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高橋芳朗 2018年グラミー賞を振り返る

高橋芳朗 2018年グラミー賞を振り返る TOKYO FM
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高橋芳朗さんがTOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』にゲスト出演。2018年のグラミー賞について高橋みなみさんと振り返っていました。

(高橋みなみ)今日は今週月曜日に発表されたグラミー賞を振り返りたいと思います。この番組でもよくかかる豪華なアーティストがたくさん出演して、パフォーマンスをしたり、賞の授与やスピーチがあったりと、アメリカ最大の音楽の祭典と言われております。ということで、音楽といえばこの方です。音楽ジャーナリスト、高橋芳朗先生です。よろしくお願いします!

(高橋芳朗)よろしくお願いします。

(高橋みなみ)さあ、来ましたよ。グラミー賞でございます。まずいま一度、グラミー賞について簡単に紹介していただけますか?

(高橋芳朗)60年の歴史があります。今年でちょうど60回のアニバーサリー・イヤーだったんですけども。いま、高橋さんが「アメリカ最大の音楽の祭典」とおっしゃっていましたが、実質的な世界レコード大賞と言っていいと思います。

(高橋みなみ)スターが大集結ですから!

(高橋芳朗)そうですね。去年出た時には「音楽の天下一武道会」という風に説明しましたけども。

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(高橋みなみ)そうだ!(笑)。本当にわかりやすいわー! 今年のグラミー賞はどんな印象を持ちましたか?

(高橋芳朗)今年は、実は主要部門にヒップホップアーティストが大量にノミネートされていたんです。で、かつ、ヒップホップ誕生の地であるニューヨークでの15年ぶりの開催だったんですよ。

(高橋みなみ)そういうことも重なっていたんだ!

(高橋芳朗)いままで、グラミーって結構ヒップホップを冷遇していたんですけど、いよいよ(主要部門の賞を)取るかな?って思ったんですよ。AKB48の総選挙でも新潟開催となると、NGTが(上位を)取るんじゃないか? みたいなの、あるじゃないですか。

(高橋みなみ)そういうの、ありますよね。空気感でね。

(高橋芳朗)だから「ヒップホップ、行くぞ!」って思ったら、結局主要部門をひとつも取れなかったっていう……。

(高橋みなみ)ああーっ! なかなか難しいんですね。

(高橋芳朗)予想をちょっと裏切られちゃったんですけどね。

(高橋みなみ)さあ、ここでは『これなに』的グラミー賞振り返りということで、『これなに』リスナーにもわかりやすく、今年のグラミー賞のポイントを上げていただきたいと思います。まず、ひとつ目はなんでしょうか?

(高橋芳朗)はい。ひとつ目はこちら。2018年の主役はブルーノ・マーズ!

2018年の主役はブルーノ・マーズ

(高橋みなみ)いや、すごい。本当にこの番組ではおなじみ、ブルーノ・マーズということで。いまも(『24K Magic』がバックで)かかっていますけども。

(高橋芳朗)よくかかってますね。

(高橋みなみ)アルバム『24K Magic』からたくさん曲がかかっています。今年最多受賞?

(高橋芳朗)そうですね。主要3部門、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞を含む、ノミネートされた6部門全てをかっさらって行きましたね。

(高橋みなみ)えっ、こんなことってあるんですか?

(高橋芳朗)去年のアデルが……アデルはそれを2回やっています。

(高橋みなみ)「×2」……すごい!

(高橋芳朗)主要3部門を2回連続で取っていますね。

(高橋みなみ)ご本人としてはどうだったんですかね? 行ける!っていう風に思っていたんですかね?

(高橋芳朗)ブルーノ・マーズもこれまでね、あんまり主要部門では賞が取れていなかったんですよ。ソロとしては。だから今回、やっと栄誉を手に入れたという。

(高橋みなみ)あれ? ヒップホップは……。

(高橋芳朗)残念ながら、ゼロ。はい……。

(高橋みなみ)なんでなんですかね?

(高橋芳朗)結構、ジェイ・Zだったりケンドリック・ラマーだったり、ヒップホップのビッグネームがバンバンと主要部門にノミネートされた結果、もしかしたらヒップホップに賞を取らせたいと思っていた人も票が割れちゃったのかもしれないですね。

(高橋みなみ)うわーっ、なにそれ?

(高橋芳朗)ちょっとこれは予想外の結果でしたね。本当に。

(高橋みなみ)ねえ。みんな取るんじゃないか?っていう風向きがある中。

(高橋芳朗)はい。業界関係者も割と今年はヒップホップがグラミーを制圧するんじゃないか、みたいな声があったんですけどね。

(高橋みなみ)ちょっと悔しい結果になったのかなっていう風に思いますけども。さあ、ここでブルーノ・マーズを……。

(高橋芳朗)ブルーノ・マーズ、人気の秘密をちょっと紹介しますと、結構いま、「現代のマイケル・ジャクソン」みたいに言われているようなところがあるんですけども。でもね、マイケルに限らず、もうエルヴィス・プレスリーだったり、ジェームス・ブラウンだったり、もうアメリカの音楽エンターテインメントの歴史の集大成みたいな人ですかね。この人は。

(高橋みなみ)ブルーノ・マーズの曲、本当にかっこいいですよね!

(高橋芳朗)そうですね。あと、彼はスピーチで「僕がこのアルバムでやりたかったことは、みんなに踊ってもらうことだったんだ」って言っていましたけども。やっぱり敷居が低いというか。世代とか、あとその人の音楽の好みとかを問わず、受け入れられてしまうような、そういうキャパシティーの広さがありますよね。

(高橋みなみ)天才ですね。

(高橋芳朗)もう全方位的に強いアーティストと言っていいと思います。だから大谷翔平選手みたいな。投げてもエースだし、打っても4番みたいな。そういう感じですね。

(高橋みなみ)ああーっ! それは最強ですね。なるほど。さあ、ここでブルーノ・マーズの曲を聞いてみましょうか。

(高橋芳朗)これ、最優秀楽曲賞を受賞した『That’s What I Like』っていう曲なんですけども。タイトルは「僕が好きなこと」みたいな意味。なにが好きなのか?っていうと、「女の子をおもてなしすること」。

(高橋みなみ)ああ、そうなんだ。

(高橋芳朗)「エスコートをすることが好き」っていう曲で。歌詞の内容をざっくりと説明しますと……「マイアミでビーチハウス借りちゃう? プエルトリコまで旅行する? それともパリで買い物三昧? とりあえずキャデラックに乗り込んでロブスターを食べに行こう。もう好きなだけ食べてくれ。なんなら財布ごと持っていってもいいよ! 君はそれだけの価値がある女性だから」みたいな。

(高橋みなみ)すごーい!(笑)。

(高橋芳朗)そうなんですよ。

(高橋みなみ)お・も・て・な・し、ですね!

(高橋芳朗)そうですね。かなりゴージャスな景気のいい歌詞で。

(高橋みなみ)たしかに。お財布まで持っていっていいんですね(笑)。

(高橋芳朗)そうなんです。だから4月にブルーノ、来日しますから。高橋さん、ステーキリベラに連れて行ってもらうといいかもしれないですよ。

(高橋みなみ)あら、1ポンド行ってもいいんですか?

(高橋芳朗)1ポンド余裕で。もう何皿でも行けると思いますよ。

(高橋みなみ)助かるわー!っ(笑)。

(高橋芳朗)じゃあ、その曲、行ってみましょうか。ブルーノ・マーズで『That’s What I Like』です。

Bruno Mars『That’s What I Like』

(高橋みなみ)でも本当に最多受賞を飾ったことで4月の来日公演はかなり……。

(高橋芳朗)余計に盛り上がるでしょうね。

(高橋みなみ)盛り上がりますよね。日本のどこかで会えないかな?って思っているんですけど。渋谷とか歩かないですかね?

(高橋芳朗)ブラブラするかもしれないですね。ああいう人たち、結構気さくに歩きまわったりするから。

(高橋みなみ)写真とか撮ってくれそうですもんね!

(高橋芳朗)そうですね。うんうん。

(高橋みなみ)いやー、会いたい! ブルーノ・マーズ『That’s What I Like』でした。さあ、今年のグラミー賞振り返り、続いてのトピックはなんでしょうか?

(高橋芳朗)続いてのトピックはこちらです。新人賞受賞、芯の強い歌姫アレッシア・カーラ。

(高橋みなみ)はい。最優秀新人賞を取ったということなんですけども。今回、かなり激戦だったなんて話も聞きましたけど。

(高橋芳朗)そうですね。結構稀に見る激戦で。それそこ、R&BシンガーのSZAとか、あとはカリードとかが有力視されていたんですけども。これも結構予想外の結果でアレッシア・カーラになりましたね。

(高橋みなみ)予想外の結果だったんですね。

(高橋芳朗)そうですね。結構意外でした。

(高橋みなみ)でもいろんな方とコラボされているイメージが。

(高橋芳朗)そうですね。Zeddだったり、あとはロジックとかとコラボしていますけども。

(高橋みなみ)そのコラボっていうのは、やっぱりいろいろとやってみたいっていう人なんですか? アレッシア・カーラ自体が。

(高橋芳朗)あとは単純に彼女の才能を……やっぱり彼女とコラボしたい。これだけ優れた才能をフックアップしたい、みんなにもっと紹介したいっていう。

(高橋みなみ)周りの方々が彼女とやってみたいって思わせるという。

(高橋芳朗)業界にそういう機運があるんだと思います。

(高橋みなみ)すごいなー。アレッシア・カーラ、まだ21才なんですね。むちゃくちゃ若いですよ。若き天才っていう感じですけど、魅力的にはどんな風なんでしょうか?

(高橋芳朗)歌の表現力だったり、あと音楽性の豊かさとかももちろん評価されているんですけど。歌詞がすごくユニークで。同世代の女の子からすごい共感を集めているんですよ。非常に芯の強さを感じさせるシンガーで。たとえば、最初の彼女のヒット曲の『Here』っていう曲はパーティーに遊びに来たものの、自分の居場所が見つけられないでいる女の子の歌なんです。

(高橋みなみ)はー! なんかあるあるだわ!

(高橋芳朗)ありますよね。ちょっと歌詞はこんな内容です。「友達の噂話ばかりしているあの子たちと一緒にいるぐらいなら、家で1人で過ごしている方がずっとマシ。こんな曲で馬鹿騒ぎするぐらいなら、もっとメッセージのある歌を聞いて誰かと語り合いたい」と。

(高橋みなみ)うわっ、わかるー!

(高橋芳朗)これ、めっちゃありますよね? 若い頃、誰でも経験ありますよね?

(高橋みなみ)パーティーに行ったものの、自分と楽しむスタイルも違うし。ああいう感じじゃないっていう。

(高橋芳朗)自分にとって決して居心地のいい人間関係じゃないのに、惰性でダラダラ付き合っちゃうこととかってあるじゃないですか。

(高橋みなみ)あるあるだー!(笑)。

(高橋芳朗)だからそういう状況におかれている女の子の微妙な心情を歌っているんですよ。

(高橋みなみ)上手!

(高橋芳朗)上手いですよね。

(高橋みなみ)そこを切り取るんだっていう。面白いなー!

(高橋芳朗)さすがだなって。で、タイトルが『Here』っていうのもかっこいいなっていううね。

(高橋みなみ)センスだなー!

(高橋芳朗)センスいいですね。で、これから紹介する去年を大ヒットした『Scars To Your Beautiful』という曲。これは「あなたの美しさを傷つけないで」っていう意味のタイトルなんですけども。これは容姿について社会的プレッシャーを受けて苦しんでいる女性に向けてのメッセージソングなんです。

(高橋みなみ)これもまた、いろんな方に刺さりそうですね。

(高橋芳朗)そうですね。ここ数年、特に欧米で自分のありのままの体系を受け入れようという、ボディ・ポジティブっていうのがここ数年、盛り上がっているんですよ。そういう社会運動があって。

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(高橋みなみ)はい。

(高橋芳朗)だからたとえば、渡辺直美さん。

(高橋みなみ)ねえ。あのGAPのね。

(高橋芳朗)そうそう。GAPのCMにいま出演されています。それこそSZAと一緒に出演されてますけども。

(高橋みなみ)日本の代表として、彼女が変えたみたいな。

(高橋芳朗)そう。彼女がいま、世界的に活躍しているのは、もちろん優れたエンターテイナーだというのもあるんですけど、そういうボディ・ポジティブの流れで注目を集めているところもあるんですよ。

(高橋みなみ)たしかに。

(高橋芳朗)「日本にめちゃくちゃかっこいい女の人がいるぞ!」と。

(高橋みなみ)ねえ。やっぱりモデルさんとかで、どうしても体系を細くしがちですけども。それだけが美しいわけじゃないっていう。

(高橋芳朗)バービー人形みたいなスタイルが良しとされているような風潮がありますからね。

(高橋みなみ)世の女性の味方だわ。

(高橋芳朗)そうそう。で、アレッシア・カーラはこの曲でこんな風に歌っています。歌詞を紹介しますね。「あなたは変わる必要なんてない。世界がその考えを変えるべき。あなたの美しさを大事にして。痛みを抱える全ての女の子たち、私があなたの鏡になるわ」と。

(高橋みなみ)ちょっと私、2月半ばからダイエットしようと言っていたんですけど、やめます。

(高橋芳朗)アハハハハッ! いや、しないでいいですよ。ブルーノ・マーズにリベラをおごってもらって、バンバン食べましょうよ。ステーキ。

(高橋みなみ)ブルーノ・マーズにおごってもらって、アレッシア・カーラに認めてもらうっていう。最高ですね! すごいいま、ポジティブになってきましたよ!

(高橋芳朗)アハハハハッ! ボディ・ポジティブです!

(高橋みなみ)曲、聞きたいです!

(高橋芳朗)じゃあ、聞いてもらいましょう。アレッシア・カーラで『Scars To Your Beautiful』です。

Alessia Cara『Scars To Your Beautiful』

(高橋みなみ)お送りしたのはアレッシア・カーラ『Scars To Your Beautiful』でした。いや、本当に若き天才ですね。ということで、今週月曜日に行われた第60回のグラミー賞。『これなに』的に振り返っております。さあ、先生。最後のトピックはなんでしょうか?

(高橋芳朗)はい。こちらです。セレモニーを彩った数々の熱いメッセージ。

(高橋みなみ)はい。これですね。今年、ハリウッドのセクハラ問題、トランプ大統領に関してグラミー賞にも影響があったと聞いているんですが、結構大々的にトランプさんのことを批判というか、されていましたよね。

(高橋芳朗)まさにです。グラミー賞の授賞式って結構パフォーマンスとかスピーチに、その時々の社会情勢、社会問題が割とストレートに反映されるんで。

(高橋みなみ)これ、ただちょっと思ったのが、ヒラリーさんもね、トランプさんの暴露本を朗読されたりとか、いろいろとみなさん朗読していたりしたじゃないですか。こういう音楽の賞でここまで大統領のことを批判するっていうのは、どうなんですか?

(高橋芳朗)あれはちょっと賛否両論になっていますけどね。ちょっとやりすぎなんじゃないか?っていう声もありますけども。でも去年のセレモニーも割と反トランプのメッセージが多かったりして。ミュージシャンに多いんですよね。

(高橋みなみ)すごいですよね。日本じゃあ考えられないですね。

(高橋芳朗)なかなかああいう場で政治的メッセージを発信するというのは、日本ではないですよね。

(高橋みなみ)どれだけアーティストの方々が力を持っているか?っていうか。そういう、社会的にトランプさんを。

(高橋芳朗)そうですね。自分たちの影響力の強さをちゃんとわきまえているということですよね。

(高橋みなみ)すごいな!

(高橋芳朗)今年だと、いま世界規模で盛り上がっているセクシャル・ハラスメント撲滅キャンペーンの「Time’s Up」。あれに賛同して、多くのアーティストが白いバラを身につけていましたね。

(高橋みなみ)はい。あれはやっぱり女性が声を上げるというのは、素晴らしいことだと。

(高橋芳朗)だから「Time’s Up」を支援するパフォーマンスやスピーチも数多く見られました。

(高橋みなみ)うんうん。

(高橋芳朗)あとはいま、人気絶頂で来日中のカミラ・カベロがスピーチでトランプ大統領の移民排除政策を暗に批判したり。

(高橋芳朗)あとは去年のラスベガスの銃乱射事件、マンチェスターの爆弾テロ。あの犠牲者に向けた追悼パフォーマンスもあったりしたんですけども。なかでも、いちばん感動的だったのは、授賞式の最後を飾ったパフォーマンスになるんですけど、ロジックというラッパーの『1-800-273-8255』という曲。

(高橋みなみ)これ、ほぼほぼ電話番号みたいな?

(高橋芳朗)電話番号です。アメリカのフリーダイヤルの電話番号が曲名になっていて。

(高橋みなみ)じゃあ、実際にかけたらつながるってことですか?

(高橋芳朗)つながります。どこにつながるか? アメリカのNational Suicide Prevention Lifeline(国立自殺予防ライフライン)。つまり、自殺防止を目的としたメッセージソングなんです。

(高橋みなみ)すごいですね!

(高橋芳朗)すごいですよね。これは。で、歌詞は「もう生きていたくない。誰も自分がどうなろうと知ったこっちゃないんだ」という人生に絶望した人に対して、「諦めないでほしい。時間はかかるかもしれないが、いつかきっと暗闇の中にも光が見えてくるはず」という。

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(高橋みなみ)ちょっと鳥肌が立ちますね。

(高橋芳朗)こういう曲が普通にヒットするんですよ。トップ3とかに入っちゃうんですね。

(高橋みなみ)いやー、なかなか、さっきから日本ではありえないなっていう感じですけども。

(高橋芳朗)で、ロジックはこの曲をパフォーマンスして、最後にいま、アメリカで暮らしているマイノリティーの人たちとか疎外感を感じてる人たちに、こういう風に呼びかけたんですね。これは、おそらく今年に入ってトランプ大統領が移民の人たちの出身国を「汚らわしい国(シットホール)」と侮辱したことを受けての発言だと思うんですけども。「声を上げることを恐れないでほしい。あなたたちは汚らわしくなんかない。あなたたちは美しいんだ。疲れ切った人、貧困に苦しむ人、逃げ場を求めている移民の人。そういう人々を僕たちは助けられるんじゃないだろうか? 団結して、この国をもっと良くしていこう」と。

Thank you Grammys.

Logicさん(@logic)がシェアした投稿 –

(高橋みなみ)すごい!

(高橋芳朗)そう。いまアメリカが分断されていく中で、改めて団結をうながしているんですよね。

(高橋みなみ)でも本当に世界的グラミー賞の最後にそこを持っていくっていうのが、メッセージ性がすごいなと思いますし。

(高橋芳朗)これは感動しました。

(高橋みなみ)こういう言葉というものが、日本にもどんどん、考え方的にも流れていってほしいなって思っちゃいますね。

(高橋芳朗)だからこういう曲に影響を受けた若い世代とかが、もしかしたら……日本のレコード大賞でこういうメッセージを発信したりとか。

(高橋みなみ)いや、本当ですね。

(高橋芳朗)そういう日が来るかもしれないですね。

(高橋みなみ)この曲、改めて聞いてみたいんですけども。

(高橋芳朗)じゃあ、紹介しましょう。ロジックで『1-800-273-8255 feat. アレッシア・カーラ&カリード』です。

Logic『1-800-273-8255 (LIVE From The 60th GRAMMYs R) ft. Alessia Cara, Khalid』

(高橋みなみ)お送りしているのはロジック『1-800-273-8255 feat. アレッシア・カーラ&カリード』でした。いやー、この曲名、なかなかないなって思うんですけど。でも、この曲がヒットすれば、この電話番号も広まっていきますもんね。

(高橋芳朗)そうですね。日本だとあのAAAのメンバーの日高光啓さん。彼、SKY-HIっていう名義でラップ活動もしていますけども、ロジックのこの曲を日本に置き換えてカバーしているんです。

(高橋みなみ)ええーっ! すごい!

(高橋芳朗)日本の自殺防止センターにつながる電話番号をタイトルにしているんですね。『0570-064-556』という。これ、YouTubeで聞けるんで、みなさんチェックしてみてください。

SKY-HI『0570-064-556』


https://miyearnzzlabo.com/archives/44934

(高橋みなみ)彼はすごいですね! アンテナの張り方もそうですけども、こういう曲はどんどん日本でも広まっていってほしいと思いました。

(高橋芳朗)非常に意義深い曲だと思います。

(高橋みなみ)この後、ニュース・トラフィックを挟んでまだまだお話を伺っていきます。

(中略)

(高橋みなみ)この時間は音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届けしていますが、最後に先生からお知らせをお願いします。

(高橋芳朗)はい。本を出しました。1月9日に発売になったんですけど。『ブラスト公論 増補文庫版』。ライムスターの宇多丸さんらとの座談会をまとめた本で。

(高橋みなみ)すごーい。なかなかいい分厚さですよね。

(高橋芳朗)はい。1100ページ(笑)。

(高橋みなみ)アハハハハッ! だって5センチぐらい、たぶんありません?

(高橋芳朗)そうですね。徳間文庫史上、いちばん分厚いらしいです。

(高橋みなみ)なるほど! 記録を塗り替えたんですね(笑)。

(高橋芳朗)まあ、くだらない座談会なんですけど、それなりにためになる部分もあると思うので。ちょっと、もしよかったら……。

(高橋みなみ)ありがとうございます! いただきます!


ブラスト公論 増補文庫版

(高橋芳朗)最悪、鈍器にもなるんで(笑)。

(高橋みなみ)鈍器! なかなか使うことないですよ、鈍器として(笑)。

(高橋芳朗)フフフ(笑)。誰かに襲われた時に殴ったりしてみてください。

(高橋みなみ)読ませていただきます。(メールを読む)「今年、この人が来るというアーティストはいますか?」ということで。

(高橋芳朗)やっぱりいま来日中のカミラ・カベロさんですかね。

(高橋みなみ)ああ、まさにですね。

(高橋芳朗)彼女はまさにこの間のグラミー賞で、彼女はプレゼンターとして登場しただけなのに、もっともツイートされたアーティストになったんです。

(高橋みなみ)ええーっ! 大人気じゃないですか。

(高橋芳朗)そのぐらい注目されています。

(高橋みなみ)楽曲もそうですし、容姿もかわいいという。

(高橋芳朗)そうですね。ファッションアイコンみたいになっているところ、ありますよね。

Camila Cabello『Havana ft. Young Thug』

(高橋みなみ)なるほど。この方は覚えておいて損はないということですね。来日も盛り上がるんじゃないでしょうか。いや、あっという間でした。またぜひ遊びに来てください。お待ちしております。

(高橋芳朗)よろしくお願いします。

(高橋みなみ)高橋芳朗先生、今日はありがとうございました!

(高橋芳朗)ありがとうございました!

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/47227

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