酒場ライターのパリッコさんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。宇多丸さん、日比麻音子さんと自身の著書『酒場っ子』と大衆酒場の魅力について話していました。
(日比麻音子)ここからは日替わりゲストから旬な話題についてうかがうカルチャートークのコーナーです。今日のゲストはもう興味津々です。酒場ライターのパリッコさんです。
(宇多丸)いらっしゃいませ!
(パリッコ)よろしくお願いします。パリッコと申します。
(宇多丸)パリッコさん。僕、はじめましてなんですね。
(パリッコ)これはどうも、はじめまして。光栄です。
(宇多丸)「Alchoholic Summer」っていうTシャツが輝いてますけども。
(日比麻音子)いいTシャツですね!
(パリッコ)気合いを入れるために着てきました。はい。
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— パリッコ (@paricco) 2018年5月15日
(宇多丸)そんなパリッコさん、本日はどんなお話をしてくださるんでしょうか?
(パリッコ)今日は僕のはじめてのエッセイ集『酒場っ子』を宣伝しにやってきました。
(宇多丸)はい。これ先ほど出ていただいた吉祥寺のブックス・ルーエさんでも平積み担っている写真がそこにあって。
(パリッコ)すごく大きく扱っているということで。
(宇多丸)ねえ。だから吉祥寺のブックス・ルーエさんに行って、吉祥寺で飲んで帰るという。これをしたくなるような流れですね。
(パリッコ)いやー、本当ですね。今日、向こうで聞いていて「おっ、がんばれ、ルーエさん!」って(笑)。うれしくなりました。
(宇多丸)アハハハハハッ! はい。そんなパリッコさんについて、まずは日比さんの方からご紹介をお願いします。
(日比麻音子)ご紹介します。パリッコさんは1978年東京生まれ、酒場ライターでいらっしゃいます。酒場好きが高じ、飲酒にまつわる漫画やコラム、そしてWEBでの記事の連載を手がけ、今年は酒を見つめる対話集『酒の穴』。そして『晩酌百景』。さらには最新刊である酒場エッセイ集『酒場っ子』の合わせて3冊の著書を立て続けに刊行されています。
(宇多丸)うん。
(日比麻音子)そしてDJ、トラックメイカー、ミュージシャンとして音楽方面でも活躍されているんですね。いま、お聞きいただいているのはパリッコさんの『芽が出ない節』という曲です。音楽もされているんですね。
パリッコ『芽が出ない節』
(パリッコ)そうですね。宇多丸さんの前でおこがましいんですけども。
(宇多丸)いえいえ。
(パリッコ)そういう活動も長くやっております。
(宇多丸)でね、パリッコさんはその音楽活動の流れもあるんでしょうかね? もしくは酒場シーンなのか。ラッパーのMETEORという、この番組でも青い果実というグループで出ていただいたりしましたけども。あと、PUNPEEの付き添いでも来ていましたけども。METEORくんとも仲がいいということで。
(パリッコ)はい。これはもう完全に酒つながりで。よく飲みに行くという友達で。
(日比麻音子)ああーっ!
(宇多丸)METEORくん、ちなみにいまサブの方にいるんですけどね。やっぱり彼は……今日は入れない方がいいですね。「うおーっ!」とかね、「これが俺だ、俺たちだーっ!」みたいな。
(パリッコ)ねえ。それ、ぜひお願いしたかったんですけども。
#アトロク 始まりました!#パリッコ さん 間もなく出演です!#メテオ さんも駆けつけてくれました!「緊張は最高の酒のつまみである!」(メテオ) pic.twitter.com/n5vBYDfzj7
— 出版社STAND! BOOKS (@stand_books) 2018年5月23日
(宇多丸)一声……まあ、時間ができたら呼びましょうかね。ということでパリッコさん、『酒場っ子』という諸々でご紹介されている飲酒シーン。まあ、飲酒の場はいろいろあるじゃないですか。たとえばバーみたいなものもありますし、いろいろとありますけども主にパリッコさんは大衆酒場ということですね。
(パリッコ)そうですね。
(宇多丸)パリッコさん、大衆酒場通いっていうのはいつごろ始められたんでしょうか?
(パリッコ)いま40手前なんですけども、20代……まあ、お酒が飲めるようになってからすごく酔うことが楽しくて。
(宇多丸)お酒そのものが好きで。
(パリッコ)そうですね。なもんで、チェーン店の飲み放題な店で毎晩飲んでいたんですけども。20代後半ぐらいだったと思うんですけど、そういうふらりと気まぐれに入ってみた大衆酒場で、「こんな世界があったんだ!」とハマりまして。それから10年ぐらい、そういう大衆酒場というものに通って。「面白いな」と、日々。
(宇多丸)これね、書いてあるので印象的なのはいわゆる「美味い/まずい」とか僕らのあれで言う、それこそ食べログ的な基準で言う「いい店/悪い店」「当たり/はずれ」みたいな、それを超えて楽しんでらっしゃるっていうかね。
(パリッコ)そうですね。お店に対して星とかはすごいつけたくないんですよね。
(宇多丸)いいとか悪いとか、安易に言いたくなくて。
お店に対して星をつけたくない
(パリッコ)そうですね。「この味付け、甘すぎない?」みたいなのは「甘すぎて面白いね」みたいな感じで酒を飲むっていうのをやっていますね。
(宇多丸)うんうん。ちなみに、大衆酒場……そういうチェーン店と大衆酒場、はっきりとこれは違うわ!ってハッと思ったポイントみたいなのはありますか?
(パリッコ)はい。やっぱり、なんか言語化できないんですけど、本当に陳腐になっちゃうんですけども、温かみを感じる味みたいなのとか。あとはやっぱり、どんだけ飲んでも不思議と2000円ぐらいで済むみたいな感じとかがあって。「今日、もっと飲んだはずなのにな」って。
(宇多丸)はいはい。「あれっ、こんぐらいしか行ってないの? こんだけ食べているし、こんだけ飲んでいるのに……」って。
(パリッコ)そうなんですよね。まあ、もちろん値段だけではないんですけど、その時の「ああ、うれしい」みたいなのが好きなんですよね。
(日比麻音子)トータルの満足感というか満たされる幸せな気持ちというか。
(パリッコ)そうなんですよね。
(宇多丸)さっきの「これ、ちょっと甘すぎない?」とかも、その凸凹がその店らしさという。「ああ、こういうおじさんがやっているんだ」とかね。
(パリッコ)はい。まさに。大将、おかみさん、常連さんの味わい深さにどんどんハマっていきましたね。
(宇多丸)そういう人間たちが織りなす味もありますからね。これ、日比さんがこれまたそういうところで飲んだくれる人なんですよ。
(日比麻音子)そうなんです。大好きなんですよ。
(パリッコ)いろいろ勉強させていただきたいです。
(日比麻音子)いやいや、とんでもない。私こそ本当に全然お店とかも知らず。でも自分がほっとできる場所を見つけたいなと思いつつ、街歩きとかをするタイプなので。
(パリッコ)それは、だから天才ですよね。要するに。
(宇多丸)天才(笑)。飲酒シーンの天才。
(日比麻音子)いやいや!
(パリッコ)僕なんか、秀才までも行っていない、努力の途中の段階ですけども。天才ですね。若くしてやられているという。
(日比麻音子)いやいやいや! そんなことないです。ホッピーで先日記憶を飛ばしたっていう……。
(パリッコ)天才じゃないですか!
(宇多丸)アハハハハハッ!
(日比麻音子)もう本当に言えないぐらいの……(笑)。
(宇多丸)また日比さん、こんな感じだけど大衆酒場似合いそうですよね。普通に。
(日比麻音子)もう大好きなんですよ。酔っ払うと女将さんへのアプローチが濃すぎて。すぐ声をかけちゃうんですよ。
(パリッコ)ああー、コミュニケーションがお好きなんですね。
(宇多丸)パリッコさんも結構話しかけられたりとか?
(パリッコ)いや、僕は実は引っ込み思案な方なんで。5回ぐらい通ってもまだ、しゃべりかけられないみたいな時もありますね。
(宇多丸)結構、そういうところだと常連さんというか横のおっさんが勝手に話しかけてきたりもしますよね。
(パリッコ)そうですね。1回目からもう大宴会みたいになる時もありますし。でも、基本そんなに隣のお客さんにワーッて話しかけたりとか……。でも、ちょっと静かに飲んでいる方ではあるんですけどね。
いいところでの切り上げ方
(宇多丸)これ、僕もご指南いただきたいというか。僕もお酒、飲むんですよ。で、いったん飲み始めると長いタイプなんですけども。ちょうどいいところで切り上げられないんですよ。それ、どうしたらいいのかな?って。
(パリッコ)ああ、はい。それは僕も同じなので、何も……。
(宇多丸・日比)アハハハハハッ!
(宇多丸)いや、この『酒場っ子』を読んでいると、ちょっとで切り上げられたりしているじゃないですか。「仕事がある」とかって。
(パリッコ)ああ、そうですね。もちろん切り上げるんですけど……そういう風に切り上げた時のことしか書いていないだけで。その後に缶チューハイとか買って家で飲んで。朝、起きたら全然それが飲みきれてないみたいなの、ありますね。
(日比麻音子)あります、あります(笑)。
(宇多丸)帰り、なんなんですかね? コンビニとかで「もうちょっと行きたいんだよな」って買っちゃって。で、全然飲みきれてないままソファーでこのまま、こう……(笑)。
(日比麻音子)そうそう。あのモチベーションはなんなんですかね?
(宇多丸)俺、なにやってんだ?っていう。
(パリッコ)絶対に寝ればいいのに。
(宇多丸)体、全然休まってない! みたいな。
(パリッコ)フフフ(笑)。
(日比麻音子)そう。そうなんですよ。
(宇多丸)あと、この『酒場っ子』という本、決してお店ガイド的なことではないという。
(パリッコ)まさにそうなんですよね。
(宇多丸)要は地図もアクセスも載っていないですし。なんならつぶれている店とかも入っているということですね。
(パリッコ)そうですね。よくお店ガイド、名店ガイドみたいな本っていうのはたくさんあると思うんですけど、そういうものとは違っていて。僕が10年、20年ぐらいかけて飲んできた「こういうお店に出会った」とか「それが心地よかった、楽しかった」とか。そういう記録をしたためた本なんですね。
(日比麻音子)では、その楽しむポイントというのをパリッコさんからぜひ伝授していただきたいんですけども。これ、本当にたくさんの場所が載っているんですが……まずひとつ目、教えてください。
(パリッコ)はい。この本には全40章ありまして。ひとつのお店ごとに紹介しているんですけど、裏テーマみたいなのが一応あって。たとえば「街には見える人にしか見えないお店がある」という。
(宇多丸)そんなお化けみたいな。これはどういうことでしょうか?
見える人にしか見えないお店がある
(パリッコ)ちょっとスピリチュアルな話のようでもありますが。そういうことではなくて、お酒が好きで大衆酒場が好きで、いろんな街で飲んだりしていると、だんだん好奇心が旺盛になっていくというか。
(宇多丸)ああ、どんな店でも行きたくなってきて。
(パリッコ)そうですね。そうすると、みなさんも結構経験があるかもしれないですけども、「えっ、こんなところにこんな大衆酒場、あったっけ?」みたいなのがポッと見つかったりすること、ありませんか?
(宇多丸)いままでは通り過ぎていた。毎日のように通り過ぎていたのに、「そういえばあそこ、酒場じゃん!」みたいな。
(パリッコ)そうなんですよね。なんならいつも飲んでいるバーとかバルの隣に小汚い赤ちょうちんの店があったりして。「いままで見えてなかったな」みたいな。で、「入ってみるか」って入ってみると楽しいよっていうようなことを書いたりしていますね。
(宇多丸)うんうん。ちょっとステージが上がってね。見えるものが……光って見える、浮かび上がって見えるっていう。
(パリッコ)そうなんですよ。急にそこだけ光って見えるっていう。
昼は弁当屋さん、夜は立ち飲み。ご夫婦が切り盛りする「ティンカーベル」は良さしかない名店だった【東京・千石】 https://t.co/KkX6gKOthH #メシ通
パリッコさんEYEによって発見されたお店、行ってみたらたしかにすごかった! #utamaru— みやーんZZ (@miyearnzz) 2018年5月23日
(宇多丸)そういう風になってくる。そういうのにもちょっと注目をしていくといいよと。
(パリッコ)そうですね。みなさんの通勤、通学の途中に。
(宇多丸)さらにポイントを教えていただければ。
(パリッコ)はい。「天国は日常のすぐそばにある。日常の隣にある秘境・天国酒場」という。
(日比麻音子)天国酒場!
日常の隣にある秘境・天国酒場
(パリッコ)これは僕の監修している『酒場人』という雑誌でも特集したりしたんですけども。天国酒場というジャンルを自分でつけたんですけども。そういうお店が結構あるなっていう。
(宇多丸)どういうことですか?
(パリッコ)代表されるのは多摩地区の稲田堤という駅の、多摩川のそばの河川敷にポツリとほったて小屋のような茶屋のような店がありまして。
(宇多丸)へー!
(パリッコ)観光地とかじゃないんですけど、急にあるんですね。で、そこはお菓子とかアイスとかジュースとかを売っているんですけど、意外と焼き鳥、煮込み、ホッピーも出していて。
(日比麻音子)ああっ、いいですねぇ~!
(宇多丸)そうか。「酒場」っていう売りじゃなくて。
最高だぜ!
第66回「たぬきや(稲田堤)/牛もつ煮込み」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」 https://t.co/YTxXMYks2u #Zenback @pariccoさんから pic.twitter.com/5ksaRClxU0
— つっぽて (@ttk_pt) 2018年5月2日
(パリッコ)そうなんですよ。飲めるっていう。昼間からやっていて、だいたい天国酒場って呼んでいるようなお店は閉店時間が日没っていう感じなんですけども。
(宇多丸)ああ、早めなんだ!
(パリッコ)はい。日が暮れると閉まるっていう。
(宇多丸)じゃあ、その一瞬しか出現しないというか。
(パリッコ)まあ、昼間から夕方のいい時間にかけてぐらい。
(宇多丸)そんな時に飲めるのは貴族じゃないですか、だって!
(パリッコ)貴族のような楽しみをホッピーセット400円とかで楽しめるという。
(日比麻音子)いいですねぇ~!
(宇多丸)意外とそういうところもあるよと。
(日比麻音子)それはエンドレスですね。エンドレスで行きたくなっちゃう! フフフ(笑)。
(宇多丸)さらにポイントを……。
(パリッコ)はい。これは「伝統と格式よりも大切なものもある」。たとえば、僕がこの本で書いたのは串カツ田中さんを紹介したんですけども。
(宇多丸)ええ。もうチェーン店。めちゃくちゃいっぱいありますよ!
伝統と格式よりも大切なものもある
(パリッコ)大衆酒場好きな人とかって結構「チェーン店なんか行かないよ!」っていう方も多いんですけども。
(宇多丸)バカにしがちなんだけども。
(パリッコ)でも、僕はどこでもいいんですよね。割と。それで、吉祥寺でちょっと老舗の大衆酒場に入った時、タイミングが悪かっただけだとは思うんですが、ちょっと……。
(宇多丸)嫌な思いをしちゃったと。
(パリッコ)そうですね。
(日比麻音子)まあ、ありますよね。
(パリッコ)「なかなか出てこないな……」みたいな。
(日比麻音子)ちょっと切ない気持ちになっちゃって。
(パリッコ)で、「今日はもうちょっとここは切り上げるか。どこで飲もう」っていう時に目の前に串カツ田中があって。なんとなく吸い込まれたら「いらっしゃいませーっ!」って。
(宇多丸)で、ハイボールなんか、「カランカラン……当たり! もう一杯!」みたいな。
(パリッコ)チンチロリンハイボール、めちゃくちゃ楽しいんですよ。
(日比麻音子)私も行くと絶対にそれです。
(パリッコ)ですよね!
(宇多丸)赤坂にもありますから。ちょいちょい我々、行っていましたけども。たしかにあれ、大衆居酒屋ですよね。ノリはね。
(パリッコ)そうなんですよ。で、その時に心が救われたというか。チェーン店だからってダメってそんなことはまったくなくて。それこそが大衆酒場の真髄なんじゃないかと思ったというような。
(宇多丸)田中はどこも接客がちゃんとしてるっていう感じがありますよね。そして、あ、これメッセージを紹介しますか? パリッコさんに質問が来ているので。(メールを読む)「パリッコさんの『酒場っ子』、買いました。特に新宿・番番(ばんばん)の文章が好きです。パリッコさんの飲むお酒の量が知りたいです。それと休肝日ってあるんですか?」というね。ちなみに新宿・番番。
(パリッコ)歌舞伎町の、まさか大衆的な酒場なんてないような街の地下に本当にコの字カウンターの串焼きのすごい渋い店があって。安いんですよね。そこで200円、250円ぐらいのチューハイを……でも、僕はそんなに飲まないですよ。酒豪ではないんで。5杯も飲むとフラフラになっちゃうんで。
(宇多丸)休肝日とかは設けてらっしゃいますか?
(パリッコ)休肝日、設けたいんですけども……なかなかこれが、夕方になると。
(宇多丸)それはそうですね。ちなみに新宿・番番はAD長谷川さん。女性ですけどもね。行きつけらしいですよ。
(パリッコ)ああ、さすがです! 信頼のスタッフが。
(宇多丸)信頼の飲酒スタッフが(笑)。といったあたりで結構あっという間にお時間になってしまって申し訳ございません。パリッコさん、あらためて本のお知らせをお願いします。
(パリッコ)はい。今日紹介したお店やエピソードが詳しく載っているはじめてのエッセイ集『酒場っ子』。これがスタンドブックスという出版社さんから定価1500円+税で発売中です。
(宇多丸)これ、装丁とかもめちゃめちゃかわいくて。
(パリッコ)すごいこだわっていただいて。
(宇多丸)すごいかわいい。ビニールのカバー。
(パリッコ)ビニールのカバーをしてあるのでチューハイとかを間違って上に乗せちゃっても大丈夫みたいな。
(宇多丸)アハハハハハッ! 飲みながらも大丈夫という。
(日比麻音子)心意気がさすがです!
(パリッコ)飲酒仕様になっております。
(宇多丸)これを読むともう飲みに行きたくてしょうがないんですよ!
(日比麻音子)喉が鳴っちゃってね。行きたくなっちゃう。
(宇多丸)日比さん、だからこれ、飲みながら『PUBG』やろうぜ!
(日比麻音子)ああ、最高ですね! 見えました。
(宇多丸)まさに天国ですね。ということで、本日のゲスト……METEORが入る時間なかったですね。酒場ライターのパリッコさんでした。パリッコさん、またぜひよろしくお願いします。
(パリッコ)ぜひ、よろしくお願いします。
(宇多丸)飲みに行きましょう。飲みに。
(日比麻音子)ああ、そうですね! ぜひ。
(パリッコ)ぜひぜひ。よろしくお願いします。
(宇多丸)ありがとうございました。
(日比麻音子)ありがとうございました。
(パリッコ)ありがとうございました。
<書き起こしおわり>