星野源さんが2023年4月25日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でApple TV+で配信中のドラマ『テッド・ラッソ』シーズン3についてトーク。胸熱な展開が起きていることを話していました。
（星野源）どうも、星野源です。春ですね。結構温かくなってきて。やっと花粉がなくなりまして、ずいぶん楽になったし。あと、そのマスクを外してね、外気を浴びれるという（笑）。まあ、いろいろ黄砂とかね、この間ちょっとあって大変でしたけど。なんかちょっと最近、この1日、2日は曇り気味な気はするんですけど。そのちょい前はなんか、晴れてたし、マスクも取れたし、なんか風を浴びれて非常に気持ちいい日とかがあってですね。「ああ、春だな」と。
で、春はなんか街が色づくといいますか、活気があっていいですね。活気があって、いろんなものが始まる季節だなと。で、いろんなものが始まる季節であると同時に、別れの季節でもあるなというのをちょっと思ったんですけど。今日はひとつ、悲しいお知らせがあるのでね。番組の、どんぐらいだろうね？ 真ん中ぐらいかな？ 2時台の頭ぐらいで悲しいお知らせがありますので、お楽しみに。アハハハハハハハハッ！ そんな……そんなお知らせをした人がいるのか？ 「悲しいお知らせがあるのでお楽しみに」っていうパーソナリティーは今まで、いたことがあったのか？ ひどいね（笑）。
まあちょっと、うん。なんかでも、そういう季節なんだなと改めて思いました。なんかやっぱり明るいものがあって。前向きなものがある裏にはね、やっぱりなんかそういう別れとか、悲しいとか、そういうものも同時に起きてるよなと。で、世の中はいろんなことが同時に起きてるんだなっていうのをすごく思いますね。当たり前ですけど。どうしても今、自分は作曲をしてたりとか。結構家にこもって、画面を見つめて作業をすることが多いんで。そういう風に曲を作ったりね、文章を書いたりしてる時の頭の中は結構ワンダーな感じなんですよ。ブワーッと広がってるんで。
そこは全然狭い場所ではないと個人的には思ってるんですけど。やっぱりどうしても世界がね、狭くなるといいますか。どこかに出かけられる時とかがあると、空気がそもそも違うじゃないですか。自分の家の近くの空気と、全然違う場所の空気がね。この間、宮崎に行ったんですよ。宮崎に行って。で、作家の寺ちゃんのね、実家があるところなんですけども。宮崎はね。それで作家の寺ちゃんの家を探したりとか（笑）。
（寺坂直毅）フハハハハハハハハッ！
作家・寺坂直毅の実家探し
（星野源）ちょっと見つからなかったんですけども。でもね、宮崎はすごい素敵なところでしたね。僕、たぶん初めて行ったんだと思うんですけど。なんか、リゾート地といいますか。南国だなっていう感じもありつつ。そういうのもあって、非常に「ああ、やっぱり普段と違う場所に行くのいいな」なんて思ったり。で、また帰ってきてずっと作曲してるみたいな日々なんですよ。
で、なんかね、しばらくあんまり感じていなかったような思いみたいなのを感じることが最近というか、この数日、あって。前にちょっと話した、『テッド・ラッソ』っていうドラマが面白いって話をしたの、覚えてますかね？ でApple TV+っていうののオリジナル番組、ドラマなんですけども。
で、アメリカのアメフトの監督がイギリスのサッカーチームの監督になるっていうコメディなんですよ。で、サッカーのルール知らないのに監督になるっていうコメディで。今がシーズン3の5、6話ぐらいなのかな？ なんですけども。全然知らなくてというか。もちろんね、めちゃめちゃ大ヒットしてるんで、知っている人はいると思うんですけど。たとえばNetflixの『ウェンズデー』とか、そういうのは割と周りでワイワイワイワイ、みんな言ってる感じがあったんすけど。『テッド・ラッソ』に関しては、今から調べるという知り合いが言ってたりするんですけど。なんか、届いてこなくて。で、見てみたらめちゃくちゃ面白くて。
ちょっとつらい展開のシーズン3
（星野源）で、このシーズン3がね、ちょっとつらい展開になるんですよ。で、そのつらい展開からですね、ここ2回……それで毎週、水曜日更新なんで今、たぶんもう更新されてるんですよ。明けて水曜だから。今ね。だから、ラジオが終わったらそれを夜に見たりとか、次の日見たりするのもちょっと楽しみのひとつなんですけど。
この2回が非常に胸が熱くなる……今まで、シーズン3をかけて積み上げてきたものをですねワーッと、回収っていうよりかは、全部それの上にトランプのピラミッドのようにですね、崩れないように綿密に立ていっていたものをまたもう一段、積み上げるみたいな。
なんか、そういう胸が熱くなるような展開があってですね。「来たっ！」みたいな感じで非常に感動したので。もし見たことある人がいたら、メールください（笑）。内容の話は言えないから「いいよね！」っていう話だけをしたいんで（笑）。ぜひ、メールください。
＜書き起こしおわり＞
