安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中でアサリの砂抜きについてトーク。以前、砂抜き中のアサリに情がわいてしまって食べれなかった話をしていました。
(安住紳一郎)狭山市39才女性の方です。「最近ハマっていることはアサリの砂抜きを観察することです。スーパーで買った水は塩水につけ、砂を吐き出させるためにしばらく置いておきますね。我が家ではそれをじっくり観察するのがブームなのです。塩水につけてすぐはアサリたちも警戒モードで殻を固く閉じていますが、落ち着くとだんだんろうとという2本の管を出して活動を始めます。元気な貝は塩水の入った容器の外にまで水を飛ばすこともあり、観察をしているとテーブルの上がびしょびしょになることがありますが、家族は『おお、元気だ。すごいね』となぜか大盛り上がりです。そしてひとしきりアサリを観察し、砂抜きショーも終わった後は命に感謝をし、味噌汁や酒蒸しにして美味しくいただきます。貝さん、美味しい命をありがとう」。
(中澤有美子)ありがとう! そうですよね。楽しいんですよね。
(安住紳一郎)そうですよね。ちょっとね、新聞紙などをかけておくと、暗闇にするとね、ものすごく砂抜きが進んだりしますけども。
(中澤有美子)びしょ濡れになります。
(安住紳一郎)私も一人暮らしが長いものですから、近所のスーパーで美味しそうなアサリを380円ぐらいで買ってきまして、家の鍋で砂抜きをしていたところ、あまりにもそのアサリとの時間が長くなってしまって、情がわいて結局食べることができなかったということがあります。
(中澤有美子)フフフ(笑)。そうですかー、お察しします(笑)。
砂抜き中に情がわいて食べれなくなる
(安住紳一郎)そうですね。あまりにも砂抜きのその一挙手一投足がなんかペットのように思えてきて。食べられず、結局そのまま置いて仕事に行って帰ってきたらちょっとね、室温のまま長く置かれていたので、帰ってきたらアサリたちがもう悪臭を放って泡をふいて腐りきっていたっていう。逆にむごいことをしたなっていうね。
(中澤有美子)そうですね。命を無駄にしてしまいましたね。
(安住紳一郎)逆にね。中途半端な情けはダメなんだ!っていうことですね。
(中澤有美子)そうなんです。潔くいただくという。
<書き起こしおわり>