ジェーン・スー アラサー女子に捧げるTPO別お出かけ前のご準備なりきりBGM

ジェーン・スー 『美魔女』の真のスゴさと魅力を語る 高橋芳朗HAPPY SAD

ジェーン・スーさんがTBSラジオ 高橋芳朗HAPPY SADに3回目に出演した時の模様です。今回はアラサー女子のシーン別BGMについて、こんな感じで提案していました。

(川瀬良子)ここからはグッドフレンズ。週替りのグッドフレンズが登場して、さまざまな角度から音楽の魅力を掘り下げていくクロストークのコーナーです。さあ、本日のグッドフレンドは音楽制作プロダクション ageha springsでアイドルグループ tomato’n’pineのプロデュースと作詞を手がけています、ジェーン・スーさんです。よろしくお願いします。

(ジェーン・スー)よろしくお願いします。こんばんは。

(高橋芳朗)よろしくお願いします。あの、さっそくメール来てるんで紹介します。38歳サラリーウーマンの方から。「甘酢師匠、川瀬さんこんばんは。季節がグッと秋らしくなって、HAPPY SADの時間がますますヒットする季節になりました。冷たい風が心地良いこの季節と甘酢チューンがぴったりですね。今日はジェーン師匠がご登場なので、ラジオの前で正座して聴いています。ではでは、楽しいひとときを満喫します!」と。

(ジェーン・スー)ありがとうございます。

(川瀬良子)正座したくなる気分はすごく分かります。

(ジェーン・スー)いやいや。でも38歳っておっしゃってたんで、ま、『こっち島』なんで。「来るな」とはもう言わないので。

(高橋芳朗)こっち島感はね、あるかもしれないですね。

(ジェーン・スー)是非聴いていただければと思います。

(川瀬良子)ま、たまには足を崩して聴いてもらいたいと思いますが。さあ、ジェーン・スーさんのナビゲーションテーマは『アラサー女子』です。

(高橋芳朗)しかもサブテーマが『アラサー女子に捧げるTPO別お出かけ前のご準備なりきりBGM』。長い!長いけど分かりやすいですね。このテーマ、どういう意図で?

(ジェーン・スー)あのですね、一番最初の時にも自分の人生の生活の1シーン1シーンにBGMをつけて楽しんでいこうという話をしたと思うんですけど、今回はよりテーマを絞ってですね、具体的にこういう時にはこういうものを聴いてくれっていうための提案を。前回の時はもうちょっとざっくりした感じだったと思うんですけども、今回はテーマを絞ってですね。シチュエーションを絞ってきました。

(高橋芳朗)かなり細かいシチュエーションで曲があてられると。これは楽しみですね。じゃあさっそく、進めていただいても・・・

(ジェーン・スー)はい。それではですね、まず一番最初にお伝えしたい私のシーンというのがですね、自分の方が未練たっぷりの元カレ。別れた彼氏だけど、自分の方が未練たっぷりな元カレが置いていった自分の家の荷物を渡しに行く会ってあるじゃないですか。

(川瀬・高橋)あー!

(高橋芳朗)あるんですね。

(ジェーン・スー)ありますよね。別れた時にはお互いの家にお互いのものが置いてあって、それをどこかで交換しなきゃいけない。で、送りつけたり破棄したりすればいいんですけど、人間なかなかそうはいかずに、なんとなく未練のある方が『やっぱ直接会って渡したい』みたいな。

(高橋芳朗)何らかの理由つけてね。

(川瀬良子)会う理由になりますもんね。

(ジェーン・スー)そうそう。ま、だいたいの場合、間違いなんですけど。

(川瀬・高橋)(笑)

(ジェーン・スー)そんな時にまず聴いてもらいたいのがこの曲です。是非、聴いてください。

(高橋芳朗)この曲!?

(ジェーン・スー)そうです!

(川瀬良子)(笑)

(ジェーン・スー)ちょっとですね、カオマというグループの『ランバダ』って曲なんですけど。

(高橋芳朗)存じ上げております。

(ジェーン・スー)大丈夫ですか?これね、(曲に)のせながらしゃべっちゃいますけど、私これ大真面目な話で。あのね、この曲聴いていると、だいたいのことがどうでも良くなるんですよ!

(川瀬・高橋)(爆笑)

(ジェーン・スー)本当に!

(川瀬良子)そういう理由!?

(高橋芳朗)たしかにそうかもね!

(ジェーン・スー)私、ものすごく怒った時とか仕事とかプライベートであるじゃないですか。ひどく落ち込んだ時、ものすごく頭に来た時。こんな時に、でもここで私がガマンして進めれば物事は進んでいくと。冷静な考えで考えると、ここで自分が一つガマンして物事を前に進めたほうがいいと。そういう時は、『どうでもいいや!』と思わなければ進めていけないじゃないですか。こういう時、『ランバダ』聴くんですよ!

(高橋芳朗)やっぱこう、『ええじゃないか』感はありますよね。

(ジェーン・スー)そうそう。そうなんです。まさにそれです。もう『ええじゃないか一揆』みたいな感じ。これ聴いてると、だいたいのことがどうでも良くなるんで。

(高橋芳朗)それは間違いないですね。たしかに。

(ジェーン・スー)ちょっとしばらく聴いてみますか。

(高橋芳朗)これ、歌がのっかってるの本当に久しぶりに聴いたなっていうか。

(ジェーン・スー)そうなんですよね。ほら、HAPPY SADちょっとオシャレじゃないですか。いつも聴いてるとなんかオシャレだから、ちょっとそこに水を差していこうかなと。

(川瀬・高橋)(爆笑)

(川瀬良子)やめてください!

(高橋芳朗)いや、でもこれは使えますよ。たしかに。どうでも良くなる。なるなる!

(ジェーン・スー)で、こういう時に間違えちゃいけないのが、ものすごく失恋ソングとか聴いてっちゃうと、『向こうもこっちに気がある』みたいな錯覚・・・自分のシナリオを書き出すんですよ。で、会った時に「すごいいろいろ楽しかったよね。」とか、いろいろ言って向こうが「えっ?」みたいなことをされて、態度に傷ついて、2度傷つきをするので。

(川瀬良子)それ、辛いです!

(高橋芳朗)自分でドラマ作っちゃうんですね。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。向こうは全然その台本読んでくれないので。こう脚本家としても主演としても傷つくっていう。

(川瀬良子)私、この曲買います!

(ジェーン・スー)あ、もう是非。

(高橋芳朗)この曲だとドラマ作りようないもんね(笑)。

(川瀬良子)持ち歩きます!

(ジェーン・スー)ふらふら足元が動くしかないんですよ、これ聴いてると。

(高橋芳朗)っていうか、なんかちょっと頭きた時とかさ、細かいことでイライラしている時とかも、この曲聴いちゃえば、今敢えてランバダ聴けば、結構吹き飛ぶんじゃないかって気がしますね。

(川瀬良子)持ち歩きます、これ。

(ジェーン・スー)もうどうでもいいときには。本当にどうでも良くなるんで。いろんなことが。

(高橋芳朗)電車とかで聴くときには、音漏れに気をつけてください!誰も近寄ってこないと思います。

(ジェーン・スー)そうそうそう。

(高橋芳朗)なるほど!これはなかなかナイスなご提案だと思います。流石!

(川瀬良子)こういうことだったんですね。TPO別っていうのは。

(ジェーン・スー)で、まあ結局ね、こうやってランバダを聴いて元カレに会って荷物を渡したけど、特に何もなくもちろん割り勘で終電前に家に帰ってきて。っていう金曜日の夜があって。土曜日、『はぁ・・・』って思ったら、『あっ!』って気がつくわけですよ。何に気づいたかっていうと、この土曜日になんと・・・次のシチュエーションに行きます。どうやら、自分と当時イケてなかった女子以外ほぼ既婚だらけと判明した同窓会!これがあることが分かったわけですよ。

(高橋芳朗)細かいなー。

(川瀬良子)気づきたくなかった!

(高橋芳朗)これはちょっとイヤな流れですね。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。ランバダを聴いて元カレに荷物を渡し、『どうでもいいや!』って自分を励まして帰ってきて、土曜日ゆっくりしようと思ったら、夜の意外と早い時間から同窓会ですよ。

(川瀬良子)行きたくないですね・・・

(ジェーン・スー)その同窓会では、どうやら自分と当時イケてなかった子たち、は独身らしいと。ただ、あとの子たちはみんな男も女も既婚。ほぼ既婚。

(高橋芳朗)これは休むわけにはいかないんですか?

(ジェーン・スー)まあ、『出席』で出しちゃったんで。

(川瀬良子)そっかー。いまさらね、お腹痛いとか言えないですよね。

(高橋芳朗)『逃げたな』って思われちゃうかもしれないですね。

(ジェーン・スー)そうそうそう。で、いない時に「あの子、独身らしいよ、まだ。」みたいな話をされるのも、結構キツイじゃないですか。

(川瀬良子)だったら行っちゃえ!みたいな。

(ジェーン・スー)そうそう。で、『行っちゃえ!』っていう時に必要なのが、自分をボーン!とブチ上げて、ドーン!と背中押してくれるタイプの曲です。

(高橋芳朗)鼓舞しないといけないんですね。

(ジェーン・スー)そうなんです。そんな自分のBGMはこちらです!

(川瀬良子)あれ!?

(高橋芳朗)(笑)これは・・・ひょっとして・・・

(ジェーン・スー)もちろんそうでございます。こちらはジェニファー・ロペスさんの『On The Floor ft.Pitbull』でございます。

(高橋芳朗)(爆笑)

(川瀬良子)おんなじようなリズムが。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。もちろんね、HAPPY SAD聴いているような音楽偏差値の高い皆さんならお分かりになると思うんですけども。こちらはまさにランバダをそのままサンプリングした・・・サンプリングというかカヴァーですね。

(高橋芳朗)カヴァーと言っていいですね。

(ジェーン・スー)カヴァーしたジェニファー・ロペスの最近の流行りソング?何て言うんですかね、こういうの。

(高橋芳朗)もう大ヒット曲でしょう。

(ジェーン・スー)大ヒット曲。流行りソングってヒドイですね。

(川瀬・高橋)(爆笑)

(ジェーン・スー)これね、また歌詞みたんですけど、何の意味もないんですよ。『こーんやは踊るぞ!踊るぞ!』みたいな。

(高橋芳朗)そんなメロではないと思うんですけど(笑)。いや、でもたしかにこれは無理やりアゲられるというか。無理やり高みに引きずり上げられる。

(川瀬良子)あ、でもいいかも。

(ジェーン・スー)金曜の夜に聴いたランバダのね。

(川瀬良子)アガりますね。無理やり上げてくれるっていうか。最初の「J-lo」ってところを自分の名前だと思えば・・・「良子!」みたいな。

(高橋芳朗)(爆笑)

(ジェーン・スー)素晴らしい!川瀬先生。『同窓会っていうフロアに私は今日出て行くのよ!』っていう。

(高橋芳朗)なるほど!

(ジェーン・スー)で、TPOっていうのはね、一番最初に言ったんですけど、これは何かっていうと『タイム・プレイス・オケイジョン』なんて言うじゃないですか。だけど、結局何かっていうと、自分がどう自己主張するかじゃなくて、その場にふさわしい振る舞いをするっていうことなんですよね。悪目立ちをしないで、その場の雰囲気を崩さないで、場を回していくためにはどのような格好をしていけばいいかとか、立ち振る舞いがいいかってことじゃないですか。で、ほとんどが既婚者の同窓会で、独身の女が行ってやるべきことっていうのは、『何かすっごいバカみたいに楽しそうね、あの人』っていう役割なんですよ。やっぱり。

(高橋芳朗)なるほど!ムードメーカー。

(ジェーン・スー)そうそうそう。で、「あんなだから結婚できない」って言われても、やっぱりキラキラしていて、主婦の方にはなかなか無い輝きと自由の時間があると、「違うわね。あの人やっぱりキラキラしてたわね。」っていう感想を周りの人に持ってもらうっていうのが何よりもだと思うんです。

(高橋芳朗)それはそうかもしれない。『川瀬、かがやいてんなー!』みたいな。

(ジェーン・スー)そうそうそう。

(川瀬良子)行くからにはね、そう思ってほしいですよね。

(ジェーン・スー)そこでさ、何か疲れた感じで、『いやいや、私なんて・・・』っていうのは、場も暗くなるし・・・

(高橋芳朗)でも、これで行ったら周り圧倒しちゃいそうな気もしますけどね。『 On The Floor』で行ったら。

(ジェーン・スー)まあまあまあ、いいんじゃないですか?

(高橋芳朗)このぐらいの方が。

(ジェーン・スー)「アイツ、変わんねーな」って言われながら、やっぱり元気なところを見せてあげるのが同期の人たちに対する恩返しだと思うんですよ。

(高橋芳朗)なるほどねー。

(川瀬良子)まさか昨日、カオマの『ランバダ』聴いていたとは思わせないぐらいの態度で振る舞うっていう。

(ジェーン・スー)そうなんです。

(高橋芳朗)いやー、まだランバダ、役に立ちますね!

(ジェーン・スー)立ちます立ちます、本当に。

(川瀬良子)まさかこんな役目があったとは。

(ジェーン・スー)もうね、最近Pitbull大好きなんですよ。

(高橋芳朗)あ、もう鼓舞されるんですね。

(ジェーン・スー)ピットブル、日本にいたら絶対夜中のドンキホーテにいるタイプですよ!

(高橋芳朗)(爆笑)

(ジェーン・スー)もう、すごい何というんですかね、ヤンキー感、オラオラ感が・・・

(高橋芳朗)皆さん、ピットブルご存じない方はGoogleとかで画像検索してみていただきたいんですけど。『Pitbull rapper』とかで。そしたらもう、スキンヘッドでサングラスかけている感じで。本当にこう、アゲアゲ番長みたいな感じの人ですよ。

ピットブル画像検索結果

(ジェーン・スー)最近、こういう曲調ってDavid Guettaとかも流行ってますけど、全然Pitbullの方がかっこいい!悪羅悪羅感の本場はね、いまPitbullですよ!

(高橋芳朗)本場(笑)。人間が本場になってる。

(ジェーン・スー)そうです。で、川瀬さんもここで悪羅悪羅感を見につけて同窓会に行くわけですよ。

(川瀬良子)わかりました。

(ジェーン・スー)かっこいいでしょ?『ららららー♪』って。

(川瀬良子)これも買います!

(高橋芳朗)Pitbull、いいですよ。最高ですよ!

(川瀬良子)ランキングにも結構入ってましたしね。

(高橋芳朗)このJ-Loの曲よりすごいから。

(ジェーン・スー)そう。そうそうそう。もうね、アルバム最初から最後まで神輿担いでる感じ。

(川瀬良子)ちょっと疲れますね。

(ジェーン・スー)最高ですよ。

(川瀬良子)チェックしよう・・・

(高橋芳朗)でもまさか・・・強烈な流れで来ましたね。金曜・土曜と。

(ジェーン・スー)全然曲聴いてないけど、大丈夫ですか?

(高橋芳朗)大丈夫。出オチですから。

(ジェーン・スー)そう、出オチ。ということで、金曜日ランバダを聴いて、未練たっぷりの自分の感情に決着をつけ、土曜日は同じランバダの流れはくんでるけれども、ジェニファー・ロペスのブチ上がり曲で、同窓会でブチ上がって来て。だいたいそういう時、飲み過ぎちゃうんですよね。

(川瀬・高橋)あー。

(ジェーン・スー)で、日曜日、一日寝てて気がついたら夕方とかになってるじゃないですか。

(高橋芳朗)ああ、ちょっと悲しいですね・・・

(ジェーン・スー)そうそう。で、明日の朝は会社だし。『いやー、これどうしようかな・・』って思ってもう一回、二度寝とかして。そのまま寝ちゃったりとかっていう。日曜日一日を無駄にするっていう。ありますよね。週末っていうのは金曜の夜から数えて、金曜の夜、土、日ってあるはずなのに、日曜日だけはポッコリ記憶がないっていう。

(川瀬・高橋)(笑)

(ジェーン・スー)二日酔いの人、よくやるじゃないですか。で、そんな記憶のない日曜日を終えて、気がつけば月曜の朝。いつもの通りのウィークデーの始まりですよ。で、そんな時、同窓会で飲み過ぎて、二日酔いのまま会社に向かう時はこんな曲を聴いてほしいというBGMです。

(川瀬良子)ん!?聞こえてきた・・・

(高橋芳朗)(笑)これは・・・これもランバダですよね!?

(ジェーン・スー)これね、私ビックリしたんですけど・・・

(川瀬良子)お腹痛い・・・(笑)

(ジェーン・スー)『Llorando se Fue』っていう曲なんですよ。ランバダじゃない。で、放題『泣きながら』っていう。

(高橋芳朗)(爆笑)よく出来てるなー!

(川瀬良子)嘘。ジェーンさんがつけたわけじゃないですよね?

(ジェーン・スー)違うんですよ。これ、ド頭のところが『泣きながら あなたは去っていった』っていう歌詞なんですよ。ここです!

(高橋芳朗)えー、月曜の朝、これで行くの?

(ジェーン・スー)結局どういうことかって言うと、私もビックリしたんですけど、結局ランバダってこれのパクリだったらしいんですよね。

(高橋芳朗)あ、なるほど。カヴァーとかじゃなくて。

(ジェーン・スー)なくて。で、ランバダってのは元々89年かな?に出て、カオマっていうのがフランスのブラジル人の人たちのバンド。で、かなりポップな感じの曲でランバダが出たんですけど、実は1981年に元々スペイン語で歌われていたボリビアのフォルクローレ、いわゆる民族音楽だったんですよ。それが、これなんですよ。

(高橋芳朗)『コンドルは飛んでいく』的な。

(ジェーン・スー)そうですそうです。だからリズムもちょっと違うじゃないですか。で、その当時のボリビアっていうのが著作権とかいうのが全然整備されてなくて、そのままカヴァーをして、あとから大問題になったらしいんですけど。

(川瀬・高橋)えー!?

(ジェーン・スー)石井明美が歌った分も、たぶんあとから著作権料とか請求されてると思うんですけど。

(高橋芳朗)はー!こんな悲しい曲だったんだ。

(ジェーン・スー)そうなんです。これね、曲いろいろ調べてる時にYouTubeで、『Llorando se Fue』で、バンドの名前が『Los Kjarkas』っていうんですけど。調べてビデオを見ていたら、物悲しいこういう笛のビデオが出てきたんですけども。切ない感じで。なんとですね、二番が日本語で歌われている曲が出てきて。

(川瀬・高橋)へー!

(ジェーン・スー)えっ!?っていう。何で日本語で歌ってるんだろう?で、いろいろ調べていったら、結局何で日本語で歌われているのかは分からなかったんですけど、Los Kjarkasさんには今、日本人のメンバーの人もいるんですよ。

(高橋芳朗)あ、そうなんですか!

(ジェーン・スー)しかも、結構なイケメンな方なんですよね。この方なんですけど。

makoto shishido 画像検索結果

(高橋芳朗)あ、ホントだ。爽やかな感じの。

(川瀬良子)かっこいい!

(ジェーン・スー)お名前が『Makoto Shishido』さん。しかも、Makoto Shishidoさんはランバダを聴いてとかじゃなくて、1985年のLos Kjarkasの来日公演を聴いて、バーン!と感銘を受けてボリビアに渡り、2度めのオーディションで合格したっていう結構・・・

(高橋芳朗)へー。っていうか、何でLos Kjarkasの説明になってるんですか?

(ジェーン・スー)いやいやいや。結局、何っていうと、話のBGMに戻ると、まあ、そんな曲聴いたぐらいじゃ元カレの未練なんて断ち切れるわけないじゃないですか。

(川瀬・高橋)(爆笑)

(高橋芳朗)ズルいな!

(川瀬良子)3曲もかけておいて!

(ジェーン・スー)そうそう。でも、そういうもんじゃん。そういうのの繰り返しじゃないですか。自分で何度も何度もトライ・アンド・エラーをやっていって。金曜日ランバダ聴いて『どうでもいいや!』、土曜日に『On The Floor』でガーン!って乗っかって盛り上がって、日曜日記憶がなくし、月曜の朝、このリズムの違う悲しい感じの元曲を聴くっていう。

(高橋芳朗)こっから月曜・・・5日間厳しくないですか?大丈夫ですか、これ?

(ジェーン・スー)まあ、そしたら火曜日ぐらいに『On The Floor』聴けば・・・

(川瀬良子)無理やりアゲて。

(高橋芳朗)人間は3曲あればやっていけるってことですね!

(ジェーン・スー)そうなんですよ。で、だんだんいろいろ調べて行ったら、さっきの話に戻るんですけど、1990年に『ランバダ』っていう映画があったらしいんですよ。で、ランバダっていう映画にちょい役でジェニファー・ロペスが出てたりとかして。

(高橋芳朗)ああ、つながってるんだ!

(ジェーン・スー)もうね、調べていくうちに、ランバダ無限地獄に入っちゃって。私。

(川瀬・高橋)(爆笑)

(ジェーン・スー)もうなんか、全てがランバダにつながっていくっていう。

(高橋芳朗)はー、つながった!って感じだ。

(川瀬良子)スゴい・・・

(高橋芳朗)どうよ、川瀬さん。これ。

(川瀬良子)もう3曲手に入れます!

(ジェーン・スー)でもゆっくり聴くと、ボリビアのフォルクローレである『泣きながら』は本当にいい曲ですよ。

(高橋芳朗)まあ、でもいい曲ですよね。うん。

(川瀬良子)そうですけど・・・

(ジェーン・スー)これは切ない!

(川瀬良子)『泣きながら』。なるほどねー。

(高橋芳朗)僕ね、ちょっと前に同じ『チキチキ女子力アップキャンペーン』の時に、『サプリとしての女性ジャズ・ボーカル』ってやってたんだけど・・・すいません!本当にすいません!本当、恥ずかしくなってきました!

(ジェーン・スー)いやいや、そんなことない。

(高橋芳朗)真剣に次から考えたいと思います!格好つけすぎました!

(ジェーン・スー)ちょっとね、カッコイイかなっていうのがあったので、私はそこを是正していこうかなと。

(高橋芳朗)是正(笑)。是正されてしまいました。

(川瀬良子)私、このサブタイトルからかなり裏切られた感じだったんですけど。

(高橋芳朗)そうですね。

(ジェーン・スー)大変ですよ、アラサー女子は。

(川瀬良子)そうですよね。

(高橋芳朗)やはり流石でした。

<書き起こしおわり>

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