりそんな「ストリート」っつってもどこのことかたまにわかんなくなったりするんですけど。その『関白宣言』っていう曲の歌詞も言ったら、いまで言ったらちょっと強引みたいな。「メシは美味く作れ」「俺の親もお前の親も同様に好きでいろ」みたいな。でもたまにいいことも言っていて。

「陰口は聞くな、言うな」とか言って結構強めに言っているんだけど、最後の方に「でも最後は『あなたといて良かった』って絶対言えるようにするから」みたいなのをちゃんと男らしく言うっていう曲で。最後にちょっとグッと持っていくっていう曲なんですけど。なんか『21 Question』と少しリンクしたものを感じてしまって。

なんか箇条書きにいろいろと「こうだろ、こうだろ」って聞いていく系の曲としてこの2つの曲って共通点あるなって。これで『GRINGO』のイベントとceroのイベントがなんかちょっとリンクしたなとか思っちゃったりして。いつの世の中も男の人は不安で。「これじゃダメ、あれじゃダメ」っつって意外と聞いてしまうものなのかなって。はい。というわけで、ここでいったんコマーシャル。

<書き起こしおわり>

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