安住紳一郎 暑さ対策と日陰のありがたさを語る

安住紳一郎 暑さ対策と日陰のありがたさを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で酷暑の中の暑さ対策についてトーク。日陰や木陰のありがたさなどについて話していました。

(安住紳一郎)今日は東京、34度ということですね。いやー、なかなか厳しいですね。梅雨明けから一気にギアが上がりましたもんね。

(中澤有美子)本当にそうでしたね。

(安住紳一郎)ただね、なかなかね、ちょっともうね……いま、「関東の夏の平均気温を私は3度下げます」っていう政治家がいたら、両手を上げて推薦したい!っていう気持ちになりますけども。ただ、人間はズルいところがあるもので。喉元過ぎれば熱さを忘れる。そんなところ、ありますよね。やっぱり冬とか11月、1月とかに「夏の気温、東京都内で……」なんてことを言われるとね、「フフン、ずいぶんと環境に優しい政治家だな!」とか、そんな風にしか思わなかったりしますからね。なかなか住みづらくなってきましたね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)むしろもう暑いを通り越して少し悲しい気持ちになってきたりもしますけども。ただ、なんとかみなさん、先週を乗り切りましたんで。また今週も、ねえ。やりましょうっていうことですね。暑さ対策、熱中症なども声高に叫ばれていますけども。もう、「隠れ熱中症」だとかね、「外にいる時よりも中にいる時の方が危ない」とかね。「起きている時よりも寝ている時の方があぶない」とかね。いろいろと言いますもんね。びっくり。何を信じればいいのかというか。もう、全てダメなんだ!っていう感じですよね。「あなたよりもペットが危ない!」とかね。いろいろと言われたりして。「もう、なに? どういうこと?」みたいな。ねえ。うん。なんかね。

(中澤有美子)用心をしすぎるぐらいの方がいいっていうことですね。

(安住紳一郎)とはいえね、やらなきゃいけないこともあったり。「不要不急の外出は控えてください」って。ねえ。「アイス、食べたいな」なんて思ってね、「ちょっと外に出なきゃ」って思うんだけども。「俺のこのアイスが食べたいという気持ちはこれ、不要不急?」って思ったりしたりして。

(中澤有美子)フフフ、そうですね(笑)。

(安住紳一郎)「うーん、考えてみるか……」とかね。いろいろと。それとか、期日までに振り込まなきゃいけない、そういうものが振り込めていなかったりしますけどもね。「銀行に行かなきゃ……ああ、これは不要不急だ。行かなくてもいい。なにか言われたら『暑かったから』って言えばいいんだ」とか。そういうズルとかね、ありますでしょう?

(中澤有美子)フフフ、そうですねー(笑)。

(安住紳一郎)結局、自分の都合がいいようにバイアスがかかっちゃってね。どんどんとダメな方、ダメな方に行っちゃって。

(中澤有美子)ダメな方。「図書館に本を返すの……ああっ! 行かなきゃいけないけど……」っていうね。

(安住紳一郎)誰かの迷惑になっているみたいなね。そう。でもなんか高校野球、酷暑の中での開催については涼しい家の中で熱く語るみたいなね。「ダメだ、ダメだっ! お前はじゃあ、アイスを買いに行ったのか!?」みたいなね。「お前の問題からまず熱く語れ!」みたいなね。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)遠いところで起きてる問題については熱く語っちゃうみたいなね。「佐々木朗希投手のことを思えば……アイスも買いに行くか? 銀行振り込み、行ってみるか? やれっ!」っていうね。そういうことですね。まあ、特に内容のない話を5分ほど、させていただきましたが……。

(中澤有美子)フハハハハハハッ!

(安住紳一郎)申し訳ございません!

特に内容のない話を5分ほど

(中澤有美子)いやー、本当葛藤の連続ですよね。本当。ここで冷房をつけることが、結局は地球の環境を熱くしてしまうんじゃないか? とかね。

(安住紳一郎)そう。結局室外機からは熱い空気をブンブン出してますからね。たぶん、余計に地球上では熱くさせているんでしょう? エネルギーのカロリーの動きを見るとそうなりますよね? どうしたものかと思いつつも、ただエアコン、扇風機をつけなきゃしのげないし……っていうことですよね。うーん。あと、日陰ってすごくありがたいですよね。

(中澤有美子)アハハハハハハッ! 日陰ってすごいですね。

(安住紳一郎)本当に日陰、いいですねえ。

(中澤有美子)ビバ日陰ですね。

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(安住紳一郎)この間、お芝居を見た時にものすごく場内がウケていたセリフがあって。昔のイタリアのお芝居だったのかな? 結構難しいセリフとか出てきていたんですけども。「男性はいつもそうやって好き勝手に言う」っていう女性の言葉なんですけども。「男性が浮気をしたって笑い話のひとつやふたつで済まされるけど、女性が不貞をはたらいた場合は一生、自分や家族に傷がおよぶ。なんてむごい、不公平な世の中なんだ!」っていうようなセリフなんですけども。

で、そこから急に環境問題へとセリフが発展していくんですけども。「そんなことになったのは男性が法律を作ったからそうなったんだ。女性が法律を作ったならば、こんな風にはなっていない。女性が法律を作ったならば、不貞をはたらいた件数に応じて手に緑を持たせる。そしてその男性を歩かせる。すると街は緑でいっぱいになるだろう」っていう。

(中澤有美子)フハハハハハハッ!

(安住紳一郎)そうしたら、結構暑かった時だったんで場内が大喝采でしたよ。面白かった(笑)。

(中澤有美子)フフフ、いいですね(笑)。

(安住紳一郎)いいですよね。うん。どうですか? 最近はそういう不倫とか不貞行為みたいなものには厳しい世の中になっていますもんね。そうした場合は1人、植樹をするっていうことですね。

(中澤有美子)フフフ、そうですね。うん。なんかすごく相殺される気がしますね。

(安住紳一郎)そう。誰に謝っているのかわからない謝罪会見なんていらないんですね。世の中の人に謝罪をしたい場合は、植樹。もしくは緑を持って街を歩くっていうことだね。これでもう、木陰ができますから。「だったら許そうね!」みたいな。

(中澤有美子)アハハハハハハッ! ゲフンゲフン……(笑)。

謝罪するなら会見よりも植樹を

(安住紳一郎)人を許す社会に!っていうことかな? そうそう。いろいろとそういうこと、ありますでしょう? すごくない? 結構森、できると思うよね。ブワーッ!って。「あれっ? 急にここに森ができたけど、この木は誰が植えたの?」「これはですね……」みたいな(笑)。「これ、あれですよ、ほら。森末部長が! 総務部の伊藤さんと、ほら! 3年前にあったでしょう? 大変な。あれでできた森ですよ!」「ああ、そう! ずいぶんと植えましたね!」みたいな。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)「ああ、この銀杏並木は立派ですね! これは、やっぱり?」「そう! 先代の会長だよ」「ああ、あの時の……そうか!」っていうね。「ああ、涼しい。ああ、涼しい」ってね。どうですかね?

(中澤有美子)いいかも。はい!

(安住紳一郎)なんかね、ちょっとね、うん。どうでしょうね? だからなんか、すべてはなんかね。荻窪とか目黒にほら、林業試験場の「林試の森(りんしのもり)」っていうのがありますもんね。私、その話を聞いてから「林試の森」っていうのがなんかちょっと「不倫の森(ふりんのもり)」に聞こえなくもないなって思って。「りんしのもり、ふりんのもり……」っていうね。「りん」がね。そうそうそう。

(中澤有美子)「そうそうそう」(笑)。

(安住紳一郎)意外とそう考えるとね、「ノルウェイの森」なんてのも、「ああ、そうか。いい名前だな!」なんて思ったりとかね。「あ、違うか。あれは渡辺淳一さんじゃないか?」みたいなね。

(中澤有美子)違いますね(笑)。

(安住紳一郎)怒られる。村上春樹さんだもんね。そう。……私、内容のない話、二回戦。また5分やってしまいました(笑)。

(中澤有美子)グルリと。

(安住紳一郎)グルリと。どうです? この内容のない話、5分間の2回できるっていうのは? フフン(笑)。一応ね、私もこういう生業をしているもんですから、内容がない話の限界を迎えた時、体内時計でタイマーが鳴るんですよね。「ピピピピピ……ピピピピピ……」って。「そろそろ人が飽き始めてるし、もう呆れられている」っていうタイマーが鳴るんですね。それがだいたい5分間で刻まれているんです。どうですか?

(中澤有美子)フフフ(笑)。よかったです。

(安住紳一郎)よかったでしょう? さすがにもう1回、聞く心づもりはないよね? なので、本題に移りたいと思います。今日のメッセージテーマはこちら! 「夏休みの思い出」。

<書き起こしおわり>

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