モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で桜田義孝五輪担当大臣の辞任についてトーク。さらには令和時代に求められる報道メディアのあり方などについても話していました。
(モーリー)いやー、4月に入りました。
(プチ鹿島)新年度、始まりました。
(モーリー)やっぱり昔ね、大学の合格発表。電報で「サクラサク」っていう5文字が来たら合格。「サクラチル」だと不合格っていう風に昔は言われていたでしょう?
(プチ鹿島)まあね。「今年は桜が長く持った」なんて言っていたらね、急に桜田さんが辞めちゃって。
(モーリー)そうなんですよ。この裏で桜田さんがひとつ、散っています。
(プチ鹿島)僕、もう桜田ロスですよ。でもモーリーさん、2週間番組をお休みしていたら、世の中がガラッと変わりすぎていませんか?
(モーリー)その間に私、2回ぐらいアッコにおまかせ!に出て、コカイン発言しているんですよ。
(プチ鹿島)もうアッコにおまかせ!はモーリーにおまかせ!すぎるんですよ。本当に。すごい話題になるから?
(モーリー)いや、だから1回目で「これからTBSそのものに出入り禁止になるのかな?」って思ったんですよ。そしたらね、2週間後にもう1回呼ばれて、もう1回同じネタで今度はより強く発言をして、それがなんとなく世の中に受け入れられ……。
(プチ鹿島)ということは世の中の視聴者もそれぐらいのものを求めているっていうことじゃないですか? 『水ロバ』的なものをね。
(モーリー)そうだね。だから『水ロバ』をね、地上波に持っていったら結構勝てるんじゃないかと思いましたよ。特にバイキングの裏だったらね、みたいな。
(プチ鹿島)バイキングの裏、やりましょう、これ!(笑)。
(モーリー)ヤバい(笑)。
バイキングの裏なら結構勝てるかも……
(プチ鹿島)でもこの2週間、お休みをしている間に新しい元号が発表されて。新しいお札も発表されて。
(モーリー)どんどんと動きが早くなっていますね。
(プチ鹿島)その調子で大麻も解禁したらいいんじゃないかと思いますけども(笑)。
(モーリー)それをバイキングの裏で言ったら、案外世論を喚起できちゃうっていうのがいまの恐ろしい時代よ。ADさん以下、年齢層が若い人ほど、私の言っていることに「その通りだ!」って思っていて。たぶんこの番組を見ているから、君たちと俺たちでやっちまえーっ!っていうことですよね。
(プチ鹿島)だから「解禁する・しない」じゃなくて、解禁論っていうものがあったって別にいいわけですよね。
(モーリー)そうそう。だからその議論にすら蓋をしてきたっていう部分がある。そうじゃなくて、議論をして言語化しましょうっていう。そこに持っていくと、本当に申し訳ないんだけど、「平成」という時代を評して「付和雷同の時代だった」って言う政治家がいるわけですよ。それで新しい元号「令和」の「令」っていうのはひとつ、アンカーになっているじゃないですか。上からひとつ。なのでちょっと、新しくきっちりとした軸を持つような、そういう機運をワイドショーとかバラエティーに持ち込んだ場合、いままでの世代のコメンテーター、スターコメンテーターたちはたぶんついていけなくなると思う。
(プチ鹿島)そうですね。だからそういうスターコメンテーターたちがちょっと異動をされた後、こ番組の出番があるんじゃないですか?
(モーリー)そうですね。その人たちが日本の地方の選挙みたいにゾンビで帰ってこなければ……みたいな。
(プチ鹿島)とりあえずもう桜田さんにはこの番組、オファーしましょうよ。
(モーリー)すごい!(笑)。桜田さん、私気になることがあるんですけど。大臣を半年は務めてらっしゃるんですかね?
(プチ鹿島)そうですね。
(モーリー)そうすると、退職金は出る?
(プチ鹿島)いや、どうなんだろう? 大臣だからね。
桜田大臣に退職金は出るのか?
(モーリー)でもある一定期間、いると退職金が出るとか、ないの? それをちょうど超えて時期を見計らって辞任をされたんだとしたら、私はある意味すごいなと思います。
桜田大臣辞めるのか。失言報道は多々あったけど短かったよなぁと思ったら、去年の10/2から五輪大臣なのか。大臣は半年やれば退職金出るので、ギリギリで逃げ切りって感じ。
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) 2019年4月10日
(プチ鹿島)「辞任」って言われてもなにが原因なのかよくわからないじゃないですか。やっぱりあの人って、結局はあの人の責任もあるでしょうけど。だって赤ちゃんに「泣くな」って言っても泣くじゃないですか。
(モーリー)フハハハハハハハハッ!
(プチ鹿島)それと同じで、桜田さんに「失言するな」って言ったって、失言をするわけですよ。でも、地元の人にはめちゃくちゃ愛されているんですよ。あの人は。気のいいおじちゃんだから。
(モーリー)なるほど。で、地元の人に愛されているがゆえに、いろいろとサービス精神で口走ったことが……。
(プチ鹿島)だから市会議員とか町会議員とか県会議員だったらまだいいんだけど、それが国会議員になって当選回数を重ねて。それで二階派だから。で、二階さんが活躍したら、「誰か大臣候補、いないですか?」「じゃあ、桜田さんを……」って。そういうシステムが。
(モーリー)その「会派による割り当て」っていう構図。それが完全に老朽化しているのに、なぜか有権者は……まあ組織票とか投票率の低さが原因だと思うんだけども、どんどん当選をさせ続けるという。なに、このねじれ?っていうことをバイキングの裏で僕らが言ったら、すごい視聴率を取ったりして。
(プチ鹿島)いいですね。桜田さんを間に挟んでね。ある種の花見ですよ(笑)。
(モーリー)これが本当の桜田ファミリア(笑)。……言わざるを得なかったです!
(プチ鹿島)いいですね(笑)。今日は2人でみっちりとお届けしますんでね。桜田ファミリア的なジョークもお願いします。
(モーリー)どんどん脱線も含めて即興的にやっていきます。みなさんも参加してください。
(プチ鹿島)ということで『水曜日のニュース・ロバートソン』、スタートです!
<書き起こしおわり>