安住紳一郎『ニュースキャスター』後の三谷幸喜からの反省メールを語る

安住紳一郎『ニュースキャスター』後の三谷幸喜からの反省メールを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年4月3日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で前日、『情報7daysニュースキャスター』初登場となった三谷幸喜さんから届いた反省メールについて話していました。

(安住紳一郎)さて、私は4月から新しいといいますと、土曜日の夜に放送しています『情報7daysニュースキャスター』。この番組も14年目ということですけれども。ビートたけしさん、北野武さんとずっと一緒にやってきたんですが。昨日から脚本家の三谷幸喜さんと一緒に新しく始めることになりました。三谷さんは皆さんもご存知だと思いますが、大変にお話の面白い方で。ただ、意外かもしれませんがとても繊細で、ものすごく慎重な方という一面もありまして。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)放送が昨日の夜、11時30分すぎに終わってから……携帯電話のメールアドレスをお互いに交換したんですけども。ものすごい大量の反省点が送られてきて(笑)。

(中澤有美子)ああ、そうですか。朝方にかけて、お書きになって?

(安住紳一郎)そうですね。また脚本家なのでね、とても上手な文章が送られてくるんで。その返信に私が追いつかず……既読スルーをしてますけども(笑)。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

返信が追いつかず、既読スルー

(安住紳一郎)「もう大河ドラマの脚本に取りかかった方がいいんじゃないかな?」ということで。「昨日のあの放送、安住さんはどうお考えですか? ということを考え、床につきます」なんて昨日の朝方にメール。「これで一度、終わるかな」と思ったんですけど……先ほども「ティローン♪」って鳴って。「結局、眠れませんでした。近々もう一度、お話を……私は不本意です」なんて。「それはご負担をおかけして申し訳ございません!」っていうね。大変、ご負担をおかけしているというところがありますけれども。どうでしょうね? 申し訳ございません、本当に。

ちょうどね、三谷幸喜さんがまさか引き受けてくれると思わなかったという番組側の考えもあったんですよ。「ダメ元」なんてよく言いますけども。特に三谷さんはこういうお仕事をずっとお断りになってたんでね。捨て身の作戦で……というか、破れかぶれというか。大河ドラマの脚本執筆というのは本当に私たちでも想像できますよね? いかに大変か。そのプレッシャー。日々、時間に追われる中で作品を書き上げなければならないし。そしてその質・量ともに問われるということですよね。ものすごいプレッシャーだと思うので。「たぶん今、オファーしたら冷静に判断できないんじゃないか?」っていうことでやってみたら本当に……「間違えた」っておっしゃってましたけど(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

ダメ元のオファー

(安住紳一郎)ちょっとそういうの、ありますよね? なんか、追い詰められてというか。その作業からちょっとね、「逃げ出したい」って言うと大げさですけども。ちょっと気分転換で。「あら? こんな仕事のオファーが来てるぞ?」みたいな感じでちょっと手が伸びてしまったところの手をグッと引っ張っちゃったんですね(笑)。また三谷幸喜さんと新しいことに挑戦したいなと考えています。

(中澤有美子)はい。とても楽しみに拝見させていただきます。

(安住紳一郎)ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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