星野源『あちこちオードリー』と『おげんさんといっしょ』の共通点を語る

佐久間宣行 星野源『あちこちオードリー』ゲスト出演を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2021年6月29日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で出演した『あちこちオードリー』についてトーク。『おげんさんといっしょ』との共通点などを話していました。

(星野源)ikuraちゃんって、めちゃくちゃ大人だなと思うんですよね。大人で、かつ、大人なんだけども、演技であの感じをしているのではなく。ちゃんと大人のマインドを持ちつつ、かつ、あのイノセントな感じをそのまま、両方その両軸で生きているっていう感じがして。だからなんか、あんまり変なことで落ち込んだりしなさそうっていうのがあって。たくましそうだなっていうのをなんとなく見ているので。いや、非常にこれからが楽しみだなっていう。

星野源 YOASOBI・ikuraの魅力を語る
星野源さんが2021年6月29日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でYOASOBI・ikuraさんの魅力について話していました。

(星野源)で、やっぱりその「たくましい人」っていうので言うと……やっぱりクミさんだと思うんですよね(笑)。もう最近、クミさんの話しかしてないんだけども(笑)。いや、あれなんです。明日、放送の『あちこちオードリー』というオードリーのお二人のテレビのトーク番組に僕、ゲストで呼んでいただきまして。で、このオールナイトニッポンファミリーでもある佐久間さんがプロデューサーである番組に呼んでいただきまして。本当に面白かったんですよ。

なのでぜひ皆さん、明日。11時36分か。微妙なところですね。なんかいつもよりもちょっと遅いんだよね。なのでぜひ皆さん、気をつけてくださいね。録画予約とかしている人はもしかしたらズレる可能性があるので。明日の23時36分から僕、『あちこちオードリー』のゲストに出ますんで。ぜひ皆さん、見てください。とっても面白かったです。

(星野源)で、いろんな番組に出させていただいてね。番宣とかも含めて。で、僕ははじめてですよ。あの番組。めちゃくちゃ広いスタジオのめちゃめちゃ隅っこの小さいスペースにセットを建ててやっていました(笑)。いや、すっごいんだよ! 本当に……新しい方のテレビ東京だから、いろんなところがきれいなの。で、スタジオもきれいなんだけども。だからあのセットの……10個分ぐらいあるわけよ。他のスペースが。だからそれの中にギューッと端っこに寄って収録をしていて。そういうところが信用できるんですよね。

狭いところでしか生まれないグルーヴ

(星野源)僕もその、狭いところが好きで。狭いところでしか生まれないグルーヴっていうのが音楽でもあるんですよ。だからその、『おげんさんといっしょ』をやる時も最初にかならずキッチンライブから始まるのは、やっぱりあのキッチンの狭さのグルーヴっていうのが演奏でも生まれるからなので。やっぱりそういう、狭いところでやるっていう。『タモリ倶楽部』もそうなんですけども。そういうのが非常に好きなので。やっぱりさすがだなと思いましたね。

で、あとは……いろんな話したいことがあるんですけども。ぜひ放送をまず見ていただきたいなっていうのと。あとは先週のオードリーのお二人のオールナイトニッポンを僕、聞いていたんですけども。『あちこちオードリー』の話をお二人ともしていて。その中で、クミさんとの電話をつないでいたっていう話をしていたじゃないですか。僕、あれをラジオではじめて聞いて。「えええーっ!」ってすごい声を出しちゃって。「つないでいたの!」って思って。

俺、全然知らなくて。すっごいびっくりしました。でも、放送中はなんだろう? 本当におっしゃっていた通りで。一応、進行台本みたいなのをいただいたんですよ。だけど「たぶんこの通りにはいかないと思うんで」って言われて、実際に臨んだら1行も同じところがなかったんですけども。「さすがだな」って思って(笑)。で、それは僕もそういうのが大好きなので。むしろ、さっきと同じ話になりますけども。『おげんさんといっしょ』も台本ってないんですよ(笑)。

というか、『あちこちオードリー』よりもないです。『あちこちオードリー』よりも進行とか予定とか、なにもないのが『おげんさんといっしょ』なんですけども。なぜかっていうと、先週の放送でもオードリーのお二人が言っていましたけども。大抵、バラエティ番組って打ち合わせがあるんですよ。で、ディレクターさんが来て、プロデューサーさんが来て。そのゲストの人の楽屋に入ってきて台本をめくりながら「こういう進行で、こうなって。ここで以前、お答えいただいたアンケートをしゃべっていただければ大丈夫なんで」って。

で、それを最後までやってから「でも、これは一応台本なんで。この通りじゃなくても大丈夫なんで」っていう一言があって。「じゃあ、よろしくお願いします」みたいになるんですけども。『あちこちオードリー』に関しては一応、台本はあるんですけども。僕が楽屋からちょっとトイレに行こうとして外に出たタイミングで佐久間さんがいらっしゃって。「ああ、星野さん。今日はよろしくお願いします」「よろしくお願いします」って。で、片手を上げて「今日、なんか大丈夫だと思うんで。よろしくお願いします」で終わりました。打ち合わせが(笑)。

すごいんですよ。片手を上げてチョップの形で「よろしくお願いします。いろいろ楽しんでいただければ」みたいな感じで終わったんで。まあ、それぐらいだったんですよ。本当に、打ち合わせというのは。で、さらにそのおげんさんの話をすると、おげんさんに関しては台本も打ち合わせもないんで(笑)。来ていただいて、やる曲だけが決まっていて、あとはもう出ている方に全投げなんで(笑)。だから、反省しましたよ。反省っていうか、「若林さんも含めてこんなに『打ち合わせも台本もない』って言っている番組よりもないんだ」って思って。おげんさんは。

さらに打ち合わせも台本もない『おげんさんといっしょ』

(星野源)しかも、『あちこちオードリー』は収録じゃないですか。後で編集ができるけども、おげんさんは生ですから。生で1時間とか1時間半とかなんで。だから……でも、みんな、やるしなって。キモも据わっているし。だから、僕はそういう出たとこ勝負みたいな、何も決めないでやりだすみたいなのが好きなので。だから『あちこちオードリー』は本当に楽しかったですね。

で、若林さんといろんなところがシンクロする瞬間があって。それがどの程度、放送に乗っているかはわからないんですけども。ぜひ皆さん、見ていただければと思います。

(中略)

(星野源)そうなんですよ。だからおげんさんはね、ネズミだけ、一応進行的な台本はあるけども。他はないんで。そうなんですよ。だからでも、そういう番組が世界トレンド1位を取ったりするので。「間違っていないな」とはすごい思うんですけどね。だから、そういう番組がもっと増えればいいのにとは思います。

だってやっぱりそういう番組を見ると、目が離せないんですよね。コロナ禍でもちょこちょこありましたけども。「急遽、生放送です」とか、「やろうと思っていたことができなかったので急遽、これをやります」とか。そういうのってね、演者とかもエンジンがグワーッとかかるだろうし。見ている方もなんか、惰性で見ないというか。「あれ? なんかちょっといつもと違うぞ?」みたいな。なんかそういう感覚がいいですよね。

<書き起こしおわり>

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