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高橋芳朗 Apple製品のCMで使われた洋楽特集

高橋芳朗 Apple製品のCMで使われた洋楽特集 ジェーン・スー 生活は踊る
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高橋芳朗さんがTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』の中でApple製品のCMで使われてきたCMについて特集。これまでに使われた主要曲を振り返り、クッキーモンスターのiPhone CMで使われているジム・クロウチ『A Time In A Bottle』を解説しました。

(堀井美香)じゃあ、今日のテーマをお願いします。

(高橋芳朗)今日はですね、いま話題ですね。『セサミ・ストリート』のクッキーモンスターが出ているiPhoneのCM、ご存じですか?

(ジェーン・スー)はいはい。あれでしょう? (モノマネで)「Siri、待ちぼうけリスト、かけて!」でしょ?

(高橋芳朗)あなた、結構声マネいけますよね。

(ジェーン・スー)もうちょっと似せたいな。(モノマネで)「Siri、待ちぼうけリスト、かけて!」。

(高橋芳朗)(笑)

(堀井美香)(Siriのモノマネで)「もう少し、お待ちください」。

(ジェーン・スー)あ、そうそう! Siriだ(笑)。

(高橋芳朗)あ、2人でできますね(笑)。

(ジェーン・スー)クッキーモンスターとSiriが番組やっている(笑)。

(高橋芳朗)そう。あのCMでかかっているジム・クロウチ(Jim Croce)の『Time In A Bottle』っていう曲を紹介したいんですけども。その前にですね、ちょっと時間もありますので。これまでのAppleのCMの歴史を簡単に振り返ってみたいんですけども。

(ジェーン・スー)はい。

(高橋芳朗)AppleがいまみたいにポップミュージックをCMに使うようになったのは1999年のiMacのCMがひとつの契機になっているんですね。

(ジェーン・スー)そうなんだ!

(高橋芳朗)iMacっていうと、Windowsに押されて窮地に立たされたAppleを救った名機として語り継がれておりますけども。Appleの広告戦略的にもiMacのCMがひとつのターニングポイントとして機能しているんですね。で、その1999年に最初にAppleがポップソングをCMソングとして使ったのが、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の『She’s a Rainbow』っていう曲です。

The Rolling Stones『She’s a Rainbow』

(ジェーン・スー)あ、この間……

(高橋芳朗)そうですね。先週の火曜日のオープニングでかけました。

(ジェーン・スー)あ、わかった。これ、クルクルクルっていろんな色が出てくるやつだ。懐かしい!

(高橋芳朗)そうそう。iMacがまるでスケートをしてるかのように流れていく。

(ジェーン・スー)ああ、懐かしいね!

(高橋芳朗)覚えてます? 堀井さん。

(堀井美香)これ、最近はかかってないですか?

(高橋芳朗)最近はね、別のCMで使われている。予備校かなにかかな?

(堀井美香)あ、ベネッセだ!

(高橋芳朗)ああ、そうです、そうです(笑)。

(ジェーン・スー)だからわかるんだ(笑)。なるほど。

(高橋芳朗)で、ほら。iMacの特性ってカラーバリエーションですよね。いろんな色があるじゃないですか。それに対して、この『She’s a Rainbow(彼女は虹色)』っていう曲が見事にハマッたと。

(ジェーン・スー)当時は斬新だったよねー。いま見ると、めちゃめちゃデカいんだけどね。

(高橋芳朗)で、これをきっかけにiMacのカラーリングに合わせたロックとかポップの曲をCMに使うようになったんですよ。たとえばホワイトだったらクリーム(Cream)の『White Room』とか。

ブルーだったらエルビス・プレスリー(Elvis Presley)の『Blue Suede Shoes』とか。

ルビーレッド、赤色のやつだと、ディオン(Dion)の『Ruby Baby』っていう曲だったり。

(ジェーン・スー)そのへんが新しかったんでしょうね。

(高橋芳朗)そうそうそう。で、最初はこういう古い、往年のロック・ポップスの名曲を使っていたんですけど。だんだん、いまの現行の曲を使うようになっていったんですね。主にiPodのCMでいろんな曲、インパクトある曲を使っていたと思うんですけども。

(ジェーン・スー)ありますねー。

(高橋芳朗)その代表例としては、いま後ろでかかっているジェット(Jet)の『Are You Gonna Be My Girl』。

Jet『Are You Gonna Be My Girl』

(ジェーン・スー)これは映像がさ、人が黒でくり抜かれていて。バックが緑一色とか。あれも含めてね、ドキドキさせられましたね。昔は、ソニーに対してこういう思いを持っていたはずなんですけども。私たちは。

(高橋芳朗)(笑)。たしかにそうかもしれない。うん。で、このAppleのCMで起用されたことによってヒットした曲って結構いっぱいあって。

(ジェーン・スー)そんなに売れてない曲をピックアップしますよね。

(高橋芳朗)そうそうそう。結構新人発掘の場として機能してたようなところもあると思います。あとはブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)とか。

ゴリラズ(Gorillaz)とか。

N.E.R.D.とかね、使われていたんですけども。

(高橋芳朗)そんなわけでね、AppleのCM、ここしばらくはずっと新し目の曲が使われていたんですけど、今回のクッキーモンスターが出ているiPhone6sのCMで、久しぶりに古い往年のポップス、ジム・クロウチの『Time In A Bottle』という曲を使ったんけども。その曲の背景とか詳細についてはCMを挟んで、お伝えします。

(CM明け)

(ジェーン・スー)今日はAppleのCMソングというテーマですが、いまのCMソング、ジム・クロウチの『Time In A Bottle』。さあ、どんな曲なんでしょう?

(高橋芳朗)まず、どういうCMだったかみなさんに思い出していただきたいんですけども。あれはiPhoneの内蔵されているSiri。音声アシスタント機能っていうんですか? 話しかけることによって、iPhoneを操作できる。Siriの宣伝のCMなんですけども。設定としては、セサミ・ストリートのクッキーモンスターがチョコチップクッキーを作っているんですね。

(ジェーン・スー)自分で焼くんです。

(高橋芳朗)で、彼がクッキーが焼きあがるのを待っている間にiPhoneに話しかけて。どうぞ。

(ジェーン・スー)(モノマネで)「Siri、待ちぼうけリストをかけて!」。

(高橋芳朗)そうそうそう。それで……(笑)。たぶん待つことをテーマにした曲を集めたプレイリストから曲をかけてくださいってクッキーモンスターがiPhoneにお願いしたら、流れるのがそのジム・クロウチの『Time In A Bottle』。これ、1972年の曲なんですけども。で、クッキーが焼きあがるのをいまかいまかと待っているクッキーモンスターのユーモラスなたたずまいと、そのジム・クロウチ『Time In A Bottle』のちょっとセンチメンタルな、哀愁を帯びた感じのこのミスマッチ具合がなかなか面白いんですけども。

(ジェーン・スー)この曲じゃあ、長く感じるよ。そりゃあ(笑)。

(高橋芳朗)まあね。はい。で、CM中で流れている歌詞の部分をちょっと説明します。こんな歌詞なんですね。「もし、ボトルの中に時間を取っておけるなら、僕は永遠の時が終わるその瞬間まで、日々の時間を取っておくんだ。ただ、君と永遠の時をすごすために」という感じなんですね。

(ジェーン・スー)ああー。

(高橋芳朗)で、この曲はジム・クロウチが奥様から子供を授かったということを告げられたその夜に書き上げた曲なんですって。

(ジェーン・スー)へー!

(高橋芳朗)で、だからちょっとね、歌詞だけ読むとラブソング。恋人に贈ったような曲に聞こえるかもしれないんですけど。ここで彼が「君と永遠の時をすごすために時間をためておきたい」って歌っているのは、自分の我が子に向けたメッセージなんですね。で、これは1972年にリリースされた曲なんですけど、翌年の1973年の9月にジム・クロウチは飛行機事故で他界してしまうんです。

(ジェーン・スー)マジで!?

(高橋芳朗)で、この曲は彼の死後、シングルとしてリリースされて。1973年の12月に全米チャートで一位になったと。

(ジェーン・スー)うわー……

(高橋芳朗)だからこの背景を知ると、「ボトルの中に時間を取っておきたい」っていうのはまるで、自分の死期を悟っていたかのような……

(ジェーン・スー)切ない。

(高橋芳朗)切ないんです。だからちょっとね、CMの見方が変わっちゃうような背景を持っているんですね。

(ジェーン・スー)お子さんの顔は見られたのかしら?

(高橋芳朗)見られてます。それは大丈夫なんですけどね。

(ジェーン・スー)見られて、亡くなっちゃったんだ。ああー、そうかー……

(高橋芳朗)じゃあちょっと、そういうメッセージを噛みしめて、聞いていただけたらと思います。ジム・クロウチで『Time In A Bottle』です。

Jim Croce『Time In A Bottle』

(高橋芳朗)Apple、iPhone6sのCMソングとして使われておりますジム・クロウチの『Time In A Bottle』を聞いていただきました。映画の『ハングオーバー!2』とかですね、『X-MEN: フューチャー&パスト』とかでも使われているので。聞いたことあるという方もいらっしゃると思うんですけどもね。ちょっとAppleがこれまでに使っていた曲と比べると、かなり落ち着いた渋い、哀愁を帯びた曲と言えると思うんですけどね。

(ジェーン・スー)今後、AppleのCM、どういう方向に曲がシフトしていくのかも見逃せないということでございますけども。来週のテーマは、どうしましょう?

(高橋芳朗)ずっと「花金」ソングがスライドされ続けてましたので……

(ジェーン・スー)(笑)。もうだって1ヶ月ぐらいたってるよ!

(高橋芳朗)まあ、いつでもできますからね。はいはい。そんな感じで、お願いします。

<書き起こしおわり>

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