モーリー・ロバートソン 米朝首脳会談後の世界秩序を語る

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モーリー・ロバートソンさんがblock.fm『Morley Robertson Show』の中でシンガポールで行われた史上初の米朝首脳会談についてトーク。会談後の世界情勢の見通しなどを話していました。

(モーリー・ロバートソン)そして安倍政権。いろいろとトランプさんと北朝鮮の金正恩委員長。こういう人たちがシンガポールで会っているのを見守っている。拉致被害者の解決になるのか?っていうのをトランプさんは言ったけど、特に声明文には反映されなかった。そういえば「アメリカと北朝鮮で話し合う」ということは確約したけど、そうやったら具体的なステップでCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)に向かうのかはメンション(言及)していない。

トランプさんの記者会見の全文トランスクリプトっていうのがありまして、それを見ていると後半の質疑応答の中で記者に対してトランプさんが米朝首脳会談を終えた後、「うーん、まあ20%ぐらい非核化すれば、もうそこからはウェポンズ・プログラムは元に戻らないから。20%行けばいいんじゃないか?」みたいなことをチラッと言うんですよ。で、そこにあった含みっていうのは要は金正恩側が誠意を見せて20%非核化をIAEAとかを入れてやってくれれば、その段階で段階的に経済制裁を解除するんじゃないか?っていうほのめかしがそこにあったりするわけね。

で、これは実は中露「ウホッ!」っていう感じなんですね。中国、ロシアがかねがね主張していたフリーズ・フォー・フリーズだったり、アメリカの米韓合同演習をやめていくとか。朝鮮半島に対してアメリカ軍の在韓米軍のプレゼンスを徐々に減らしていってほしいというかねてからの切なる地政学的なお願いが中国もロシアもあったりする。そんな中、いままで一枚岩で不可侵にも等しかった日米同盟というものがあります。日米安保というものがトランザクショナル(transactinal)になってくる。トランザクショナルっていうのは取引外交、取引ベースのものになっていって。

様々な、米兵をいっぱい沖縄に集中させておくことによって被る不条理、事件なんかも日本政府は有耶無耶に処理したりしてアメリカに穏便に便宜を図り、そして思いやり予算も払ったりみかじめ料も払ったりしたけど、そのかわりいざ戦争になったら米兵は日本人の生命と自分の命を同様に、オン・ザ・ラインで。命をかけて戦わなきゃいけない。こういうものが不可侵ではなくって、用心棒として警備保障会社。警備会社としてアメリカを雇うんだったらいいよ、みたいな方向にトランプの世界観っていうのは世界新秩序に向かっていくわけですよね。

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トランプ型世界秩序

で、トランプ型世界秩序っていうのは中・露・米という大きなわんぱく国家がそれぞれに群雄割拠している状態。そしてそれぞれの勢力圏……中国で言うと東シナ海、南シナ海、そしてインドに接するエリア、東南アジアまで含まれます。それを中国が独自のボスとして仕切る一帯一路。そしてロシアは資源ナショナリズム。アメリカとロシアが仲良くなっちゃえば石油の値段を上げたり、経済制裁を解除したりします。「クリミア半島? うーん、まあそれはロシア人のもんでいいんじゃないの?」「ラトビアとかエストニア、リトアニアの近くにあるカリーニングラード。そういうところはもうロシアでやってください」っていう。「ウクライナ? うーん、あれはもともとソ連の一部だからね」みたいな(笑)。「グルジア? うーん、ちっちゃな国だしさー」みたいな。

わざわざ欧米側になりたくて「グルジア」っていう国号を「ジョージア」に変えたぐらいですからね。それだけロシアのキリル文字にしたくない、みたいな。そこらへんの紛争を抱えながらも、トランプさんがロシア疑惑も払拭し、今年の11月に中間選挙で勝っちゃって、2020年に再選されてしまえばロシア疑惑はぶっ飛ぶ! プーチン、習近平、アメリカという3つのボスが三色旗で世界を収めるという。そうなった時、誰が割を食うのか?っていうと、まず人道(ヒューマンライツ)が割を食います。ウイグル人、チベット人、ロヒンギャ、そして日本も結構割を食いますね。はしごを外されて。そしてそのはしごを外されなんですけども、米朝首脳会談の間中、私の頭の中を駆け巡っていた旋律があったんです。

「はしご外され、はしご外され、どーすーるのっ? 抱き合って眠るの♪」。この曲、調べてみたら1980年、ジューシィ・フルーツというグループが出した『ジェニーはご機嫌ななめ』。

『ジェニーはご機嫌ななめ』

それで改めてそれを聞いたり、歌詞を検索して見たら本当にいまにぴったり当てはまる曲だなと思いました。そういう感慨深い思いをしながら、1980年と2018年を僕の中で勝手に時空をフォールド、折りたたんできれいなベッドメイキングのようにして折りたたんでくっつけたんです。時空が1980年といまがちょうど私の中でつながっている。そのきれいなシワのないシーツ。ホテルのスイートルームのシーツですよ。これをヘルパーさんがやってきて。そのヘルパーさんは外国人の方です。優秀な外国人のヘルパーさんを含めた単純労働の人たちが50万人……2025年までに政府は50万人って、あんなことを言っているけど嘘。本当はね、500万人入れたいの。1億人に対して500万人。5%の外国人率。そして外国人移民率。まあ、そういうゴッチャゴチャの国もいいんじゃないかと。

私はそういう新たな日本で外国人庁という省庁ができた時、初代外国人庁の長官になって日本と外国の人の融和大使になろうと思います。そしてそのベッドメイキングをみんなに教えたい。心のベッドメイキング。私を人呼んでクラブ業界のマーサ・スチュワート。では、今夜の1曲目に行ってみましょう。Barely Alive『Elastic Nightmare』!

Barely Alive『Elastic Nightmare』

<書き起こしおわり>

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